エグゼクティブ・マーケティング・フォーラム
～新時代のビジネス成功の鍵を握る
顧客起点のマーケティング戦略と実践～

コトラー氏の『マーケティング5.0』では、AIや自然言語分析など、新しいデジタル技術のマーケティングへの積極的導入が提案されている。このようなマーケティングのデジタル対応が必要な理由に、ベビーブーマー世代と、アルファ世代の消費についての考え方の違いがあげられている。今までマーケターは、ライフスタイル別マーケティング、エリア別マーケティングを行ってきたが、そこにこのような世代対応もテーマとなり、マーケティングのデジタル化は、今後の成否の要である。本講演では、マーケティング5.0時代で、今求められている顧客理解を説明する。あわせて、コロナのマーケティングに対する影響も説明する。

新時代の今、ビジネスの持続的な成長を目指すなら、自社のマーケティング活動の現状を見直し、人材やスキル不足といった壁を乗り越え、属人的なマーケティングから脱却しなければなりません。本セッションでは、SAPが買収して日本市場に展開させていただく“Emarsys”（エマーシス）による、非属人的テクノロジーとの共創による新しいマーケティングをご紹介します。従来のマーケティング手法として、顧客セグメントからペルソナを作成し、想定されるジャーニーを描き、施策を実行し、PDCAを回していくという時間を要する方法から脱却し、経営目標を達成するために改善が必要なKPIを抽出し、そのKPIを改善するためにテクのロジーの力を借りてベストプラクティスを即座に実行して効果を創出していくという、次世代マーケティングの実現方法についてご紹介します。

ここ数年で消費者のブランド選択における重視点、購買行動におけるキードライバーは大きく変化した。 ポストコロナにおける企業・ブランドの持続的な成長のため、マーケティング責任者とマーケティング部門は、本質的な消費者理解に基づき、今を捉えるだけではなく先を見据えた仮説とマーケティング戦略・戦術設計を求められている。本セッションではデータと感性の両方を重視して戦略・戦術を展開する丸亀製麺のマーケティングにおける考え方やポイント、具体的な取り組み・施策について紹介する。