
開催概要
開催日時
- Online2023年3月14日(火)~17日(金)各日13:00~18:00
※17日のみ13:00~15:50
開催趣旨
働く場所、時間に柔軟性が求められるいま、
自社に適した働き方を構想する4日間
新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の意識や行動を変え、個人と企業の関係を再考させる契機となりました。労働や雇用形態のあり方が大きな転換期を迎えているなか、企業はこの変化を受け入れ、後戻りさせないための改革が急務です。
人々の意識や行動が変容したいま、オフィスワーク、テレワークに明確な優劣はなく、それぞれのメリット、デメリットを整理し、自社に適したワークスタイルを今一度再構築する必要があるのではないでしょうか。
本EXPOは、「ハイブリッドワーク」にフォーカスし、自社に適した働き方を構想するイベントになることを目指します。社員にとって本当に望ましい働き方はなにか、また、社員がもつポテンシャルを発揮できる環境をつくるうえで何が必要なのか、先進的な取り組みを実践している企業や専門家をお招きし、視聴いただく皆様と一緒に考えます。
概要
参加対象者 |
経営層、経営企画部門、総務部門、人事部門、ICT部門をはじめ、組織マネジメントに携わる皆様 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
300名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 |
視聴案内 |
視聴案内につきましては、主催の 株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局 よりご案内いたします。 送信元: news-techplus-event@mynavi.jp ※ドメイン指定受信や迷惑メールの設定をされている方は、上記からのメールを受信可能に設定をしてください。 ※事前にご確認いただき、視聴IDが届いていない場合は上記へお問い合わせください。 |
申込締切 |
2023年3月10日(金)15:00 |
お問い合わせ |
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局 E-mail: news-techplus-event@mynavi.jp |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
Day1 3/14(火) オフィス環境の構築
13:00~13:40 A-1 基調講演
「本性主義」で考えるポストコロナ社会
コロナ禍を経て「仕事はオフィスでやるもの」という思い込みはなくなりました。オフィスとは何をやる場所なのか、オフィスは何のために存在するのか。本講演では、「人間の本性や本能」を軸にオフィスのあり方を考えてみたいと思います。

一橋ビジネススクール
教授
楠木 建 氏
1964年生まれ。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目は Strategy。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師(1992年)、同大学同学部助教授(1996年)、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授(2000年)を経て、2010年から現職。
15:10~15:50 A-4 特別講演
オフィスらしくないオフィスの実現 ~社員や地域住民の為の健幸的な空間づくり~
多様化する働き方。コロナ禍を経てますます加速化しています。グローバル企業の中心であるダイバーシティを念頭に、歴史のある日本企業が古き良きDNAを継承し、消費者の皆様との共創によって新しい価値を生み出す場所としてグローバル拠点のひとに生まれ変わるコンセプトを試行錯誤して推進しました。本講演では、どのようなプロセスでこのような概念を形に作り上げていったかを、実際に作り上げた機能をご紹介しながら説明したいと思います。

サンスターグループ
新規事業開発 執行役員
大岡 眞理子 氏
大学卒業後容器部門に配属され、容器開発技術を担当後、顧客志向と技術を融和するパッケージ開発部門に従事。その後、調達部門に携わり、外部との共同開発を推進する購買開発部門、グループのテストマーケティング会社の社長を経て、2015年グループのグローバル執行役員となり、グローバル調達推進と共にグループ拠点再編プロジェクトを担当。2018年日本のサンスター株式会社 代表取締役に就任。2020年に大阪府高槻市に新オフィス明田コミュニケーションパークを設立。サンスターアメリカ Vice PresidentでSCMに携わった後、2022年1月より新規事業開発を担当、現在に至る。
16:40~17:20 A-6 特別講演
オフィスは経営戦略実現装置 ~リアルな世界が私たちを強くする~
コミュニケーションやコラボレーションが距離を前提とすることになったニューノーマル時代は、リアルなコミュニケーションの重要性や希少性を、逆説的に気づかせてくれました。この変化に対し、オフィスを経営戦略実現のための装置と捉えながら、働くことや働く場所をどのように再定義・再構築したかについてお話しします。

株式会社電通デジタル
コーポレート部門
総務部長
飯野 将志 氏
ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)、ドワンゴを経て、2018年に電通デジタルへ入社。2019年より現職。ワークスタイルの開発プロジェクトをリードし、「Performance Based Working」を働き方のテーマに掲げて変革を推進している。また、20年以上にわたりファシリティマネジメントに従事しており、快適で機能的なオフィスを表彰する「日経ニューオフィス賞」においては、2014年にクリエイティブ・オフィス賞、2022年に経済産業大臣賞を受賞。
Day2 3/15(水) 組織内コミュニケーション
13:00~13:40 B-1 基調講演
対話を通じた企業変革の構想と実践
日本の企業社会は不可避的な大きな変革の途上にあります。本講演では、未来への適応力構築のための長期に渡る変革の構想と実践について考えます。変革の構想として、旧来のV字回復とは異なる変革の構想を考え、その実践のために企業が歩んでいく新しい物語の参加を促す対話的なコミュニケーションについて考えます。

埼玉大学
経済経営系大学院 准教授
宇田川 元一 氏
1977年東京都生まれ。経営学者。専門は経営戦略論、組織論。対話に基づく企業変革を研究し、大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や企業変革のアドバイザーをつとめている。著書に 『他者と働くーー「わかりあえなさ」から始める組織論』、『組織が変わるー行き詰まりから一歩抜け出す対話の方法2on2』
14:30~15:10 B-3 特別講演
個人も組織もともに成長するためのカゴメの「生き方改革」
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カゴメ株式会社
常務執行役員CHO(人事最高責任者)
有沢 正人 氏
慶應義塾大学商学部卒業後、1984年に協和銀行(現りそな銀行)に入行。銀行派遣にて米国でMBAを取得後、主に人事、経営企画に携わる。2004年に日系精密機器メーカーであるHOYAに入社。人事担当ディレクターとして全世界のグループ人事を統括、全世界共通の職務等級制度や評価制度の導入を行う。また、委員会設置会社として指名委員会、報酬委員会の事務局長も兼任、グローバルサクセッションプランの導入などを通じて、事業部の枠を超えたグローバルな人事制度を構築する。2009年に外資系保険会社であるAIU保険に人事担当執行役員として入社。
ニューヨーク本社とともに、日本独自のジョブグレーディング制度や評価制度を構築する。2012年1月、カゴメ株式会社に特別顧問として入社。カゴメの人事面におけるグローバル化の統括責任者となり、全世界共通の人事制度の構築を行っている。2012年10月より執行役員CHOとなり、国内だけでなく全世界のカゴメの人事最高責任者となる。2018年4月、常務執行役員CHOに就任。
16:00~16:40 B-5 特別講演
MYパーパスを活用した社員の挑戦を引き出すコミュニケーション
SOMPOグループでは、約7.5万人の社員が一人ひとりのMYパーパス(個人の人生のパーパス)を言語化し、これを活用したパーパス・ドリブンな働き方への変革を推し進めています。講演では、社員が力強く挑戦し続ける企業文化を創り出すこの取組の背景、内容、効果、工夫したポイントなどをご披露します。

SOMPOホールディングス株式会社
人事部特命部長
加藤 素樹 氏
損害保険ジャパン株式会社にて、法人営業、商品開発、海外会社買収後PMIなどを経験。2017年4月より現職にて、グループ人材戦略(人材・組織変革)、社員のエンゲージメント向上、グローバルタレントマネジメントなどに従事。自身のMYパーパスは、「日本企業の変革を推進し、社会や組織に新しい価値やインパクトを与えること」。
Day3 3/16 オフィスにとらわれない働き方
13:00~13:40 C-1 基調講演
「働く場所を選ぶこと」はなぜ重要なのか
リモートワークが当たり前になった昨今、働く場所を考え、選ぶことは人生の主導権を自分に取り戻すことに繋がります。自由に動いて自分にとってしっくりくる場所を見つけられた人が、そうでない人に比べ、高い創造性とパフォーマンスを発揮し、キャリア上優位に立つことは言うまでもありません。働く場所を主体的に選ぶことについて改めて考え、お話します。

独立研究者、著作家、パブリックスピーカー
山口 周 氏
1970年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、組織開発と人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループにて、シニア・クライアント・パートナーを務めたのち独立。哲学・美術史を学んだという特殊な経歴を活かし「人文科学と経営科学の交差点」をテーマに活動を行っている。
15:10~15:50 C-4 特別講演
リモートワーク広げる?やめる?と言う前に
昨今、新型コロナウイルスとの付き合い方も徐々に変わる中で、改めてリモートワークや働き方をどのようにしていくか再検討している会社も多いのではないでしょうか。一方で働き方の柔軟性などが社会のニーズとしても出てきている中、もはやコロナ前へ戻す・戻さないだけでは語れないのが実状だと思います。ヤフーは現在も9割以上の社員がリモートワークを主として働いていますが、そんな我々からあえて「"オフィスにとらわれない"とはリモートワーク拡大か」という考え方の部分や、リアルを踏まえた「続ける/広げる場合に落としがちなチェックポイント」をお話させていただき、今後の再設計にあたってのお手伝いができればと思っています。

ヤフー株式会社
PD統括本部
ビジネスパートナーPD本部
人事企画部 組織開発 リーダー
中野 康裕 氏
ITベンチャー企業2社にて事業部や管理部門全般を経験したのち、2015年ヤフー入社。HRBP、採用、グループ会社における人事責任者等を経験し、現在はヤフーの人事企画部にて組織開発やコミュニケーション施策、働き方UPDATE、ダイバーシティ&インクルージョン推進などを担当する。
17:20~18:00 C-7 特別講演
個人にとっても、組織にとってもWIN-WINな働き方とは?
ベネッセが目指したい働き方とは…?コロナにより一気に進んだワークスタイルの変化。ワークスタイル変革プロジェクトでの議論を重ねた上でスタートしたハイブリッドワーク。約3年が経過し、いま改めて私たちが「価値」を生み出せる働き方とはどんなものなのかを問い直している真っ只中。率直にその中身をお話しします。

株式会社ベネッセホールディングス
執行役員 人財本部副本部長
鬼沢 裕子 氏
大学卒業後、株式会社福武書店(現ベネッセコーポレーション)に入社。通信教育事業に従事した後、当時新規事業として開始した高齢者介護事業に自ら手をあげて異動。介護保険制度の導入準備期に合わせて介護事業の立ち上げに携わる。その後人財部にて主にWLB施策の設計と運用、DEI推進を担当。2014年よりベネッセシニアサポートにて法人事業部長として「仕事と介護の両立支援事業」をリード。2019年ベネッセコーポレーション人財本部長、2021年よりベネッセホールディングス人財本部長、CHROを経て2023年1月より現職。
Day4 3/17 スぺシャルセミナー
13:00~13:40 D-1 基調講演
ハイブリッドワークの成功確率は22%。成功企業が実践する5つのルール
在宅勤務だからサボるのではありません。職責と評価が不安定だからサボるのです。性悪説のリモートワークから卒業して、いつでも成果を出し続ける分散型自律組織の共通点と、うまくいっていない組織でも再現しやすいルールを具体的に紹介します。

株式会社クロスリバー
代表取締役
越川 慎司 氏
大企業・中小企業での勤務を経て、2005年にマイクロソフト入社し、のちに業務執行役員としてクラウド事業の責任者に。2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日、複業(専業禁止)を実践しながら、815社17万人のハイブリッドワークでの事業生産性アップを支援。著書22冊『トップ5%社員の習慣』など。
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