New Business Creation 6th
イノベーションのジレンマを超える両利きの組織づくり
~パラダイムシフト下の事業の深耕とともに、
いかに新たな成長の柱を育てるか~
<両利きの組織経営とマネジメント編>


AGC株式会社 取締役会長
島村 琢哉 氏
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株式会社アクション・デザイン 代表取締役
加藤 雅則 氏
開催概要
開催日時
- Online Live配信 2021年 8月31日(火)14:00~15:40 (予定)
※1ヶ月間のオンデマンド視聴付き
開催趣旨
世界的なパンデミックにより、多くの企業がこの有事をどう生き抜くかという未曾有の困難に直面し、かつてのビジネスモデルそのものの見直しや、新たな成長領域となる事業・サービス創出をはじめとする「第二の創業」の必要性に迫られています。
しかし、こうした非連続的な変化の時代において、企業にとって過度な選択と集中はリスクであり、今後は「変化に適応する柔軟性を備えること」が新たな競争優位となっています。実際、これまで多くの成熟企業が数々の新規事業に着手しつつも真のイノベーション創出に繋がらない大きな理由として、新規事業が既存の事業に潰されてしまう所謂イノベーションのジレンマに陥っています。既存の主力事業とこれまでのマネジメント方法ばかりに囚われることでは、大きな変革へ脱却することは難しいのが現状です。
このような中、昨今、世界的な経営・組織進化論として「両利きの経営」理論が注目されています。既存事業の強化(既存の資源の深堀・活用)と同時に、新たな成長事業の発掘・育成を行い、それら両方を併存させる“両利き”の視点での組織経営が求められているのです。変化に適応し持続的な成長を目指すためには、事業ポートフォリオや経営資源の配分などを論理のみで考えるのではなく、既存事業と新規事業のそれぞれ相矛盾する領域をいかに両立させ、マネジメントするか、その組織構造設計を含む「経営・組織能力」そのものが問われています。
では、こうした時代を勝ち抜くために、企業は今、具体的にどのような要点のもと戦略と打ち手の見直しを図るべきなのでしょうか。
本セミナーでは、両利きの理論とその実践事例をもとに、主に「組織経営・マネジメントの視点」から、今こそ成熟企業におけるイノベーション、新たな成長の柱の創出に向けた変革の方向性とアプローチについて考察します。経営・マネジメントに携わる責任者の方々へ向け、両利きの組織づくりを推進していくための具体的な方法を紐解き、検証していくものです。
概要
参加対象者 |
経営者・役員、および経営企画、事業企画、事業開発、人事、他各事業部門、改革関連部門の意思決定層の方々 |
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参加料 |
12,000円(お一人様 / 税込み) |
参加方法 |
オンラインLive配信(配信環境:クラストリーム)※1ヶ月間のオンデマンド視聴付き ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~ 特別対談セッション
両利きの組織づくりと経営 ―実践知に学ぶ、その要諦
Ⅰ.両利きの組織づくり ~AGC事例から考察する、理論と実践~
- 両利きの組織とその特徴
- 成熟企業にこそ求められる組織の再構築 ~組織課題をめぐる変遷~
- 「攻めと守り」「既存事業と新規事業」を両立させる、戦略・組織のバランスと重心
- AGCにおける両利きの経営
Ⅱ.AGCが挑む、変革の取組みと要諦 ~組織体制づくりとカルチャー変革~
- AGCが直面していた課題と変化までの道程
- イノベーションを生むための「分離と統合」のプロセス
- 既存事業と新規事業のつなぎ方
- 異なる事業と組織、カルチャーをどう束ねるか
- 組織構造とマネジメントの改革
- 両利きの組織に求められる、経営層・マネジメントの役割
Ⅲ.質疑応答(Q&A)
*Q&Aでは、皆様から事前に頂いた質問を、できる限り取り上げさせていただく予定です。
ぜひお申込みフォームより、ご質問をお寄せください。お待ちしております。

AGC株式会社
取締役会長
島村 琢哉 氏
1980年 旭硝子株式会社(現AGC)入社。2003年 アサヒマス・ケミカル株式会社 社長、2009年 旭硝子(現AGC)執行役員 化学品カンパニー企画管理室長、2010年 執行役員化学品カンパニープレジデント、2013年 常務執行役員 電子カンパニープレジデントを経て2015年 代表取締役社長 執行役員 CEO就任。2021年1月 代表取締役会長。同3月より現職。

株式会社アクション・デザイン 代表取締役
エグゼクティブ・コーチ・組織コンサルタント
早稲田大学ビジネス・スクール 非常勤講師
加藤 雅則 氏
株式会社アクション・デザイン代表取締役、エグゼクティブ・コーチ・組織コンサルタント。「両利きの経営」の提唱者であるオライリー教授の日本における共同研究者。日系企業の組織力学を熟知した変革支援者として、20年にわたり企業の組織開発に携わる。早稲田大学ビジネス・スクール非常勤講師。主著に「両利きの組織をつくる」など。
15:40 終了予定
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。