IBM Security Summit 2021
統合・自動化された
真のゼロトラスト・セキュリティー実現に向けて
開催概要
開催日時
- Online2021年11月17日(水)13:30~16:00
開催趣旨
企業のデジタルトランスフォーメーションが進み、ビジネス変革の加速に伴ってIT環境もハイブリッド・マルチクラウドへのシフトとデータセントリック化が進展する中、セキュリティー対策にも変革が迫られています。
従来の境界型セキュリティー対策の効果は薄れ、いまやあらゆるエンティティ(システム、アプリケーション、ユーザー)とデータに対して信頼性や妥当性の検証を求められるゼロトラスト・セキュリティーが不可欠となっています。
すでに多くの企業がゼロトラスト・セキュリティーをベースコンセプトにした対策に着手しているものの、個別・単体ソリューションの導入に留まり、包括的なセキュリティー向上に至っていないケースや、膨大なセキュリティーアラートへの対応に追われ、運用効率の低下に陥っているケースが散見されます。
本来目指すべきは、複数ソリューションが有機的に統合・連携され、さらに一定の自動化が行われることで、高いセキュリティーレベル・ユーザ利便性・低い運用負荷が実現された状態です。IBMはお客様に寄り添い、企業や組織ごとに最適なセキュリティー環境を構築し、維持運用していくためのトラステッド・パートナーでありたいと考えています。
本年のSecurity Summitは、「統合・自動化された真のゼロトラスト・セキュリティー実現に向けて」をテーマに、オンライン・セミナーとして開催します。
お客様や有識者をお迎えし、 IBM Securityのリーダーとともに「どのようにセキュリティー変革を推進するか」最新のアプローチ、知見をご紹介します。みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
概要
参加対象者 |
全業種の経営層・役員、IT・情報システムにおけるセキュリティー管理者 |
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参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:クラストリーム) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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企画・協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
13:30~13:35 オープニング

日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員
セキュリティー事業本部長
小川 真毅
ITセキュリティー業界20年以上の専門的業務経験を持つ。日系企業でセキュリティーエンジニアとしてキャリアをスタートした後、米ベライゾン社や、米デル社傘下セキュアワークス社など、複数のグローバルIT企業にてセキュリティーコンサルティングビジネスの立ち上げから拡大をリード。その後、会計監査法人Big4の一角KPMGコンサルティング社でサイバーセキュリティーコンサルティング部門における責任者の一人として主に金融、エネルギー、交通など重要インフラ企業向けのビジネスを担当。
13:35~14:05 基調講演
サイバーリスク最前線 ~サイバーリスクへどう備えるか~
サイバーリスクへの備えは、今や最重要の経営課題となっています。テクノロジーの進歩に対応し、中長期的な観点から直近で必要となる対策まで視野に入れたサイバーセキュリティガバナンスが重要です。本講演では、量子コンピュータ時代を見据えた技術動向から、セキュリティインシデントが発生した時、被害を最小限に抑えるためにどのように備えたらよいかまで、当機構が実施している実践的サイバー防御演習等も含めてご紹介します。

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
サイバーセキュリティ研究所
研究所長
盛合 志帆 氏
1993年 京都大学工学部卒業。NTT、ソニーなどの勤務を経て、2012年4月NICT入所。2021年4月より現職。暗号、セキュリティ、プライバシー保護に関する技術の研究開発に従事。情報処理学会平成17年度業績賞、経済産業省平成23年度工業標準化事業表彰(国際標準化奨励者表彰)、平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞)、2021年第17回情報セキュリティ文化賞など受賞。国際暗号学会会員。博士(工学)。
14:05~14:45 主催企業講演
AIで実現する統合・自動化されたゼロトラストの全体像
現在、DX推進やコロナによるリモートワーク活用により、多くの企業様がゼロトラスト・セキュリティーを意識しての対策を取りつつあるかと存じます。
一方で、ゼロトラストは特定のツールを導入して実現できるものでなく、いくつものツール・仕組みを有機的につなぎ合わせることにより実現するものです。
本セッションでは、AIを活用することで実現できる統合・自動化されたゼロトラスト・セキュリティーとはどのようなものか、についてご紹介いたします。

日本アイ・ビー・エム株式会社
セキュリティー事業本部
セキュリティー・ソリューション営業部 部長
廣瀬 慎一朗
2002年日本IBM入社。2011年にIBM米国本社にて、セキュリティービジネスの戦略企画部門に所属したのち、10年にわたりセキュリティーの提案活動に従事。セキュリティー・サービス金融営業部長を経て、2021年よりセキュリティー・ソリューション営業部長に就任し、戦略立案・オファリング開発などの業務に携わっている。

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
第二セキュリティー・テクニカル・セールス 部長
赤松 猛
2003年日本IBM入社。製品開発部門に所属し、運用管理製品のテスト・開発に従事する。2011年よりTivoli事業部に異動し、テクニカル・セールスとして提案活動を担当する。2013年、テクニカル・セールス部長に就任し、2015年より現職にてセキュリティー製品の提案活動に携わっている。

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
第一セキュリティー・テクニカル・セールス 部長
斎藤 哲郎
入社後、通信システム製品の開発エンジニア、公共・通信・メディア業界のお客様担当SEとして活動した後、運用管理製品の技術支援部門で複数の大規模構築プロジェクトに参画。2011年からTivoli製品のテクニカルセールスマネージャー、2015年からセキュリティー製品のテクニカルセールスマネージャー。

日本アイ・ビー・エム株式会社
セキュリティー事業本部
X-Force Red 日本責任者
Brandon Ford
13歳からセキュリティーについて学び始め、ニュー・ジャージー・シティ大学で国家安全保障研究および情報保証の修士号を取得。2011年よりセキュリティー分野を専門とし、2018年にIBM入社、ネットワーク、アプリケーション、ハードウェアの侵入テストを担当。GIAC Certified Penetration Tester (GPEN) の資格を保有。CircleCityCon、DerbyCon、THOTCON、MISC.conf、BSides MSP、BSides Las Vegasなどのハッカーカンファレンスの企画・運営に2014年から携わっている。
14:45~14:50 休憩
14:50~15:10 ゲスト対談
グローバル金融グループにおけるセキュリティー最新状況
グローバルに事業展開し多数のグループ会社を擁する東京海上ホールディングス様においては、セキュリティー態勢の整備および実効性確保について継続的な推進活動が必要とされています。リスク環境の変化(クラウド活用・リモートワーク拡大)に対応し、グループ全体のセキュリティー状況の可視化を実現するためには、ご担当者の属人的活動では難しく、適切なプロセス導入・ソリューション活用が求められます。それら検討状況の実際について、対談形式でお話を伺います。

東京海上ホールディングス株式会社
プリンシパル
原田 大 氏
現職は、東京海上ホールディングスの Principal, Global Security として、国内・海外のグループ会社向けサイバーセキュリティー戦略と推進に責任を担う。東京海上ホールディングス入社前は、国内大手セキュリティー事業者の北米支社長などを歴任し、米州域での事業戦略の立案や、事業開発、組織運営に携わる。CISSP-ISSAPを始め、CSSLP, CISA, CISM, CRISC, PMPなどの国際資格を保有。日本国内では、過去にIPA情報処理技術者試験委員としてIT人材育成へ貢献。セキュリティー業界歴 約20年。

日本アイ・ビー・エム株式会社
セキュリティー事業本部
アソシエイト・パートナー
縣 和平
GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)/内部統制/プロジェクト管理等、様々なコンサルティング業務をグローバル規模で提供。2016年にIBMに入社し、脅威インテリジェンス関連サービス、グローバルセキュリティー基盤プロジェクト推進に携わっている。
15:10~15:55 パネルディスカッション
激動の2021セキュリティー総括と2022に向けた展望
DXの進展、クラウドシフトの加速、コロナ禍に伴うリモートワーク環境の導入など、ITインフラの変革が進む中、クラウドサービスからの情報漏洩、ランサムウェア被害といったインシデントも数多く発生し、企業のビジネスに大きな影響を与えています。このセッションではそうした激動の2021年を振り返るとともに、2022年のセキュリティーはどこへ向かうのか、そして対策はどうあるべきか、様々なお立場のゲストをお招きし、IBM有識者とともに意見を交わしながら展望します。

日本ゼオン株式会社
デジタル統括推進部門
デジタルシステム管理部 グループ長
桒畠 弘美 氏
国内IT会社の営業部門にて、インフラ・セキュリティ、業務システム、コンサル等幅広いソリューション販売に従事。2021年1月より現職。デジタルトランスフォーメーションに向けたインフラ・セキュリティの企画・開発を担当。

日本アイ・ビー・エム株式会社
セキュリティー事業本部
コンサルティング & システム・インテグレーション
アソシエイト・パートナー
山下 慶子
外資系ソフトウェアハウスにて、オペレーティングシステムの開発チームに所属。以後、国内・外セキュリティーベンダー、コンサルティングファームのセキュリティー部門を経て、2018年8月より現職。公共・製造のお客様を担当するアソシエイト・パートナーとして、セキュリティー製品の提案から、組織作りのコンサルティング、CxO向けのアドバイザリ、インシデント対応訓練等、お客様のセキュリティーニーズに幅広く対応。

日本アイ・ビー・エム株式会社
セキュリティー事業本部
X-Force インシデント・レスポンス
日本責任者
徳田 敏文
セキュリティー業界で20年以上の経験を持ち、特にマネージドサービスやインシデント・レスポンスの分野で多くの成功事例を有している。現在、IBMのインシデント・レスポンス日本責任者として年間100件以上の調査や対応を実施するチームを率いている。CEH, 安全確保支援士。
15:55~16:00 クロージング

日本アイ・ビー・エム株式会社
理事
セキュリティー製品事業部長
植田 典子
1998年 日本アイ・ビー・エム株式会社入社。製造業(電気電子業界)のお客様担当営業として15年従事。その後、2012年1月~6月に日本アイ・ビー・エム社長補佐(当時橋本社長)を勤め、2012年7月以降、ソフトウェア事業にて、公共・メディアのお客様担当営業部長、Rational営業部長、クラウドソフトウェア営業部長を担当。2017年7月より理事として、パートナー事業・アライアンス事業を担当。2019年1月よりIBMセキュリティー事業本部 セキュリティー製品事業部長に就任。
※プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。