財務効果を高める
「攻めの経営体質」への変革
~アフターコロナの新・成長戦略~
開催概要
開催日時
東京
Online
2022年 2月2日(水)13:00~17:50(受付 12:30~)
開催趣旨
コロナ当初、不確実性が高まる中で多くの企業の経営判断は、キャッシュの確保・リモートワーク等による従業員の安全確保となり、「守りの経営」を強いられたことと思います。加えて、最低限のコストでオペレーションを維持しながら、顧客の新しい価値観や行動様式の変化に応えるべく新施策・サービスを立案・展開し、新たな市場機会の模索が続いたことと思います。
他方、コロナの影響がある程度予測可能になるにつれ、経営陣の関心は「アフターコロナの攻めの経営」へと移りつつあるのではないでしょうか。コロナが落ち着きはじめても、デジタルによる産業レベルの大変革が進む中、経営者は自社の優位性の構築と変化に対応できる組織作りをしながら、新たな成長戦略を描き実行していく必要があります。
本セミナーでは、経営戦略として新たなコトを起こし、それを組織に徹底・浸透させて、次の成長機会の獲得に向けた戦略を確固たるものにするべく、次の4つのテーマをご用意しました。
世界標準の経営理論で俯瞰する入山教授にアフターコロナ/ウィズコロナと言われる世界で注目される事業・経営トピックを踏まえた基調講演をいただきます。特別講演ではサッカーの世界戦を指揮し経営の世界でも新たな挑戦を続ける岡田武史氏に、組織力・リーダーシップの視座を高める講演をいただきます。さらに、コロナで大きな成果を出された経営者のエピソードを交え、経営者・リーダーの視座を一段階高める特別プログラムです。
本イベントはライブ配信と、現地開催をいたします。会場では席と席との間を十分空けるなど、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを高める3つの条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。
ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。
また、当イベントは政府や東京都の方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。
概要
参加対象者 |
経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
ライブ配信:1,000名 会場へのご来場(一橋大学一橋講堂):100名程度 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 ※会場でのご聴講を希望される方にも、ライブ配信への切り替えをお願いする場合がございます。 ※受講証または視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター内2F
※東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町駅」A8・A9出口より徒歩4分
※東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩4分
プログラム詳細
13:00~13:50 基調講演
アフターコロナ、世界標準の経営理論から考える「今注目すべき」経営理論・経営イシューとは
- 不確実性の高い状況を乗り越える「守りの経営」から新たな市場機会を
獲得し成長戦略を考える「攻めの経営」へ - 新たな成長戦略・中長期的な戦略を検討する上で、経営者が自身や組織にどのような問いを立て何に向き合うべきなのか
- 経営者に求められる最新の経営理論と世界標準の視座

早稲田大学大学院 経営管理研究科
早稲田大学ビジネススクール 教授
入山 章栄 氏
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関 への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008 年 に米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)を取得。 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013 年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019 年より現職。専門は経営学。 「Strategic Management Journal」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書は「世界標準の経営理論」(ダイヤモンド社)、「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(英治出版)「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」(日経BP社) 他。 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターを務めるなど、メディアでも活発な情報発信を行っている。
13:50~14:30 主催者講演
事業アウトカムの最大化!アフターコロナの「攻めの経営」に至るマネジメント・組織変革
- 経営陣が注力すべき攻めの経営:リスクを織り込みながら新たな成長戦略への投資・実現
- 戦略・組織を「攻めの経営」にアップデートしアウトカムを最大化する
ポイント- 各部門や重点施策に求められる経営指標・KPIの相関性・関連性を可視化しボトルネックを特定することで、戦略的施策・重点取り組みの財務インパクトを最大化
- コロナ期で培ったスリムな組織のまま、デジタルを活用して顧客接点の品質を高め続けるトレードオフを超える実行支援マネジメント
- 外食・各種小売・店舗型サービス業など各業界の成功事例

ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。
14:30~14:45 休憩
14:45~17:00 事例講演 ※途中15分休憩
DX経営成功事例:デジタルシフトによる組織変革の難所の乗り越え方
クリスピークリームドーナツジャパン、コロナを経てなお成長が加速する好業績企業の次世代事業・組織戦略
- 戦略転換と利益・顧客満足度の向上への取り組み
~経営資源の集中・商品開発・顧客体験設計・人材マネジメント・
オペレーション転換~ - コロナ禍での店舗マネジメントとV字回復への取り組み
- 危機を乗り越える組織作りと次世代成長戦略とは?

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
若月 貴子 氏
1992年株式会社西友入社。経営管理本部企画室海外グループマネジャー等を経て、2007年株式会社経営共創基盤入社。2012年、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社入社。2017年4月代表取締役社長就任。オープンワーク株式会社社外取締役。筑波大学卒業。
銚子丸、結果を出すための共創教育改革
- 劇場型グルメ回転寿司「銚子丸」のコロナ禍での取り組み
~経費削減・営業利益向上・ECサイト/テイクアウトの導入~ - ClipLine活用事例:DX推進への投資
- 銚子丸が目指す
「ウィズコロナ・アフターコロナの店舗運営」「銚子丸劇場の深化」

株式会社銚子丸
常務取締役 営業本部長
堀地 元 氏
1992年、株式会社オール(現株式会社銚子丸)入社。2000年、同社事業部長。2004年、同社常務取締役。2018年、株式会社銚子丸常務取締役営業本部長(現任)。営業のトップとして最近ではデジタルトランスフォーメーション(DX)を取り込んだハイブリッド型銚子丸店舗を主導するなど、アフターコロナを見据えた全社戦略を掲げている。

株式会社銚子丸
おもてなし部 次長
三浦 正嗣 氏
1998年、株式会社オール(現株式会社銚子丸)入社。店長、営業部ゼネラルマネージャー、営業管理、人財開発部などを経て、現おもてなし部次長。人材育成を主導し昨年のコロナウイルス感染拡大では全ての研修と会議はオンライン化へ移行し階層別研修、教育カリキュラムの策定、従業員フォローアップ、店舗オペレーションマニュアルの運用などを担当。
モデレーター
ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
収益をもたらす販売・営業マネジメント変革
~ビジネスアナリシスと暗黙知の形式知化によるラストワンマイル改革
- 顧客価値を左右する営業組織の現状と課題
- 課題解決への糸口
- ノウハウの高速展開
- 営業成果向上のトレーニング手法や客単価/粗利向上施策の
落とし込み - 新人育成/オペレーション標準化
- 成功事例:暗黙知を形式知化へ
~保険金融不動産販売・モバイル・自動車・アパレルなど
各種小売り・BtoB営業~
ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
17:00~17:50 特別講演
世界標準のチームマネジメント
世界を牽引する組織作りの哲学と今治からの挑戦
- 経営/マネジメントに活かす考え方
~小売・外食・営業といった自らの身体を用いて顧客に価値を
提案・提供する経営者に向けて~ - 顧客/従業員/株主からの期待とプレッシャーとともに、
予測がつかない未来に向けて、どう立ち向かうか

株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長
元サッカー日本代表監督
岡田 武史 氏
1956年生まれ。大阪府立天王寺高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学でア式蹴球部所属。大学卒業後、古河電気工業に入社しサッカー日本代表に選出。 引退後は、クラブチームコーチを務め、1997年に日本代表監督となり史上初のW杯本選出場を実現。その後、Jリーグの札幌や横浜での監督を経て、2007年から再び日本代表監督を務め、2010年のW杯南アフリカ大会でチームをベスト16に導く。中国サッカー・スーパーリーグ、杭州緑城の監督を経て、2014年11月、四国リーグ(現在JFL所属)FC今治のオーナーに就任。日本サッカー界の「育成改革」、そして「地方創生」に情熱を注いでいる。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。