公益(電力・ガス)業界向け プレミアムセミナー
保全・保安業務変革への挑戦
~ エネルギーネットワークのレジリエンス強化に向けた、
設備および現場保全保安業務における、
デジタル化とデジタル変革への取り組み方 ~
開催概要
開催日時
- Online2022年 6月14日(火)14:00~15:40
開催趣旨
電力・ガスをはじめとする公益エネルギー業界は、その自由化に端を発する様々な法規制対応や、労働人口減少時代における生産性維持確保など、業務のデジタル化による企業革新が課題であると、近年叫ばれ続けていると理解しております。
他方、保全保安などの現場業務は、多発する自然災害や設備の老朽化などにより増加の一途であり、働き方改革、さらにはコロナ禍における様々な制限下において、より一層の保全・保安・各種工事業務の組織全体における生産性向上が求められます。しかし実現に向けては、業務提供範囲が広域で、災害多発国である我が国におけるエネルギーネットワーク強靭化の期待が高まりつつある今般、送配電及び導管事業者のみならず発電・製造事業者を含めたすべての公益事業者にとって喫緊の課題であると、理解しております。
DX(デジタル変革)が急進しているビジネス環境において、このままでは、非常に困難な状況に追い込まれるといっても過言ではありません。
本セミナーでは、上述した課題や状況におかれている公益業界の設備、および現場保全業務に携わる皆様が、課題や悩みを解消するヒントや気づきをお届けすべく企画いたしました。
有識者からの特別講演とともに、業界エキスパートによる知見や最新の潮流の共有、保全保安業務の変革・改革の推進、アップデートしていただくためフォーカスした選りすぐり情報が満載となっています。
ぜひ、この機会をお見逃しなきようご参加・ご聴講ください。
概要
参加対象者 |
国内の電力、ガス業界、および関連(電設、工事、エンジニアリング)子会社といった公益エネルギー関連企業 エネルギー・公共系の設備投資系の製造企業 |
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参加料 |
無料 |
参加定員 |
200名(事前登録制) ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:Zoom) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
共催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:30 特別ゲスト講演
エネルギーレジリエンスの社会的意義と課題
- エネルギー安定供給を取り巻くリスク
- レジリエンスの概念
- エネルギーレジリエンスの意義と評価の方向性
- エネルギーレジリエンス強化に向けた課題

東京大学 大学院工学系研究科 准教授
小宮山 涼一 氏
東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本エネルギー経済研究所主任研究員、米国ローレンスバークレー国立研究所客員研究員等を経て現職。著書に「レジリエンス工学入門:「想定外」に備えるために」(共著)(日科技連2017)「Resilience: A New Paradigm of Nuclear Safety」(共著) (Springer2017)など。
14:30~15:00 基調講演
インテリジェント・アセット・マネジメント
~電力/ガスネットワークの保全におけるデジタル活用動向~
電力・ガス業界は労働人口減少、需要減少、自然災害増加等の事業環境の変化に加え、設備老朽化など内的な課題を抱えています。
本講演では近年、各社で取組みが進むデジタルを活用したアセットマネジメントとフィールドワークマネジメントについて解説します。

アクセンチュア株式会社
インダストリーX本部 マネジング・ディレクター
山﨑 智 氏
石油開発会社、グローバルコンサルティングファームを経て現職。素材・エネルギー業界を中心に20年以上、業務改革プロジェクト、DX、ITシステム導入プロジェクトに従事。特に設備管理やデジタルプラント領域や、発電・再生可能エネルギー領域で多くの経験を有する。
15:00~15:40 提案講演
アセット管理および優れたサービスエクセレンス
~双方の実現に向けた、公益事業者にとってのデジタルトランスフォーメーションとは?~
- 海外の公益事業者におけるデジタル業務変革のトレンドと、設備のライフサイクルを通じ、お客さま、現場作業者、そして設備資産を総合的に支援するIFSソリューションおよび事例
- サービスエクセレンスを実現する、
スケジューリング「真のリアルタイム」最適化の実際~IFSデモンストレーション

IFSジャパン株式会社
公益・通信担当営業本部長
山口 元久
外資系ソフトウェアベンダーで、主に組立製造業様のアフターサービス業務改革提案に10年超従事。その後、外資系フィールドサービスソフトウェアベンダーの日本支社代表などを経て、2021年11月より現職。

IFSジャパン株式会社
プリセールスコンサルタント
澤田 卓也
サービス業、官公庁等向けスクラッチ開発プロジェクトでのシステム開発を経て、主に外資系SCMパッケージの国内・海外顧客への導入を推進。IFS入社後は、主にフィールドサービスマネジメントソリューションの大手電力事業者様向け提案活動に従事。
※ プログラム内容・講演者・時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。