Digital Twin Forum 2022
産業界のDXを加速するデジタルツイン
モノ×サービスの統合的価値づくりの経営
開催概要
開催日時
- Online2022年6月28日(火)14:00~15:30
(配信開始予定 13:45~)
開催趣旨
昨今、モノとサービスを分けて経済活動を捉えてきた前提を見直し、モノとサービスを分けずに「価値づくり」の視点で経営論理を組み立てる潮流があります。この価値づくりの変遷を加速させているのが、デジタルツインに代表されるようなデジタル技術の進展です。
例えば、物理空間にある現実の機器や設備を仮想空間上に再現したデジタルツインを活用することで、稼働状況をリアルタイムに分析し、実機の運用を最適化することや、予防的なメンテナンスが可能になります。
デジタルツインは、イノベーション創出のカギとして重要視される「コネクテッド」「スマート」「プレディクティブ(予見的な)」といったキーワードを実現するプラットフォームして注目されています。
本フォーラムでは、産業界における価値創造の変遷と展望、そしてそれを加速させるデジタルツインについて議論します。
概要
参加対象者 |
製造業界の、役員、デジタル、情報システム、経営企画、生産、研究技術開発部門の管理職の方々 |
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参加料 |
無料 |
参加定員 |
100名(事前登録制) ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協賛 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:05 オープニング(5分間)
14:05~14:25 特別講演(20分間)
コマツが目指す、未来の現場
~DX時代のDigital Twin・シミュレーションの活用法~
- コマツの目指すダントツバリュー(戦略とDX)
- DXを実現するDigital Twinとシミュレーションの活用
- ソリューションによる顧客価値の最大化

コマツ
(Immersive Technologies Pty Ltd.
Vice President)
浅田 寿士 氏
これまで、産業用ロボット・建設機械の研究開発に従事。近年、建設機械の使われ方に着目し、機械が生み出すデータの活用とそのデータビジネスに従事。2019年よりシミュレータ等でオペレータのスキル向上を提供するイマーシブテクノロジーズ社にて、顧客オペレーションのソリューションビジネスに従事。
14:25~14:40(15分間)
デジタルツインを駆使した、モノづくりイノベーションの真価と進化
持続的な成長に向けたビジネスモデルの再構築において、自動車業界におけるMaaSへのシフトのような、モノ売りからコト売りへの変化が一つの潮流として加速しています。このような変革にあたっては、製品の品質や機能向上などモノ単体の改善を追求するだけでは不十分で、モノが利用される環境への影響や他の構成要素との相互作用を含めたよりハイレベルな視点での改善効果の検討が必要になっています。
このニーズに対応すべく、Ansysが提供するシミュレーションベースのデジタルツインは、いまや製品設計検証にとどまらずに、新たな価値の創造に貢献しています。本講演では、Ansysが牽引するデジタルツインのソリューション概要と、それがもたらすビジネスインパクトについて、事例を交えてご紹介します。

アンシス・ジャパン株式会社
Area Vice President カントリーマネージャー
大谷 修造
1981年岩崎通信機株式会社に入社。その後、日本ヒューレット・パッカード株式会社を経て、1995年オートデスク株式会社に移籍し、製造業向け事業開発およびアジア太平洋地区マーケティングに従事。その後、日本ブロードビジョン株式会社、ウェブメソッド株式会社を経て、2006年オートデスク株式会社に再入社し、メカニカルソリューション事業本部長を歴任。2013年IHSグローバル株式会社にて代表取締役社長に就任。2018年5月より現職。
14:40~14:55(15分間)
デジタルツインが製造業にもたらす競争優位性を考える
~マイクロソフトのデジタルツイン・テクノロジと活用事例
マイクロソフトでは、Azure Digital Twins を始めとする各種サービスによって、スケーラブルなデジタルツイン環境構築テクノロジを提供しています。これらのテクノロジを使って、実環境の包括的なモデルの開発と構築を迅速に進め、物理的世界とデジタル世界のストリーミング データをつなぎ、統合された空間からデータを照会したり、シミュレーションを実行することができるようになります。このような機能は、まさに「変化こそが唯一変わらないもの」といえる現代には特に重要です。デジタルツインでフィードバック ループを生み出すことで、不確実な世界でも、より高い洞察力を製造業にもたらすことができると考えています。本セッションでは、デジタルツイン・テクノロジによって製造業のお客様とどのようなイノベーションを生み出しているか事例を通してご紹介いたします。

日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズ製造事業本部
モビリティ&マニファクチャリング エキスパート本部
インダストリーアドバイザー
鈴木 靖隆 氏
20年以上にわたり、生産管理、サプライチェーン管理、製品ライフサイクル管理などの業務ソフトウェア開発販売会社で、ソリューション提案、導入コンサルタントとして従事。2012年に日本マイクロソフトへ入社後は、製造業のデジタルトランスフォーメーションに役立つソリューション開発・提案に一貫して従事。
14:55~15:30 パネルディスカッション(35分間)
モノからコトへ サービスのイノベーションを実現する価値づくり戦略
- 変化するモノづくりへの対応 ~顧客に寄り添うサービス提供へのヒント~
- 多様化するニーズを理解したデジタルツインの可能性
- イノベーション創出へ向けた未来への展望

コマツ
(Immersive Technologies Pty Ltd.
Vice President)
浅田 寿士 氏

アンシス・ジャパン株式会社
Area Vice President
カントリーマネージャー
大谷 修造
prof

日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズ製造事業本部
モビリティ&マニファクチャリング エキスパート本部インダストリーアドバイザー
鈴木 靖隆 氏
※ プログラム内容・講演者・時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。