シン・グループ経営マネジメントフォーラム 2023
未来を創るグループ経営とDX
~経営管理の進化とデジタル活用の真価~
開催概要
開催日時
- Online2023年8月24日(木)14:00~17:00
開催趣旨
今、グループ経営の進化が求められています。グループシナジーを追求できる戦略に磨きをかけ、将来にわたる成長のストーリーを財務情報、非財務情報に統合し、拠って立つべき経営理念や戦略を軸に、グループを束ねていく力が、これまで以上に求められています。そのような背景の中で、コーポレート部門においては「経営管理の高度化」を重要なテーマと捉え、財務/非財務の視点で様々な取り組みを進められていることでしょう。
私たちアバントは1000社を超えるリーディングカンパニーの経営情報システムを支えており、「経営のDXを通じてお客様の企業価値向上への貢献」を更に進化するために、2022年10月1日より新会社をスタートいたしました。企業価値を向上させる経営管理プロセスを整備する「グループ経営管理」、 開示・連結決算の高度化・効率化のため業務プロセスを整備する「連結会計」、事業パフォーマンス最大化のため事業管理プロセスを整備する「事業管理」。この3つの事業領域を統合し、お客様のニーズや課題に対する最適な経営情報プラットフォームを提供していきます。
お客様の進化と当社グループの進化を重ね、「シン・グループ経営マネジメントフォーラム 2023」を開催いたします。未来を創るグループ経営とDXをメインテーマに、基調講演として多くの企業でそのデジタル変革に携わるマッキンゼー・アンド・カンパニーの黒川氏、特別講演として、グループ経営とポートフォリオ改革という観点から、CFO/COOとしてその変革を牽引されてこられたAGCの宮地副社長、そしてDXの先進企業として、ボトムアップ活動から、トップダウン型の「All-Fujifilm DX推進プログラム」へと移行し、グループ全体で最適化されたDXを推進している富士フイルムホールディングスの杉本CDOのお三方をお迎えし、未来を創る経営とDXを先進事例とともに考察していきます。また、経営管理のグローバルITリーダー企業の代表の方々との対談を通じ、経営管理の進化とデジタル活用の真価についても、議論を進めていきます。
概要
参加対象者 |
グループ経営・事業管理/推進部門、事業責任者、経営企画、DX推進、情報システム等を担当されている部門の ※対象を限定したセミナーとなります。 参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
開催形式 |
オンライン配信 ※本セミナーは オンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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共催(企画/運営) |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:05 オープニング
株式会社アバント
14:05~14:45 基調講演
未来を創る経営とデジタル変革
~グループ全体でのデータドリブン経営を目指して
- 経営とDX~日本企業の課題
- データドリブン経営へのKSF
- 経営管理の高度化による競争力向上を目指して

マッキンゼー・アンド・カンパニー
パートナー
黒川 通彦 氏
日本におけるマッキンゼー・デジタルのリーダー。25年以上にわたり日本のデジタル変革をリードしてきた経験とコア・テクノロジーの知見を活かし、デジタル部門の代表としてデジタル・アナリティクス技術を用いた生産性改善、コア・テクノロジー・モダナイゼーション、データドリブン経営、新規ビジネス構築などを含む全社変革をリードしている。近著として『マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX』を出版。
14:45~14:53 特別対談1
グローバル企業の経営管理トレンド ~グローバル CPM リーディングカンパニーからの視点~
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Tagetik Japan株式会社
代表取締役社長
箕輪 久美子 氏
2017年にWolters KluwerグループのTagetik日本法人代表に就任。前職では、Hyperion Solutions(現日本オラクル)にて、20年に渡り経営管理、BI(ビジネス・インテリジェンス)、およびERP分野に携わり、EPM/BIビジネスにて本部長を歴任。自動車製造業などのグローバル戦略アカウントマネージャとしてTop Sales of the YearおよびTop Services of the Yearを受賞。

聞き手)
株式会社アバント
代表取締役社長 執行役員 CEO
岡部 貴弘
14:53~15:33 特別ゲスト講演1
AGCにみるグローバル・グループ経営の進化
~企業変革の道のりとこれから~
- グローバル・グループ経営~20年を超える進化の道のり
- グループ経営戦略~両利きの経営と事業ポートフォリオの見直し
- DXと経営管理~グループ経営管理の高度化とDX推進

AGC株式会社
代表取締役 兼 副社長執行役員 CFO、CCO
宮地 伸二 氏
上智大学理工学部機械工学科卒業。ハーバードビジネススクールAMP修了。精密機器メーカーでITエンジニアとして勤務後、1990年旭硝子(現AGC)入社。システム部門を経て経営企画部門に配属され、中期経営計画、ガバナンス改革などを担当。その後、国内関係会社社長、新規事業部門長、経営企画部門長、米国関係会社社長、電子部材部門長など幅広い分野での経験を経て、2016年1月CFOに就任、現在に至る。
15:33~15:50 休憩
15:50~16:05 特別対談2
経営管理のグローバル IT リーダー企業が見据える経営デジタル化の展望
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Board Japan株式会社
ジェネラルマネージャー
篠原 史信 氏
Business Objects, Oracle, SAP, Adaptive Insights社などを経て現職。経営管理やBIシステムに20+年携わり、データに基づく意思決定の価値にこだわるオピニオンオーナー。日本企業の標準的な計画業務には改善の余地があると考えており、財務、非財務、オルタナティブデータも考慮する必要がある他、ROIC経営やパーパス経営の実現にも計画業務の連動は必須と考えている。BIを中心にERPや連結・予算管理・フォーキャスティングなどCorporate Performance Managementを含む業務システムが注力分野。

聞き手)
株式会社アバント
代表取締役社長 執行役員 CEO
岡部 貴弘
16:05~16:45 特別ゲスト講演2
富士フイルムホールディングスにみるDX戦略
- DXビジョンと改革の道のり
- グループ全体最適でのデジタル活用を目指して~今後の課題と展望

富士フイルムホールディングス株式会社
執行役員 CDO ICT戦略部長
杉本 征剛 氏
1989年4月に富士写真フイルム株式会社に入社し、同年7月に機器事業本部 宮台技術開発センターに配属。2004年1月R&D統括本部 画像ソフト技術センター 主任研究員、2010年4月同センター研究担当部長、2019年4月経営企画部 ICT戦略推進室長 兼 R&D統括本部 インフォマティクス研究所長を経て、2020年4月、富士フイルムホールディングス株式会社 執行役員 チーフ・デジタル・オフィサー(CDO)ICT戦略部長、富士フイルム株式会社 執行役員 チーフ・デジタル・オフィサー(CDO) ICT戦略部長 兼 インフォマティクス研究所長に就任し、現在に至る。
16:45~17:00 クロージング
Financial Data Lakeの活用による経営管理の深化事例
- 経営情報に求められるニーズの変化と背景
- 各社の経営マネジメントにおけるDX取り組み事例

株式会社アバント
代表取締役社長 執行役員 CEO
岡部 貴弘
1989年、株式会社オービックビジネスコンサルタントに入社。ERPソリューション推進を経て、2010年、現 株式会社アバントの前身である株式会社ディーバに参画、取締役営業推進を担当。2014年、アバントグループ内の株式会社ジールにおいて上席執行役員 営業本部長、取締役を経て代表取締役社長(現任・兼務)。2022年、アバントグループの再編に伴い、株式会社アバント 代表取締役社長 CEOに着任、株式会社アバントグループの執行役員 グループCOOを兼務。
講演のポイント
1997年の創業以来、私どもアバントは1,200社を超える日本の先進企業の連結決算、開示そして経営管理を支援して参りました。こうしたお客様において、コーポレートガバナンスコードの改定や市場再編なども皮切に、近年、特にグローバル市場における情報開示の考え方が大きく変わり、経営情報システムに求められる役割を拡大、深化させたいとの強いご要望をいただいています。本日のフォーラムの総括として、ROIC経営、サステナビリティ経営の推進、統合報告書の開示を始めとした市場とのコミュニケーションにおいて、先進企業がどのような経営情報基盤を求め、どのように実現をされているのか、実例を踏まえご紹介いたします。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。