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Supply Chain Transformation 2023
持続可能なものづくりとサプライチェーン
~競争優位を獲得する、”Industry4.0”とDXの最前線~

開催概要

開催日時

  • 東京 2023年8月29日(火)13:30~17:45(受付開始 13:00~)

開催趣旨

サプライチェーンに甚大な被害をもたらしたグローバルパンデミックの影響により、レジリエンス(回復力)の重要性が広く認知され、ビジネスを止めない柔軟かつスピード感のあるサプライチェーンシステムへの変革が求められました。今後もロシア・ウクライナ戦争の長期化や地球規模での気候変動など地政学上のリスクもあるなかで、改めてサプライチェーンの在り方を再定義し、サプライチェーンマネジメントの最適解による成長戦略を行う岐路にたっているといえます。

一方では、柔軟かつ積極果断なサプライチェーンやS&OP構築/実現の取り組みを実行し、他社との差別化を図りながら競争上の優位性を獲得して大きな成長を遂げている企業もあります。またものづくりの観点でも先端テクノロジーを組み入れ製造工程の上流からデジタル化の潮流を取り入れてスピード化と可視性を向上して顧客に寄り添った製品開発を行う企業も出てきております。そうした中で、需要変動による生産調整の高度化や、従来のサプライチェーンシステムを脱却しテクノロジーを活用して人手を排した効率的なものづくりなど、デジタルサプライチェーンシステムを全体最適の観点で講じていく必要があります。

今回のフォーラムでは、事業戦略としてものづくりやサプライチェーンを捉え、経営レベルで改革を講じていく視座をお伝えいたします。日本経済を支える製造業界におけるIndustry4.0への対応や、グローバル競争を勝ち抜く高品質なサービスを提供し続けるためのサプライチェーンの最適解を様々な企業事例をもとに考察を進めていきます。 今後ますます必要となる戦略的なデジタル活用によるサプライチェーンマネジメント改革で競争優位を獲得するヒントを検証していきます。

概要

参加対象者

製造業界の役員、経営企画、生産部門等、サプライチェーン構築に携わる管理職およびリードされている方々

参加料

無料

参加定員

100名(事前登録制)

申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

開催形式

リアル開催

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

SAPジャパン株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

赤坂インターシティコンファレンス 4F「the AIR」

東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティ

赤坂インターシティコンファレンスの入り口は、3Fにございます。

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩3分

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)

区切り線

プログラム詳細

13:00~ 開場(30分間)

13:30~13:40 オープニング  同時通訳あり

SAP SE

デジタルサプライチェーン最高収益責任者(Chief Revenue Officer of SAP Digital Supply Chain )

Darcy MacClaren

サプライ チェーンにおけるテクノロジー変革を通じ、30 年にわたってビジネスの成長、差別化、改善に取り組んできた。現在はSAP デジタルサプライ チェーンの最高収益責任者としてグローバルサプライ チェーンビジネスを統括している。サプライチェーン分野における多様性の向上に専念する 「Empowering Women in Supply Chain Network 」の創設者でもある。

13:40~14:10 基調講演

不確実性時代を勝つ サプライチェーンマネジメントの潮流
~リスクに対応し、競争力&収益性を高めるサプライチェーンの今と未来~

  • 調達難、サプライチェーン分断への後手対応への反省
  • 個別分断サイロ化を乗り越え、プロセス統合、リスク判断を組み込む
    S&OP
  • 経営としてのサプライチェーンマネジメントとDXの統合

株式会社サステナビリティ・コンサルティング

代表取締役

石川 和幸

コンサルティング会社、シンクタンクを経て、2005年株式会社サステナビリティ・コンサルティングを設立。構想策定、SCMプロセス改革、SCP/ERP/MES導入、プロジェクトマネジメントに従事。著書に『この1冊ですべてわかる SCMの基本』(2017年)、『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(2021年)など、多数。

14:10~14:40 事例講演1

昭和(レガシー)から令和のマネジメントに向けた挑戦
~DX【グローバル基幹システム導入と活用】

弊社はグローバルな業務標準化と経営効率向上を目指し、2013年からSAPをOne Instanceで展開してきました。アルパインとの経営統合をうけ、SAPの統合を進め、今年の10月には、14か国、34拠点の導入完了を計画しております。並行して、本来の目的である弊社としてのDX対応、一元化されたDataを繋げ、見える化する事や業務プロセスを見直し、競争力のある働き方の改革を推進中です。

今回は弊社におけるグローバル基幹システム導入の歩み、産みの苦しみとSAPシステムの使いこなし、新しい時代に合った働き方に繋げる事例をご紹介します。

アルプスアルパイン株式会社

トランスフォーメーション・アドバイザー

佐伯 哲博

1983年入社、生産本部、海外現法、営業、情報システムなどに従事する。2009年に生産計画部長として、SAP導入にかかわる。2016年よりグローバル導入プロジェクトのオーナー兼情報システム担当役員。2022年よりCDO担当に就任。2023年7月よりトランスフォーメーション・アドバイザーとなり現在に至る。

14:40~15:00 パートナー講演

日本の製造業が取り組むデジタルサプライチェーン

地政学リスクや基幹部品不足など、継続するサプライチェーン混乱への対応に加え、バリューチェンに広くに渡って、グローバル化、分業化、ネットワーク複雑化も顕著になってきています。多くの日本の製造業にとって、関連するサプライチェーン全体を通した改革が不可欠となっており、当講演では今後のサプライチェーン戦略に必要な考え方、取り組み事例についてご紹介致します。

アビームコンサルティング株式会社

自動車・製造ビジネスユニット ビジネスユニット長

執行役員 プリンシパル

古川 俊太郎

大手SIerを経て、2001年にアビームコンサルティング入社。以来一貫して、製造業を中心に企業・ビジネスプロセス改革、デジタルを活用した経営・サプライチェーン基盤構築、グローバルプロジェクト運営など数多くのコンサルティングに従事している。2021年4月より自動車・製造ビジネスユニット長に就任。

15:00~15:20 主催社講演  同時通訳あり

製造業の変革を強力に支援するSAPのデジタルサプライチェーン戦略

様々な変動が定常となっている今、それぞれの部門や業務単独での改善による対処には限界があります。出来るだけ早期に影響を予測し、適切な対応を迅速に行うには、部門や業務を横断した広い視野での変革による仕組み作りが必要です。

本セッションでは、こういった変動に強い仕組みへの変革を推進している製造業の企業を支援するSAPデジタルサプライチェーンの戦略と取り組みをご紹介します。

SAP SE

デジタルサプライチェーン最高収益責任者(Chief Revenue Officer of SAP Digital Supply Chain )

Darcy MacClaren

サプライ チェーンにおけるテクノロジー変革を通じ、30 年にわたってビジネスの成長、差別化、改善に取り組んできた。現在はSAP デジタルサプライ チェーンの最高収益責任者としてグローバルサプライ チェーンビジネスを統括している。サプライチェーン分野における多様性の向上に専念する 「Empowering Women in Supply Chain Network 」の創設者でもある。

15:20~15:30 移動/休憩

15:30~15:50 ブレイクアウトセッション1

トラックA《サプライチェーン計画》

A-1

収益および変化を考慮したサプライチェーンの構築およびデータ利活用について

供給力確保や外部リソースの活用によりEnd-to-Endでサプライチェーンの管理が必須となってきています。そのような中データ利活用し市場動向の変化を想定したシミュレーションや実行管理により、リスクへの対応やスピーディーに判断・アクションをする必要があります。トレンドである需要予測やシミュレーションを含めサプライチェーンの進化やプロジェクトの進め方について紹介させていただきます。

PwCコンサルティング合同会社

Enterprise transformation Director

中道 隆夫

ERPベンダーからコンサルティングファームを経て現職。製造業を中心に需給調整、製造、物流の業務改革とシステム導入に従事。製造現場と営業部門を連携した変革推進および在庫削減や物流改革で定量データを駆使した業務コンサルティングを推進している。

トラックB《製造DX》

B-1

デロイトが考えるスマートファクトリー2.0

現場事実情報を起点とし、デジタルデータを活用した改善や組織全体での意思決定・アクションサイクルを確立することで、高速・アジャイルに工場全体パフォーマンス最大化を実現する。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

ディレクター

岡部 亮一

日系メーカー系コンサルティング会社を経て現職。医療機器や電機・ハイテク、自動車など製造業全般における戦略策定・企画立案から、オペレーション改革・システム要件定義のプロジェクトに15年以上従事。近年では製造におけるデジタル化推進支援プロジェクトに従事。

15:50~15:55 移動

15:55~16:15 ブレイクアウトセッション2

トラックA《サプライチェーン計画》

A-2

デジタルテクノロジーを活用したサプライチェーン計画の最新動向

製造業は日々進化し続けるグローバルな環境の中で競争力を保つために、効率的かつ柔軟なサプライチェーン計画が不可欠です。以下のポイントに焦点を当てながら、最新の動向をご紹介します。

  • デジタルテクノロジーの進歩がサプライチェーン計画に与える影響
  • 持続可能性とサプライチェーン
  • リスク管理
  • 柔軟性とレスポンシブネスの向上

日本アイ・ビー・エム株式会社

アソシエイト・パートナー

金子 未央

2001年入社、多様な業種のお客様への業務改革/システム導入に関するコンサルティングに従事。特にSAP ERP、Aribaを活用した業務改革/基幹システム構築のプロジェクトに多く参画。現在は、SAP DSCのビジネス推進も担当。

トラックB《製造DX》

B-2

不確実な未来へ対応できる次世代工場への挑戦
~データドリブン型カイゼンの取組み事例~

富士通アイ・ネットワークシステムズでの実践事例となります。

当該工場では、かねてよりデータを活用した現場改善を実施していましたが、各施策は個別最適で実行されていました。今回、生産プロセス全体の可視化を行うことにより課題の特定とビジネスプロセス全体への影響を把握しながら進める、デジタルカイゼンの取り組みをご紹介します。

富士通株式会社

クロスインダストリーソリューション事業本部

Sustainable Manufacturing Advanced Manufacturing

シニアディレクター

関本 和夫

1997年富士通入社、社会公共ビジネスをはじめミッションクリティカルなシステム導入に従事。2010年より、製造業向けソリューション導入に従事する。クロスインダストリーな業務知見を活かし、2021年に富士通の事業ブランドUvance製造領域オファリング推進責任者に就任。

富士通株式会社

グローバルビジネスソリューションBG グローバルビジネスアプリケーション事業本部

SAP事業部

マネージャー

二本柳 昇

2004年富士通入社、産業ビジネス本部に所属し製造業向けソリューション提案を行う営業業務に従事する。2019年にSAPのプリセールス業務およびERP導入の企画構想を実行するコンサル業務を担当の後、2023年 BPIオファリング推進責任者に就任。現在は日本におけるBPI(Signavio)ビジネスの推進業務に携わっている。

16:15~16:20 移動

16:20~16:50 事例講演2

DX×GXプロジェクト : データでつながるサステイナブルファクトリーのあり方

精密機械部品の加工を行うマツモトプレシジョンでは全社DXプロジェクトを立ち上げ、デジタル技術・改革を経営行動の基盤とし、データでつながる持続可能なサプライチェーンの確立を実現しました。さらに、並行してCO2排出減や可視化を目指すGXプロジェクトを推進しています。本セッションでは、経営基盤のDXとサステナビリティ基盤のGXを掛け合わせることで “THE SUSTAINABLE FACTORY”を実現しサプライチェーン全体で競争力を獲得するための取り組みについてご紹介します。

マツモトプレシジョン株式会社

代表取締役社長

松本 敏忠

2014年に事業承継を理由に小売業からマツモトプレシジョンに入社。製造業の取り巻く環境は、デジタル化・グローバル化・人材不足など多くの課題を抱えていますが、解決に必要なことは「外部環境を受け入れる」「人の考え方と行動に目を向ける」「ものづくりはひとづくり」の精神を持ち続けることだと確信しています。

16:50~17:40 パネルディスカッション

将来へ向けたサプライチェーン改革プロジェクトの進め方

7月に第7期を迎えた、SAPジャパンが推進している「DSC/Industry4.0アカデミー」。数年後へ向けた全社サプライチェーン改革を志向する製造業の次世代リーダーを対象としたこのプログラムから、2~3名のアルムナイ(卒業生)をお呼びし、改革の進め方についてパネル形式でセッションを実施します。

パネリスト

登壇者 調整中

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モデレーター

SAP Labs Japan

Head of Digital Supply Chain

鈴木 章二

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17:40~17:45 クロージングご挨拶

SAPジャパン株式会社

エンタープライズクラウド事業統括本部

デジタルサプライチェーン事業部

事業部長

高橋 正直

17:45~18:30 ネットワーキング

参加者様同士の交流や課題解決のヒントの場として、お食事とお飲み物をご用意しております。

どうぞお気軽にご参加くださいませ。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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