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ピープルビジネスの変革・組織戦略の最前線
~サービス・小売/物流・販売業の
利益創出のための変革と組織の再構築~

Speakers

ケイアンドカンパニー株式会社 代表取締役

前 ネスレ日本株式会社 代表取締役社長 兼 CEO

高岡 浩三

「島耕作シリーズ」漫画家

弘兼 憲史

慶應義塾大学 名誉教授

竹中 平蔵

早稲田大学大学院経営管理研究科

早稲田大学ビジネススクール 教授

入山 章栄

開催概要

開催日時

東京

Online

  • 〈Day1〉2022年 10月18日(火)13:00~17:50
    (受付 12:30~)
  • 〈Day2〉2022年 10月25日(火)13:00~18:00
    (受付 12:30~)

※いずれかの日程もしくは1セッションからでも参加可能

開催趣旨

急激な環境変化と激化する競争のなか、事業の収益性や競争優位性が短期・中期的に危ぶまれる機会が増え、事業ポートフォリオの見直しや利益率向上に向けた聖域なき改革に取り組む必要性が高まっています。事業価値のコモディティ化・陳腐化スピードが速くなるなか、イノベーションを通して事業ポートフォリオの機動的な変革・アップデートや、オペレーション面では、品質・コストのトレードオフを乗り越える最適化の模索を通して、戦略の実行力・収益性を高める組織づくりが求められています。特に、外食・レジャー・介護業界をはじめ、小売・不動産・金融・運輸物流・製品メンテナンスなど「人」が関与する「ピープルビジネス」においては、従業員が顧客に対して直接的・間接的にサービス提供するうえで、正社員・非正社員の人財の関与が大きいこと、また分散的な拠点・事業所のマネジメントが求められることが特徴で、本部の戦略・イノベーションの価値創造に加え、組織マネジメントの面でも人手不足・人件費高騰など難局を乗り越える仕組みづくりや変革が求められます。

本セミナーでは、基調講演・特別講演では、イノベーション論や人財戦略の一線を研究される著名人や日本経済・社会の最前線で活躍する著名人をお招きし、お話しいただきます。事例講演では、ピープルビジネスの様々な業界より変革の最前線で挑戦する方々をお招きして具体的なエピソードを伺います。

新型コロナウイルスへの対応について

本イベントはライブ配信と、現地開催をいたします。会場では席と席との間を十分空けるなど、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを高める3つの条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。

ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。

また、当イベントは政府や東京都の方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、
社長室や次世代戦略を推進・立案される責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

ライブ配信:1,000名

会場へのご来場(一橋大学一橋講堂):100名程度

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

会場でのご聴講を希望される方にも、ライブ配信への切り替えをお願いする場合がございます。

受講証または視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

ClipLine株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

一橋大学一橋講堂

東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター内2F

東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町駅」A8・A9出口より徒歩4分

東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩4分

区切り線

プログラム

〈Day1〉変革とイノベーション 10月18日(火)

13:00~13:50 基調講演

高岡浩三のイノベーション道場 ~サービス業・ピープルビジネス編~

  • 高岡浩三氏が考えるイノベーションを推進するフレームワーク
  • 大企業特有の資産や組織の慣性を打ち破りイノベーションを実行に移すポイント
  • テアトル東京アカデミー、株式会社FOOD&LIFE COMPANIES等の社外取締役を務めながら感じる、サービス業等のピープルビジネスでイノベーションを起こすポイント

ケイアンドカンパニー株式会社

代表取締役

前 ネスレ日本株式会社 代表取締役社長 兼 CEO

高岡 浩三

1960年3月30日 大阪府生まれ。1983年ネスレ日本株式会社入社、各種ブランドマネジャー等を経て、ネスレコンフェクショナリー株式会社マーケティング本部長として「キットカット受験応援キャンペーン」を手がける。2005年ネスレコンフェクショナリー株式会社代表取締役社長に就任。2010年ネスレ日本株式会社代表取締役副社長飲料事業本部長として新しい「ネスカフェ」ビジネスモデルを構築。同年11月より2020年3月までネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEO。2014年、自身が手がけた「ネスカフェアンバサダー」が第6回日本マーケティング大賞を受賞。2014年よりワールド・マーケティング・サミット・ジャパンカウンシル代表。同年「The Internationalist」による「37 OUTSTANDING MARKETERS NAMED INTERNATIONALISTS」に選出。2016年コトラービジネスプログラムプレジデント就任。2017年11月より早稲田大学ビジネススクール国際諮問委員。2020年3月末にてネスレを退職。以降ケイアンドカンパニー株式会社代表取締役として、サイバーエージェントなど6社のクライアントに対してピジネスプロデューサーとしてDXによるピジネスモデル転換を指導。また、高岡イノベーション道場を主宰し、イノベーション創出ノウハウを次世代に指導する。

13:50~14:30 主催者講演

ピープルビジネスのマネジメント変革で売上・客単価をあげるステップ
~顧客接点・サービス力を高めるための、本部とミドルの最適フォーマット~

  • ピープルビジネスにおけるイノベーションと落とし穴
  • ラストワンマイルの品質の高め方とラストワンマイルによる価値創出
  • 客単価120%・売上昨対連続更新・販売実績150%・赤字体質からの脱却などの成功事例

ClipLine株式会社

取締役 COO

金海 憲男

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。

14:30~14:45 休憩

14:45~17:00 事例講演 ※途中15分休憩

<<事例①>>

ヨーク、事業再編後のオペレーション統合とスタッフ教育の変革
  • 事業再編におけるオペレーション・教育の統一課題の解決事例
  • 教育リソースが不足していた店舗・ミドルに対する本部支援の実際
  • 事業再編を乗り越えて変革を推進した成功ポイント

株式会社ヨーク

執行役員 構造改革推進室長

神田 佳尚

1996年株式会社ヨークマート入社。05年9月東岩槻店店長、13年7月営業本部販売部埼玉ゾーンマネージャー、17年3月執行役員営業本部構造改革推進室長に就任。20年6月より株式会社ヨークマートから「株式会社ヨーク」へ商号変更に伴い同社執行役員営業本部構造改革推進室長に就任。主に店舗作業の効率化を推進するとともに、社員教育の企画、立案、実施。またこれらに関する総合的な戦略の企画、立案、実施、総合判断を担う。

<<事例②>>

MIRA fitness、サービス力による差別化と全国展開の展望
  • エリアNo1となったサービス力や店舗展開力の秘訣
  • デジタルを活用した顧客接点やサービス力の強化の成功事例
  • 全国展開を視野に入れたFitness事業のマネジメント支援の今後

株式会社aprecio

ウェルネス事業部 部長

渡邉 賢治

2006年入社。インターネット複合カフェの黎明期から、店長職、新規出店、売上対策などを遂行し、空間提供型サービスのノウハウを蓄積。2019年に新規事業として24時間フィットネスをオリジナルブランドで創設。店舗運営のIT化に取り組みつつ、ソフトのサービス力を差別化戦略とし独自のポジショニングを構築。

 

 

<<事例③>>

大東建託リーシングのチーム力・CSを高めるマネジメント変革
  • 1人1人の顧客の多様なニーズや背景を引き出しながら成約に結び付ける販売力ポイント
  • AIでは補いきれない『人と人の会話』『信頼を瞬時に構築できる応対』の必要性
  • OJT・トレーニングから店長向けのチームマネジメントを全国に浸透・展開する仕組みや実例

大東建託リーシング株式会社

取締役

有松 由紀子

1994年 大東建託の当時賃貸専門部署であったテナント営業課入社。ルームアドバイザーを7年間努めた後、当時女性では少なかった管理職に昇進。その後、本社教育部にて約12年近く人材育成・CS向上にあたる。2022年4月取締役に就任し現在に至る。 

17:00~17:50 特別講演

島耕作から見る日本経済と経営者・リーダーの未来像2022

  • 「島耕作」作者から見る日本経済や日本社会の未来
  • 日本のリアルな実業家への数々のインタビューから見えてきた経営者の姿や身の置き方
落合 博満 氏

「島耕作シリーズ」漫画家

弘兼 憲史

1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。70年松下電器産業(現パナソニック)本社販売助成部勤務を経て、73年に退職後、74年『ビッグコミック』誌にてデビュー。代表作は『島耕作』シリーズほか、『人間交差点』『黄昏流星群』など。サラリーマンとしての経歴を生かし、現代社会に生きる様々な大人達の生活や、葛藤をテーマに人生を考えさせる社会派作家として活躍中。代表作の『島耕作』シリーズは、団塊の世代への熱烈な応援歌として描いているとされている。

〈Day2〉日本経済の未来と組織戦略 10月25日(火)

13:00~13:50 基調講演

日本経済の未来と企業戦略・人財戦略への提言 ~新しい資本主義と企業経営への示唆~

  • 日本経済の未来と岸田首相の「新しい資本主義」
  • 企業に求められる無形資産・人材育成・組織改革の推進
  • 日本政治経済の変化から見られる企業経営への示唆

慶應義塾大学

名誉教授

竹中 平蔵

1951年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学名誉教授。博士(経済学)。一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを務める。2001年、小泉内閣の経済財政政策担当大臣就任を皮切りに金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任。04年参議院議員に当選。06年9月、参議院議員を辞職し政界を引退。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、SBIホールディングス株式会社 独立社外取締役、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事などを兼職。

13:50~14:30 主催者講演

人手不足と人件費高騰時代を勝ち抜くピープルビジネスの組織イノベーション
~直接人件費・間接人件費コントロールのための組織フォーマット~

  • 人手不足と人件費高騰時代から生まれる多くの課題
  • デジタル活用と組織変革を組み合わせた新たな組織フォーマットの作り方
  • 人件費コントロール・離職率低下・マネジメント人員30%減など成功事例とそのポイント

ClipLine株式会社

取締役 COO

金海 憲男

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。

14:30~14:45 休憩

14:45~17:10 事例講演 ※途中15分休憩

<<事例①>>

マーケティングとパーパスドリブンによる価値創出と企業成長 ~吉野家の戦略企画と組織の巻き込み方~
  • 市場を巻き込むヒット施策の作り方
  • パーパスドリブンの組織の巻き込み方
  • 吉野家の市場変化への対応やオペレーションの磨きこみ事例

株式会社吉野家 CMO

株式会社グリッド CEO

田中 安人

公益財団法人日本スポーツ協会ブランド戦略委員会委員 HR、経営戦略、海外戦略、販売戦略、スポーツマーケティング、アドバタイジング・エージェンシー/パートナー等幅広い経験から多くの企業のCMO歴任。 公益財団法人日本スポーツ協会ブランド戦略委員会委員。フェアプレイ委員会選考委員長。 組織論専門家として大学ラグビー選手権10度目の優勝を達成した帝京大学ラグビー部の強さの秘訣を今年の5月に企画・編集『逆境を楽しむ力 心の琴線にアプローチする岩出式「人を動かす心理術」の極意』(日経BP)※grid×電通B D Sとビジョンドリブンで会社のポテンシャルを発掘するサービス「VISIONEERING Assessment(ビジョニアリング・アセスメント)」を共同開発。

<<事例②>>

LUFLOS、全社に広げたマネジメントDXによる売上アップと販売員の意識・行動変容
  • 売上1.3倍につながったマネジメント変革の実際
  • ミドルが中心に全国に広げた変革のプロセス
  • 変革の結果としての販売員の意識変容とマネージャーの働き方改革

LUFLOS株式会社

営業部 エリアマネージャー

松丸 龍

2016年にLUFLOS株式会社入社。マネージャーとして、神奈川・千葉・茨城・埼玉のエリアを歴任。現在は千葉・茨城のマネージャー業の傍ら、Cliplineプロジェクト責任者、営業部全体管理業務を兼務。

 

 

<<事例③>>

C&P、美容業界の新セグメント開拓と業績向上を支える本部と店舗の一体感創出と満足度の高い顧客体験の構築
  • 明確な新セグメント「セルフカラー・ヘアメンテナンスの置換え」を切り開いた戦略
  • 強みである休眠美容師の戦力化やスムーズなオペレーション変更の推進
  • 客単価・サービス単価を伸ばした本部と店舗一体の取り組み

株式会社C&P

営業部 部長

上原 薫

美容師として店長、マネジャーと現場での経験を積み、2010年株式会社スタイルデザイナーに入社。外部加盟型FC店舗のSV(スーパーバイザー)を担当。2011年にカット・カラー専門美容室ChokiPeta(直営店)の立ち上げに携わり現在54店舗(2022年10月現在)を展開。2019年1月に株式会社C&Pとして分社化し、現在は集客、求人・採用、スタッフ教育(マネジメント・技術講習)と運営全般に携わる。 

17:10~18:00 特別講演

不確実な時代を勝ち抜く経営戦略と組織変革

  • 世界標準の経営理論から導かれる組織戦略
  • 変革できない「組織の慣性」の乗り越え方
  • 変革リーダーに求められる大局観と組織変革のポイント

早稲田大学大学院経営管理研究科

早稲田大学ビジネススクール 教授

入山 章栄

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関 への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008 年 に米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)を取得。 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013 年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019 年より現職。専門は経営学。「Strategic Management Journal」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書は「世界標準の経営理論」(ダイヤモンド社)、「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(英治出版)「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」(日経 BP 社) 他。 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターを務めるなど、メディアでも活発な情報発信を行っている。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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