DX Conference Vol.1 by Dentsu DX Ground | 製造/金融/ヘルスケア 100社100様のDXの壁をどう乗り越えるか ~顧客起点で考える、自社ならではのDX推進~

開催概要
開催日時
- Day 12021年11月24日(水)13:00~17:10
※申し込み終了 - Day 22021年11月25日(木)13:00~16:30
※申し込み終了 - Day 32021年11月26日(金)13:00~16:30
※申し込み終了
開催趣旨
企業の最重要課題として一層の注目を集める「DX」。
デジタル化競争時代において、優れたテクノロジー活用といった「D:デジタル化」は必要不可欠となった今、企業価値向上や競争優位を獲得するための普遍的な強みとなる「X:トランスフォーメーション」にどう向き合うかが問われています。
しかし、DXを推進するうえでは数々の"壁"が待ち構えています。
例えば、経営層・変革推進者・部門間でのビジョンの乖離や、そもそもデジタルになじめないという組織の壁。他にもデジタル(データ)活用が整わず宝の持ち腐れとなるシステム環境による壁やデジタル人材不足の壁など、あらゆる壁が存在していることでしょう。
こうした様々ある"DXの壁"を乗り越えるためには、これまでの常識や経験則にとらわれず、組織一丸で同じ目標に向かって変革していくことが求められているのではないでしょうか。
100社あれば100通りのDXが存在しますが、すべてに共通して重要視すべきは"顧客"です。戦略の起点となる"顧客"の声に耳を傾け、ニーズを知り、また自社の強み、そして自社ならではの価値を組織一丸で見出すことが、真のDXに繋がるのです。
DXにまつわる様々な企業の課題解決を支援するため、電通デジタルと電通国際情報サービスは2021年1月に「Dentsu DX Ground」を立ち上げました。
本フォーラムでは3日間にわたり、【Day1:製造業界】 【Day2:金融業界】 【Day3:ヘルスケア業界】の業界特化型で顧客体験起点のDXについて考察していきます。
Day2特別講演では一橋ビジネススクール教授の楠木 建 氏をお招きし、自社独自のDXを見つけるために何が必要なのか、考え方や組織マネジメントについて伺います。また100社100様のDXの壁に立ち向っている先進企業の事例も交え、自社に最適なDXへのヒントをご提供します。
概要
参加対象 |
製造業・金融業・ヘルスケア業の経営者、役員、DX推進部門、経営企画部門、情報システム部門、その他事業部門の管理職、意思決定者、稟議起案者の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
Day2:金融業界向け11/25
13:00~14:00 Session1 特別講演&インタビュー
逆・タイムマシン経営からみる、経営者の手腕
~長期利益を生み出すためのDXの考え方・取り組み方~
【特別講演】逆・タイムマシン経営論(30分間)
- 同時代性の罠とDX
- 経営に生かす”逆・タイムマシン経営論”
- 長期利益を見据えたDXの在り方とは

一橋大学ビジネススクール
国際企業戦略専攻 教授
楠木 建 氏
専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目はStrategy。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師(1992)、同大学同学部助教授(1996)、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授(2000)を経て、2010年から現職。1964年東京都目黒区生まれ。
株式会社電通デジタル
ビジネストランスフォーメーション部門
部門長
安田 裕美子
prof
【インタビュー】(30分間)
100社100様のDXについて深堀して伺います。

一橋大学ビジネススクール
国際企業戦略専攻 教授
楠木 建 氏

株式会社電通デジタル
ビジネストランスフォーメーション部門
部門長
安田 裕美子
電通にてアカウントエクゼクティブとして自動車やサービス企業のCRMプロジェクトのPMOを経験後、2012年、新設のデジタル組織に参画、マーケティングのイノベーション、組織導入を推進。2016年より電通デジタルにて、事業のサービス化を推進すべく新規事業の開発、顧客接点の高度化、施策開発・マネジメント等に従事している。

株式会社電通国際情報サービス
コミュニケーションIT事業部
戦略ビジネスユニット長
中村 成孝
前職では航空会社のマイレージシステム立ち上げに参画。会員ウェブサイトにおけるログイン後機能の統括など、CRM全般に関わる。2007年に電通国際情報サービスに入社。メディア出稿、サイト内検索、BtoB向けECサイト、MA導入など、マーケティングに関わるさまざまなプロジェクトのPMを実施。現在はITコンサルタントとして、戦略~マーケティング~業務~システムをつなぐ活動に従事。
14:00~14:30 Session2
顧客課題基点で設計するクロスファンクショナル組織
~金融企業の事例に基づいた顧客視点文化への変革~
新しい取り組み、イノベーションを起こす必要があるのに前に進まない、会社内の縦割りが激しく既存業務ばかりで新しいことができない、という悩みを持っている企業は多くいると思います。本セミナーではクロスファンクショナルな組織を導入した金融企業の事例をベースに、どのように企業視点で語られていた文化が顧客基点に変わっていくのか、そのポイントを簡単に説明します。

株式会社電通デジタル
ビジネストランスフォーメーション部門
部門長補佐
髙山 隼佑
2007年、電通デジタルの前身電通イーマーケティングワンに入社、以降マーケティングとDXを推進している。広告からCRM、調査、分析、サイト制作、Google、SFDC、LINEなどデジマ領域を幅広く行った経験をもとに現在はDX/CX組織立ち上げ推進、アジャイルマーケティング支援を行っている。アドテック東京スピーカー登壇、日経クロストレンド寄稿、社内のマーケティング講師など。
14:30~15:00 Session3
銀行業界におけるデジタルトランスフォーメーションの傾向と勝ち筋を見出すための論点
ネット銀行や他業界からの新規参入、勘定系プラットフォームのOEMなど、昨今目まぐるしい環境変化の渦中にあるかと思います。デジタル化によるモデルの変化を他業種も含めて解説し、それを踏まえて自行の方向性と推進力向上に資する押さえるべき論点と方法を解説します。

株式会社電通デジタル
DXディレクション事業部
グループマネージャー
清水 正洋
2004年大手デジタルマーケティング会社にてデジタル起点のマーケティング戦略の立案から施策・運用に従事。独立後、2015年にライフイベント系スタートアップを創業。イグジット後、スタートアップ企業のマーケティング本部長に就任、シリーズCの大型資金調達を達成したのち、2018年に電通デジタルに入社。現在は、事業戦略、サービスデザインやデジタル人材育成/組織を中心としたDXプロジェクト推進に従事。
15:00~15:30 Session4
コンタクトセンターのオペレーター業務の可視化、プロセスマイニング
企業のビジネス戦略において、業務プロセスの効率化、コスト削減、コンプライアンス順守、顧客満足度向上の最適化を進めていくためには、現状プロセスの可視化と業務課題の明確化が重要となります。このような課題に対し有用なソリューションであるプロセスマイニングをSalesforceへの活用事例を交えてご紹介します。

株式会社電通国際情報サービス
ビジネスイノベーション部
プロジェクトディレクター
川口 一茂
金融機関向けにRPA導入コンサルティング、基幹システム構築案件に従事。単一のソリューション導入だけではなくBPRの観点で、業務の自動化および働き方改革の実現に向けたソリューションを企画から構築、導入と伴走型による支援を行っている。
15:30~16:00 Session5
CDPの導入/活用をもっと簡単に
銀行業界向けCDPパッケージソリューションのご紹介
かつて銀行の強みであった店舗・ATMでの顧客接点がデジタル化の波で減少しており、リアルでのお客様のニーズが捉えにくくなっている一方で、顧客は一人ひとりにあった体験価値の提供を求めています。それらに答えていくためにはオンオフ含めたお客様情報の統合・活用が鍵となり、価値あるデータを作るための顧客データ統合基盤のニーズが高まっています。しかしながら、スケジュールやコスト等の障壁により、実際に導入に踏み切れていないという課題が存在しています。本セッションでは、顧客データの統合と活用を短期間で実現するソリューションをご紹介します。

株式会社電通デジタル
デジタルインテグレーション事業部
シニアアーキテクト
大西 祐也
複数の会社にて開発エンジニアとして従事し、その後、大手専業ネット広告代理店にて、広告効果計測ツール、DMP、DSPの開発責任者を務める。その後コンサルティングファームにてマーケティングテクノロジストとしてマーケティング基盤の提案から導入までを担当。またアプリ黎明期よりアプリ開発に従事し、100タイトル以上のアプリ開発を経験。
16:00~16:30 Session6 TECH Session
プロダクトマネージャー内製化によるDX推進:シリコンバレー流プロダクトマネジメント手法を取り入れた事例紹介
実際の金融機関のお客様へ提供したコンサルティングプログラム事例を元に、従来の対面からデジタルタッチポイントへとビジネスの中心に変わる上で必要となるプロダクトマネジメントのアプローチと組織化へ浸透させる取り組みをご紹介いたします。fintech先進国である米国での先行プロダクトリサーチ・プロトタイピングから、日本での実サービスへの手法適応やその後のグロース基盤の整備まで、舞台を移しながら行った顧客体験起点のDXの実際をお伝えします。

Dentsu Innovation Studio Inc.
Product Manager
曽我 亘
日本最大手インターネットコングロマリット企業にてグループ横断のデータドリブンマーケティング・UX改善・クロスユース促進施策を推進。ISID米国法人・現職にて数々の大手クライアントとの新規プロダクト開発を立ち上げからグロースまでリードを担当。

Dentsu Innovation Studio Inc.
COO
公門 和也
ISIDにおいてシリコンバレー企業と協業したWeb系新技術の調査研究、ソフトウェアアーキテクトとして金融機関向けを中心とに案件導入やプロダクト開発に携わる。ISID米国法人VPとしてスタートアップ投資・協業と顧客企業とのオープンイノベーション事業立ち上げを経て現職。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。