開催概要
開催日時
- Online2021年 9月9日(木)14:00~16:30
(配信開始予定/13:45~)
開催趣旨
今やビジネスのデジタル化は、企業の競争優位性を実現する「手段」ではなく、もはやビジネスを進めていくうえでの「前提」に変わりつつあります。
こうした中、DXに取り組む企業も増えてはいますが、IT人材不足や現場業務の状況が分からないことに直面して、組織作りや推進方法に悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。DXの本質は何か。それは、単にレガシーシステムを刷新することではなく、事業環境の変化に迅速に対応する能力を身につけ、企業文化を変革することです。
DXを推進するには、IT部門だけがすべてのシステム開発を担うのではなく、業務部門と二人三脚で開発を進めることが不可欠です。それには柔軟なシステム開発や変更が可能になり、事業部門自らが業務に必要なシステムを設計し、実装できるローコード・ノーコード開発ツールでの内製が有効です。
本セミナーでは、DXに積極的に取り組まれ、実際に最前線で指揮を取られている京王電鉄株式会社 虻川様をはじめ、ジヤトコ株式会社 岩男様、日清食品ホールディングス株式会社 成田様、星野リゾート 小竹様などをゲストに招き、ローコード・ノーコード開発ツール「kintone」を用いた最新事例をお伝えすると同時に、変化に迅速に対応できる組織・システムについて考察して参ります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
CIO、次世代CIO、IT企画部長、経営企画/経営推進/DX推進部長 など 全社的なIT戦略を検討する立場にいる方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
実施規模 |
昨年実績 500名規模 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:05~14:45 基調講演
DXとは何か?これからの時代に向けて必要な発想の転換
経済産業省が公表した「DXレポート2」の中で、DXの本質は「事業環境の変化に迅速に適応する能力を身につけること」と記載されています。システムの選定やデジタル化に取り組みはじめる前に、まずは、“これまで”の発想を転換する必要があるかもしれません。 本セッションでは、京王電鉄のデジタル戦略推進室の立ち上げや、京王グループの新規事業として感性AI株式会社の立ち上げなど推進されてきた虻川様をお招きして、これまでのDXの取り組みや考え方などについて、サイボウズ 栗山との対談形式でお話しいたします。
感性AI株式会社
代表取締役社長 CEO
京王電鉄株式会社
デジタル戦略推進部 部長
虻川 勝彦 氏
1995年、京王電鉄株式会社入社。2012年から京王電鉄バス株式会社に出向し、ITを活用した業務改革を推進した。2017年に京王電鉄株式会社に復職し、IT管理部長に就任。同年兼務で株式会社京王ITソリューションズ 取締役、株式会社京王パスポートクラブ 取締役にも就任する。2018年5月感性AI株式会社設立、代表取締役社長就任。コミュニティではアマゾン ウェブ サービスのエンタープライズ向けユーザーコミュニティ「Enterprise-JAWS(略称:E-JAWS)」会長を務める。
サイボウズ株式会社
執行役員
営業本部長 兼 事業戦略室長
栗山 圭太
証券会社を経て、2003年サイボウズ入社。パートナーセールスや大阪営業所長、ビジネスプロダクトマネージャーを担当したのち、営業本部長に就任。2020年より事業戦略室長を兼任。国内外のセールス・マーケティング戦略を統括し、地域間での連携にも注力している。
14:45~15:15 セッション2
組織づくりと周囲の巻き込みがDXを成功に導く
DX担当者やDX専任組織を設置する企業が増えてきています。ただ、順調な取り組みを進めている企業ばかりではなく、推進方法を模索している企業も多いのではないでしょうか。 本セッションでは、ジヤトコ株式会社 岩男様に、経営層を含めた周囲の巻き込み方や関係の築き方、推進組織の増やし方や組織運営で気を付けたことなどお話しいただきます。 現場との関係づくりのコツや苦労した点など、自社の取り組みのヒントにしていただければと思います。
ジヤトコ株式会社
デジタルイノベーション推進部 主担
岩男 智明 氏
2003年にジヤトコ株式会社 入社。開発部門にて制御システム開発や北米排ガス法規適合開発を担当する傍ら、社内SNS ”J-Ring” を内製開発し全社コミュニケーション強化を図る。2011年より情報システム部に異動後、様々なシステム開発Projectを経験。間接部門業務効率化の基盤を導入。2018年から仮想組織であるデジタルイノベーションチームを立ち上げDX推進の取り組みを開始。2020年にデジタルイノベーション推進部が立ち上がり、現在も各種DX活動を推進。
15:15~15:25 休憩
15:25~15:55 セッション3
デジタルを武装する!システム選定から内製化、運用浸透まで
「DIGITIZE YOUR ARMS -デジタルを武装せよ ITリテラシーを高めよう」のスローガンを掲げ、2019年からデジタル化を推進している日清食品。「DX銘柄2020」「DX注目企業2021」に選出された日清食品が、デジタル化を進めるためにkintoneを選定したポイントや選定方法、また、内製化によるスモールスタートで徐々にデジタル化を広げていった取り組みなどをご紹介いただきます。さらに、今後、どのようなことを目指していこうと考えているのか、などについてもお話しいたします。
日清食品ホールディングス株式会社
CIO
成田 敏博 氏
1999年新卒でアクセンチュア株式会社に入社し、公共サービスなどに対して業務改革のコンサルティングや会計システムの導入をサポートする。2012年に株式会社ディー・エヌ・エーに移籍し、IT戦略部にて情報システム全般に携わる。2019年1月にメルカリでIT戦略室の室長を務めたのち、同年12月に日清食品ホールディングスに入社し、DX推進の取り組みをリードしている。
15:55~16:25 セッション4
システム開発経験ゼロの現場出身者が取り組むkintoneの内製化
星野リゾート様では、IT戦略の一つに「全スタッフIT人材化計画」を掲げ、現場が自らIT人材となり、ITサービスを進化させられる会社」を目指した取り組みに力をいれています。本セッションでは、サービススタッフとして働いていた小竹様がシス テム開発経験や知識も0(ゼロ)の状態から、どのようにして現場出身者の力を活かしたシステム開発に取り組んでいるのか、実際に小竹様が自身の手掛けられた開発事例など交えてお話いただきます。
星野リゾート
情報システムグループ
ユーザーサポートチーム
小竹 潤子 氏
2016年 新卒で星野リゾートに入社。星のや軽井沢にてサービススタッフとして勤務し、フロント、夕食、ハウスキーピングなどの業務を行う。 2019年の6月から情報システムグループに異動、ユーザーサポート担当として社内ユーザーの問い合わせ対応や、kintoneを利用したノーコードでのシステム開発を担当中。2020年1月kintone認定 アソシエイト取得。
サイボウズ株式会社
事業戦略室
kintoneビジネスプロダクトマネージャー
相馬 理人
2015年に新卒としてサイボウズのシステムコンサルティング本部に入社し、パートナー企業への技術支援や社内教育、DevRel活動等に従事。SIerへの出向や、サンフランシスコ拠点支援等の経験を経て、2020年4月よりkintoneのビジネスプロダクトマネージャーに就任。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。