≪CIO・CDO・IT/DX部門の責任者向け≫
デジタル/ITガバナンス フォーラム 2023
経営戦略×IT戦略の連動
~グローバル事例にみる、戦略的デジタル/IT投資・最適化がもたらす経営インパクト~
開催概要
開催日時
- Online2023年5月30日(火)14:00~15:40
開催趣旨
デジタル変革(DX)推進において欠かせないITシステム。DXの潮流は成果獲得に向けた実践フェーズに移行しはじめ、今後、IT予算拡大やシステム増加とともに、経営者のデジタル/IT投資の意欲はますます大きくなるでしょう。
しかし、「レガシーシステムを抱えている」「組織ごとの部分最適化やサイロ化が深刻化している」「グローバルで標準化できていない」といった課題がDXの足枷要因となり、顧客課題の解決や新たな価値創出を実現できずにいる企業は多いのではないでしょうか。ITシステム過多の時代において、DX推進でさらなる成長を遂げるためには、デジタル/ITガバナンスに目を向けなければいけません。まずは全社のITを見直し、戦略的かつ最適なIT投資をしていくことが求められています。また、それを実現するうえでは、ITの戦略・管理・実行を担うCIOやIT/DX部門のリーダーシップが重要となります。全社を横ぐしで、戦略実行を推進する組織へと転身しなければいけません。
本フォーラムでは、DX推進でさらなる成長を遂げるために必要な「デジタル/ITガバナンス」について考察してまいります。特別講演では、富士通株式会社 福田様、参天製薬株式会社 原様をお迎えし、DX推進やグローバル経営強化におけるデジタル/IT戦略の実践事例や、CIO/DX部門のリーダーが持つべきビジョンについてお話しいただきます。ビジネス成果を創出するためにデジタル/ITガバナンスをどのように考えていくべきか。IT戦略が与える経営インパクトを紐解きながら、戦略実行するIT/DX部門のあるべき姿について考察していきます。
概要
参加対象 |
企業の経営層、役員、CIO、CDO、経営企画/DX部門、IT部門の責任者の方々 IT戦略・管理・DX推進等に課題を持つリーダーの方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 ※参加対象外の方はお断りさせていただく場合がございます。 |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:クラストリーム) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:30 特別講演Ⅰ(30分間)
富士通にみる、経営×IT戦略
~フジトラを支えるITのあり方と、CIO/CDXOとしてのビジョン~
- フジトラ推進におけるITの位置づけ
- 戦略的な価値創出を実現する”経営×IT”の進め方
- IT投資/最適化への取組事例(レガシー刷新・グローバル標準化など)
- CIO/CDXOの責務と今後のビジョン

富士通株式会社
執行役員 EVP
CDXO(最高デジタル変革責任者) CIO(最高情報責任者)
福田 譲 氏
1997年SAPジャパン入社、23年間勤務、2014~20年の約6年間、代表取締役社長。2020年4月、富士通に入社、現職。CDXO(最高デジタル変革責任者)を兼務する社長の補佐、および社内ITの責任者CIOとして、同社自身のDX、日本型DXの探索・実践とフレームワーク化、そしてそれらの変革を推進するITシステム、IT部門、IT人材、そしてITガバナンスへの変革に取り組んでいる。「日本を、世界をもっと元気に」がパーパス。
講演のポイント
2020年の全社DXプロジェクト「フジトラ」の本格始動とともに、変革に本腰を入れ、進化を続ける富士通。ITのガバナンスにおいては、グローバルでの全社最適化や経営強化に向け「One Fujitsu」の取組を進めています。本セッションでは、同社で変革を主導する福田様より、成果獲得に向けた経営×ITの取組事例や推進のポイント、CIO/CDXOとしてのビジョンについてお話しいただきます。
14:30~14:40 特別対談/インタビュー(10分間)
事前に寄せられたご質問に回答いただきながら、CIO・CDXOとしての福田様のお考えやマネジメント事例を深堀していきます。

富士通株式会社
執行役員 EVP
CDXO(最高デジタル変革責任者) CIO(最高情報責任者)
福田 譲 氏
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ServiceNow Japan合同会社
ソリューションセールス統括本部
執行役員 統括本部長
高山 勇喜
監査法人系ソフトウェア開発会社を経て、1996年 SAPジャパン株式会社に入社。会計コンサルタント、プロジェクトマネージャー、営業部長職などを経て、2015年 ハイブリス事業本部 事業本部長に就任。B2B/B2Cを問わず、同社のほぼすべての業種および製品の販売に従事。18年10月より現職。
14:40~15:10 主催講演(30分間)
継続的なPDCAサイクルでDXの迷走を防ぐ ”Continuous Planning” の手法
- 計画実行プロセスにおけるDXの足枷要因
- 「顧客の課題を解決」「新たな価値の創出」実現のカギ
- DX最先端企業が採用することで成功を収めている “Continuous Planning” の手法とは?

ServiceNow Japan合同会社
テクノロジーワークフロー事業本部
ソリューションコンサルティング部
シニア・アドバイザリー・ソリューションコンサルタント
藤岡 恵
大手外資系企業数社にてコーポレートPMO、プログラムディレクター、ビジネス・プロジェクトマネージャーなどを経験後、DXのプロジェクトマネージメントサービスを大手日系企業数社に提供。現在ServiceNowにて“Strategic Portfolio Management”のエンタープライズへの価値訴求を行なっている。
講演のポイント
DXの必要性は一般的に認識されるようになり、多くの企業で様々な取り組みが行われています。しかし重要な目的である「顧客の課題を解決」「新たな価値の創出」までは着手できていない、やってみたが上手くいかないというケースも多いのが現状です。このような状況に陥る大きな要因の1つとして、従前からの計画実行プロセスではマーケットのニーズの変化の速さ・不確実性に対応が難しいことが挙げられます。本セッションでは、多くのDX最先端企業が採用することで成功を収めている “Continuous Planning” の手法と進め方をご紹介します。
15:10~15:40 特別講演Ⅱ(30分間)
参天製薬CDIO・元国連機関CIOが語る、
グローバル経営を牽引するデジタル・IT戦略とガバナンス
- 社会価値最大化のためのデジタル・ITの位置づけ
- 組織ケイパビリティ最大化のための仕掛けづくり
- 戦略実行を支えるデジタル・ITガバナンスとオペレーションモデル
- グローバル競争と社会課題解決のためのCIOが持つべきビジョン

参天製薬株式会社
執行役員
チーフ デジタル&インフォメーション オフィサー(CDIO)
原 実 氏
上智大学工学修士、イタリアSDAボッコーニ大学国際機関経営学エグゼクティブ修士。NEC勤務経験を経て国連職員に転身し、約20年間、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に従事。国際電気通信連合(インドおよびスイス)、国連本部(米国)、国連ボランティア計画(ドイツ)、国際原子力機関(オーストリア)の各機関にて、ITサービス、インフラ、セキュリティ戦略などを展開。2012年より国際労働機関(ILO)国際研修センター(イタリア)にてCIO、次いで国連食糧農業機関(イタリア)にてCIO代理としてIT・デジタル中期戦略を推進。2020年より参天製薬執行役員CDIO。スイス・ジュネーブ在住。
講演のポイント
1.社会価値最大化のためのデジタル・ITの位置づけ:参天製薬が掲げるソーシャルイノベーターを目指すビジョンとデジタル・ITが果たす役割について解説。
2.組織ケイパビリティ最大化のための仕掛けづくり:グローバル経営において組織が最大限にパフォーマンスを発揮するための仕組みを、国連機関や参天製薬の事例を交えてご紹介。
3.戦略実行を支えるデジタル・ITガバナンスとオペレーションモデル:デジタル・ITを活用して戦略を実行するためのガバナンスとオペレーションモデルについて、実践事例をご紹介。
4.グローバル競争と社会課題解決のためのCIOが持つべきビジョン:デジタル・ITが進化する現代において、CIOが持つべきビジョンとは何かについて考察。
参天製薬のCDIOであり、かつ国連機関の元CIOでもある原様より、企業や組織がデジタル・ITを最大限に活用してビジネスを成功に導くために必要な具体的な戦略やガバナンスについてお話しいただきます。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。