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CISO Forum 2023
競争優位性を加速する、
サイバーセキュリティの勘所

~事例に学ぶ、DX時代のサイバー攻撃の最前線~

開催概要

開催日時

  • Online2023年3月9日(木)13:30~16:00 
    (配信開始予定 13:15~)

開催趣旨

昨今のビジネス環境は、DXへの取組や、ロシア・ウクライナ情勢など地政学上のリスク、など対応を一歩間違えると一瞬にして優位性を失い事業継続性も危ぶまれる時代となりました。

こうした背景をうけ、経営課題としてデジタルへの取組と、同時並行でサイバーリスクへの対策を進めるタイミングにあると言えるのではないでしょうか? 多様化するビジネスニーズに応えるためにサイバー空間でのビジネスが増えるなか、サイロ化するセキュリティリスクを見極め適切な対応が求められていることは言うまでもありません。

近年では、対象企業へのサイバー攻撃のみならず、サプライチェーン上の脆弱性を狙った攻撃やIoT製品を狙ったDDoS攻撃など、攻撃の手口は巧妙かつ高度化しており、日本でもサイバー攻撃による被害が後を絶ちません。

テクノロジーの発達とITインフラの更なる活用によるデジタルビジネスが予想される2023年ですが、同時に経営レベルでサイバーセキュリティの重要性を理解し、グループ企業も含めた全社でのセキュリティ対策をより一層施していくことが求められております。

今回のフォーラムでは、【企業成長を支える、サイバーセキュリティの勘所】をキーワードに、経営レベルでのサイバーセキュリティへの重要性を如何に捉えていくかや、様々な業種で実際にあったサイバー攻撃を例にとり、その原因や対応策、セキュリティインシデントを如何にして乗り越え事業継続性をもたらしたか?など、有事に強いサイバーセキュリティ組織へ向けたヒントを紐解いていきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

概要

参加対象者

エンドユーザー企業における経営者、役員、CSO/CISO、情報システム、経営企画、業務他、各事業部門の管理職の方々

エンドユーザー企業様ではない場合お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

参加料

無料

参加定員

100名(事前登録制)

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

パロアルトネットワークス株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

13:30~14:15 特別講演

最新のサイバー攻撃から学ぶ今すべきセキュリティ対策とは

基本的なセキュリティ対策は一般的なセキュリティ対策の実施率により防御力が決まりますが、狙われた場合は基本的なセキュリティ対策のみでは不十分となります。実際に攻撃される場所を特定し完璧ではないですが効率的な対策をする必要があります。ロシアのウクライナ侵攻後の世界で必要なセキュリティ対策を解説します。

一般社団法人日本ハッカー協会 代表理事

杉浦 隆幸

2000年:情報セキュリティ会社『ネットエージェント株式会社』を創業し、代表取締役に就任。Winnyの暗号の解読に世界で初めて成功。ゲームのコピープロテクトの企画開発をはじめ、仮想通貨の安全性確保、Androidアプリの解析や、電話帳情報を抜くアプリの撲滅、ドローンをハッキングで撃墜するデモや、自動車のハッキング等を含めた大手企業や官公庁の情報漏洩事件の調査、コンサルティングを行う。2015年:情報セキュリティ会社の大手『株式会社ラック』にネットエージェント株式会社を売却。2018年:日本のハッカーが直面している課題を解決するべく、「一般社団法人日本ハッカー協会」を設立。代表理事に就任。現在でも日本随一のホワイトハッカーとして、新分野の開拓や多くの取材を受け講演を行う。テレビなどの出演多数。

14:15~14:45

「1つの判断ミス」が経営に及ぼすサイバーリスクの現実

様々な産業分野でビジネスのデジタル化が加速する一方で、サプライチェーンや自組織でのセキュリティの不備によって、企業経営に甚大な影響を与えるセキュリティインシデントが世界各地で続発しています。国内と海外のセキュリティインシデントの発生原因や、企業のセキュリティ施策に今後大きな影響を与えるセキュリティ関連政策の動向を紐解きながら、ビジネスを守るために必要なセキュリティ投資のありかたのポイントについてお話しします。

パロアルトネットワークス株式会社

チーフサイバーセキュリティストラテジスト

染谷 征良

20年以上にわたり欧州、北米、日本のサイバーセキュリティ業界において、セキュリティ戦略・技術、クライシスマネージメント、競合戦略、製品戦略まで幅広い経験を有し、全世界での年間最優秀社員賞をセキュリティベンダー2社から受賞。パロアルトネットワークスでは、日本のサイバーセキュリティ戦略に関するエバンジェリストとして、最新のサイバーセキュリティ戦略や施策、技術に関する啓発を担当。2015年よりRSA Conference Asia Pacific & Japan プログラム委員。ZDNet Japan『ビジネス視点でわかるサイバーのリスクとセキュリティ』、Forbes Japan『「あの」インシデントから紐解く企業セキュリティの本質』連載中。

14:45~14:50 休憩

14:50~15:35

経営者主導で実現すべき真のサイバーセキュリティ対策

企業活動を取り巻く国際的なサイバーセキュリティリスクは上昇の一途をたどる一方、金融政策の引き締めに伴う景気の先行き不透明感の高まりによって、サイバーセキュリティ対策をいかに効率的かつ効果的に行うべきか、という問いは多くの経営者にとっての懸案事項であると理解しております。当セッションにおいては、厳しい事業環境の中でも限られたリソースを最大限活用し、効果的なサイバーセキュリティ対策を実現するために、経営者として認識すべき要諦についてお話しさせて頂きます。

パロアルトネットワークス株式会社

プリンシパルビジネスバリューコンサルタント

仁科 貴

2010年に財務省に入省。主にIMFやOECDなどの国際機関との窓口として、関係各国との交渉業務に従事。5年間の勤務を経た後に、米国ペンシルバニア大学ウォートン・スクールに留学、MBA取得。2017年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。製造業、精密機器、通信、製薬など、様々な業界のクライアントに対し、事業戦略、コーポレート・ファイナンス、マーケティングなど幅広いトピックに関する支援を担当。2022年7月より現職。

15:35~16:00  日本語吹替あり

サイバーレジリエンスの強化に向けたサイバーセキュリティ対策への賢い攻めの投資とは?

サイバーセキュリティ対策の究極のゴールはすべての攻撃を阻止することですが、100%の防御というものは不可能です。組織が守るべき攻撃対象領域は複雑化の一途を辿り、また脅威の兆候は急速に拡大し続けるばかりです。

脅威を検出しブロックすることは重要ですが、サイバーセキュリティ対策の真のゴールはサイバーレジリエンス、つまりサイバー攻撃が業務や生産性を阻まないようにすることです。

当セッションでは、パロアルトネットワークスのアジア太平洋地域および日本で、Vice President and CSOを務めるSean Ducaが、ビジネス上における妥協点を鑑みつつ、サイバーレジリエンスへのステップと気をつけるべきサイバーリスクについてお話しします。

Palo Alto Networks Inc.

Vice President and Chief Security Officer, Asia Pacific and Japan

Sean Duca

Seanは、サイバーセキュリティ・コミュニティやビジネス・エグゼクティブ向けのソート・リーダーシップ、脅威インテリジェンス、セキュリティ・ベスト・プラクティスの陣頭指揮を取っています。ITおよびセキュリティ業界において20年以上の経験を持ち、担当地域における組織に対する信頼のおけるアドバイザーとして活動しており、お客様のセキュリティ体制が向上するよう、またお客様が戦略的にセキュリティとビジネスイニシアティブを連携できるよう、支援を行っています。

※ プログラム内容・講演者・時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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