シリーズ マネジメントの未来@Business Forum
サプライチェーン・マネジメント・エグゼクティブフォーラム2022
企業競争力の強化・価値創出に向け、
マネジメント改革と一体となった取り組み
ご好評につき再配信決定!
本フォーラムは4月20日に開催された同名イベントと同じ内容です。
参加された皆様から大変好評をいただき、再配信させていただくことになりました。
この機会にぜひご登録の上、ご参加ください。
<前回の参加者の声>
- 昨今の課題に即したテーマであった。今後もできるだけ共通課題を取り上げて頂きたい。
- ありがとうございました。よくある売り込み中心の寄せ集め的なセミナーでなく、テーマの筋が通っていて、
とても充実した内容で良かったです。 - 業界は異なりますが、大変参考になりました。ありがとうございました。
- 貴重な情報を得る機会でした。セミナーを開催頂き、誠にありがとうございました。
- 同じような悩みを抱えていること、取り組みが理解できた。
開催概要
開催日時
- 配信日2022年 6月22日(水)11:00~16:20
- オンデマンド2022年 6月23日(木)~28日(火)
※事前登録者向け
※お申込締め切りは、2022年 6月21日(火)17:00 となります。お見逃しないよう、お早目にお申込みください。
開催趣旨
相次ぐ自然災害やパンデミック、米中対立、ロシア・ウクライナ危機など、世界規模でビジネス環境が刻々と変化する中、生命線であるサプライチェーンを維持していくことは、企業の重要課題です。こうした中、多くの企業がサプライチェーン管理の刷新に取組んでいますが、SCM改革は、新システム導入を中心とした現場オペレーションだけの改革ではなく、経営層の判断を適時反映するための体制や仕組み構築、さらには風土改革を含めたマネジメント全体の取組みであり、簡単に実現できるものではありません。
本フォーラムでは製造業を中心に、様々な分野でサプライチェーン改革をリードされている方々に登壇いただき、マネジメント視点から取組みの内容について紹介いただきます。また、フォーラム後半のパネルディスカッションでは、サプライチェーン改革に取り組む中での本音や苦労談についてお話しいただきます。
概要
参加対象者 |
製造・流通・小売り・物流業の経営者、役員、経営企画・情報システム・業務・調達・購買部門・サプライチェーン ※対象以外の方からのお申し込みは、視聴をお断りさせていただく場合があります。何卒ご了承くださいませ。 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーは オンライン配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
特別協賛 |
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協賛 |
Blue Yonderジャパン株式会社 |
プログラム詳細
11:00~11:10 《ご挨拶》

パナソニック コネクト株式会社
執行役員 常務
Blue Yonder Japan協業推進担当
山中 雅恵 氏
1987年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。大手法人営業担当後、IBM Asia Pacific社長補佐、IBM General Business製造業担当営業部長などに従事。その後、日本マイクロソフト株式会社で業務執行役員流通サービス統括本部長、LIXILジャパンカンパニーで執行役員特需開発事業部長を歴任。2017年7月パナソニック株式会社に入社、同社のBtoBビジネスの柱となる「現場プロセスイノベーション」推進を担っている。
11:10~12:05 《基調講演》 2020年代におけるものづくり戦略の方向性
2020年代のものづくり戦略とサプライチェーン変革-CAP産業分析と上空・低空・地上戦略
産業競争力分析のCAP(Capability - Architecture - Performance)アプローチを、大きなSDG(Sustainable - Digital - Global)という今日のテーマに応用し、日本企業の現在の到達点と、今後の「上空戦略」「低空戦略」「地上戦略」の方向性について考える。

早稲田大学教授、東京大学名誉教授
藤本 隆宏 氏
1979 年東京大学経済学部卒。三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990年~2021年東京大学経済学部助教授・教授・ものづくり経営研究センター長。2021年より早稲田大学教授(経営管理授業担当)。専門は技術・生産管理、進化経済学。
講演内容のポイント
藤本教授は「CAPアプローチ」という産業分析を軸とし、30年以上、産業の進化を追ってこられています。今回のテーマであるサプライチェーンを考えるうえで、「大きなSDG(Sustainable - Digital - Global)」が重要となりますが、日本の産業現場には「三方よし」の考えがあり、サイバーとフィジカルがつながる際に重要度が増す「流れのコントロール」に強い傾向が見られます。講演では、こういった背景を元に、「上空」「低空」「地上」の3層で探る日本企業の2020年代におけるものづくり戦略、およびサプライチェーン変革についてお話をいただきます。
12:05~12:25 《特別協賛講演》経営改革とサプライチェーン可視化・効率化
パナソニックのPC事業における経営改革取組み
- 経営改革のアプローチ・ポイント
- Blue Yonderソリューション導入によるサプライチェーンの可視化・効率化
- 導入後の状況、今後の活動について

パナソニック コネクト株式会社
執行役員 副社長
モバイルソリューションズ事業部長
坂元 寛明 氏
1990年に松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)入社後、情報機器の海外営業を担当。2012年には欧州の販売会社であるパナソニック システムコミュニケーションズヨーロッパの副社長、2014年にはアジア大洋州の販売会社であるパナソニック システムコミュニケーションズアジアパシフィックの社長を歴任。2015年よりパナソニックの社内カンパニーであるコネクティッドソリューションズ社の常務およびモバイルソリューションズ事業部の事業部長に就任。2019年より現職。
講演内容のポイント
Let’s noteやTOUGHBOOKなどのモバイル商品群をグローバルで展開するパナソニックのPC事業は、現在Blue Yonderのソリューションを導入して経営改革を推進しています。事業課題、改革のアプローチ・ポイント、および導入後の状況、次なる取組みなどを含めた活動について紹介します。
12:25~13:20 休憩
13:20~13:55 《事例講演1》 変化への対応、課題解決を実現するデータの高度活用
JFEスチールの挑戦 ~SCM改革とデータ高度活用~
- 鉄鋼業界を取り巻く環境は、大きく変化している
- 変化に迅速に対応し、オペレーションを最適化することが重要な経営課題
- 課題解決のための「業務改革とデータ高度活用」について紹介する

JFEスチール株式会社
専務執行役員
IT改革推進部、サイバーセキュリティ統括部、
製鉄所業務プロセス改革班 担当
新田 哲 氏
1986年早稲田大学理工学部工業経営学科を卒業。同4月日本鋼管株式会社に入社。エヌケーエクサに在籍、システムエンジニアとして経験を積んだ。その後営業総括部システム企画開発室、鉄鋼製品の営業部門に在籍。2003年川崎製鉄株式会社と経営統合して発足したJFEスチール株式会社では新統合システム推進班で基幹システム再構築に携わり、2014年IT改革推進部長、2015年同、理事、2018年常務執行役員就任を経て、2022年より現職。
講演内容のポイント
業界再編、中国を始めとした新興企業の台頭、需要変動なども相まって、鉄鋼業界は日々変化を遂げています。JFEスチール様は、「DX銘柄」に2年連続(※2019年までの、「攻めのIT経営銘柄」を含めると7年連続)で選定されているJFEホールディングス様のグループ中核企業として、DXの積極的な推進から、市場での競争力を高め、環境の変化に柔軟に適応できる強靭な企業体質の構築を図るなど、ITによる業務改革へ向けて奮闘されています。講演では、SCM改革と、改革に不可欠な高度なデータ活用ついて、具体的な事例をもとにお話をいただきます。
13:55~14:20 《協賛講演》 社内の見える化、リアルタイムでの予測・自動化
不確実な時代を乗り切るサプライチェーンDX
- 相次ぐ混乱・市場の変化 ~サプライチェーンを経営課題として取り組むことの重要性
- エンドツーエンドの見える化、高い拡張性を可能にするサプライチェーン・ソリューション/プラットフォーム
- AI・機械学習など最新のテクノロジーを活用したデジタル変革 ~将来起こりうる問題も予測・回避

Blue Yonderジャパン株式会社
執行役員
ソリューションコンサルティング シニア・ディレクター
白鳥 直樹 氏
2000年i2テクノロジーズ・ジャパン入社(現Blue Yonderジャパン)以来、主に製造業を中心にSCMのコンサルティング及びプロジェクトマネジメント業務に従事。現在は製造業のみならず、小売や物流まで含めたエンドツーエンドのサプライチェーン計画・実行に関する幅広いコンサルティング業務を行っている。
講演内容のポイント
長引くコロナ渦、半導体やコンテナ、労働力などのひっ迫、原油・原材料費の高騰、ひいては緊迫するウクライナ情勢など、相次ぐ混乱や市場の変化によって、安定的で持続可能な調達・生産・物流を維持することがより困難になっており、サプライチェーンの取り組みは経営課題としての重要性を増しています。そのような中、いかにしてレジリエントで強靭なサプライチェーンを再構築していけばよいのでしょうか。そのカギとなるのは、自社のネットワーク全体を見渡したエンドツーエンドの見える化と、社内外のデータを取り込んだリアルタイムの予測や対処、自動化、将来にわたって様々な課題に包括的に取り組むことができる拡張性の高いサプライチェーンプラットフォームの構築であると考えます。AI・機械学習など最新のテクノロジーを活用し、サプライチェーンのデジタル変革の推進を支援するソリューション、プラットフォームをご紹介します。
14:20~15:05 《事例講演2》 真に持続可能な企業を目指すための戦略構築
Nissan Ambition 2030実現に向けた生産・サプライチェーン戦略
- 供給網の不安定化、車両の電動化、脱炭素化など今後の10年間で産業界を取り巻く環境は大きく変化する
- これらの環境変化を踏まえ日産自動車では真に持続可能な企業となることを目指す長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した
- このVisionを実現するための生産システム・サプライチェーンでの取り組みと中長期戦略について紹介する

日産自動車株式会社
常務執行役員
生産企画統括本部/サプライチェーンマネジメント本部 担当
真野 仁志 氏
1988年4月入社。メキシコ日産、欧州日産、ブラジル日産等を経て、2020年より常務執行役員就任。生産企画統括本部/サプライチェーンマネジメント本部 担当。量産自動車生産事業における生産計画の立案の実行、変化の激しい事業環境下での生産部門中長期戦略の立案を担当する。
講演内容のポイント
日産自動車様は、2021年11月に「共に切り拓く モビリティとその先へ」をスローガンとした長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表されました。今後10年間で産業界を取り巻く環境がグローバルで大きく変化すると想定される中で、地球温暖化やエネルギー問題など多くの問題に対処し、真に持続可能な企業となる事を目指すためには、サプライチェーンの各ステージで直面している課題を把握し、日産のビジョンや方針を共有しながら解決していく事が必要不可欠となります。講演では、こういった取り組みについて、中長期戦略に触れながら、お話しいただきます。
15:05~15:15 休憩
15:15~16:20 《パネルディスカッション》 経営課題としてのサプライチェーン・マネジメント
サプライチェーン・マネジメント改革
経営課題として、サプライチェーン改革に取り組む中での本音や苦労談についてお話しいただきます。

日産自動車株式会社
常務執行役員
生産企画統括本部/サプライチェーンマネジメント本部 担当
真野 仁志 氏

パナソニック コネクト株式会社
執行役員 副社長
モバイルソリューションズ事業部長
坂元 寛明 氏

モデレーター
早稲田大学教授、東京大学名誉教授
藤本 隆宏 氏
16:20 終了
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。