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ClipLine Leaders forum
「勝てる企業」であり続けるための人財・経営戦略
〜強い組織体質を生み出す意思決定と実行力〜

Guest Speakers

養老 孟司

東京大学 名誉教授

足立 光

株式会社ファミリーマート

エグゼクティブ・ディレクター、
チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)

工藤 公康

福岡ソフトバンクホークス 前監督

開催概要

開催日時

東京

Online

  • 2023年3月2日(木)13:00~18:10
    (受付 12:30~)

開催趣旨

生活様式や社会的ニーズの変化、技術革新によって、多くの産業において目まぐるしい変化が生じています。事業リスクとなる競争の激化、事業モデルの見直し、労働人口減少による人手不足などの課題に対し、数年前の常識を疑い、能動的な戦略の刷新や変革、新たな視点を生み出すことが求められています。そうしたなか、意思決定を行う経営者・リーダーの方は今一度自社の財産である従業員と、それを活かすための組織のあり方を見つめ直す必要があります。

また、持続的な成長性と価値創出力を備えた「勝てる企業」であるためには、意思決定に至る明確なプロセスと検証による戦略フェーズと、その戦略を徹底する実行フェーズの両輪、そして土台となる企業としてのビジョンが必要です。そのための道筋は決して一筋縄では行かず、いくつもの難所を乗り越えていく必要があります。

本セミナーでは、企業力を上げ、流動性の高い時代を勝ち抜くために経営者・リーダーが携えるべきものは何か、さまざまなゲストとともに考えていきます。経営戦略や現代の人財のあり方の最前線に触れる識者の方や注目企業のキーマンに、産業構造の変化にさらされながら、自社の企業価値を高め、維持していくためのポイントを伺います。

オンライン/オフラインハイブリット開催で全てのリーダー・経営者に「これから」の経営と組織のあり方のヒントをお伝えするための1日。ぜひご参加ください。

新型コロナウイルスへの対応について

本イベントはライブ配信と、現地開催をいたします。会場では席と席との間を十分空けるなど、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを高める3つの条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。

ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。

また、当イベントは政府や東京都の方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、
社長室や次世代戦略を推進・立案される責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

ライブ配信(Web):1,000名

会場へのご来場(御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター):100~150名程度

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

会場でのご聴講を希望される方にも、ライブ配信への切り替えをお願いする場合がございます。

受講証または視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

ClipLine株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 「ソラシティホール」

東京都千代田区神田駿河台4-6

JR 中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口から徒歩1分

東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B2出口直結

東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」出口1から徒歩4分

都営地下鉄 新宿線「小川町駅」B3出口から徒歩6分

区切り線

プログラム

13:00~14:00 基調講演

企業経営の鍵:これからの企業と経営者に必要な「学び」とは︖
〜知識の壁を越え、ビジネス成長につなげるための思考法〜

  • 企業成長を実現する、従業員一人一人が変化に対応できる力とは
  • 経営者は自ら何を学び、組織全体に「学び」を与え、実行していくべきか
  • これからの経営者に必要とされる思考と行動指針

東京大学

名誉教授

養老 孟司

1937年生まれ。鎌倉市出身。東京大学医学部卒業。医者を目指すが、後に解剖学に転じ、東大助手・助教授を経て、81年から教授。95年に退官。北里大学教授、大正大学客員教授などを経て、現在は養老研究所所長。心の問題や社会現象を、脳科学や解剖学などの知識を交えながら解説し、多くの読者を得た。1989(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし2003年のベストセラー第1位、また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

講演のポイント

「DX」や「デジタル化」といったキーワードは今や普遍的なものになりましたが、現状を変化させるための取り組みを行なっても、本質的なイノベーションを起こせずに悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。企業成長を実現するためには、ツールやテクノロジーを導入することで得られるメリットを正しく組織や全ての従業員が享受することはもちろん、従業員一人一人がビジネスフローや事業モデルの大きな変化にも対応できる力を着実につけていくことが重要です。

サービス業を中心に、少子化・労働人口の減少による人手不足も加速する業界も多いなかで、「リスキリング」という言葉が注目されているように、企業の成長に必要な要素として「学び」の価値が問い直されています。そうした中で経営者・リーダーは自ら何を学び、どのように組織全体に「学び」を与え、実行していくべきか。

ベストセラー「バカの壁」で知られる東京大学名誉教授の養老孟司氏に、現代の社会、企業の問題に対して、これからの経営者に必要とされる思考と行動指針について講演いただきます。

14:00~14:50 主催者講演

組織と従業員の可能性を最大化し、売上向上を実現するための変革のロードマップ
〜人手不足の時代を勝ち抜く現場・サービス品質の実現〜

  • 店舗・多拠点ビジネスを展開している企業にとってのリスクとは
  • 財務効果を創出する自社の強み・ポジショニングに合わせた変革
  • 組織の在り方と財務状況を改善するロードマップ

ClipLine株式会社

取締役 COO

金海 憲男

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。

講演のポイント

あらゆる産業で人手不足が大きな課題になっています。反面、特に日本の特徴として顧客が求めるサービス品質が高く、その分労働生産性が低くなる特徴があり、経営においては、生産性と顧客体験のバランスを保ちながら、自社の強み・ポジショニングに合わせた変革を行うことが財務効果の創出につながります。

また、デジタル化の波のなか、相対的に「人によるサービス」の価値がより高まっており、顧客に対する「ラストワンマイル」を担う従業員のサービス品質が顧客の評価や企業の価値を大きく左右するなか、拠点ごとの品質や売上のバラつきは、多店舗・多拠点ビジネスを展開している企業にとって経営面での大きなリスクになります。

本セッションでは、事業が持つ潜在的なポテンシャルの最大化を実現するため、組織の在り方と財務状況の改善を考えられている経営・リーダー層の方々にとって有益な事例や変革のためのロードマップを、サービス業を中心に多くの企業の経営課題に共に取り組んできたClipLineが積み重ねてきたノウハウの中から、ご共有させていただきます。

14:50~15:00 休憩

15:00~15:50 特別講演①

世界的優良企業の実例に学ぶ戦略
〜組織・事業両輪の変革が生み出す企業成長のカギ〜

  • 戦略を実現するためのプロセスと組織変革
  • 正確なロードマップと確かなリーダーシップとは
  • 顧客から選ばれるプロダクト・店舗を作るための企業戦略と組織のあり方

株式会社ファミリーマート

エグゼクティブ・ディレクター、
チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)

足立 光

1968年生まれ。株式会社ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMO 兼マーケティング本部長。シュワルツコフ ヘンケル 社長・会長、日本マクドナルド 上級執行役員・マーケティング本部長、ナイアンティック シニアディレクター等を経て、2020年10月より現職。I-ne社外取締役、スマートニュースおよび生活協同組合コープさっぽろのマーケティング・アドバイザーも兼任。著書に『圧倒的な成果を生み出す「劇薬」の仕事術』。共著に、『世界的優良企業の実例に学ぶ「あなたの知らない」マーケティング大原則』『アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40』など。 会員制ビジネスサロン「無双塾」主宰。

講演のポイント

他業種の参入や新たなビジネスモデルの出現など、あらゆる業界で競争が激化するなかで、勝ち抜くためには柔軟かつ大胆な戦略を不断に打ち出していくことが重要ですが、そのためにはそれを実現するためのプロセスや組織の変革が必須となります。しかし、長年実績を残してきた企業ほどそれを阻むボトルネックが各所に潜在しがちで、改善していくためには正確なロードマップと確かなリーダーシップが重要です。

今回は日本マクドナルドなど数々の企業で手腕を発揮し、2020年10月にファミリーマート初のCMOに就任後、他部門とも連動し全社のマーケティング戦略を大きく進展させることで、数多くの変革を実現している足立 光氏に、厳しい競争を勝ち抜き選ばれるプロダクト・店舗を作るための企業戦略と組織のあり方を、実例を交えてご講演いただきます。

15:50~16:30 事例講演①

事業変革の転換点でキンコーズ・ジャパンが実現した新たな価値創出と、
それを支える経営・マネジメントの根幹とは

  • 「現場力」を上げるマネジメント
  • エンゲージメントを向上させるマネジメントスタイルと秘訣
  • 変化する時代に取り残されずアクションを起こすための勘所

キンコーズ・ジャパン株式会社

代表取締役社長

渡辺 浩基

都内のホテル業界、IT業界、飲食業界で店長を経験し 2004年キンコーズ・ジャパン株式会社入社、店長で店舗・工場の立ち上げ経験後、エリアマネージャー、店舗運営部長、取締役を経て2021年4月より代表取締役社長。

講演のポイント

この数年で人々の働き方・ビジネス様式に大きな変化が生まれたことは言うまでもありません。プリントサービスなどの「ビジネスコンビニ」を全国に展開し、toB、toC両面でサービスを提供するキンコーズも、そうした顧客ニーズ、社会的ニーズに対応すべく大きな変革を迫られることになりました。

そうした中で同社は、オンライン対応やコロナウイルス関連商品の販売だけでなく、DX支援事業やコワーキングスペースの展開を始めとした新機軸展開など、スピーディな対応・サービス展開を実現し、企業としての新たな価値創出に取り組まれています。多くの新サービス・新商品の価値訴求と正確な提供を実現するためには、最終サービス品質を担う店舗スタッフのエンゲージメント向上が重要ですが、経営・本部とその地域を知る、現場とが一体となり設計、構築されたマネジメントスタイルがそれを実現しています。その秘訣はどこにあるのか。

ホテル業界、飲食業界で店長を務めた後、キンコーズ・ジャパンの店長として店舗・工場の立ち上げ、エリアマネージャー、店舗運営部長なども経験した渡辺社長に、「現場力」を上げるためのマネジメントと、変化する時代に取り残されず アクションを起こすための勘所を伺います。

16:30~16:40 休憩

16:40~17:20 事例講演②

生活を支える確かなサービス品質と人財育成のために
エキナカコンビニ「NewDays」が自律型組織を実現したポイント

  • 教育体系の構築やオペレーションのデジタル化による「仕組み作り」
  • 非ネイティブ層も含めた自律学習の仕組み
  • スタッフの満足度・サービス品質の向上・業務効率化を実現する取り組みと考え方

株式会社JR東日本クロスステーション

リテールカンパニー 総務部人事ユニットリーダー

須藤 奈々

1995年東日本キヨスク株式会社(現:㈱JR東日本クロスステーション)入社。専門店事業を約8年間担当し、直営店舗及び業務委託店舗の企画、運営に従事。2003年よりエキナカビジネスを手掛けるプロジェクトの一員として、エキナカ商業施設「エキュート」の開業に携わる。その後、約8年間CS推進室と総務部人材開発課にてCS向上、人材育成にあたる。2021年4月より現職。

講演のポイント

小売店を始めとしたサービス業における課題として、現場スタッフの流動性の高さがあります。「人手不足」が叫ばれ、アルバイト人材の育成・マネジメントの重要性は年々高まっていますが、人材のニーズや価値観の多様化も進むなか、柔軟かつ効率的な教育体系の構築やオペレーションのデジタル化による人材の早期戦力化や定着をはじめとした「仕組み作り」が必要とされています。 

エキナカコンビニとしてJR東日本管轄内地域に約650店舗を展開する「NewDays」「NewDays KIOSK」は、駅構内ゆえに時間に追われるお客さまも多く、オペレーションの安定性が必須条件として求められる特性があるなかで、初期教育の改革をデジタル化によって実現し、非ネイティブ層も含めた自律学習の仕組みを整えています。

今回はリテール部門の人事リーダーとして教育・マネジメントの仕組みの構築を進めていらっしゃる須藤氏に、スタッフの満足度・サービス品質の向上と業務効率化、両軸での成長を実現するための取り組みと考え方について伺います。

17:20~18:10 特別講演②

勝ち続けるための信念と覚悟~未来を見る・創る・拓くために~

  • “勝ち続ける”ために大切にすることとマネジメント
  • 未来を見据えた準備とシミュレーション
  • 未来を切り拓くための思考と行動

福岡ソフトバンクホークス 前監督

工藤 公康

1963年愛知県生まれ。1982年名古屋電気高校(現:愛知名電高校)を卒業後、西武ライオンズに入団。以降、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズなどに在籍し、現役中に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝き優勝請負人と呼ばれる。実働29年プロ野球選手としてマウンドに立ち続け、2011年正式に引退を表明。2015年から福岡ソフトバンクホークスの監督に就任。2021年退任までの7年間に5度の日本シリーズを制覇。最優秀選手(MVP)2回、最優秀防御率4回、最高勝率4回など数多くのタイトルに輝き、通算224勝を挙げる。正力松太郎賞を歴代最多に並ぶ5回、2016年には野球殿堂入りを果たす。2020年監督在任中ながら筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻を修了。体育学修士取得。2022年4月より同大学院博士課程に進学、スポーツ医学博士取得に向け研究や検診活動を行っていく。

講演のポイント

ClipLine Leaders forum、最後の講演のテーマは「勝ち続ける組織」について。

強い組織に必要とされるリーダーシップと戦略について、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの監督として7年間に5度の日本一を達成した工藤公康氏をお招きし、選手の可能性を最大限引き出すために実践してきた内容を、当時のエピソードを交えて講演いただきます。

“勝ち続ける”とはどういうことなのか。その中で何を大切にし、チームを作り、マネジメントしていくのか。選手やチームのその先を見据えながら、リーダー自身がどのように考え、行動していくのか。特に短期決戦では無類の強さを誇った工藤氏が、未来を見るための準備とシミュレーション、そして未来を切り拓くための思考と行動についてお話いただきます。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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