経営脳を刺激する
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The Next Leadership Agenda 2023
すべての世代へ
~人と組織を有機的に結び付ける
「人的資本経営」を目指して

【全2回】

Speakers

北澤 健一

東京海上ホールディングス
株式会社

伊藤 邦雄

一橋大学

髙倉 千春

ロート製薬株式会社

岩出 雅之

帝京大学

三島 茂樹

パナソニックホールディングス
株式会社

守島 基博

学習院大学

入山 章栄

早稲田大学大学院

鈴木 直行

株式会社日立製作所

橋本 政和

双日株式会社

藤間 美樹

積水ハウス株式会社

開催概要

開催日時

  • OnlineDay1〈ウェルビーイングが機能する組織の条件〉
    2023年 3月15日(水)11:15~18:00
    (配信開始予定 11:00~)
  • OnlineDay2〈「人的資本経営」時代の人材育成戦略〉
    2023年 3月16日(木)13:00~17:20
    (配信開始予定 12:45~)

開催趣旨

生産年齢人口の減少が加速し、産業構造は労働集約型から知的創造型へと進化していく中で、日本企業は持続的な事業成長を見据え「人的資本経営」の実践を目指していくためには、Z世代の若者から中堅・シニア層に至るまで、すべての世代の人材を活用した生産性向上の取り組みが欠かせません。今回のフォーラムでは、人と組織の持つ可能性・潜在能力を最大限に引き出す方法として注目される「ウェルビーイング」とこれからの「人材育成」のあり方について、多くの企業がベンチマークする先進企業の事例紹介と専門家による日本企業の課題と解決のヒントを交え検証してまいります。

概要

参加対象者

企業の経営者・役員、経営企画、人事部門、組織開発、その他人材マネジメントに携わる管理職の方

参加定員

各回 200名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

オンライン配信

本セミナーは オンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込みください。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協賛

アルー株式会社

クアルトリクス合同会社

株式会社コーチ・エィ

B&DX株式会社

株式会社ファインド・シー

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

区切り線

プログラム詳細

Day2:「人的資本経営」時代の人材育成戦略

「人的資本経営」が注目を集め、従業員のモチベーション向上やキャリア支援、学習環境の整備、リスキリングなど、人への投資が可視化され、見直しが進められています。自社に必要な人材を再定義し、育てていく、そして「自社の競争優位」としていくかは、今後の企業の競争力に直結するといっても過言ではありません。本セッションでは、パーパスや経営戦略を人事戦略に落とし込み、さらに人材育成にまで反映している先進企業の事例をご紹介します。

13:00~13:40 基調講演

“ビジネス環境が断続的に変化する時代”に求められる人材とは

  • 育成における日本企業の課題
  • リスキリングによる人材育成の動き
  • 若手とシニアの意識ギャップをどう埋めていくか
  • トップリーダーこそ改めて学ぶ、リバースメタリングとは

早稲田大学大学院経営管理研究科

早稲田大学ビジネススクール教授

入山 章栄

慶応義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より教授。専門は経営学。「Strategic Management Journal」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書は「世界標準の経営理論」(ダイヤモンド社)、「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(英治出版)「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」(日経BP社)他。メディアでも活発な情報発信を行っている。

13:40~14:10 協賛講演

人財戦略を実現する人財Ⅹ(トランスフォーメーション) ~「意識」「制度」「行動」の変革

  • 経営戦略と人財戦略の連動とは
  • 人財戦略を実現する「意識」「制度」「行動」の
    トランスフォーメーション
  • 個人の成長とキャリアパス形成を経営に活かす

昨今、ジョブ型人事制度への移行、パーパス/エンゲージメントの重視、等が企業の人事面でのトレンドになっているが、日本企業がVUCAの時代に対応していくためには、メンバーシップ型の良さを活かして、欧米に倣った「制度」の変更だけではなく「意識」と「行動」の変革を三位一体で取り組むように、人財X(トランスフォーメーション)を構造的に定義し実行していく必要がある。

また、働きやすさだけでなく個人の自律的な成長やキャリアパス形成の促進、スキルだけではなく人間力の向上をいかに実現するかが、日本企業の人財育成の鍵となる。

B&DX株式会社

代表取締役社長

安部 慶喜

大学院卒業後、デロイトトーマツコンサルティング(現:アビームコンサルティング)にて経営コンサルティングに従事。2015年から経営改革部門の責任者を務める。2021年、日本企業のビジネストランスフォーメーション(BX)とデジタルトランスフォーメション(DX)を支援したいという想いから「B&DX株式会社」を設立。DX(デジタル改革)、新規事業開発、働き方改革、人財開発、パーパス経営、ESG/SDGsなど日本企業の様々な経営課題に対してコンサルティングを行っている。昨今は、「DX」のみならず、「人的資本経営」「人財改革・リスキリング」「データ活用経営」などの分野においても多数のメディアや講演に登壇・執筆するなど幅広く活躍している。

14:10~14:50 特別講演1

日立の事業変革に連動したグローバル人財戦略の実行

  • 日立の経営改革、経営戦略の策定・発信・実行
  • 経営戦略と連動した人財戦略
  • 人的資本の充実/可視化の取組み

日立における事業変革と、事業戦略に連動した人財戦略の実行について、直近10年間の取組みを紹介するとともに、人的資本の充実と可視化に向けた当社の対応・検討状況について説明いたします。

株式会社日立製作所

人財統括本部

HRストラテジー・コミュニケーション部

部長

鈴木 直行

マーケティングリサーチ会社、損害保険会社を経て、2006年日立製作所入社。営業部門における人事・採用・教育等を担当。2012年より電力システム社日立事業所勤務。火力発電システム事業の事業譲渡等を担当。2016年より本社勤務。全社働き方改革PJ等を推進。2018年日立アメリカ出向。2021年4月より現職。

14:50~15:20 協賛講演

DX人材育成を掲げた企業が描くべき3ステップのロードマップと具体的施策

  • DX人材の全体像
  • 人材育成の最初の一歩となる具体的アクション
  • 「デジタル活用人材」に関する育成事例や施策実行の留意点

DX人材を4つの階層に定義し、それぞれどのような違いがあるのか解説します。4つの階層中で、デジタルのプロが作成した各種施策を実行する現場社員、つまり「デジタル活用人材」の育成に焦点を当て、育成事例や施策実行の課題、留意点を解説します。

アルー株式会社

取締役 執行役員 社長室長

池田 祐輔

アルー株式会社 創業メンバー。慶應義塾大学法学部法律学科卒。戦略コンサルティング会社A.T.カーニーを経て、アルー創業に参画。論理的思考、問題解決思考、経営戦略、データ分析スキル等に関する研修プログラム開発・研修講師を担当。

15:20~15:30 休憩

15:30~16:10 特別講演2

経営戦略実現に向けた人的資本経営~多様性を力に変え、事業や人材を創造し続ける総合商社へ

  • 経営戦略と連動した人事戦略と実行
  • 価値創造を見据えた人材育成
  • 社内外での多様なキャリアの実現を支援

当社は2030年の目指す姿として「事業や人材を創造し続ける総合商社」を掲げ、その目指す姿の達成に向け、人事戦略を実行しています。その中でも今回は人材の育成に焦点をあて、具体例を交えながら、弊社がどのように経営戦略の実行に資する人材を育成しているかについてお話させて頂きます。世代によって異なるアプローチを用いて、3つの重要な力である「事業経営できる力」「発想・起業できる力」「巻き込み・やり切る力」を身に付けることで、多様性と自律性を備える個の集団を形成し、価値創造へ繋げています。

双日株式会社

常務執行役員 人事担当本部長

橋本 政和

1990年 日商岩井株式会社入社。愛知県出身。入社後は物流部隊に配属、以降、ロシアCIS関連事業、5年半の米国デトロイト駐在を含め自動車関連事業を担当。2011年にインフラ事業へ転身、鉄道、再生可能エネルギー、ガス事業、社会インフラ、ヘルスケア事業の開発に取り組んだ。執行役員 環境・産業インフラ本部長、執行役員 エネルギー・社会インフラ本部長、常務執行役員 インフラ・ヘルスケア本部長を経て、2022年4月より現職。

16:10~16:40 協賛講演

個人の能力・スキルを『発現』させる対話によるストーリーの構築

  • 人的資本経営とは?
  • 個人の能力・スキルが組織の中で「発現」するには、何が必要か?
  • 人のマインドにとってなぜ「意味」は重要か?
  • 「ストーリー」と「意味」の関係とは?
  • いかに対話を通してストーリーを構築し、個人のスキル・能力を「発現」させ、人的資本経営を前進させることができるか?

人的資本経営とは、人の能力・スキルを資本として捉え、それを投資によって拡大させ、リターン創出につなげることである。しかし、どれだけ個人の中に能力とスキルが蓄積されても、「発現する」条件が整わなければ、宝の持ち腐れとなる。では、「発現する」ために最も大切なファクターは何か。

それは「意味づけ」である。

人は、意味を求める生き物であり、意味によって動機づけられる。しかも、他人から付与された意味ではなく、自分で意味を見出すことができたときに高いモチベーションを感じる。そして、意味はストーリーから生まれる。組織の中で、いかにお互いが対話を通してストーリーを構築し、共に意味を創造できるか。ストーリーがもたらす意味こそが、個人の能力・スキルを力強く「発現させ」、人的資本経営を前進させるコアとなる。

株式会社コーチ・エィ

代表取締役社長

鈴木 義幸

慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業。株式会社マッキャンエリクソン博報堂(現株式会社マッキャンエリクソン)に勤務後、渡米。ミドルテネシー州立大学大学院臨床心理学専攻修士課程を修了。帰国後の1997年、コーチ・トゥエンティワンの設立に参画。2001年、法人事業部の分社化による株式会社コーチ・エィ設立と同時に取締役副社長就任。2007年1月、取締役社長就任。2018年1月より現職。200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングを実施。リーダー開発とともに、企業の組織変革を手掛ける。また、神戸大学大学院経営学研究科MBAコースをはじめ、数多くの大学において講師を務める。著書に、『未来を共創する 経営チームをつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『新版 コーチングの基本』(日本実業出版社)など多数。

エグゼクティブコーチ

国際コーチング連盟 マスター認定コーチ

一般財団法人生涯学習開発財団 認定マスターコーチ

16:40~17:20 特別講演3

キャリア自律を軸に、経営戦略と人財戦略の連動を推進する戦略人事

  • 経営戦略と人財戦略の連動には、経営戦略を実行している組織イメージを明確にする
  • 人と組織を動かすには仕組みが必要
  • 積水ハウスのグローバルビジョン実現に向けたキャリア自律
  • キャリア面談が起点のキャリア自律と組織風土改革

積水ハウス株式会社

執行役員 人財開発担当

藤間 美樹

1985年神戸大学卒業。同年藤沢薬品工業(現アステラス製薬)に入社、営業、労働組合、人事、事業企画を経験。人事部では米国駐在を含め主に海外人事を担当。2005年にバイエルメディカルに人事総務部長として入社。2007年に武田薬品工業に入社し、本社部門の戦略的人事ビジネスパートナーをグローバルに統括するグローバルHRBPコーポレートヘッドなどを歴任。2018年7月に参天製薬に入社し執行役員人事本部長などを歴任。2020年12月に積水ハウスに入社し、2021年4月より現職。M&Aは米国と欧州の海外案件を中心に10件以上経験し、米国駐在は3回、計6年となる。グローバル化の流れを日米欧の3大拠点で経験し、グローバルに通用する経営に資する戦略人事を探究。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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