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CMO Forum 2022
激動の時代に企業が描くマーケティングストーリー
全体最適化と組織を牽引するリーダーの資質

Speakers

富永 朋信

富永 朋信

株式会社Preferred Networks

大村 寛子

大村 寛子

ヤマハ株式会社

亀山 博史

亀山 博史

株式会社ベイシア

久保田 達之助史

久保田 達之助

ピップ株式会社

織田 大介

織田 大介

アース製薬株式会社

里村 明洋

里村 明洋

アドビ株式会社

道蔦 聡実

道蔦 聡実

元 カシオ計算機株式会社

株式会社丸山製作所

鳥光 厚志

鳥光 厚志

インキュデータ株式会社

河井 健之助

河井 健之助

インキュデータ株式会社

開催概要

開催日時

  • Day 12022年 9月1日(木)13:30~16:45
  • Day 22022年 9月2日(金)13:30~16:45

開催趣旨

CMO/マーケティングリーダーの使命!「未来」を考えるこれからの経営とマーケティング

価値観の多様化やDXが急速に進むとともに、マーケティングの重要性は更に高まっています。日本企業において最高マーケティング責任者の立場は欧米と比べ、まだまだ少ないと言われていますが、直近のとあるリサーチ結果では、全体の半数以上が、マーケティングを俯瞰して見ている責任者/CMOの配置をしているという結果も出ており、マーケティング機能が企業の基盤になってきていることは言うまでもありません。

多様な価値観や競合企業が多く生まれている中で、CMOやマーケティングリーダーによる、戦略づくり、及び自社の活動における強みを活かす組織作りは、より一層注目を増し、かつマーケティングトップやリーダーに欠かされる使命や目標は、これまで以上に難易度が上がっています。

事業や部門ごとに単独で行動してしまうことは、幅広い層の顧客接点を逃すことや、新規の顧客獲得に向けた接点の機会や可能性を低くしてしまうことさえあり、CMOは顧客だけではなく従業員・投資家・社会に対しても、企業の姿勢やブランドの思想を伝えるブランドマネジメントを行っていくという根柢の考えを数年の未来を見通し、且つ全体最適の視点を持って考えていく必要があるのです。更には、顧客の購買行動がこれまでとは違って「顧客主導型」に変化している中、「3rd Partyクッキー」の規制も入り、デジタルマーケティングを根本から考え直す動きも注目を集めており、その領域も人員配置や組織体制も見直していくことも大切なポイントです。

第9回目を迎える本フォーラムでは、著名なマーケティングを統括されている企業のトップおよびリーダーをお招きし、未来志向で価値を生み続けるためのマーケティングと組織づくりはどうあるべきか、CMOやマーケティングリーダーが経営を変えていくために必要なキーファクターをとは何かについて、先進企業の事例を交えながら考察してまいります。是非この機会にご参加くださいませ。

概要

参加対象者

企業の経営者、役員、CMO、マーケティング、広報、CX、経営企画部門等の管理職の方々

参加料

片方参加の場合(DAY1 or DAY2) ¥11,000(お一人様/税込)

両日参加の場合 ¥20,000(お一人様/税込)

※お申込み時に選択いただけます。

参加定員

150名(事前登録制)

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

特別協賛

協賛

区切り線

プログラム詳細

Day1 ~組織変革と担当部門が持つべき視座~ 9月1日

13:30 開会

13:30~14:20 特別講演Ⅰ 【マーケティングの再考】

マーケティングの解体と再構築

  • 「マーケティングできる」ようになるためには、マーケティングだけ勉強しているのではダメである
  • 人間理解をもとにマーケティングを実践することにより、特に人事とマーケティングは融合する
富永 朋信 氏

株式会社Preferred Networks

SVP 最高マーケティング責任者

富永 朋信

早稲田大学法学部卒業。University of Virginia, Darden school of business, The executive program修了。日本コカ・コーラなど9社でマーケティング業務を歴任。うち、西友、ドミノ・ピザジャパン、Preferred Networksなど直近4社では最高マーケティング責任者を拝命。マーケティングの核=人間理解という考え方に基づき、企業でマーケティングを実践する傍ら、アドバイザリーとしてブランド戦略、コミュニケーション設計、人事研修の設計実施など多岐にわたる業務を行う。政府系機関のオフィシャル広報アドバイザー(厚生労働省年金広報検討委員、内閣府など)多数。マーケター・オブ・ザ・イヤー審査員、日経クロストレンド アドバイザリーボード、日経COMEMOキーオピニオンリーダー、マーケターキャリア協会理事などマーケティング系団体・カンファレンスのアドバイザリーボード、議長などを多数拝命。著書に行動経済学をベースに個人が幸福を設計する戦略を論じた「幸せをつかむ戦略」(日経BP社 ダンアリエリー との共著)、「広報DX」(宣伝会議社 安倍内閣全世代型社会保障に関する広報の在り方会議 構成員共著)、デジタル時代の商品企画(翔泳社)

講演のポイント

P&G、日本コカ・コーラ、西友、ドミノ・ピザジャパン、イトーヨーカドー等、様々な企業でマーケティングに携わってこられた、まさにマーケティングのプロである富永氏。「マーケティングができる」ようになるために必要な視座や、富永氏のお考えや哲学について、ご講演をいただきます。

14:20~14:40 協賛社講演Ⅰ 【組織への浸透】

アドビはどのようにマーケティングの責任領域を拡大しているのか

  • 外資系IT企業のデータドリブンマーケティングのリアル
  • IT企業と消費財企業の違い、そしてそれぞれが定義するデータの齟齬
  • これからのデータドリブンマーケティングと組織への浸透
里村 明洋 氏

アドビ株式会社

常務執行役員 兼 CMO(最高マーケティング責任者)

里村 明洋

兵庫県尼崎市出身。慶應義塾大学総合政策学部卒業。新卒でP&Gに入社。営業からマーケティングまでP&Gとしては異色のキャリアを築き、日本とシンガポールにて営業から営業戦略やブランド戦略、コンセプトや広告開発などに従事。Googleに転職後は、プラットフォーム(検索、Google Play、Androidなど)、ハードウェア(Google TV、Chromecast、Nexusなど)、ソフトウェア(Google Maps、Google翻訳、Google Assistantなど)の多岐にわたるマーケティングを統括。2019年3月よりアドビ株式会社に入社、2020年12月より現職。経済産業省主宰「創造性を発揮する組織」に関する有識者研究会委員。趣味はお笑いと釣り。

講演のポイント

データドリブンマーケティングを標榜するアドビ自身が、社内でどのようにそのマーケティングの価値を拡げているのか。外資系IT企業におけるデータドリブンとは具体的にどのようなことを指し、消費財企業におけるマーケティングとどのように違うのかを解説。それぞれが扱うデータのレベルと1st partyデータの使い方の違いについても触れる予定。業界や企業が属するカテゴリーの特性を理解せず、マーケティングを単純化して語ることがいかに危険であり、かつ応用できることとすべきでないことがあるのか、またどのようにそれを組織で浸透させることが出来るのか。消費財からハードウェア、ゲームアプリ、エンタメ/ライフスタイルプラットフォーム、OS、そしてクリエイティブソフトウェアやマーケティングテクノロジーに至るまで、多くの業態業界、組織を経験してきたアドビのCMOが語る。

14:40~14:50 休憩

14:50~15:40 特別講演Ⅱ 【組織・文化改革】

アース製薬のマーケティング組織改革

  • 『この内容は報告書から削除しろ!』開かれた組織文化への挑戦
  • 『報連相はもう古い!』ハイタッチによるコミュニケーション改革と権限委譲
  • 『Unlearning(学習の棄却)』徹底した客観的思考をする組織文化へ
織田 大介 氏

アース製薬株式会社

執行役員

マーケティング総合企画本部長

織田 大介

同志社大学文学部卒業。1996年、スポーツ用品専門店株式会社アルペン入社。スポーツ用品店の店舗販売員からキャリアをスタートし、人事部・スキーウェアバイヤー・PB商品企画・戦略企画室とジョブローテーションを行いマーケティングの基礎を学ぶ。2008年、アスクル株式会社入社。法人向けカタログ「アスクル」の生活消耗品担当者としてPB開発のためアジア各国の工場を訪問しSCMを学ぶ。2013年より個人向けEC『LOHACO』の日用品仕入れ責任者として「まとめ割」「レビューキャンペーン」などLOHACO独特の販促手法を駆使して成長を牽引。その傍ら越境ECの販路開拓を行う。2017年、アース製薬株式会社入社。「日用品EC市場」の開拓に従事。2022年3月から同社マーケティング総合企画本部長執行役員として老舗メーカーのマーケティング改革に着手。

講演のポイント

スポーツ用品店のアルペン、アスクルなどで商品企画・越境インバウンドプロモーション・SNSマーケティングなどの様々なマーケティング施策を実現されてきた織田氏。現在では、アース製薬においてマーケティング部門を統括される役員としてご活躍されています。本イベントでは、老舗メーカーのマーケティング組織の変革についての具体的な手法や、思考についてお話しをいただきます。

15:40~16:00 協賛社講演Ⅱ 【担当部門が持つべき視座】

DX時代を生き抜くマーケティングの体制・必要スキルとは?

マーケティングに関わらず、すべての業務においてデータを見る力は必要とされています。ゆえにデータサイエンティスト採用の競争が繰り広げられ、データサイエンティスト集団によるデータ分析CoE(Center of Excellence)や、全従業員にAI活用を必須化する動きが加速していますが、そのような体制が常に正解ではなく"ひずみ"が生じるケースも存在します。そうしたケースを例に無理のない、理想のマーケティング体制とつくり方を事例とともにご紹介します。

鳥光 厚志 氏

インキュデータ株式会社

Director, Business Consulting

鳥光 厚志

大手コンサルティングファームで10年間、データ×テクノロジー×ビジネスにおけるコンサルティングのキャリアを積み、数多くのクライアント様のデータを活用したビジネス変革の戦略を策定。Incudataではデータ活用に向けたビジネスコンサルティングの統括に従事。

講演のポイント

データ活用が当たり前に変わり行く中で、企業はビジネス、マーケティング、データ分析、エンジニアリング等の多様なケイパビリティが求められます。しかし、1人の人間が全ての能力を専門的に備えているスーパーマンは存在しません。だからこそ、それぞれの専門的人材を組織していくことが求められますが、そこに共通言語がなければただの点の集まりとなり専門人材の間でのシナジーが生まれなくなります。理想的な組織は敢えて曖昧さを作ることがポイントだと考えています。

16:00~16:05 休憩

16:05~16:45 特別講演Ⅲ 【全体最適化を目指す組織】

持続的価値創出可能なマーケティング組織づくり

  • プロダクトオリエンテッドから顧客体験オリエンテッドへ
  • マーケティング活動の全体最適化
大村 寛子 氏

ヤマハ株式会社

執行役員

ブランド戦略本部 本部長 兼 マーケティング統括部長

大村 寛子

1992年ヤマハ株式会社入社。IT部門、製造部門を経て電子楽器の商品企画・開発、鍵盤楽器営業等を担当した後、2018年ヤマハで初となるマーケティング全社部門を立ち上げる。2019年同社執行役員就任。2021年4月よりブランド戦略本部長としてブランド価値向上に取り組む。日本アドバタイザーズ協会理事。

講演のポイント

2018年より、ヤマハ初のマーケティング部門を立ち上げられ、2021年より、ブランド戦略本部長として、またマーケティング領域も統括されている大村氏。本イベントでは、SDGs時代の全体最適化を目指した、マーケティング組織づくりについてお話をいただきます。

Day2 ~顧客と創るマーケティング組織、新たな価値~ 9月2日

13:30 開会

13:30~14:20 特別講演Ⅰ 【デジタル戦略とマーケティング】

ベイシアのデジタル戦略と取り組み成果

2020年12月にアプリを立ち上げ以降、Marketing Automationの導入、ネットスーパーの立ち上げ、顧客ビックデータ基盤、アプリのサービス・販促強化など次々にデジタルサービスを進化させてきております。その戦略と取り組み成果と今後の構想について生々しくお話し致します。

亀山 博史 氏

株式会社ベイシア

マーケティング統括本部本部長 兼 デジタル開発本部 本部長

亀山 博史

大学卒業後マツモトキヨシ入社。上野アメ横店勤務。その後米国にてMBAを取得。 アビームコンサルティング、富士通総研にて小売、外食、食品卸、サービス業のBPR、システム構想を経験。アマゾンジャパンでは化粧品部門トップとして、ビジネス急拡大をリードする。 スターバックスではスターバックステクノロジー本部の本部長としてデジタル化の推進。2020年10月よりベイシアのマーケティング統括本部 デジタル開発本部の本部長に着任しベイシアのデジタル化を推進。

講演のポイント

2020年後半からマーケティング統括本部本部長、デジタル開発本部本部長を務められている亀山氏。ネットスーパーの立ち上げや顧客とデジタルで如何につながり、成果を出していくのか、スピードを高めるポイントを、豊富な事例を交えながら、実務視点で解説いただきます。

14:20~14:40 協賛社講演Ⅰ 【組織のマインドセット】

ビジネスとマインドセットを”デザイン”する

テクノロジーが世の中へ浸透し、デジタル・データによる環境変化と生活者の価値観の多様化から、産業構造の転換が求められています。そのためには、レガシー企業文化から脱却し、生活者価値起点と価値共創型へと企業文化を刷新することが必要になります。本講演では各企業様の支援を通して得た気づきをご紹介します。

河井 健之助 氏

インキュデータ株式会社

Principal, Business Design

河井 健之助

データアナリストとしてキャリアをスタートし、仏系広告代理店にて主に消費財・飲食・飲料・製薬・自動車業界のCRM戦略やマーケティング戦略、DX戦略やデータ統合など多岐に渡るプロジェクトをリード。その後米系クリエイティブファームにて新規プロダクト/サービス開発支援や体験設計、大手企業やスタートアップに対してクリエイティブ×データ思考やビジネスデザインの講師/メンターとしてサポートするなど、企業と共創するパートナーとしてプロジェクトをリード。インキュデータでは、本質的な課題設定からサポートし、アウトプットに囚われない真の意味でのビジネス改革をクライアントと共に共創するパートナーとしてコンサルティング支援を行う。

講演のポイント

技術革新により生活者の価値観が多様化している時代においては、企業が一方的な価値を提供しても顧客体験は一部/一時的にしか向上せず、本質的な課題解決になりません。

生活者と共に目指すゴール/ビジョンを定義し、その指針に向かって企業も継続的に変化し、共に価値を共創していく必要があるのではないでしょうか。

14:40~14:50 休憩

14:50~15:30 特別講演Ⅱ 【顧客基点マーケティング】

アフターコロナ、新時代の顧客起点マーケティング
~前例のないことにチャレンジし、新たな価値を創造する~

  • ピップエレキバン、スリムウォークの前例にないマーケティング改革
  • 顧客基点のマーケティング
久保田 達之助 氏

ピップ株式会社

取締役 商品開発事業本部長

フジモトHD株式会社 執行役員 CMO

明治大学 情報コミュニケーション学部 兼任講師

久保田 達之助

明治大学政治経済学部経済学科卒、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修(ExectiveMBAコース)、大学卒業後、大手旅行会社でエンターテイメント関連事業に多く携わり、マーケティング部長、事業開発部長を歴任、2015年大手化粧品会社取締役マーケティング部長、2018年フジモトHD㈱執行役員CMO、2019年ピップ㈱取締役商品開発事業本部長。明治大学でマーケティング戦略、キャリアデザイン、プレゼンテーションを教え若手マーケティング人材育成にも尽力している。著書に「新規事業のつくり方講座」「答えのない時代のキャリアデザイン」(出版社:カドカワ)。

講演のポイント

過去JTBやドクターシーラボでマーケティング職を歴任され、いまでは「ピップエレキバン」や「スリムウォーク」など医療衛生用品を製造販売し、創業114年を迎えるピップグループにてCMOを務められている久保田氏。本イベントでは、ピップグループの顧客基点で、前例にないマーケティング改革についてお話しいただきます。

15:30~15:50 協賛社講演Ⅱ 【顧客インサイトの創造】

顧客をワクワクさせ、本当のコミュニティを構築するには

  • 顧客インサイトは創造するもの。理解するものではない
  • アドビのクリエイターコミュニティやユーザーグループとは
  • チュートリアルが自動的に出来上がるわけ
里村 明洋 氏

アドビ株式会社

常務執行役員 兼 CMO(最高マーケティング責任者)

里村 明洋

兵庫県尼崎市出身。慶應義塾大学総合政策学部卒業。新卒でP&Gに入社。営業からマーケティングまでP&Gとしては異色のキャリアを築き、日本とシンガポールにて営業から営業戦略やブランド戦略、コンセプトや広告開発などに従事。Googleに転職後は、プラットフォーム(検索、Google Play、Androidなど)、ハードウェア(Google TV、Chromecast、Nexusなど)、ソフトウェア(Google Maps、Google翻訳、Google Assistantなど)の多岐にわたるマーケティングを統括。2019年3月よりアドビ株式会社に入社、2020年12月より現職。経済産業省主宰「創造性を発揮する組織」に関する有識者研究会委員。趣味はお笑いと釣り。」

講演のポイント

顧客と共に創る協創 (もしくは共創) といった概念は、昨今よく聞くようになった。だが、最も基礎となる顧客やそのインサイトが誤解されているケースが多々見られる。求められているのは、顧客すらも気付いていない事実であり、そしてそれをアイデアに変え顧客をワクワクさせることができるかである。共創はそのプロセスに過ぎない。顧客インサイトの創造と心をつかむ方法や、アドビのクリエイターコミュニティへのアプローチや、マーケティングオートメーション Adobe Marketo Engageユーザーグループのへのアプローチなどアドビの事例に触れながら、顧客インサイトの創造と心をつかむ方法や、アドビのクリエイターコミュニティへのアプローチ、またマーケティングオートメーション Adobe Marketo Engage ユーザーグループへのアプローチなど、アドビの事例に触れながら、業界や業態によって異なるユーザーへのアプローチを紹介。

15:50~15:55 休憩

15:55~16:45 特別講演Ⅲ 【デザイン思考】

顧客視点で始めるDX - 日本企業を変える方法

  • 顧客は誰だ?顧客に最高の体験を提供する
  • DXには、データとデジタルの活用が必須
  • デザイン思考で、DXのためのマインドセットチェンジを行う

元 カシオ計算機株式会社
エクスペリエンス デザインセンター センター長
兼 CXDO

株式会社丸山製作所 DX推進室長

道蔦 聡実

カシオ計算機にて、1990年代にタッチパネル式、音楽再生機能付、スケジューラー機能付の腕時計など、現在のスマートウオッチの原型となるような様々な腕時計の商品企画開発をおこなった。国際標準化団体Bluetooth SIGにて日本人唯一のワーキンググループ議長として、Bluetooth Low Energy(4.0)の策定をリードした。その結果、世界初のBluetooth でiPhoneと接続できるG-Shock時計を企画開発した。G-Shockがインターネットつながったことにより、匿名情報の収集が可能となり、顧客視点での商品開発に着目。エクスペリエンスデザインセンターを設立し、データとデジタル技術に基づく商品開発に取り組んだ。2021年に、丸山製作所に転職後DX推進室を立ち上げ、Bluetooth で協業して得たGAFAM流のプロジェクト推進のノウハウに、デザイン思考を加えて、全社デジタルトランスフォーメーションを推進、実施している。米国デザイン大学、国内国立大学とデザイン思考で協業。

講演のポイント

カシオ計算機にて世界初のBluetooth でiPhoneと接続できるG-Shock時計を企画開発したご経験のある道蔦氏。現在は、農業用機械用機械などを製造している、丸山製作所にてこれまでのご経験を活かし、DXを推進、実施しておられます。本講演では、顧客に最高の体験を提供するための、マインドセットチェンジ、デザイン思考についてお話しいただきます。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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