Corporate Executive Seminar
企業価値向上に向けたROIC 経営
〜実践と浸透のためのポイントと仕組み〜
開催概要
開催日時
- Online2022年 5月27日(金)14:00~16:15
開催趣旨
新たなリスクやパラダイムシフトを引き起こす不確実な変化の時代において、企業の持続的な成長を目指すためには、「稼げる事業資産」の形成が求められています。 確たる事業資産から利益を獲得することで成長を牽引していくべく、昨今では、 PL経営からBS経営への流れが加速し、 “ROIC(投下資本利益率)”を土台とした経営管理のあり方が改めて注目されています 。もとより投資家からの要請起点が強かった ROIC は、今では事業における価値、ひいては企業の稼ぐ力を向上させるための社内管理指標としても見直され始めています。
実際に、事業ポートフォリオの見直しやそれに伴う迅速な経営の舵取りが迫られる中、様々な角度の指標を用いて経営管理を実施すべきという風潮から、多くの企業でROICをはじめとする活動指標を取り入れ始めています。しかし、 ROIC 経営の必要性に対する理解は進んできたものの、いざ取り組もうすると様々な障壁があることも事実です。実際に推進する上でのプロセスや課題、成果はどのような点にあるか、また単なる指標ではなく上手に組織に適用し、アクションに繋げるための仕組みや勘所は何か、など、具体的な変化のイメージが湧かず、絵を描いただけで前に進まないという例がまだ多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、今改めて注目されているROIC経営について、
- ROICを用いた経営管理が、現実的にどう意思決定や現場の活動の精度向上に寄与するのか?
- P/L経営からROIC経営へ移行した企業では経営/現場においてどのような変化があったのか?その方法とは?
主に上記の観点からさらにもう一段踏み込み、実現に向けて必要なポイントや仕組みを、取組み事例をもとに検証・深堀をしていきます。
概要
参加対象者 |
経営者・役員、及び、経営企画、経理財務、IT関連部門等の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
150名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 ※参加対象者以外からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございます。 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
共催 |
プログラム詳細
14:00~14:45 特別講演
企業理念経営を支えるROIC経営について
- 企業理念実践を推進するROIC経営
- ROIC経営を加速する2つの取組
「ROIC逆ツリー展開」と「ポートフォリオマネジメント」 - 新長期ビジョンにおける企業価値経営の考え方

オムロン株式会社
取締役 執行役員専務 CFO
兼 グローバル戦略本部長
日戸 興史 氏
1983年3月 慶応義塾大学工学部計測工学科卒。2006年3月 同志社大学大学院ビジネス研究科卒。1983年4月 立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社。2008年4月 オムロンヘルスケア株式会社 執行役員に就任。2013年4月 オムロン株式会社 執行役員常務 グローバルリソースマネジメント本部長(兼)人財総務センタ長(兼)グローバルSCM&IT革新本部長に就任。2014年6月 同社 取締役 執行役員専務 グローバル戦略本部長に就任。2017年4月 同社 取締役 執行役員専務 CFO 兼 グローバル戦略本部長に就任、現在に至る。
14:45~15:15 基調講演
確かな企業価値向上につなげるROIC活用実践法
- 不確実な時代における企業価値向上につながる事業資産の必要性
- サプライチェーン高度化計画とROIC活用実践例
- 次世代収益管理経営システムのあり方


株式会社野村総合研究所
コンサルティング事業本部 経営DXコンサルティング部
ビジネスプラットフォームグループ グループマネージャー
寺坂 和泰
2010年5月 野村総合研究所入社。グローバルサプライチェーン戦略立案からロジスティクス現場改革、グローバル収益管理システム構築など変革プロジェクトを多数経験。現在デジタルプラットフォームを活用した経営改革やオペレーション最適化を推進するビジネスプラットフォームグループを率いる。主な論文に、「グローバルオペレーションの確立の方法論と要点」(野村総合研究所『知識資産創造』2015年5月号)がある。
15:15~15:25 休憩
15:25~15:45 事例紹介講演
ROIC経営を定着させる次世代経営管理プラットフォーム ~事例より解説~
- ROIC経営体質になるためのグループ経営管理の仕組みとは
- ROIC経営を組織に浸透させるための経営管理システム「CCH Tagetik」
活用事例の紹介
<特にこんな課題をお持ちの方、必見>
- ROIC経営の導入に取り組んでいるが、システムの選定や導入には至って
いない - 事業別ROICの見える化はできたが、グループ全体で経営に活かすことが
できていない


Tagetik Japan株式会社
代表取締役社長
箕輪 久美子
2017年にWolters KluwerグループのTagetik日本法人代表に就任。前職では、Hyperion Solutions(現日本オラクル)にて、20年に渡り経営管理、BI(ビジネス・インテリジェンス)、およびERP分野に携わり、EPM/BIビジネスにて本部長を歴任。自動車製造業などのグローバル戦略アカウントマネージャとしてTop Sales of the YearおよびTop Services of the Yearを受賞。
15:45~16:15 Q&Aセッション(30分間) LIVE
ROICの取組みにみる経営と現場の変化 ~事例から紐解く推進のポイント~
*本セッションはライブ配信のため、事前質問及び当日のご質問を受け付けております。
可能な限りご質問を取り上げさせていただく予定ですので、ぜひ積極的にお寄せください。

オムロン株式会社
取締役 執行役員専務 CFO
兼 グローバル戦略本部長
日戸 興史 氏

株式会社野村総合研究所
コンサルティング事業本部 経営DXコンサルティング部
ビジネスプラットフォームグループ グループマネージャー
寺坂 和泰

Tagetik Japan株式会社
代表取締役社長
箕輪 久美子

ファシリテーター
株式会社野村総合研究所
コンサルティング事業本部 経営DXコンサルティング部
ビジネスプラットフォームグループ
シニアコンサルタント
秋葉 美穂
16:15 終了予定
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。