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モダナイゼーション・セミナー 2023
ビジネス成長を支えるITモダナイゼーション戦略
~機動的な経営を実現する真のトランスフォーメーション(X)とは~

開催概要

開催日時

  • Online 2023年 9月14日(木)13:30~15:50

開催趣旨

デジタル化の潮流はさらに加速し続けており、ビジネスのスピードが命運を左右する時代にある現在。企業の変革を加速させ、競争力を維持・向上していくためには、常に変化への柔軟な対応と機動的な意思決定が求められます。そのために、デジタル・トランスフォーメーション (DX) の推進と既存のITインフラの見直しは、今取り組まざるを得ない経営課題となっています。

しかし、日本企業におけるDX/デジタル化の実態はというと、経済産業省によるDXレポートでも指摘されているとおり、ITインフラの側面では諸外国と比較しても大きな遅れをとっており、いまだレガシーシステムを活用している企業が少なくありません。他方で、モダナイゼーションを進める企業の中でも、目的が曖昧なまま着手し、進め方が明確でなく途中で頓挫してしまうケースや、クラウドを活用したビジネスを立ち上げても思うような結果が出ないといったケースが見受けられます。

 

DXの実現、そしてその先の目指す姿の実現をスピード感をもって進めるためには、安易なレガシーシステムからの脱却ではなく、まず目的を明確化した上で、既存ITインフラの活用を含め目的・課題に応じて置き換えや改良なども検討しながら、最適な戦略構築を進めていくことが必要ではないでしょうか。なぜなら、モダナイゼーションは、単なるコード変換やシステム移行ではなく、リアルなビジネスにデジタルで新たな価値を付加することが目的だからです。

本フォーラムでは、目的に応じた柔軟なITモダナイゼーション戦略とそのアプローチについて、実際の取組み事例や先進テクノロジー/生成AIとの関連といった最新トピックも交えながら、現状と課題、今後の展望を踏まえて紐解いて参ります。モダナイゼーションによる価値創造の実現、変革を次のステージへ進めるためのヒントをお持ち帰りいただければ幸いです。

概要

参加対象

経営者・役員(CIO/CDOなど)及び、経営企画、IT/情報システム、デジタル企画、ほか各事業部門のご責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

100名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

共催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

13:30~14:00 特別講演

“トランスフォーメーション(X)”を実現するための道筋とリーダーシップの要諦
~“SAKURAプロジェクト”を振り返って~

  • 大型システム刷新プロジェクト “SAKURAプロジェクト” にみる失敗と成功の軌跡
  • ITプロジェクトに求められる意識改革
  • 変革の実現に必要なリーダーシップと巻き込み力 ~DXからd“X”へ~

*「JAL大型システム刷新プロジェクト “SAKURAプロジェクト” 」について
宜しければ以下リンクの特集をご参照ください。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nc/18/040500040/

株式会社JALカード

代表取締役社長

西畑 智博

1984年東京大学工学部卒業、日本航空株式会社(JAL)入社。以来「ITとビジネスの融合」がテーマ。 1995年より国内営業部、商品開発部eビジネス推進チーム・マネージャーとしてJALのeビジネスを立ち上げ、推進。 2014年より執行役員として、旅客基幹システムを50年ぶりに刷新するSAKURAプロジェクトを担当し、2017年にサービスイン。 2018年よりイノベーション推進本部長、2019年常務執行役員 デジタルイノベーション本部長として 「JAL Innovation Lab」や「JAL Innovation Fund(CVC)」を構築し、DXと新規事業創造を推進。 2018年 IT Japan Awardグランプリ受賞、2019年 IT協会・IT最優秀賞受賞、2021年 DX銘柄2021に選定。 2022年6月より現職に就任、CEOとしてデータ・ドリブン経営に挑戦中。JALカードは2022年NPS®ベンチマーク調査第1位獲得(NTTコムオンライン・クレジットカード部門)。

14:00~14:20 講演Ⅰ

新・ITモダナイゼーション
~現状と課題から導く、これからの戦略と進め方~

  • 「脱メインフレーム」だけがモダナイゼーションではない
  • お客様の真の課題、目的を見出すことが成功のコツ
  • 戦略的な基幹系システムのモダナイゼーションの実現方法とは

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部
ハイブリッド・クラウド・サービス
メインフレーム・モダナイゼーション
マネージャー/シニアITスペシャリスト

稗田 純

日本IBMにおけるメインフレーム・マイグレーションビジネスを推進。アプリからインフラ、コンサルティングなど多様なプロジェクトに従事。過去のメインフレーム・モダナイゼーション案件では大規模、マルチベンダー、フルリモートなどの困難な状況下でリードし、成功裏のサービスインに貢献。

14:20~14:50 事例講演

Z会の次世代事業を支えるモダナイゼーションの取組み事例
~刷新の背景と今後のDX展望~

  • 基幹システムのモダナイズの背景
  • 先進テクノロジーの採用理由(マイクロサービス、OpenShiftなど)と期待
  • 新基幹システムプロジェクトにおける今後の展開、DXの展望

株式会社Z会

情報システム部 部長

株式会社増進会ホールディングス
IT統括室 室長

内藤 正史

1994年にZ会入社。教室事業部門、教材編集部門、カスタマーサービス部門を経て、現在 情報システム部 部長。増進会ホールディングスIT統括室 室長を兼務。基幹システム等のSoR領域、学習アプリ等のSoE領域、AI等のSoI領域およびインフラを統括し、Z会のDXを推進。

14:50~15:00 休憩

15:00~15:20 講演Ⅱ

既存IT資産の新たな価値を創造するモダナイゼーションのアプローチ

  • 既存IT資産の有効活用がデジタル変革の成功のカギ
  • モダナイゼーションとは ~単なるコード変換ではなく、お客様の新たな価値を創造する取り組み~
  • 課題やニーズに応じた最適なモダナイゼーションの策定・実現に向けて

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部
ハイブリッド・クラウド・サービス
プリンシパル・アーキテクト

松本 龍幸

1993年日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。C/COBOL/Java等のプログラミングに始まり、アーキテクトとしてアプリケーション構造設計や開発手法、システム構成設計、全体ソリューション策定など主に製造業や金融業のお客様システム構築案件にてプロジェクトをリード。近年はハイブリッド・クラウド・サービスにてクラウドを活用したシステムのモダナイゼーションやクラウド戦略策定、クラウド・アーキテクチャー策定などを担当。数多くの大規模案件経験、またオープンからメインフレームまで幅広いプラットフォーム経験を活用してこれらの推進をおこなう。

15:20~15:50 特別鼎談セッション

AIの未来とモダナイゼーション、今後の展望
~組織の“X”を進化させるポイントとヒント~

  • ビジネスにおけるAI活用の現状と変化
  • IT/モダナイゼーションとAI活用:可能性と期待 ~”トランスフォーメーション(X)”に向けて~
  • AIの倫理リスク

花王株式会社

エグゼクティブ・フェロー

浦本 直彦

1990年、日本IBM入社、東京基礎研究所にて、自然言語処理、Web技術、情報セキュリティなどの研究開発に従事。IBM Bluemix Garage Tokyo のCTOを経て、2017年、三菱ケミカルホールディングス (現三菱ケミカルグループ) に入社し、デジタル・トランスフォーメーション (DX) の推進を行う。2020年4月、 執行役員 Chief Digital Officer (CDO) 就任。2022年4月より、データ&先端技術部ディレクターとして全社のデータ戦略策定と遂行を主導。2023年4月、花王入社、現在、エグゼクティブ・フェローとしてDX戦略を担当している。2018年-2020年、人工知能学会会長、2020年より情報処理学会フェロー。

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBMコンサルティング事業本部 CTO
執行役員 IBMフェロー

二上 哲也

1990年に日本IBMの開発製造部門に入社。Java/Web技術によるシステム構築を推進し、2004年からはサービス部門にて大規模Javaプロジェクトのリード・アーキテクトとして活動。2010年からはIBM Distinguished Engineer(技術理事)として、APIやBlockchain、AIやクラウドなど最新技術によるシステム構築の変革をリード。2021年にIBM フェローに就任し、IBMコンサルティング事業本部 CTOとして、デジタルサービス・プラットフォームやwatsonxを活用した共創を推進している。

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBM AIセンター長
執行役員 兼 技術理事

山田 敦

1995年、日本IBMに入社。東京基礎研究所にて、主に3次元形状処理の研究に貢献。2008年にコンサルティング部門に異動後、2009年に新設された「先進的アナリティクスと最適化」チームのリーダーを務める。併せてデータサイエンティストとして、製造業、流通業、保険業を始めとした多くの企業に対して、データとアナリティクスを活用した業務変革を支援。 2017年よりIBM技術理事。社内では、データサイエンティスト職のリーダーを務める。2019年より現職。工学博士。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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