Ignite 22 Japan【Special Executive Track】
デジタル時代に考えるサイバーセキュリティマネジメント
~攻めのセキュリティ変革で創る、DXへの視座~
開催概要
開催日時
- Online2022年10月3日(月)~2022年12月25日(日)
※2022年10月3日(月)より配信スタート!期間中は何度でもご視聴が可能です(事前登録制)
開催趣旨
デジタルトランスフォーメーション(DX)による新たな競争優位性の獲得―
昨今のビジネス環境においてDXによる変革はとどまることを知らず、生産から販売までのバリューチェーン上のすべての工程や、コーポレート機能のデジタル化も加速度的に進んでおります。言わずもがな、デジタル化はビジネスのスピードを向上し競争優位性に大きく貢献する一方で、セキュリティの脆弱性を狙ったサイバー攻撃ポイントを増やしていることを忘れてはいけません。
事業継続性の観点から変化に強い需給網を再構築しながらも、攻撃対象企業の取引先の弱点を狙ったランサムウェア攻撃やネットワーク上で動作するプログラムの脆弱性を狙った不正アクセスなど、サイバー攻撃が企業へ与えるダメージは計り知れません。サイバー攻撃が高度化・複雑化していくなかで、デジタル化によるビジネス変革にセキュリティガバナンスが対応し切れていない可能性があげられているのではないでしょうか?
DXを加速していくなかで、同時にサイバー攻撃に対して攻めのセキュリティ対策が求められていることは言うまでもありません。サイバー攻撃の対象は特定業界への攻撃に留まらないなかで、すべて企業において経営レベルでの対応が求められております。
ネットワークに繋がる以上、地理的な制約を受けることなく容易に国境を越えた攻撃も可能となりサイバー空間におけるセキュリティ領域でのガバナンス力向上・強化を進めていく必要があるのではないでしょうか?
当セッションでは、“攻めのセキュリティ変革”をキーワードに、複雑・巧妙化するサイバー攻撃を予知し保全していくための、ITセキュリティガバナンスをグローバル・子会社間を巻き込んだ攻めのセキュリティ実装を実現された事例やセキュリティ人材の育成や組織体制に至るまで、プロフェッショナルな立場の方々をお招きし、ベストプラクティスを紐解きます。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
概要
参加対象 |
経営者、役員、CSO/CISO、情報システム、経営企画、業務他、各事業部門の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
ショート講演Ⅰ(20分間)
サイバーセキュリティ最前線 ~事前対策の備え~
- DXにはビジネス転換だけではなくセキュリティ対策も肝要
- 改正個人情報保護法により、一定のインシデント発生時に法的義務が課せられた
- インシデント発生時、事業継続と信頼維持の両面から対応
- 経営レベルで捉えるサイバー攻撃への備え

西村あさひ法律事務所
弁護士
北條 孝佳 氏
(元・大阪府大阪市最高情報セキュリティ責任者(CISO)補佐業務)
警察庁技官として10年以上勤務し、サイバー攻撃等に対する解析業務や新たな捜査手法の研究などに従事。在職中に司法試験に合格、西村あさひ法律事務所に入所、企業の危機管理や不祥事対応、サイバーセキュリティ対策・対応等に従事するほか、技術者・経営者向けの研修や全国都道府県警察を始め全国各地での講演活動も行う。内閣サイバーセキュリティセンター・サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会構成員、埼玉県警察本部・サイバー犯罪対策技術顧問、国立研究開発法人情報通信研究機構・招へい専門員、日本弁護士連合会・情報セキュリティWG委員、一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会・専門委員、NPOデジタル・フォレンジック研究会・理事、一般社団法人弁護士業務デジタル化推進協会・理事なども務める。近著に「情報刑法Ⅰ サイバーセキュリティ関連犯罪」(弘文堂)などがある。
ショート講演Ⅱ(20分間)
「デジタル基盤」の上に「ヒューマンの価値」を生かすJTBのDX
~安心してDXを進めるためのサイバーセキュリティ戦略とは
コロナ禍によって旅行業界が受けている影響の大きさは言うまでもありませんが、リモートワークやバーチャルトリップなど、デジタルを活用した働き方やソリューションの重要性が高まっています。JTBグループは「デジタル基盤」の上に「ヒューマンの価値」を生かすことを前提として、お客様の実感価値の向上と交流創造事業の拡大を目指しています。そのためには古いデジタル基盤からの脱却によるデジタルトランスフォーメーションが重要です。更にそのような環境において、安心してDXを進めるサイバーセキュリティを備えていくことが求められます。JTBグループの3つの事業領域(ツーリズム、エリアソリューション、ビジネスソリューション)を網羅するDXの未来と、セキュリティ戦略について紹介します。

株式会社 JTB
常務執行役員
デジタルトランスフォーメーション推進担当 CIO CISO
福本 伸昭 氏
1983年 早稲田大学卒業後、日本IBM株式会社に入社。中央銀行やメガバンクのプロジェクトマネジャーを務めた後、日本IBMと複数の地方銀行による合弁会社、株式会社地銀ITソリューションの代表取締役社長、日本IBMの金融ソリューション部門の執行役員を歴任。2019年4月株式会社JTB情報システムの常務取締役としてJTBグループに入社、2020年4月より現職。JTBグループのDXをけん引している。
ショート講演Ⅲ(10分間)
パロアルトネットワークスが提唱する、デジタル時代におけるサイバーセキュリティの捉え方(仮)
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パロアルトネットワークス株式会社
日本担当最高セキュリティ責任者
(Field CSO)
林 薫
パロアルトネットワークスの日本担当の最高セキュリティ責任者(Field CSO)。2000年より大手米国セキュリティ企業のインターネットセキュリティ研究所のエンジニアおよびマネージャーとして、セキュリティの研究や新種マルウェアへの対応、脆弱性情報の収集・分析、技術開発などを担当。2015年末にパロアルトネットワークスに入社し、Unit 42 脅威インテリジェンスアナリストとして脅威分析などを担当、2019年2月に日本担当のField CSOに就任。インシデント対応や人材の育成などを行いながら、国際的セキュリティカンファレンスへの登壇やマルウェア専門誌へも多数寄稿。担当地域でサイバー攻撃の事前防御、プラットフォーム化、自動化、インテリジェンスの活用、攻撃ライフサイクルに基づく防御、サイバーセキュリティ教育の重要性等について、組織上層部と技術者のどちらにも通じる言葉で説明できるオピニオンリーダーとして発言・活動を進めている。趣味は、旅行や釣り、ギター演奏。
パネルディスカッション(40分間)
デジタル時代に考えるサイバーセキュリティマネジメント
~組織・人材・レジリエンス(事業継続性)にみる攻めのセキュリティ変革への視座~(仮)
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西村あさひ法律事務所
弁護士
北條 孝佳 氏

株式会社 JTB
常務執行役員
デジタルトランスフォーメーション推進担当 CIO CISO
福本 伸昭 氏

モデレーター
パロアルトネットワークス株式会社
日本担当最高セキュリティ責任者
(Field CSO)
林 薫
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。