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Executive BPO Seminar 2022
業務変革は次のステージへ
~DX実現の鍵を握る次世代BPO、その最前線~

開催概要

開催日時

  • Online2022年 5月30日(月)14:30~17:00

開催趣旨

新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う世界的サプライチェーンの混乱や各国の情勢の緊迫化などにより、ビジネス環境はかつてないほど不透明さを増しています。こうした激しい環境変化の波の中、多くの企業がリモートワークへの移行、各種業務プロセスのデジタル化など、まさにニューノーマル=新たな働き方を前提としたビジネスの形を模索し、これを機にデジタル化/DXの流れが一気に加速しました。それに伴って、オフィス・本社(コーポレート)機能やコスト/キャッシュ・マネジメント、業務プロセスのあり方などについても、各社で議論が進められてきたのではないでしょうか。

しかし、コーポレート機能/間接業務においては、これまで短期的に繰り返し効率化が図られてきたものの、未だ抜本的な変革へと至っていないのが現状です。そこで昨今では、競争力を生み出すコア業務に経営資源を集中するために、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を活用して経営資源の余力を創出する考え方が主流になりつつあります。さらにコロナ禍によるデジタル化の加速と間接業務の見直しによって、BPOは単なるコスト削減の手段としてではなく、それ以上の効果をもたらすDX実現の基盤としても注目を集めています。DXに伴走して業務全体を一から見直し、さまざまな部門や組織のデータに接続した“インテリジェント・ワークフロー”を設計することで、コア業務・ノンコア業務を見出し、従業員だけではなく顧客に対しても今までにない価値や体験をもたらすことができるのです。

また、ビジネスの変化に合わせて、BPOの領域は経理・人事・購買だけでなく、SCM・マーケティングなどさらに幅広くアップデートされ、最先端テクノロジーを兼ね備えた「次世代型BPO」として、日々進化を遂げています。

激動の変化を勝ち抜くには、業務の見直しとデジタル化の掛け合わせによる新たな価値創出は最重要課題であり、今こそ経営として本格的に向き合うべき時に突入しています。本セミナーでは、業務変革とDXの実現、その鍵を握る次世代BPOについて、政府からの最新の知見やユーザー企業様による実際の先進事例、そしてBPOによる経営変革を支援するIBMの最新テクノロジー紹介を通して、考察を進めて参ります。

業務変革を次のステージへ、一歩進める機会となれば幸いです。

皆様からのご参加を、心よりお待ちしております。

概要

参加対象者

経営層・役員、経営企画、経理財務、購買、人事総務、IT企画、デジタル推進ほか、
各事業部門等、間接業務に関わるご責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

150名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

参加形式

オンラインLive配信

本セミナーは オンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

共催

日本アイ・ビー・エム株式会社

区切り線

プログラム詳細

14:30~14:35 オープニング

オープニング/ご挨拶

summary

南波 秀和

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

ビジネス・トランスフォーメーション・サービス BPOサービス事業部長

南波 秀和

日本IBM入社後、金融機関様担当セールスを経て、10年超に亘ってビジネス・プロセス・アウトソーシング事業のリーダーシップロールを歴任。人事総務・経理財務・購買・CRM・営業バックオフィス・業界固有領域BPOの、戦略&事業企画、セールス&マーケティング、デリバリー等の責任者として、新規プロジェクト提案から運用、既存プロジェクトの効率化・拡大推進、新規ビジネスモデル検討、合弁会社設立等を多数経験。

14:35~15:15 特別講演

デジタル産業への変革に向けた政策について
~「デジタル産業宣言」を軸としたエコシステム形成~

企業のDXを加速化するうえで、産業全体の変革を促していくことが求められます。一方、日本のIT産業に目を向けると、ユーザー企業とベンダー企業の関係性は低位安定の関係に固定されており、ともにデジタル競争に勝ち抜くことが困難な状況にあります。既存の産業構造にある低位安定の関係から脱して、より競争力のあるデジタル産業へ変革すべく研究会を立ち上げられた経済産業省様より、研究会で議論された内容を本講演にていち早く展開いただきます。

経済産業省

商務情報政策局 情報産業課

ソフトウェア・情報サービス戦略室 課長補佐

沖藤 圭祐

経済産業省 商務情報政策局 情報産業課にてソフトウェア産業振興をミッションとし、「DX推進指標」等の企業のデジタルトランスフォーメーション推進に向けた施策に従事。2021年8月に「DXレポート2.1」を公開し、その続編にあたる「DXレポート2.2」に向けて、「デジタル産業への変革に向けた研究会」を立ち上げ、検討をリード。

15:15~15:35 講演Ⅰ

非連続な変化への適応力を担保するBPO活用のススメ

  • 「効率化」と「高度化」 ―”両利き”の取組みへの向き合い方
  • コスト削減策としての業務委託=BPOという誤認誤解を問い質す
  • 業務変革を”やり切る”コミットメントサービスの”トリセツ”
石田 秀樹

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

ビジネス・トランスフォーメーション・サービス

パートナー

石田 秀樹

複数の外資系コンサルティングファームを経て、日本IBMに入社し、一貫して、企業変革の要所となる「組織」と「人」の側面から、本質的な変革活動に携わる。自らも関与した日本IBMにおける業務変革経験を基に、デジタル・テクノロジーの有意性を理解した実践的な変革支援に従事している。

15:35~15:55 講演Ⅱ

間接業務をDXの起爆剤に。BPOに期待される新たな役割とは

  • なぜ”BPO”で”DX”が解けるのか ―間接部門におけるDXの課題とBPO―
  • BPOから始めるDXを実現する必要な要件とは
  • 進化するBPO ―BPOを通じた共創と変革の加速―
吉崎 貴哉

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

BPOサービス事業部

アソシエイト・パートナー

吉崎 貴哉

IBMビジネス・コンサルティング・サービス(現:日本IBM)に入社後、組織・人財変革コンサルタントとして、業界問わず様々さまざまなお客様の変革を支援。現在は、これまでに培った戦略・業務変革コンサルティング、そして、BPOデリバリーの経験を活かし、構想策定・実行・安定化まで一貫したBPOサービス推進を担当。業務領域にとらわれず、コンサルティングとBPOの両面から、お客様の変革を支援している。

15:55~16:00 ブレイク

16:00~17:00 事例講演 Break Out Session

お申込時に視聴ご希望のセッションをご選択ください。

人事向け事例Session

BPO活用による管理部門変革
~人財ハイバリューシフトの実現へ~

  • 導入の背景:事務系部門におけるコア業務の高度化、ノンコア業務の効率化を企図してBPOを導入
  • 導入推進に向け:第1段階として本社部門を先行し、運用開始後に改善点を抽出しながら全国支店へ展開
  • BPOの効果:社内FTEの削減(人財ハイバリューシフト)、業務のマニュアル化・標準化等の無形資産の構築

戸田建設株式会社

総合企画部 企画1課長

津雲 健一

1999年入社、東京都の建築現場での事務担当を経て、2000年に総合企画部に配属。主に、経営計画策定、管理会計、各種企画立案などに従事する。2018年、総合企画部企画1課長に就任、現在に至る。2019年から2022年3月まで事務統括室管理課長(現・事務センター企画グループ課長)を兼任し、事務系部門の組織統合、BPOの導入においてマネージャーを務める。

変革エンジンとしての人事BPOの果たす役割

  • DX実現のために必要な人事とは
    ~人材育成と風土変革の担い手へ~
  • オペレーションの外部化による余力創出、そして人材育成や風土変革のインフラの提供を実現するIBM人事BPO

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

タレント・トランスフォーメーション

パートナー

陣門 亮浩

シンクタンクを経て、2007年日本IBM入社。「人事・組織」に関する戦略・構想策定から、ビジネス・プロセス・アウトソーシングやテクノロジーソリューションの導入・運用に至るまで、幅広いサービスを提供。日本IBMのライン・マネージャーとしての経験を踏まえ、現場で活用される人事オペレーションの実現にこだわった実践的なコンサルティングを行っている。

経理向け事例Session

サントリーの経理業務におけるDXへの変革とBPOの効用

  • 企業のバックオフィス部門では、従業員の働き方改革と運営コスト削減に向けて、DXの活用が進展しています。
  • シェアード・サービス・センターがBPOを利用していることで、DXへの促進が図れ、人材活性化にも配慮したDX推進事例を紹介します。
国部 潤一郎 氏

サントリービジネスシステム
株式会社

グループ経理部 専任部長

国部 潤一郎

1988年入社、経理部に所属し、決算・税務等幅広く従事する。2011年に経理部にて、伝票入力業務BPOを担当の後、2014年、経理部プロセス革新担当部長に就任。2020年より現在に至る。現在は、全社の入力システム電子化推進及び電帳法・インボイス対応、経理部業務のBPRに携わっている。

経理財務部門の目指す姿

  • 経理財務DXのアプローチ
  • BPOを活用した変革の進め方

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

ファイナンストランスフォーメーション

アソシエイト・パートナー

浅野間 一朗

PWCコンサルティング株式会社(現:日本IBM )入社。主に経理財務や営業バックオフィス領域のコンサルタントとして、システム導入やBPR・SSC・BPOの手法を活用したオペレーション変革を中心にプロジェクト責任者・PMとして数多く担当。現在は経理財務BPOリーダーとして、経理財務業務の効率化・高度化・テクノロジー活用・海外展開などの観点でお客様の変革を支援。上記経験を生かし、社内外での研修・講演などを通じて人材育成にも寄与。

購買向け事例Session

DX間接材構造改革
~企業文化の変革を目指してやり抜く~

  • 一般間接材購買は"個人の買い物"から経営課題となった今。コストダウン、ガバナンス強化を目的として間接材調達組織の立上げからスタートしています。
  • 間材調達規程、三権分立体制、DX調達基盤としてのAriba導入、戦略ソーシング、調達オペレーションのBPOを同時立上げしたプロジェクトの本稼働は改革の始まりに過ぎず、稼働後3年を経てなお続く改革活動の実態に迫ります。

ヤマハ発動機株式会社

調達本部 戦略統括部 間材調達推進部 部長

内山 代穂

1998年、国内営業から調達部門へ異動。直材調達、海外駐在を経て、2020年より間材調達を担当。

次世代購買DXによるニューノーマルに向けて

  • 間接財の購買DXにおける初手:間接財システムの導入
  • さらなるコストダウンとDXの推進へ向けて
    ~ユーザーに対するデジタルアダプション、購買組織によるガバナンス統制、モノから外部人材・サービスへの品目拡大、オペレーションの省力化・自動化など
  • プロジェクト先行事例のご紹介

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

購買トランスフォーメーション

シニア・マネージング・コンサルタント

石井 強太

IBMビジネスコンサルティングサービス(現:日本IBM)入社。調達改革構想策定、および、業務移管、調達システム導入、海外展開、運用改善・高度化・自動化支援などの複数案件でプロジェクトマネージャーを担当。直近は、プロジェクトと並行して、調達ソリューションの開発や研修の企画・設計・講師も担当。著書に『間接材調達改革の進め方』(2019年)など。

17:00 終了予定

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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