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待ったなし!物流DX

開催概要

開催日時

  • Online2021年 12月14日(火)14:00~15:30

開催趣旨

今、日本の物流は大きな転換期を迎えています。国内のトラックドライバーは減少の一途をたどり、さらに2024年のドライバーの労働規制により「ものが運べなくなる」事態はもはや対岸の火事ではありません。また、脱炭素社会の実現に向け、日本全体のCO2排出量の約7%を占めるトラック輸送を抱える物流が担う責任は大きく、企業は、産業界の構造転換も含め、これら課題への対応を迫られています。物流は、企業経営において、また昨今注目されるESG経営を進める上でも決して無視できないものとなっています。

本来物流は、企業戦略の視点から捉えられるべきところ、多くの経営者は、物流を「作業」や「コストダウン」の対象としか捉えてこず、実際日本の物流は、現場力により支えられてきました。根本的な課題解決を先送りされてきた物流は、デジタル化への移行も遅れ、現場力に限界がきている今、手を打とうにも現状の把握すら難しいことが珍しくない状況です。

取り巻く環境が転換期を迎えている今、企業は物流を本来あるべき企業戦略の視点で捉え直し、デジタルを活用した物流変革(物流DX)を加速させるタイミングではないでしょうか。

今回のセミナーでは、待ったなしの物流変革を、自社戦略とどう符合させ進めていくのか、また、具体的に何から始めるべきかについて、前半の講演にて解説いたします。またパネルディスカッションでは、飲料メーカー、鉄鋼専門商社と、異なる業界ですでに物流DXに挑戦されているおふたりをパネリストにお招きし、ドライバー不足や脱炭素社会実現など、社会情勢の変化に適合する物流のため、どのように物流DXを推進し、企業の強みとしていくかについて議論します。

概要

参加対象者

企業の経営者、役員、経営企画部門、情報システム部門、他事業部門や物流・サプライチェーンに関わる部門の管理職・リーダーの方々

参加定員

200名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

オンライン配信

本セミナーは オンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

共催

 

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

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プログラム詳細

14:00~14:15 基調講演Ⅰ

物流DX革命 ~物流が変われば企業経営は変わる

少子高齢化による人口減少が進む中、消費や消費者の多様化は進み、物流に関する企業課題は増加の一途を辿ります。一方、残念ながら多くの日本企業は、物流課題への対応を後回しにしてきました。本来、消費者やエンドユーザに最も近い物流を起点に、企業経営やオペレーションを戦略的に考え、効率化や高付加価値化を実践すべきところ、それができている企業はいまだ少数です。

本講演では、企業が自社にとっての物流を大きく捉え直し、自社戦略に符合した形でいかに再構築していくべきかをご紹介します。そしてデジタルを活用した効率化・自動化の方法や、業界別に共同で運用する次世代物流プラットフォームといった新しいアプローチについても解説いたします。

北川 寛樹 氏

アクセンチュア株式会社

製造・流通本部 マネジング・ディレクター

北川 寛樹

日系、外資コンサルティング会社を経て、アクセンチュア参画。香港・中国7年、インドネシア3年の海外経験を通じ、様々な日系企業の海外進出、新規事業開拓コンサルティングを実施。また、アクセンチュアでは、サプライチェーン・コンサルティングに集中し、大手商社、消費財、物流企業、自動車サプライヤーなど、様々な業界の新規事業、トランスフォーメーションに携わる。最近では、物流を起点としたサプライチェーン改革や次世代物流プラットフォームの形成に関して、複数の大手企業と取り組んでいる。著書に『物流DX革命』(日経BP社 2021年11月)

14:15~14:30 基調講演Ⅱ

物流DX、はじめの一歩

外部に業務を委託することが多い物流は、自社製品の物流であってもその多くがブラックボックス化され、正しく把握されていません。そのため、経営は物流費の高騰という結果だけを知らされ、物流部門は何が原因なのかを具体的に説明できず、委託先への価格交渉以外の具体的なアクションをとれない状況にある企業が多くあるのではないでしょうか。それに対して経営は「物流をDXせよ」と号令をかけるものの、これまでDXから遠い世界にいた物流部門としては何から始めたらよいのかわからない。

本講演では、そのような状況に陥っている企業に対して、物流DXの始め方のヒントを提供させていただきます。

佐々木 太郎 氏

株式会社Hacobu

代表取締役社長 CEO

佐々木 太郎

アクセンチュア株式会社、博報堂コンサルティングを経て、米国留学。卒業後、ブーズアンドカンパニーのクリーブランドオフィス・東京オフィスで勤務後、ルイヴィトンジャパンの事業開発を経てグロッシーボックスジャパンを創業。その後アイスタイルに売却。食のキュレーションEC&店舗「FRESCA」を創業した後、B to B物流業界の現状を目の当たりにし、物流業界の変革を志し、株式会社Hacobuを創業。

14:30~15:30 パネルディスカッション

物流DXに立ちはだかる『壁』をどう乗り越えるか

物流DXの推進には、社内外にいくつもの壁が立ちはだかります。物流やデジタルとは縁遠い経営陣や、デジタルにアレルギーを持つ現場関係者、そして、産業界の商習慣など。この壁をどう乗り越えていくか。物流DXに挑戦されてきたおふたりをパネリストにお招きし、そのヒントを探ります。

藤原 正明 氏

ゲストパネリスト

サントリーMONOZUKURIエキスパート株式会社

取締役常務執行役員

藤原 正明

prof

飯塚 貴典 氏

ゲストパネリスト

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

経営企画部 IT戦略チーム長 兼 Miraiチーム長

飯塚 貴典

prof

北川 寛樹 氏

パネリスト

アクセンチュア株式会社

製造・流通本部 マネジング・ディレクター

北川 寛樹

高木 聡一郎 氏

モデレーター

株式会社Hacobu

代表取締役社長 CEO

佐々木 太郎

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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