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Security Management Forum 2023
生成AIのビジネス活用へ向けた方法論
~サイバー空間におけるセキュリティの最前線とガバナンス~

開催概要

開催日時

  • Online 2023年10月10日(火)~12月15日(金)
    ※期間中はお好きなタイミングで何度でもご視聴が可能です!

開催趣旨

近年のデジタルテクノロジーの進歩は、言わずもがなさまざまなビジネスインパクトを与えており、ChatGPTに代表される生成系AIをとりいれたビジネスの仕組み構築が加速度的に進むと考えられております。

昨今のビジネス環境においても、不確実性が高まるなかでテクノロジーをビジネスの中心に据えた働き方やサービス提供が進められるDXは周知の事実となっております。言わずもがな、サイバー空間を用いたビジネスが進められるなかで、セキュリティへの脅威もますます多様化しております。

しかしビジネスインパクトを与えている生成系AIの進化はサイバーセキュリティ領域においても大きなメリットをもたらしてくれる側面もあります。

・過去の攻撃パターンに基づいた予測や検知 ・異常検知によるセキュリティタスクの自動化 ・AIによる脅威分析と脆弱性の検知 など、人の作業量以上のデータを分析し、インサイトを導くセキュリティの高度化につながるといっても過言ではありません。

一方で、攻撃側の観点ではテクノロジー活用によりマルウエアの生成技術の向上や、適切な規則やガイドラインがないままに活用が進められそれにより、本来守るべきデータの流出やテクノロジー任せにしてしまったが故のセキュリティトラブルの可能性も考えられます。

生成系AIがこれからの優位性獲得や成長戦略のカギを握るなかで、サイバーセキュリティへの備えを再考するタイミングになっているといえます。

今回のエグゼクティブセッションでは、【生成系AIによるビジネス革新】をテーマに、生成系AIがビジネスに与えるインパクトを整理し、新しいテクノロジーによるサイバー脅威やセキュリティ高度化への取組み事例や、ビジネス活用の第一人者をお招きし、考察を深めていくセッションとなります。攻めと守りの観点から検証し、生成系AIを活用している企業はもちろん、取り組みを模索されていらっしゃる企業もヒントをお持ち帰りいただけますと幸いです。

皆様のご参加をお待ちしております。

概要

参加対象者

役員層、CIO、CISO、経営企画、情報システム/IT、セキュリティ、各事業部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

開催形式

オンライン配信 2023年10月10日(火)~12月15日(金)

期間中はお好きなタイミングで何度でもご視聴が可能です!

主催

パロアルトネットワークス株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

動画視聴用URL送付元

Ignite23Japan 事務局

( ignite23japan@event-info.com )

区切り線

プログラム詳細

15:20~16:00 基調講演

我が国のサイバーセキュリティ政策の現状と動向

今日、サイバー空間は、量的に拡大・質的に進化するとともに、実空間との融合が進み、DXの進展等、サイバー空間の「公共空間化」が加速しており、「デジタル田園都市国家構想」によるデジタル技術の社会実装が進む一方で、国内外におけるランサムウェア、ロシアによるウクライナ侵略との関連性が指摘されるシステム障害や改ざん等による被害など、サイバー空間における脅威も高まっている。この講演では、政府における取組の現状について紹介する。

総務省

サイバーセキュリティ統括官

山内 智生

1989年旧郵政省入省。2022年6月より現職。情報通信分野のサイバーセキュリティ政策並びに総務省及びその独立行政法人等のサイバーセキュリティの確保を担当。2021年まで在籍した内閣サイバーセキュリティセンターでは、サイバーセキュリティ戦略本部事務局を担当。2021年9月に閣議決定されたサイバーセキュリティ戦略のとりまとめ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会における対応及びその準備のためのサイバーセキュリティ対策の促進、サイバーセキュリティ基本法の改正、重要インフラ行動計画のとりまとめなどを担当。総務省では、第4世代移動通信システム、多言語翻訳、衛星通信など情報通信関係の研究開発、携帯電話や無線LANの技術基準の策定などの電波監理を主に担当。

16:00~16:30 基調講演

生成AIと、サイバーディフェンスオペレーションへの活用のこれから

セブン&アイ・ホールディングスが、特にサイバーディフェンスオペレーションにおいてAIをどのように活用していきたいと考え、その前段となる取組みをどのように進め、どのような効果が予想されるのか?をご紹介をします。また、ビジネスにおける生成AI活用の考え方や、弊社がとったアプローチについても取り上げます。これらの領域の業務適用に取組む聴講者の皆さまにとって、有益な参考事例となれば幸いです。

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

グループセキュリティ統括室

サイバーディフェンスオペレーションUnit

オフィサー

井上 裕司

某国家プロジェクトのネットワークセキュリティ運用統括や、日本の法人と共に様々なケースのセキュリティインシデントやトラブル対応を経験。セブン&アイ・ホールディングスへ入社後は、SOCの活動全般に責任を持ち、セキュリティ監視に従事。IPA産業サイバーセキュリティセンターと連携し、さっぽろ雪まつり映像伝送網でのペネトレーション実証実験やビル業界でのガイドライン啓発など、個人として社会貢献活動も行う。

16:30~16:45 主催講演1

AI活用時に考慮すべきサイバーセキュリティリスク

機械学習を中心としたAIが急速に進化しています。ビジネスの分野では、蓄積したさまざまなデータとAIを組み合わせることによる既存ビジネスの付加価値向上や新規ビジネス創出への期待が高まっています。特に生成AIと呼ばれる学習した大量のデータを基にテキストや画像、音楽といったコンテンツを生成するシステムは自然言語で問いかけるだけで利用できる手軽さから、業界を問わず多くの組織での導入がすでに始まっています。一方で、AIという新たなシステム導入にともなう潜在的サイバーセキュリティリスクについても注意を払い、必要に応じて対処する必要があります。本セッションではAI導入に伴い企業が考慮すべきセキュリティリスクとその対策について解説します。

パロアルトネットワークス株式会社

日本担当最高セキュリティ責任者(Field CSO)

林 薫

パロアルトネットワークスField CSO。2000年よりセキュリティの研究や新種マルウェアへの対応、脆弱性情報の収集・分析、技術開発などを担当。2006年早稲田大学大学院にて技術経営学修士(専門職)取得。2015年末にパロアルトネットワークスに入社し、Unit 42 脅威インテリジェンスアナリストとして脅威分析などを担当、2019年2月に日本担当のField CSOに就任。

16:45~17:00 主催講演2

脅威動向を踏まえて考える「AI中心のセキュリティ運用」の実現

ランサムウェアや情報漏洩をはじめとしたインシデントが続発しているように、実害が顕在化するまで被害に気づけていない点がセキュリティ運用における最大の課題です。SIEMやサイロ化されたデータ活用という従来型のアプローチを継続することでアウトカムを変えることは不可能です。このセッションでは、いま発生しているインシデントを早期に特定して対応することで被害を未遂にするという目的の達成に向けて、アナリティクスデータやAIを中心にしたセキュリティ運用への変革がもたらすアウトカムとメリットについて検討します。

パロアルトネットワークス株式会社

チーフサイバーセキュリティストラテジスト

染谷 征良

20年以上にわたり欧州、北米、日本のサイバーセキュリティ業界において、セキュリティ戦略・技術、クライシスマネージメント、競合戦略、製品戦略まで幅広い経験を有し、全世界での年間最優秀社員賞をセキュリティベンダー2社から受賞。パロアルトネットワークスでは、日本のサイバーセキュリティ戦略に関するエバンジェリストとして、最新のサイバーセキュリティ戦略や施策、技術に関する啓発を担当。2015年よりRSA Conference Asia Pacific & Japan プログラム委員。ZDNet Japan『ビジネス視点でわかるサイバーのリスクとセキュリティ』、Forbes Japan『「あの」インシデントから紐解く企業セキュリティの本質』連載中。

17:00~17:40 パネルディスカッション

AI活用の今とこれから 〜成長戦略へ向けた、攻めと守りのガバナンスと全社展開への考え方〜

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

グループセキュリティ統括室

サイバーディフェンスオペレーションUnit
オフィサー

井上 裕司

パロアルトネットワークス株式会社

日本担当最高セキュリティ責任者(Field CSO)

林 薫

パロアルトネットワークス株式会社

チーフサイバーセキュリティストラテジスト

染谷 征良

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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