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マクダーモット
インターナショナル・セミナー
IN JAPAN 2023

開催概要

開催日時

  • 東京2023年1月18日(水)13:30~18:10
    (受付開始 13:00~)
     *18:10より懇親会を行います

開催趣旨

開催10周年を記念して、マクダーモット・インターナショナル・セミナーIn Japanが、3年ぶりに東京にて対面式イベントとして開催されます。

1月18日のセミナーでは、日本企業にとって最も重要なコンプライアンスと政府のエンフォースメント、グローバルM&A、海外直接投資、知的財産、国際データプライバシー/サイバーセキュリティの国際的な動向について、重点的に解説します。

セッション1(国際的なコンプライアンスとエンフォースメント)、セッション2(国際的なESG基準と投資におけるコンプライアンス)のモデレーターとして、神田秀樹教授をお迎えしています。神田秀樹氏は、東京大学名誉教授であり、現在は学習院大学法科大学院で教鞭をとられています。

セミナーには、シカゴ、ヒューストン、ロンドン、ロサンゼルス、ミュンヘン、パリ、シンガポール、ワシントンDCの各オフィスから、パートナー弁護士が講師として参加します。

皆様と東京でお会いできるのを楽しみにしております。

概要

参加対象者

法務部門、弁護士の方々、ならびに経営者、役員、
および経営企画・事業企画・国際事業・海外関連、総務、財務、その他関連部門の責任者の方々

本セミナーは、エグゼクティブの皆さま、弊社よりのご招待者様、及びご招待者様の関連部署・関連企業の皆様のみを対象としております。ご参加の可否はお申し込み後に、個別にご連絡いたします。

参加料

無料(事前登録制)

申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

主催

McDermott Will & Emery
(マクダーモット ウィル&エメリー法律事務所)

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

付記

※全セッション同時通訳あり。

※悪天候によりスケジュールの変更、もしくは開催を見合わせていただく場合もございますのでご了承ください。

※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

会場

丸ビルホール&コンファレンススクエア

東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル

東京メトロ丸の内線「東京駅」直結

JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分

東京メトロ千代田線「二重橋前駅」直結

区切り線

プログラム詳細

13:00~13:30 受付(30分間)

13:30~13:40 開会の言葉(10分間)

ジャック・ビュアール

パリオフィス、ブリュッセルオフィス

パートナー弁護士

13:40~13:50(10分間)

日本企業のための国際コンプラインスについて

東京大学 名誉教授

学習院大学 法科大学院 教授

神田 秀樹

13:50~14:40 SESSION 1(50分間)

国際的なコンプライアンス: EU・英国・米国政府のエンフォースメント

  • 米国企業犯罪エンフォースメント政策の見直し
    • 司法省に対する新しい自主的な報告(voluntary self-disclosure)に関する指針
    • 国際的な企業も「適切な時機に」報告する必要
    • 報酬の返還
    • 個人所有のデバイスとサードパーティアプリの使用
    • 米国の新政策の見通し
  • 英国とEU企業犯罪エンフォースメント政策の見直し
    • 優れたコンプライアンスプログラムとは何かに関する重大不正捜査局(SFO)のガイダンス
    • 自主的な報告(voluntary self-disclosure)と協力に関するSFOのガイダンス
    • 英国・EU当局と外国当局の間の協力の強化
    • 詐欺、虚偽会計、マネーロンダリングの防止の不作為に関する新しい企業犯罪を導入する提案
    • そo そのような犯罪に関連した「同意または黙認」に対する取締役および管理職の関連責任 - 単なる過失も?
  • 米国反トラスト法エンフォースメントの高水準化
    • 司法省と連邦取引委員会におけるエンフォースメントリソースの大幅な増加
    • 米国の執行機関は、シャーマン法第2条を含む、個人および企業の責任に関する未検証の新理論を提唱
  • 米国の取締当局は、国際的な取締当局との協力に改めて重点を置くようになった
  • アジアにおけるエンフォースメント動向
  • 米国、英国およびEUの取締当局が重点的に取り組む分野
    • FCPA、制裁措置、マネーロンダリング
    • サプライチェーン/「現代の奴隷制度」問題
    • 消費者向け製品、ヘルスケア、労働市場、テクノロジー/デジタル市場
    • 環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する問題(「グリーンウォッシング」を含む)
    • 新たな課題:暗号通貨、サイバー犯罪、データ保護/GDPRコンプライアンス
  • DOJの調達談合ストライクフォース(PCSF)
    • 国際的な企業や個人に対する米国での取締り

司会

東京大学 名誉教授

学習院大学 法科大学院 教授

神田 秀樹

講師

ポール・トンプソン

ワシントンDCオフィス

パートナー弁護士

講師

ジャスティン・マーフィー

ワシントンDCオフィス

パートナー弁護士

講師

サイモン・アイリー

ロンドンオフィス

パートナー弁護士

14:40~14:50 休憩(10分間)

14:50~16:00 SESSION 2(70分間)

国際的なESGと投資におけるコンプライアンス‐米国・欧州・アジア

  • ESGの要件と実践
    • 米国ESG開示基準-気候関連リスクと人的資本管理
    • 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)のプロトコル
    • 投資家のESGへの期待を理解し、応える
    • 取締役会によるESGの監督 - グループ会社のガバナンス
    • ロンドン証券取引所ESG基準
    • EU企業サステナビリティ・デューディリジェンス指令
    • EUの持続可能な経済への移行
    • EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)
    • EUのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)
    • ASEAN/インドにおけるESG 規制とエンフォースメントの考慮事項
      • 社会資本と人的資本の側面
      • シンガポール、マレーシア、インドネシア、インドにおける規制の動向
      • ASEAN/インドの主要産業セクターへの影響
    • 代替エネルギーと脱炭素化のための資金調達に関する米国のルール(2022年インフレ抑制法を含む)
    • 米国ウイグル強制労働防止法(UFLPA)
  • 投資におけるコンプライアンス
    • 米国におけるCFIUSエンフォースメント
    • 英国とEUにおける合併規制
    • EU・英国における海外直接投資

司会

東京大学 名誉教授

学習院大学 法科大学院 教授

神田 秀樹

講師

デイビッド・シフリーノ

ボストンオフィス

カウンセル

講師

サイモン・アイリー

ロンドンオフィス

パートナー弁護士

講師

エド・ジールキ

ロサンゼルスオフィス

パートナー弁護士

講師

ジャック・ビュハール

パリオフィス、ブリュッセルオフィス

パートナー弁護士

講師

シッダールタ・シバラマクリシナン

シンガポールオフィス

パートナー弁護士

16:00~16:10 休憩(10分間)

16:10~17:00 SESSION 3(50分間)

データプライバシーとサイバーセキュリティ

  • プライバシー規制を通じた競争の規制
    • EUと米国の規制当局は、プライバシー規制を不公正または欺瞞的な取引慣行を減らすための方法として捉えている
    • EUの新しいデジタルパッケージ(デジタルサービス法、デジタル市場法、データガバナンス法、AI法、データ法)についての議論
    • 米国新消費者プライバシー法の適用と多国籍企業への潜在的ビジネスインパクト
  • エンフォースメントの最新情報
    • 過去12ヶ月間の最も重要なEUデータエンフォースメントのレビュー
    • 米国におけるエンフォースメントのレビュー
      • FTCのトップのトーン/アプローチの変化(積極化)の議論
  • 日本企業にとっての意味
    • EUと米国における多国籍企業のプライバシー保護の取り組みに対する監視の強化
    • より積極的な規制当局、データ転送への注目
    • EUと米国の法律には大きな違いがあり、GDPRへの準拠のみでは不十分
      • GDPRと新しい州法/SEC報告との間のギャップについての議論

講師

デイビッド・サウンダーズ

シカゴオフィス

カウンセル

講師

ロマン・ペレー

パリオフィス

パートナー弁護士

17:00~17:10 休憩(10分間)

17:10~18:10 SESSION 4(60分間)

IPセッション:裁判地選定

  • 裁判地の選定(米国)
    • Wacoの訴訟事件表の変遷:「IP Wheel」命令の再検討
    • MarshallとWacoが最速の裁判期日を競う
    • Vidal長官は、裁判地問題としてのFintivリスクを排除したか?
    • リモートワーカーとディストリビューターが裁判地リスクに与える影響
  • 統一特許裁判所(UPC):フォーラムショッピングのためのもう一つの裁判地?
    • UPCの訴訟制度は日本企業にとってどのように機能するか?
    • EU加盟国の裁判所と比較して、UPCの利点は何か?
    • UPCと加盟国の裁判所との間で、日本企業はどのように戦略的な選択をすることができるか?
  • 国際貿易委員会(ITC)および税関における設計変更に関する訴訟の最適な実務戦略
    • ITCについて
    • ITC手続きにおいて「設計変更」を主張するための最適な実務戦略
    • 円滑な輸出に向けて米国税関で「設計変更」を主張するための最適な実務戦略

モデレーター

谷田 睦樹

ワシントンDCオフィス

パートナー弁護士

パネリスト

ボリス・ウプホフ

ミュンヘンオフィス、デュッセルドルフオフィス

パートナー弁護士

パネリスト

ケビン・ミーク

オースティンオフィス

パートナー弁護士

パネリスト

アモール・パリーク

シカゴオフィス

パートナー弁護士

18:10~19:10 懇親会(60分間)