<製造業界向け> Executive Forum 2022
DX時代における製造業の勝ち方
~2025年の崖の克服とIT最適化がもたらす、
DX成功への道筋~
開催概要
開催日時
- Online2022年 4月15日(金)14:00~15:30
開催趣旨
経済産業省のDXレポートで大きく取り上げられた「2025年の崖」がいよいよ眼前に迫っています。現行ビジネスの維持・運用に多くの予算が割かれている現状から脱却し、新たなデジタル技術の活用等DX実現に向けた「攻めのIT投資」にシフトしなければ、2025年以降多くの経済損失が生じる可能性があると言われています。
では、どのくらいの企業において実際DXが進んでいるのでしょうか。経産省のレポートによると、多くの製造業は老朽化したシステムがDX実現への足かせと感じており、DXが進まない要因の1つとなっているように見受けられます。
DX時代を勝ち抜くためには、経営、IT部門、各事業部門が、改めてITへの考え方を見直し、不測の事態に対応できる柔軟性を備えたビジネスモデル変革を実現する必要があります。データ・システムの統合/刷新による業務効率化など、ITの力でビジネスに必要な機能を加速させることが、DX成功への一歩となるのです。
本フォーラムでは、とくに製造業界に焦点を当て、DX推進を加速させるためのITの在り方について考察してまいります。「2025年の崖」の克服に向けて、先進企業の改革者たちは何から取り組み、どのように推進しているのかをお話しいただき、従来型システムの刷新やデータ統合といったITインフラの見直しと、企業文化の変革がもたらす効果を検証し、見え隠れするDX基盤構築とDX成功の関係を紐解いていきます。
概要
参加対象者 |
製造業の経営者、役員、CIO、CDO |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 ※参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーは オンライン配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:30 特別講演Ⅰ
全社的データ統合基盤で実現するSUBARUのDX活動
- SUBARUが考えるデジタルとの向き合い方
- SDI:SUBARU Digital Innovationの背景
- SUBARU全社データ統合基盤
- DX活動推進に向けた課題

株式会社SUBARU
専務執行役員 CIO IT戦略本部長 兼 経営企画本部 副本部長
臺 卓治 氏
1983年富士重工株式会社入社。生産技術で工場管理・ライン制御システムから工場設備を担当し、1998年総合企画を経て商品企画で車種企画を担当、2007年より車種開発責任者PGMとして複数の車種の開発に従事し、2015年執行役員商品企画本部長、2019年より現職CIO IT戦略本部本部長兼経営企画副本部長。

株式会社SUBARU
IT戦略本部 デジタルイノベーション推進部 主査
兼 商品企画本部 主査
田中 勇司 氏
国内IT企業でCAEシミュレーション業務・データ活用業務を経験。2014年株式会社SUBARU(旧・富士重工株式会社)に入社。CAE部で安全性能・運動性能の車体シミュレーション業務を担当し、2020年よりIT戦略本部デジタルイノベーション推進部で社内データ活用業務を担当。2021年より商品企画本部も兼務し、車種開発におけるデータ利活用業務を推進している。
講演内容のポイント
「100年に1度の大変革期」と言われる自動車産業は、業務基盤の強化とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は至上命題である。その源泉は「価値あるデータの利活用」になるが、SUBARUでは従来の縦割りの組織とシステムに倣い、データが各部門でサイロ化し、組織を跨って活用できる状況になかった。SUBARU IT戦略本部では4年前の組織化を契機に、「全社的データ統合基盤」の構想によりデータの集約/集中管理化からデータ利活用の促進を進め、全社横断での「品質の改善」、「新たな価値創造」への取り組みを開始した。
本講演では、SUBARUが進める「価値あるデータの利活用」に向けた活動と組織の壁、人材不足のような実際の課題対応についてお話しいただきます。
14:30~15:00 主催社講演
事例から学ぶ、クラウドスマートなIT基盤を用いたDX
「クラウドファースト」日本でもようやくその言葉を耳にする機会が増えた一方、IT環境のモダナイズに先行する諸外国では、既にクラウドファースト戦略の実行が一巡し始め、その経験・課題・反省を踏まえた形で「クラウドスマート」へのシフトが始まっています。
当セッションでは「クラウドファースト」がしっくりこなかった日本の多くの企業や組織にとっても馴染みやすく、より合理的な「クラウドスマート」なIT基盤上でのDXについて、Nutanixクラウドプラットフォームで実現した事例を用いて解説します。

ニュータニックス・ジャパン合同会社
シニアソリューションスペシャリスト
島崎 聡史
prof
15:00~15:30 特別講演Ⅱ
荏原製作所にみる、経営戦略としてのDX
- 攻めのDXと守りのDXの関係性(仮)
- 守りのDXの重要性とITの在り方(仮)
- 経営・事業部門・IT部門の全社変革(仮)
- IT部門リーダーに求められる全社最適のDX(仮)

株式会社 荏原製作所
執行役 情報通信統括部長
小和瀬 浩之 氏
1986年4月 花王株式会社入社。花王泰国(タイ)実業システム開発部 IT Director、情報システム部門 グローバルビジネスシンクロナイゼーション部長、2012年10月 情報システム部門 統括。その後、株式会社LIXIL 上席執行役員 Chief Information Officer(CIO)兼 情報システム本部長を経て、2018年12月 株式会社 荏原製作所入社。情報通信統括部長を経て、2020年3月 執行役 情報通信統括部長に就任、現在に至る。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。