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Finance & ESG Management Forum 2023
企業価値を高める
財務・非財務情報開示プロセス変革

~ “正確性、一貫性、監査性” を実現する情報基盤の構築~

開催概要

開催日時

  • Online 2023年9月8日(金)14:00~16:50

開催趣旨

近年、欧州を中心にサステナビリティ情報をはじめとする非財務情報の開示基準・フレームワークの整備が進み、企業はより詳細な非財務情報を開示・報告することが求められるようになりました。非財務情報はいまや企業価値を表す重要な指標であり、これからの時代において、財務情報を補完する形でこれらの情報を適切に開示しなくては、投資家・取引先をはじめとするステークホルダーに本来の企業価値を評価されません。

こうした状況の中、企業は自社の財務・非財務情報開示にあたり、関係各所から必要なデータを集め、手作業で加工するといった場当たり的な開示プロセス・管理体制からの改善が急務となっています。つまり、内部統制の構築を含む信頼性の高いプロセス・情報基盤の構築を見据える時期が来ているのではないでしょうか。

2008年の創業以来、世界180カ国5,900社以上で導入されている、財務・非財務・監査・内部統制のデータマネジメントとレポーティングを支援するWorkivaは昨年、国内の需要の高まりから日本拠点を新設し、日本企業向けの支援を開始しました。

本フォーラムでは、「財務・非財務情報開示プロセス変革」をメインテーマに、先進企業事例、専門家の講演など様々な視点から日本企業の現在地と課題を整理し、企業価値向上を実現する今後の方向性とアプローチについて検証してまいります。皆さまのご参加お待ちしております。

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プログラム詳細

14:00~14:20 Opening Session

財務・非財務データマネジメントのグローバル最前線

欧州をはじめとした非財務開示のフレームワークが世界的に整備される中、企業は自社の財務・非財務情報開示にあたり、開示プロセス・管理体制からの改善が急務となっています。本セッションでは、世界的な非財務開示の変革期において、企業が取り組むべきことと、弊社Workivaが考えるベストプラクティスをご紹介させていただきます。

Workiva, Inc

SVP & General Manager, EMEA & APAC

エリック サイトウ

コンサルティングファーム、投資銀行M&A部門などを経て、ニューヨーク市場上場の大手食品製造業のCFOとして従事。Workivaではアジア・ヨーロッパの事業責任者として2018年よりWorkivaのグローバルビジネスを牽引。

14:20~14:40 Partner Session

サステナビリティ情報開示を契機とした財務非財務情報の収集と経営への活用

昨今、欧州CSRDや日本のSSBJなどから多くの非財務情報(ESGデータ)開示要求が出ています。そのような環境下、多くの企業はまだまだESGデータ開示に係る組織的かつ効率的な情報収集に課題を抱えている状況です。

収集すべきデータの多様性や内部統制を含めたデータの正確性の担保、効率的な情報収集体制やレポーティング業務の効率化・自動化について、本セッションでは今どのような対策をとるべきかを解説していきます。

有限責任監査法人トーマツ

パートナー

土畠 真嗣

監査アドバイザリー事業部において、業務改善、決算早期化、J-SOX、海外子会社管理、決算DXのアドバイザリー業務に従事(監査アドバイザリー事業部長兼内部統制・経営体制アドバイザリー部部長)。監査事業部における監査パートナーの役割も兼務しており、主にグローバル展開する大手製造業に対する監査を担当。現在はWorkivaをはじめとするDXソリューションを活用したアドバイザリーサービスもリードしている。

14:40~15:00 Guest Session

Indeedにおけるガバナンスとデータ・レポーティングマネジメントの両立

社内・社外向けのレポートとガバナンス管理(監査性・透明性・秘匿性の担保)はますます重要性を増しています。財務経理・監査・内部統制業務プロセスのデジタル化は、単なる効率化や工数削減の手段にとどまらず、より高度なガバナンス管理の手段としても有用であり、本セッションではKaren氏に、プロセス・トランスフォーメーションの進め方についてご経験を伺います。

Indeed.Inc

Assistant Controller

Karen Johnson

2021年9月にアシスタント・コントローラーとしてIndeedに入社し、HRテック領域のグローバルの財務報告および連結会計業務に従事。Indeed入社以前は、デロイトでキャリアをスタートし15年間企業の監査業務に携わったのちに、ニューヨーク市場上場企業であるメレディス・コーポレーション(NYSE:MDP)にて15年に渡りSEC財務報告および連結決算管理業務をリード。

聞き手

ワーキーバジャパン合同会社

セールスデベロップメントレプレゼンタティブ

古場 和平

15:00~15:20 Partner Session

GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)高度化に向けたデジタル基盤の必要性

昨今、企業が達成すべきゴールは、経済的な価値基準から、環境や人権、人的資本などを含む価値基準へと多様化しています。また、これらに影響を及ぼすリスクの不確実性が非常に高まっています。このような中、経営者には、複雑な経営のかじ取りやステークホルダーへの説明責任を果たすために、ガバナンス、リスクマネジメントや内部統制の高度化と、それらを有効に機能させるアシュアランス活動の強化が求められます(=GRC高度化)。本セッションでは、これらGRCに係る活動を統合するデジタル基盤の必要性について解説します。

PwCあらた有限責任監査法人

ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部

パートナー

八木 晋

日本国内の上場企業の会計監査及び内部統制監査、外資系企業の国際財務報告基準/米国会計基準に基づく財務諸表監査やUS-SOX監査、IFRS導入プロジェクトに従事したのち、 上海事務所のGRCおよび内部監査サービス部への出向を経て、現在はGRC構築やDXを含む高度化支援、内部監査サービス(データ分析支援含む)等に従事。

15:20~15:30 休憩(10分間)

15:30~15:50 Guest Session

旭化成アメリカにおける内部監査・統制のDX施策

世界的なESGの潮流の中で、企業のガバナンス管理はESGの柱の1つとしてますます重要視されております。2021年1月に立ち上がった旭化成アメリカ・監査部は、北米エリアのグループ関係会社の内部監査および内部統制業務を支援しており、本セッションでは、シニアマネージャーを務める佐藤氏より現在の取り組みと今後の展望についてご紹介をいただきます。

Asahi Kasei America, Inc.

Senior Manager of Internal Audit Department

佐藤 誠一

旭化成入社後、経理部門からキャリアをスタートし、2001年~基幹システム導入プロジェクトに経理・システムの両面で参画。2016年~は監査部にて内部統制・内部監査業務に従事し、現在は旭化成アメリカにてグローバルな監査業務を支援。

15:50~16:10 Partner Session

Workivaを活用した企業内サステナブル情報管理と開示の高度化

ESG時代に解決すべき多くのSX課題の中でも、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた課題は、日本の多くの企業にとって喫緊の課題となっています。日立ソリューションズは、Workivaとカーボンニュートラル実現を支援するソリューションを組み合わせることにより、企業内のサステナブル情報管理の高度化を実現し、脱炭素に向けた企業の取り組みを支援しており、本セッションでは、具体的なソリューションとWorkivaを組み合わせることで企業が得られる価値、効果を紹介いたします。

株式会社日立ソリューションズ

産業イノベーション事業部 サプライチェーン本部 第3部 部長

サプライチェーンDXエバンジェリスト

小沢 康弘

製造業のお客様のサプライチェーンマネジメント改革を高度な知識と強力なリーダシップにて成功に導く。豊富な経験で得たノウハウを武器に、これからの製造業に求められるカーボンニュートラル対策や企業のレジリエンス強化など、日々の提案活動やソリューション企画・開発、セミナー講演など精力的に活動中。

16:10~16:30 Guest Session

タケダのグローバルレポーティング業務改善事例

武田薬品工業は2019年に、現エクスターナルレポーティングチームを中心としてWorkivaを導入しました。Workivaは独自のリンキング機能を活用し、従来のExcelバケツリレーや手動の報告作業を自動化する全く新しいクラウド・レポートプラットフォームです。

本セッションでは、武田薬品工業がどのような背景でWorkivaを導入し、どのように活用してきたのか、その結果どのような効果があったのかを実際のプロジェクト事例を交えてご紹介いたします。

武田薬品工業株式会社

グローバルファイナンス アカウンティング&コントローラシップ
エクスターナルレポーティング

主席部員

升山 泉

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 武田薬品工業株式会社のデジタル化と自動化の取り組み

16:30~16:50 Closing Session

ワーキーバジャパン合同会社

エリアセールスマネージャー

大八木 邦治

30年に渡り日本におけるITソリューションのセールス、エンタープライズビジネスの立ち上げ、経営マネジメントに従事。14年にワークデイ日本法人の立ち上げに参画し、執行役員を務めるまでの約8年間大手企業へのHCM導入をリード。22年4月からWorkiva日本法人に参画。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

概要

参加対象者

経営層、CFO、経理財務部門、経営企画部門、サスティナビリティ推進部門、IR部門、内部統制部門、内部監査部門、海外事業管理部門をはじめとする責任者の皆さま

※個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。

参加料

無料

参加定員

100名(事前登録制)

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

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