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自動車業界 ソフトウェア開発部門向け 限定セミナー
ソフトウェア開発で差別化する、自動車の新しい価値
~ 先進事例と実用的なテクノロジーからの考察 ~

開催概要

開催日時

  • 愛知 2023年6月22日(木)9:30~11:45
    (受付開始 9:00~)

 懇親会(ランチ)11:45~12:30(*予定)

開催趣旨

モビリティ業界は、これまでとは異なる新たな領域で競う時代に突入しています。

とりわけ4月開催の「上海モーターショー2023」で明かされたEVにおける中国メーカーの劇的な進化スピードに、衝撃を受けた関係者の皆様も多かったのではないでしょうか。特にEVにおいて競争軸の変化は著しく、スマホの普及やデジタル化のスピードで体験したような、目まぐるしいスピードと変化がまさに今、巻き起こっています。

自動車において錚々たるブランドを擁する我が国は、先行してEVシフトに動く欧米、中国企業の後塵を拝するわけにはいきません。

本セミナーでは、車載ソフトウェア開発における最新情報の共有と課題解決に向けたヒントを紹介。実用的な知見を皆様にご提供します。具体的には、ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)の現状やグローバルな視点からの示唆に加え、ベストプラクティスなどの最新事例を取り上げる予定です。

また講演の後には皆様からの質問・意見交換の時間を確保し、セミナー終了後のランチ懇親会も含め、有意義な時間をお過ごしいただけるプログラムです。

クローズドなオフラインの場にて、ゲスト講師をはじめとするスピーカーやご参加者の皆様と交流いただきながら、直近の課題解決の糸口やヒントを見出していただける、絶好の機会です。

皆様とともに、未来を見据えたクルマの価値と自動車業界の将来像についてお話できることを楽しみにしております。

ご参加をお待ちしております。

概要

参加対象

自動車関連企業のソフトウェア開発部門にご所属の部課長、現場リーダーの皆様

参加料

無料(事前招待&登録制)

参加定員

20名程度

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

参加形式

オフラインご招待制セミナー・交流会

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

企画・協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

メディア協力

ReVision Auto&Mobility(株式会社InBridges運営)

会場

ミッドランドホール 会議室 A

愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5F

JR「名古屋駅」桜通口より徒歩5分

地下鉄「名古屋駅」南側改札口より徒歩1分

名鉄「名古屋駅」中央改札口より徒歩3分

近鉄「名古屋駅」正面出口改札より徒歩3分

区切り線

プログラム詳細

9:30~10:00 特別基調講演(30分間)

Software Defined Vehicle(SDV)時代の次世代自動車の付加価値と
激動の電動車市場を勝ち抜くためのハードウェアにおけるモデルベース開発の重要性

自動車の電子化、電動化が進むに従い、ソフトウェアが自動車の付加価値を定義するSoftware Defined Vehicle(SDV)時代を迎えています。

ソフトウェアが先導する次世代自動車においては、そのソフトウェアを積極的に利用することで社会における自動車のサービスを提供する企業が勝ち残っていくと考えられます。

本講演では、今後、SDVの時代に立ち上がる自動車産業ベースの新サービス、並びにそこに求められる車載用電子機器、電動化技術を予測。特にテスラ(米国)、NIO(中国)、VW(ドイツ)における次世代自動車の付加価値についても紹介します。

さらに、次世代自動車のハードウェア部においては、益々開発コスト、量産工数の削減化を求められます。ここで電動化が進む次世代自動車において、その設計開発には積極的にモデルベース開発技術を適用する必要があり、車両設計のモデルベース開発に求められる要件、また新しい技術、材料が適用されることで、モデルベース開発の技術ハードルについても言及します。さらに、化合物半導体が適用される電気駆動部におけるモデルベース開発の最前線技術についてもあわせて紹介します。

名古屋大学 未来材料・システム研究所

大学院 工学研究科 電気工学専攻

教授

山本 真義

2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。パワーエレクトロニクス全般(磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。博士(工学)。IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。

10:00~10:10 質疑応答セッション

<特別基調講演>の内容について、スピーカーへの質疑応答/意見交換

10:10~10:20 休憩

10:20~10:55 主催社講演1

ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)とオープンソースの採用

  • 現状解説
  • SDVのベストプラクティス紹介
  • 各企業によるオープンソース採用事例
  • 機能安全領域/QM領域、双方の開発におけるオープンソース化

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部

グローバル オートモーティブ コンピテンシー
センター アジア地区リーダー

日本IBM 自動車産業担当 CTO

川島 善之

長年にわたり日本IBMで日系自動車OEMを国内外から支援し、OEMの現場経験を豊富に持つ。特に海外現場での現地メンバーの統率を得意とする。2014年より「つながるクルマ」や「要求仕様設計」に携わり、最近はクルマの要素技術に限らず、半導体やエネルギー関連の部署とも連携して活動中。

SDVを支える新世代の車載OS ”Red Hat In-Vehicle OS”

  • 概要紹介
  • Red Hat In-Vehicle OSの優位性
  • グローバルにおける導入事例紹介

Red Hat, Inc.

In-Vehicle OS, Product & Technology

Principal Eco System Development Manager,
In-Vehicle OS

若林 秀彦

車載ソフトウェアのためのオートモーティブエコシステムの開発、自動車メーカー向けSoftware Defined Vehicle Architectureのコンサルティング支援を行っている。

10:55~11:25 主催社講演2  日英同時通訳

SDV時代が本格化する今、企業は開発における課題をいかに乗り越えるか

  • モデルベース開発におけるデジタルツインの活用
  • クロスドメインでの開発体制が品質にもたらす効用
  • 戦略的なソフトウェア「再利用」の利点

IBM Corporation,

Global Automotive Leader, IBM Sustainability Software

Brett Hillhouse(ブレット・ヒルハウス)

世界各地の自動車関連企業の業界戦略、技術戦略、カスタマーサクセスを担当。25年以上にわたる業界経験では、世界的な自動車・航空宇宙産業のOEMやTier1サプライヤーにおける変革に従事。それ以外も製品開発の変革、Manufacturing 4.0、サプライチェーン・マネジメントなど、多岐に渡る領域で豊富な経験を有する。

11:25~11:35 質疑応答セッション

<主催社講演>の内容について、スピーカー3名への質疑応答/意見交換

11:40~11:45 会場移動→ランチ会場へ

11:45~12:30 (懇親・意見交換会。着席式)

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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