
プログラム詳細
S-1 特別対談
ビジネス、アート、人とAI
本講演では、「AIと人間が共存するこれからの社会」をテーマに経済学者でデータ科学者の成田悠輔氏と、アーティストで東京藝術大学准教授のスプツニ子!氏の特別対談をお送りします。 AIの進化や普及は、ビジネスやアート、そして私たち人間にどのような変化をもたらすのか。私たちはその進歩とどのように向き合うべきなのか。おふたり独自の視点からこれからの社会を考察します。

経済学者・データ科学者
成田 悠輔 氏
夜はアメリカでイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。ウェブビジネスから教育・医療政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、多くの企業や自治体と共同研究・事業を行う。混沌とした表現スタイルを求めて、報道・討論・バラエティ・お笑いなど様々なテレビ・YouTube番組の企画や出演にも関わる。東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員などを兼歴任。内閣総理大臣賞・オープンイノベーション大賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35・KDDI Foundation Award貢献賞など受賞。著書に『22世紀の民主主義』など。

アーティスト
東京藝術大学デザイン科准教授
株式会社Cradle 代表取締役社長
スプツニ子! 氏
インペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。最近の主な展覧会に、20年「Broken Nature」(MoMA、NY)、21年「deTour 2021 Design Festival」(香港PMQ)、22年「The Nursery」(Bright Moments Gallery、ロンドン)、23年「DXP ―次のインターフェースへ」(金沢21世紀美術館、日本)など。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ 助教授に就任しDesign Fiction Groupを率いた。その後東京大学生産技術研究所特任准教授を経て、現在は東京藝術大学デザイン科准教授。VOGUE JAPANウーマンオブザイヤー2013受賞。2014年FORBES JAPAN 「未来を創る日本の女性10人」選出。2016年 第11回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本特別賞」受賞。2017年世界経済フォーラム「ヤンググローバルリーダー」、2019年TEDフェローに選出。2018年より東北新社フェロー2019年、DE&I推進を掲げて株式会社Cradle(クレードル)を起業、CEOを務める。2022年よりデジタルガレージ社外取締役。著書に「はみだす力」。
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A-1 基調講演
データで見る製造業、データで勝つ製造業ー30年ぶりに潮目が変わるかー
ほぼ30年ぶりにやってきた「日本の製造業の転換点」を、産業データで確認する。
ポスト冷戦期(ほぼ1990~2010年代)の我が国製造業に関しては、客観的データや論理に反する「日本製造業衰退論」や「空洞化論」が多く見られたが、それらの多くがデータ的な根拠の薄い錯覚・誤解・誤謬であったことをまず示す。
また、現局面でにおいて競争優位に貢献しうる「勝てるDX」、つまり(単なる流行追随ではなく)競争論理的に勝算のある形での産業現場のデータ活用に関して、直近の成功事例を交えて論じる。

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター研究院
教授
東京大学名誉教授
ものづくり改善ネットワーク代表理事
FTものづくり研究所代表社員
藤本 隆宏 氏
1979年東京大学経済学部卒。三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990年~2021年東京大学経済学部助教授・教授。2003年~2021年東京大学ものづくり経営研究センター長。2021年4月より現職。専門は技術・生産管理、進化経済学。日本学士院賞・恩賜賞等受賞。主著『製品開発力』『生産システムの進化論』『生産マネジメント入門ⅠⅡ』『能力構築競争』『日本のもの造り哲学』『ものづくり経営学』『日本型プロセス産業』『人工物複雑化の時代』『ものづくりからの復活』『建築ものづくり論』『現場から見上げる企業戦略論』等。
A-4 特別講演
第4次産業革命と製造業の変革
- デジタル技術と新しいビジネスモデルの展望
今、世界的にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったサステナブルな取り組み、新型コロナや地政学的リスクへの対応と言った、レジリエンスな対応などが注目を集めています。また、EUを中心に、データ共有圏の取り組みも加速しています。
本講演では、インダストリー4.0におけるデータ連携基盤の動きとその重要性、AIやデータ活用ソリューションなど昨今の最新テクノロジー活用の動きについてお話しするとともに、事例を交えながら日本企業がどのように対応すべきかについてお伝えします。

株式会社東芝
デジタルイノベーションテクノロジーセンター
チーフエバンジェリスト
アルファコンパス 代表
中小企業診断士
PMP(Project Management Professional)
福本 勲 氏
早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。東芝に入社後、製造業向け SCM、ERP、CRM などのソリューション事業立ち上げやマーケティングに携わった後、インダストリアル IoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」の編集長を務める。2020 年にアルファコンパスを設立し、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援を行っている。また、企業のデジタル化(DX)の支援と推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジーのアドバイザーも務めている。主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」「デジタルファースト・ソサエティ」(いずれも共著)がある。主な Web コラム連載に、ビジネス+IT/SeizoTrend の「第 4 次産業革命のビジネス実務論」がある。その他 Web コラムなどの執筆や講演など多数。
(本プロフィールは2023年9月時点のものです)
A-8 特別講演
ヤマハの楽器工場スマートファクトリー化とデータ活用戦略
ヤマハの国内及び海外の楽器製造工場で進めているスマートファクトリー化とデータ活用方法についてご紹介します。高い感性と匠の技で一つひとつ丁寧に作られている楽器のものづくり現場で、どのようなデータ活用を進めているのか事例も含めてご紹介します。

ヤマハ株式会社
楽器・音響生産本部 生産企画統括部企画推進部
スマートファクトリー推進グループ リーダー
宮田 智史 氏
1999年 ヤマハ株式会社に入社。工場で品質保証・生産技術業務に従事し、ITシステム導入による生産現場の業務改善が主業務となる。2013年 本社企画管理部門に異動、海外拠点の生産管理システム導入に携わる。2018年 生産企画部門にスマートファクトリー推進グループが創設され、初期メンバーとして異動。ヤマハ全工場をスマートファクトリー化するための企画・導入を推進、現在に至る。
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B-1 基調講演
日本経済と企業の成長戦略
日本経済は大きな転機にある。このセミナーではそうした流れを分析するとともに、GXやDXのキーワードを軸に、企業にとっての成長戦略について考察する。キーワードは創造的破壊である。またこうした流れが、米中対立などの地政学的問題などにも深く関わっていることにも言及する。

東京大学 名誉教授
伊藤 元重 氏
専門は国際経済学。1974年東京大学経済学部卒。1979年米ロチェスター大学経済学博士号取得。東京大学大学院教授、学習院大学教授を経て現職。2013-2019年に経済財政諮問会議議員を務める。また、復興推進委員会委員長、公正取引委員会独占禁止懇話会会長、気候変動対策推進のための有識者会議委員、GX実行会議構成員などの要職を歴任。
B-4 特別講演
DX推進で実現する新たな価値の創造
当社はデジタル技術の活用により、コアビジネスである生命保険事業の領域と、生命保険事業以外の新たな領域において、新たな価値の創造のため日々取り組んでいます。本講演では、社内外に展開しているデジタルサービスや自治体との取り組み、DXを推進するための体制構築や人財育成についてご説明するとともに、課題に直面した際にどのように解決してきたかについてご紹介します。

アフラック生命保険株式会社
執行役員
松尾 栄一 氏
1990年 国内生命保険会社入社。1998年 外資系生命保険会社入社。戦略プログラミングオフィスにて、全社プロジェクトのマネジメントを担当。2013年 アフラックに入社。システム部門にて開発部、業務統括部を経験。DX推進、先端技術のシステム開発、システム部門横断管理・戦略作成等を担当。2022年 デリバリコーディネーション部長を経て、現職。
B-8 特別講演
Web3時代における金融行政の取組みについて
新たな金融サービスの育成・普及に向けた金融庁の取組みやデジタル・分散型金融への対応、日本におけるデジタル資産を巡る規制枠組みの整備(暗号資産・ステーブルコイン(電子決済手段等)に関する制度整備(資金決済法等の改正))等について紹介するもの。

金融庁
企画市場局総務課信用制度参事官室
デジタル・分散型金融企画室長
久永 拓馬 氏
2004年財務省入省。財務官室課長補佐、国際局開発機関課課長補佐、国際局開発企画官等を経て、2023年7月より金融庁企画市場局信用制度参事官室デジタル・分散型金融企画室長。三菱商事株式会社、在インド日本大使館、国際通貨基金に出向経験有。シカゴ大学経営学修士。
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C-1 基調講演
ストーリーとしての競争戦略
戦略は「こうしよう」という主体的な意図の表明であり、「こうなるだろう」という将来予測ではない。さまざまな打ち手がつながって、全体として長期利益に向かって動いていくという時間展開が動画のように見えてくる。優れた戦略とは思わず人に話したくなるような面白いストーリーでなくてはならない。ストーリーという視点から競争戦略と競争優位についての論理を解明する。

一橋ビジネススクール
PDS寄付講座競争戦略特任教授
楠木 建 氏
経営学者。一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同助教授、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、同ビジネススクール教授を経て2023年から現職。著書として『絶対悲観主義』(2022年,講談社+α新書)、『逆・タイムマシン経営論』(2020年,日経BP,共著)、『室内生活:スローで過剰な読書論』(2019年,晶文社)、『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(2010年,東洋経済新報社)ほか多数。
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D-1 基調講演
データ時代のDX構想力とチェンジマネジメント
DX戦略においてデータ活用の重要性を理解しながら、データを日々の業務に活かしたり、まして経営インパクトある取り組みが出来ている会社は、けっして多くありません。苦戦する真因は、データの問題ではなく、構想力とヒト組織の変革の2つに尽きます。ファミマの経験も踏まえ、DX構想力と組織チェンジマネジメントの真髄をお伝えします。

DX JAPAN
代表
植野 大輔 氏
三菱商事、ボストンコンサルティンググループを経て2017年ファミリーマートに入社。デジタル統括責任者として全社デジタル戦略の策定、ファミペイの垂直立ち上げなど同社のDXを主導。20年にDX JAPANを設立。経営リーダーと併走する最上流からのDXアドバイザリーを通じ、複数企業の変革を担う。名古屋商科大学ビジネススクール(NUBC)客員教授。2023年7月よりサニーサイドアップグループ最高執行責任者(COO)に就任。
D-4 特別講演
良品計画におけるデータ活用のご紹介
2021年9月から『第二創業期』がスタートしている良品計画。IT・ECで自他ある部門における中長期計画としてはデジタル化による効率化やECサイトの売り上げが組み込まれています。
デジタルとデータの活用を推進している当社の取り組みをお話いたします。

株式会社良品計画
ITサービス部 データサービス課 課長
データアーキテクト
王 毅超 氏
バックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートしましたが、ビッグデータの魅力とポテンシャルを感じてデータ領域に転進しました。データアーキテクチャの設計からAIの導入まで、WEB、小売、金融、医療といったさまざまな業界の経験があります。2021年には良品計画に入社し、「データサービス課」を立ち上げ、課の使命は、誰でも簡単に正しいデータインサイトを得るできるグローバルデータプラットフォームの構築とデータ駆動型の組織変革を推進しています。普段の業務は「データ戦略設計」「データ分析」「データ民主化PJ推進」などです。直近の裏業務はdbtとDatabricksのPoCで。
D-8 特別講演
#Z世代が経済の中心になる前に知っておいた方がいいこと教えます
これからの消費の中心となっていく「Z世代」。デジタルネイティブなZ世代に対して有効なマーケティング施策とはいったいどのようなものなのでしょうか。
本公演は渋谷のランドマークであり、若者が集中する「SHIBUYA109」をメインフィールドにマーケティングを行っているSHIBUYA109 lab. 所長の長田 麻衣 氏が登場。
Z世代の特徴や、自主的にトレンドを作っていくにはどうするべきなのか、SHIBUYA109で実際に取り組んでいる施策などをお話しいただきます。

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
SHIBUYA109 lab. 所長
長田 麻衣 氏
総合マーケティング会社にて、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための 調査やPRサポートを経て、2017年に株式会社SHIBUYA109エンタテイメントに入社。SHIBUYA109マーケティング担当としてマーケティング部の立ち上げを行い、2018年5月に若者研究機関「SHIBUYA109 lab.」を設立。現在は毎月200人のaround20(15歳〜24歳の男女)と接する毎日を過ごしている。繊研新聞にて「SHIBUYA109 lab. 所長の#これ知ってないとやばみ」連載中。宣伝会議等でのセミナー登壇・TBS『ひるおび!』コメンテーター・その他メディア寄稿・掲載多数。
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E-1 基調講演
未来顧客獲得のために企業がすべきこと~Z世代の重要性~
「若者の〇〇離れ」が語られるようになり、実際に若者の消費活動の消極化が顕著になりました。年齢を重ねたからといって若いときに身につけた生活習慣や消費習慣が大きく変わることは考えにくく、10年後の消費の中心であるZ世代が重要なマーケティング対象となっています。
本講演では、若者研究の第一人者である原田曜平氏にZ世代の特徴や企業が若者との接点を持つ重要性について解説していただきます。

マーケティングアナリスト
芝浦工業大学デザイン工学部
教授
原田 曜平 氏
専門は日本や世界の若者の消費・メディア行動研究及びマーケティング(調査、インサイト開発、商品・パッケージ開発、広告制作等)。2013年「さとり世代」、2014年「マイルドヤンキー」がユーキャン新語・流行語大賞にノミネート。「伊達マスク」という言葉の生みの親でもあり、様々な流行語を作り出している。「Z世代」は2021年のユーキャン「新語・流行語大賞」のトップ10に選出された。芝浦工大教授である原田曜平が光文社新書から「Z世代~若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?~」(2020年11月)という本のタイトルを発売し、メディアで広まった。
E-8 特別講演
ECビジネスの舞台裏:成功の秘訣を探る
現在、EC事業は手軽に参入できるようになりました。特にコロナ禍からリオープニング社会になった今、ECを使った買い物は日常化し、雨後の筍のように、ECサイトが急増しています。そのため、無数にあるECサイトを顧客に見つけてもらえる努力が必要です。本講では、商品の魅力だけでなく、明確なターゲット層の特定、適切なコンテンツ戦略、SNSとトレンドの洞察を通じて、競争の激しいEC市場での成功のカギを実体験を元にお話します。

株式会社プレステージ・インターナショナル
IR・CSR室兼地方創生事業開発室 室長
吉澤 勉 氏
ヨドバシカメラ取締役事業本部長としてヨドバシ.comを立ち上げる。立ち上げ期の試行錯誤を繰り返しながら、データを活かしたEC事業を展開する。同社のインバウンド事業などを指揮したのち、シダックスにてインバウンド事業立ち上げを担当。現在は自治体等へのインバウンド受入態勢整備に関するコンサルティングなどを行う。観光庁のビジットジャパン大使。
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F-1 基調講演
データをビジネスに活かすには分析力だけでなくモラルも重要
データやAIは、意思決定プロセスを改善する手段である。私は、その観点に立ち、それらをビジネスに活かすには、手段を使えるだけでなく意思決定プロセスに組み込む力も必要と主張してきた。でも、それでも足らないものがある。分析者の「モラル」である。本講演では、分析者のモラルハザードがビジネスにもたらす災いを述べる。

滋賀大学 データサイエンス学部 教授
兼 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター 副センター長
元 大阪ガス株式会社 ビジネスアナリシスセンター所長
河本 薫 氏
1991年、京都大学応用システム科学専攻修了。大阪ガスに入社。1998年から米国ローレンスバークレー国立研究所でエネルギー消費データ分析に従事。帰社後、大阪ガスにてデータ分析による業務改革を推進。2011年からデータ分析組織であるビジネスアナリシスセンターの所長を務め、大阪ガスにおいてデータ分析組織を定着させた。日経情報ストラテジーが選ぶ初代データサイエンス・オブ・ザ・イヤーを受賞。2018年4月より現職。大阪大学招聘教授を兼任。博士(工学、経済学)。著書に『会社を変える分析の力』(講談社現代新書)、『最強のデータ分析組織』(日経BP)、『データドリブン思考』(ダイヤモンド社)など。NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演。
F-4 特別講演
データ分析を成果に繋げる「ビジネストランスレーター」の思考術
データサイエンティストを採用し、データ分析組織を作ったがなかなか成果がでない、という声をよく耳にします。そのようなデータ分析の壁を乗り越え、ビジネス成果に繋げるためのビジネストランスレーターという役割や思考法について、自身も文系出身のデータサイエンティストであり、CMOでもある講師が詳しく説明します。

三井住友海上火災保険株式会社
CXデザイン部 CMO 兼 CXデザイン部長
木田 浩理 氏
NTT東日本、日本IBMで営業を経験したのち、百貨店、アマゾン等において独学でデータ分析・マーケティングを学ぶ。2018年 三井住友海上火災保険にデータサイエンティストとして入社後、データ分析組織の立ち上げ、分析人材の育成等に従事。2021年 マーケティング専門組織を立ち上げ初代CMO就任。2023年4月より現職。
F-8 特別講演
データを問題解決につなげるビジネス基礎スキルとは
データをビジネスの問題解決につなげるためには、データ分析や統計の専門知識を高める前に、ビジネス基礎スキルの向上が必要です。ビジネスの問題・課題を整理し、データをどう活用すべきか?を考える企画力、その前提となる課題設定力・仮説構築力のポイントや、組織をデータドリブンにする施策や工夫を解説します。

Zoku Zoku Consulting 代表
元 電通マクロミルインサイト 代表取締役社長
中野 崇 氏
良品計画を経て2005年にマクロミルへ入社。SaaS型の新規事業開発、統合マーケティング部門の立ち上げ、グループ全体のMission/Vision/Value策定、電通マクロミルインサイトの代表取締役社長など、第2創業期の要職を歴任。現在は、ZokuZoku Consulting 代表として、データドリブンな新規事業開発や組織開発の、伴走型・自立支援型コンサルティングを提供。
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G-1 基調講演
データ活用により具体化する「デジタル×経営=DX推進」
DXレポートの生みの親ともいわれる和泉氏が、DXによって多様化・高度化している企業のデータ利活用において、「データの民主化」「データ主権」が重要視される意味を実例を交えながら解説し、「デジタル×経営」が生み出す本質的なDXの方向性を示します。

経済産業省
商務情報政策局・情報経済課
アーキテクチャ戦略企画室長
和泉 憲明 氏
平成8年12月 静岡大学情報学部助手、産業技術総合研究所上級主任研究員などを経て平成29年8月より経済産業省商務情報政策局情報産業課企画官、令和2年7月より現職。博士(工学)(慶應義塾大学)。その他、過去には、東京大学大学院・非常勤講師、北陸先端科学技術大学院大学・非常勤講師などを兼務。
G-4 特別講演
経営戦略と連携したデータドリブンな事業活動への道
昨今の急速なイノベーションによって、企業を取り巻く様々なデータを活用する事例が登場してきました。 しかし、多くの企業はデータの収集に終始して、その活用までは至っていないのが現状です。 事業成果を上げるためのデータの戦略的活用への一つのアプローチを、お話しさせていただきます。

喜多羅株式会社
Chief Evangelist
喜多羅 滋夫 氏
P&Gとフィリップモリスにて、20年余りIT部門に従事。2013年から8年間日清食品ホールディングスのCIO(最高情報責任者)として、グローバル化と標準化を軸に、グループの情報基盤改革の指揮を執る。2021年より喜多羅株式会社Chief EvangelistとしてITとイノベーションによる事業変革支援に取り組む。
G-8 特別講演
デジタル変革で目指すべき真のデータ利活用と小林製薬の挑戦
DXと聞くと、手法としてのデジタルを様々に想像しがちですが、外から見えている戦略や施策だけではなく、内部的なことも同じくらい、あるいはそれ以上に重要です。 本セッションでは、小林製薬において8月に発表したDX方針を事例に、一般論としての思考法などについて、皆様と理解を深めたいと思います。

小林製薬株式会社
執行役員 CDO ユニット長
石戸 亮 氏
サイバーエージェントで子会社2社の取締役を務める。グーグル合同会社でデジタルマーケティングを支援した後、Datoramaで日本市場参入を推進。Salesforceによる買収時には統合をリード。その後パイオニアでは、CDOやカンパニーCMOとして非上場後の再成長に貢献。小林製薬ではデジタル戦略アドバイザーを務めた後、2023年よりCDOとして全社のDX推進を牽引。
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H-1 基調講演
話題のAIでビジネスはどう変わる!? ChatGPTが描く未来図
デジタル化で業務改善が進む中、生成AIがツール化し、さらにはインフラ化していくであろう今後のビジネスシーンにおいて、どんな未来が見えてきているのか。
本講演では生成AIの実際の活用事例や今後のビジネスでの可能性について解説します。

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 エバンジェリスト
西脇 資哲 氏
マイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝るエバンジェリスト。1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、1996年から約13年間オラクルにてエバンジェリストとして従事。その後、2009年にマイクロソフトにてエバンジェリスト活動を継続。
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I-1 基調講演
生成AI時代のデータのあり方、活かし方
LLM(Large Language Model)によって非構造化データ(UnstructuredData)から知性を取り出すことが容易になりつつあります。あらゆるものがデータとして分析、活用ができるいま、データ基盤および経営をどう考えるべきか。最新事例のデモ実演などを交えながら解説します。

IT批評家
尾原 和啓 氏
京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、産総研人工知能センター立上げアドバイザー、内閣府新AI戦略検討、経産省 対外通商政策委員等を歴任。現在13職目 、近著「アフターデジタル」は11万部、元 経産大臣 世耕氏より推挙。「プロセスエコノミー」はビジネス書グランプリ イノベーション部門受賞。
I-4 特別講演
セブン‐イレブン・ジャパンのDXを実現するクラウド基盤とAI・データ利活用について
セブン‐イレブンは当初よりIT投資を積極的に行い、データ利活用でも差別化を図ってきましたが、2000年代以降システムが巨大化・レガシーとなりベンダーロックインも起きていました。現在、その2025年の崖を超えるべく、クラウドをフル活用したリアルタイムデータ基盤やマスタ再構築をするなど、様々なお取引先様と連携したDXの各取組についてご紹介させていただきます。

株式会社セブン‐イレブン・
ジャパン
執行役員 システム本部長
西村 出 氏
多用なシステム業務経験を経て2014年より7&iに出向、19年4月入社し、現在に至る。セブン‐イレブンでは、業界を先駆けたインバウンドシステムを企画、SFDC,GCPなどマルチクラウドを活用したDXを積極的に推進し、20年には災対システム「セブンVIEW」、リアルタイムデータ基盤「セブンセントラル」構築等が評価され第1回Google Customer Awardを受賞。
I-8 特別講演
ヒントは社内用語にあり?@cosmeのデータ基盤の道のり
株式会社アイスタイルでは、MAU1800万を超える『@cosme』を中心に、EC・店舗事業などを展開し、それらを一元管理した商品や会員情報を利用して、様々なソリューションを化粧品業界向けに提供しています。本セッションでは、自社に最適化したデータ基盤を構築/普及するためのTIPSをご紹介致します

株式会社アイスタイル
プロダクト・データユニット
データ戦略本部
データ戦略推進室
室長
山本 泰毅 氏
株式会社アイスタイルに2016年新卒エンジニアとして入社。モバイルアプリでのユーザー行動計測ツールの導入・運用、Google Cloud中心のETL・DWHシステムの構築、社内のBI活用推進者としてデータ ライフサイクルに横断的に携わる。2021年からはエンジニア部門を離れ、現在はデータマネジメント・データ活用戦略部門の室長を務める。
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J-1 基調講演
データを守るとはどういうことか?
~投資領域としてのバックアップ戦略~
今や、データなくしてビジネスを行うことは不可能な世の中になりました。そして、サイバー犯罪者たちもあらゆるデータをビジネスに生かそうと思って待ち構えています。どのような「エコシステム」があるかを理解することで、バックアップやデータ保全が投資領域であることの理解を深める時間にしましょう。

株式会社圓窓
代表取締役
澤 円 氏
元日本マイクロソフト業務執行役員。立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、日本マイクロソフトへ。ITコンサルタントやプリセールスエンジニアとしてキャリアを積んだのち、2006年にマネジメントに職掌転換。幅広いテクノロジー領域の啓蒙活動を行うのと並行して、サイバー犯罪対応チームの日本サテライト責任者を兼任。2020年8月末に退社。2019年10月10日より、株式会社圓窓 代表取締役就任。2021年2月より、日立製作所Lumada InnovationEvangelist就任。他にも、数多くの企業の顧問やアドバイザを兼任し、テクノロジー啓蒙や人材育成に注力している。
J-4 特別講演
私は如何に枕を高くして寝る努力をしているのか?
昼夜を問わずに見えざるサイバーアタックの脅威に晒されている現在。絶対的な防御手段の無い中で、如何に安心して床に就くか。データ保護にまつわる共通の悩みをシェアし、今後の備えを一緒に考えて行きましょう。

株式会社MTI
代表取締役社長
鈴木 英樹 氏
国際基督教大卒。1987年、日本郵船入社。主に定期船、自動車船事業に従事。ドイツ駐在、MTI(Monohakobi Technology Institute)創設、内閣府規制改革推進室参事などを歴任。
2018年5月、次世代ソリューション開発のためシリコンバレー駐在。
2019年4月、経営委員(現在執行役員に名称変更)技術本部デジタライゼーショングループ長に就任。
2021年10月、執行役員(技術本部DX推進グループ・イノベーション推進グループ担当)
2023年6月、 MTI 代表取締役社長 就任
J-8 特別講演
データ保護に「すべき」を求めるのは間違っているだろうか
攻撃者が欲しい情報が、あなたが守りたい情報と同じとは限らない。とすると、何を守るべきなのか?全方位で情報を守るべきなのか?そんな様々な「すべき」に今日も現場は苦悩する。対策は組織特性で千差万別、あなたの最適解を私は知りません。でも、ユーザ企業の現場のひとつから、こんな考え方もありますよ、を届けます。

株式会社リクルート
スタッフ統括本部
経営管理 セキュリティ統括室
セキュリティオペレーション
センター 部長
六宮 智悟 氏
2003年にセキュリティベンダに入社。製品サポートエンジニアを経験後に、セキュリティインシデント対応を有償契約のエンタープライズ顧客向けにのべ50社以上を支援。マルウェア解析、CSIRT構築・運営なども経験。その後、2017年にリクルートグループのプライベートSOCに移り、脅威情報の収集や分析、インシデント対応などを担当。2022年より現職。
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※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
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開催概要
開催日時
- Day1【これからの製造業】 2023年11月6日(月)
- Day2【金融とデジタル】 2023年11月7日(火)
- Day3【Special Seminar】 2023年11月8日(水)
- Day4【小売流通業界の変化期】 2023年11月9日(木)
- Day5【ECを最適化する】 2023年11月10日(金)
- Day6【いまさら聞けないデータ活用】 2023年11月13日(月)
- Day7【経営とデータ活用】 2023年11月14日(火)
- Day8【Special Seminar】 2023年11月15日(水)
- Day9【自社に適したデータ基盤】 2023年11月16日(木)
- Day10【データ保護の最適解】 2023年11月17日(金)
開催趣旨
「21世紀の石油」とも言われることもあるデータ。データを収集・蓄積し、分析した結果を製品・サービス開発や業務効率化等に活用することは、ビジネスにおいても新たな価値創出に期待されています。その一方で、多くの日本企業ではデータを経営に生かせていない現状が明らかになっており、データを活用して迅速な意思決定を実現するデータドリブン経営の実現が喫緊の課題となっています。
そこでTECH+では、各業界における最新動向とデータの利活用にフォーカスし、その重要性やビジネスに与える影響を様々な取り組み事例を通じて参加者に伝えるイベント「TECH+ EXPO 2023 Autumn for データ活用」を開催します。
今回で14回目となる本EXPOでは、多くの企業が抱えるデータの利活用にまつわる課題について、また企業にとって最大の関心事である「DX」の実現に向け、「データ活用」「スピード、アジリティ」「全社最適」を実装し、経営やビジネスプロセスを再構築するため、有識者の潮流を踏まえた見識や、先進的な取り組みをしている企業事例を紹介しながら、その解決の糸口を提供します。
概要
参加対象者 |
経営層、経営企画部門、マーケティング部門、営業部門、ICT部門、情報システム部門、他事業部門の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
開催形式 |
オンライン配信 ※本EXPOはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局、 株式会社ネクプロ |
視聴案内&お問い合わせ |
〈視聴案内〉 開催1週間前より、主催の 株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局 より視聴のご案内をいたします。 送信元: news-techplus-event@mynavi.jp ※ドメイン指定受信や迷惑メールの設定をされている方は、上記からのメールを受信可能に設定をお願いします。 ※事前にご確認いただき、視聴IDが届いていない場合は上記へお問い合わせください。 〈お問い合わせ〉 株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局 E-mail: news-techplus-event@mynavi.jp |
最終申し込み締切 |
2023年11月17日(金) 16:00 |
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