Intelligent Automation Forum 2021
DXの最前線!
変化に強い組織とテクノロジーの要諦
~競争優位性をつかむ、
テクノロジー×マネジメントによる挑戦~
開催概要
開催日時
- online2021年 6月11日(金)14:00~16:10
(配信開始予定 13:45~)
開催趣旨
新型コロナウイルスが全世界に猛威をふるった2020年。企業は事業継続の危機にさらされていた中で、デジタルテクノロジーを活用した業務フローの再構築やテレワーク導入など、迅速かつ柔軟に局面を見極め、意思決定を行っていく状況に迫られたのではないでしょうか。まさにこれを契機に、デジタルテクノロジーをビジネスへ融合し企業のDXへの取組も大きく前進することとなった1年になりました。
しかしまだまだ日本企業のDXへの取組は世界に比べると遅れており、こうした状況下でも、自動化による推定投資回収率(ROI)がクローズアップされ短期的な戦略に終始することも多く、本来見込んでいた、自動化によって生まれる時間で人間の知識創造による付加価値の最大化を達成できず散発的なデジタル化にとどまっていることが現状です。言わずもがな、変化対応の違いで、競争上の優位性に圧倒的な差が生まれているといっても過言ではないなかで、全社横断型のDXによる変革を実行するターニングポイントにきているといえます。
一方で、企業文化の壁やDX人財が不足し推進・浸透へ向けたリーダーシップや、経営がDXに対しコミットできていないなど、乗り越えるべき課題が多くあるのも事実です。
ビジネス上の価値創出の中心がデジタル領域に移行しているなかで、事業構造の根幹からデジタル化を進め、進化するテクノロジーの恩恵をうけながら、新しい時代の成長を描いていく必要があるのではないでしょうか。
今回は、2021年のビジネスを勝ち抜くためのDXをキーワードに、生産性向上へ向けた複雑な判断や高度な分析の自動化や、End to Endの業務プロセス自動化による競争優位性の獲得へ向け考察を深めてまいります。各セッションを通じて、自動化で実現できる未来や、DXを推進していくための【人財・組織体制】そして、描くべき戦略のマネジメントなど、一歩進んだDXをスタートさせるためのヒントを検証いたします。
概要
参加対象者 |
経営者、役員、情報システム、経営企画、業務、経理財務他、各事業部門の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
200名 ※申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 ※個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
参加形式 |
オンラインLive配信 ※本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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企画・運営 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:05 オープニング(5分間)
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社
14:05~14:45 基調講演(40分間)
生産性と競争優位性を向上するローソンのDX
~企業変革におけるテクノロジーと経営戦略の融合~
- 流通小売り分野のイノベーターであるコンビニエンスストア業界において、ローソンはセミオート発注システムや自動釣銭機付POSレジなど先進的な仕組みをいち早く開発・導入し、人手不足が深刻化するなかでの効率化や生産性向上に積極的に取り組んできた。
- 省人化や高騰する人件費、新しいお客様体験の創出等コンビニエンス事業にとっての多くのビジネス課題を解決すべく、先進的なテクノロジーをどのように活用しイノベーションを創出し続けるかが競争優位性獲得の為に重要となる。
- 今後更なるDXを推進する上で、ローソン全体の「デジタル・ITストラテジー」に基づきデジタルを活用した構造改革、組織・風土改革、デジタルトランスフォーメーションによるシステム刷新・変革の方向性や取り組まねばならない課題等をご紹介いたします。

株式会社ローソン
執行役員 ITソリューション本部長
原田 和浩 氏
1991年 新日本製鐵株式会社入社。製造業を中心にERP/SCM/CRM等大規模SI案件に幅広く従事。その後、日本マクドナルド株式会社 執行役員 インフラシステム本部長として全社ITの責任者、三菱商事株式会社にてIT・DX戦略の策定等に従事し、2018年 株式会社ローソン 業務システム統括本部 副本部長に就任。2020年より現職。
14:45~15:15 主催者講演(30分間)
インテリジェントオートメーションが企業変革を支援する
~迅速に成果を生むための、自動化の効果的な活用方法~
経済産業省の「DXレポート2」にもある“「素早く」変革「し続ける」”ための取組みに注力するうえで、その前段階を効率化するRPAは有効な手段の一つであると弊社は考えます。迅速に成果を生む、効果的な取り組み方についてご説明いたします。

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社
セールスエンジニアリング本部
シニアソリューションセールスエンジニア
黒部 宏昌
国内ユーザー企業の情報システム部門にて基幹システムの上流工程から設計・開発などを10年経験。のちに外資系ITベンダーにてITマネージメント分野のプリセールスを経て、2015年より活動の場をビッグデータ、AI・アナリティクス分野へ移し、コンサルタントとしてお客様のビジネス創出と価値を高める活動に取り組む。2019年よりオートメーション・エニウェア・ジャパンにて現職。
15:15~15:25 ブレイク(10分間)
15:25~16:05 特別講演(40分間)
IHIの「プロジェクトchange」を加速するDX戦略
~BtoB製造業のデジタルトランスフォーメーション~
- IHIグループの概要
- 事業環境の激変と「プロジェクトChange」:コロナ禍、脱CO2等への対応の必要性
- IHIグループの事業構造・業務プロセスとDX:DXを阻む3つの壁
- IHIの3つの改革とDX
- ①ビジネスモデル改革とDX:ライフサイクルビジネスの拡大(カスタマーサクセスの実現)
- ②業務プロセス改革とDX:収益基盤の強化(事業類型に合わせたQCD等の飛躍的向上)
- ③働き方改革とDX:TPOに拘わらない柔軟な働き方の実現(生産性/個人の価値/個人の幸福の同時最大化)
- 成長事業の創出とDX:航空輸送システム、カーボンソリューション、保全・防災・減災

株式会社IHI
常務執行役員 高度情報マネジメント統括本部長
小宮 義則 氏
1984年、東京大学経済学部を卒業、同年 通商産業省(現 経済産業省)入省。2016年、特許庁長官に就任。2017年に退官後、株式会社IHI入社、執行役員 資源・エネルギー・環境事業領域 副事業領域長を経て、2020年4月、常務執行役員 高度情報マネジメント統括本部長に就任。
16:05~16:10 クロージング(5分間)
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社
※プログラム内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。