Big Ideas in Supply Chain JAPAN 2022
不確実時代のデジタル・サプライチェーンマネジメント戦略
~攻めのSCM改革による、
意思決定のスピード化と変化対応力向上の勘所~
開催概要
開催日時
- Online 2022年12月7日(水)14:00~16:30
(配信開始 13:45~)
開催趣旨
新型コロナウイルスのグローバルパンデミックから早二年。世界中をまたいだサプライチェーンの分断は徐々に見直されているなかで、企業のレジリエンス(回復)能力によって競争優位性に大きな差を生んでしまったことは言うまでもありません。
今後もロシア・ウクライナ危機や地政学リスクによっては更なる有事を引き起こす可能性が考えられ、ますますビジネス環境の不確実性は高まっているといえます。
しかし一方で、複雑化した経営環境による意思決定のスピードや、地政学リスクの顕在化によるサプライチェーン上の脆弱性を見直すきっかけになったといっても過言ではありません。
デジタルテクノロジーを活用した高度な需給予測や、ESG/SDGsに配慮したサプライチェーンの再構築が求められるなかで、事業戦略としてサプライチェーンマネジメントを考え経営レベルで改革を講じていく必要があるのではないでしょうか。
今回の【Big Ideas in Supply Chain JAPAN 2022】では、SCM/S&OPツールのグローバルリーディングカンパニーであるキナクシス・ジャパンよりグローバルで起きているSCM改革の事例やレジリエンスを考えた先端マネジメントを豊富な事例から考察していきます。
また、デジタル化社会においてサプライチェーンマネジメントを再構築し、企業成長力を向上している株式会社アドバンテスト様とカールスバーグ・グループ様のチャレンジングなお取組み事例から、複雑化する環境に適応し競争優位性を飛躍させるデジタル・サプライチェーンマネジメントの最前線を考察していきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
製造業の経営者、役員、経営企画、SCM、生産、IT・システム部門等、SCM/S&OP計画に携わる管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
300名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:40 スペシャル・セッション
DX推進・デジタル人材育成に関する政策動向について
現在、DX推進の機運が社会全体で高まっていますが、DXの現場ではデジタル人材の不足など様々な課題に直面しており、結果として日本全体がDXによって経済の好循環に繋がるシナジーを生み出しているとは言えない状況にあります。本セッションでは、日本のDX推進・デジタル人材の現状を概観した上で、経済産業省において取り組んでいるDX推進に向けた政策の方向性についてご紹介いたします。
経済産業省
商務情報政策局 情報技術利用促進課
課長補佐
金杉 祥平 氏
2006年に経済産業省に入省。過去には、再生可能エネルギーの推進、家電製品の安全基準の整備、電気事業制度のルール整備、福島第一原子力発電所の廃炉推進に従事し、2021年5月から現職。情報技術利用促進課では、地域企業・産業のDXの実現に向けて、デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場を提供する「デジタル人材育成プラットフォーム」の制度設計を担当。
14:40~15:10 カスタマー・セッション① 日本語字幕あり
カールスバーグ・グループ:サプライチェーン全体でのプランニングの調和
国際的なビールメーカーであるカールスバーグ・グループは、コンカレント・プランニング(同時並列計画)によってサプライチェーンに柔軟性と俊敏性をもたらしています。本セッションでは、変化の必要性を促した要因や同社のビジョン達成の方法をご紹介します。

カールスバーグ・グループ
カスタマー・サプライチェーン・オペレーション担当
バイスプレジデント
アンドレア・タカックス 氏
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カールスバーグ・グループ
デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション
シニアディレクター
ロドリゴ・ダウスター 氏
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15:10~15:50 主催社講演
ソリューションコンセプトと製品概要
本セッションでは、想定外の事態にも対応可能なサプライチェーン計画の策定方法のヒント、さらに高度な分析を飛躍的に進歩させるコントロールタワー、ヒューリスティック、最適化プランニングについて紹介します。あらゆる変動に対し需給のバランスを調整するシミュレーションや、地域/組織横断的に同時並行して計画を策定するコラボレーション手法とソリューションコンセプトについて解説し、迅速な意思決定と企業のオペレーションパフォーマンスの向上に貢献するKinaxis RapidResponse®を用いたデモもおこないます。

キナクシス・ジャパン株式会社
ビジネスコンサルティング ディレクター
杉山 勲
大手ITベンダーにて製造業のお客様を中心にERPシステムや生産管理システムの導入、コンサルティング業務経験を経て、キナクシスに入社。現在、ビジネスコンサルタント部門の日本のチームリードとして、大手自動車、家電、製薬など幅広い分野でRapidResponse®によるサプライチェーンの高度化提案に従事。
15:50~16:20 カスタマー・セッション②
変化に迅速に対応するための計画プロセスの改善
アドバンテスト生産部門では環境変化に備えて早く意思決定、アクションを行う事が長年の課題となっており、これに対応するために新たにRapidResponseを導入した上で取り組んで来た内容についてご紹介します。

株式会社アドバンテスト
生産本部 CM統括部 生産企画部 部長
野村 祐 氏
野村氏はアドバンテストの日本生産部門において、生産関係の電子化、システム化に取り組んでいます。
16:20~16:30 クロージング

キナクシス・ジャパン株式会社
日本法人社長
金子 敏也 氏
2010年10月に日本法人代表取締役社長としてキナクシスに入社。20年以上に及ぶエンタープライズソフトウエアのビジネスに携わる。現在キナクシス・ジャパンの販売戦略全般を担当し、キナクシスの日本国内ビジネスの確立に向けて全力で対応。キナクシスに入社する前はSAPジャパンにてハイテク製造担当バイスプレジデント、またサプライチェーンソリューションの先進プロバイダであったi2 Technologies社ではマネージングダイレクターを、さらにそれ以前には設計CADシステムにおいて革新的なテクノロジを保有するParametric Technology社の日本法人でジェネラルマネージャを歴任するなど、製造業をベースとして多くのエンタープライズソフトウエアのビジネスで成功を収める。目標は日本国内でのパートナー協業を軸として顧客に付加価値を提供することであり、日本法人およびグローバルのスタッフと共に付加価値の最大化に尽力している。
※プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。