Data & AI Day 2023 by Dataiku
ビジネス競争を勝ち抜く
“データ/AI活用の真の民主化”
~推進を阻む障壁と、乗り越えるためのメソッド~

開催概要
開催日時
- 東京 2023年10月26日(木)14:00~17:35
(受付開始 13:30~)
開催趣旨
DXに取り組む企業の多くが、成長戦略の重要項目としてデータ活用を推進しています。またここ最近、ChatGPTをはじめとしたAIへの関心がますます高まり、AIを業務の中に取り入れる動きが加速しています。しかし、データとAIを活用しようと取り組んでいるもののうまくいかなかったり、自社に合うベストな活用方法をいまだ模索している方も多いのではないでしょうか。
企業人材の多くはデータリテラシーがまだ低く、データ/AIの利用は組織の一部の人材にとどまっています。そのため、実際に業務に活用して効率化や生産性向上を達成したり、新たに製品やサービスを創出するなどして全社的な企業成長の価値を見出せている企業は、まだ少ないようです。今後のビジネス競争を勝ち抜くうえで、データ/AI活用は必須であることは明確ですが、そのためには、全社的に推進するための体制、文化を構築していくことが求められています。
本イベントでは、「データ/AI活用の真の民主化」をテーマに、データ/AI活用を全社へと推進するうえでの戦略や組織、体制、テクノロジーやプロセス、ガバナンス、人材やアップスキリングといったさまざまな側面について、国内外の最新トレンドをもとに、推進を阻む障壁と、それを乗り越えるためのメソッドを徹底考察してまいります。全社でデータ/AIの活用を推進するためには何が必要なのか。自社に合ったAI活用のベストな形とは何か。今後のデータ/AI活用でさらなる成長を遂げるための”真の民主化”に向け、ご参加の皆様と共にヒントを模索していきます。
【参加対象者:以下のような課題やマネジメント・ミッションをお持ちの皆様】
- データ分析にEXCELやBIを使用しているが、課題がある/もっと効率化したい
- 社内のさまざまなユーザーによるデータ活用を推進したい
- 全社的なデータ活用を推進しているが、うまく浸透しない
- チームやグループ、組織全体で利用可能な分析ツールを探している
- データがサイロ化しており、全社的な価値創出に繋がらない
- リテラシーが低く、データドリブンな組織づくりに苦戦している
- 自社に合ったAI活用で新たな価値創出を実現したい
- データ/AI活用の先進事例からヒントを得たい
概要
参加対象者 |
経営者、役員、CDO/CIO、情報システム部門、データ関連部門、DX/デジタル戦略/経営企画部門、 |
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参加料 |
無料ご招待 |
参加定員 |
100名(事前登録制) ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
開催形式 |
リアル開催 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
東京都渋谷区神宮前5-31
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」、JR山手線「原宿駅」7番出口より徒歩7分
東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門「表参道駅」B2出口より徒歩12分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、JR各線、京王井の頭線、東急東横線・田園都市線「渋谷駅」B1出口より徒歩5分
プログラム詳細
14:00~14:30 オープニング
Everyday AI - データとAI活用の真の民主化に必要な4つのポイント
データとAIの組織への浸透において、組織が陥りがちな落とし穴を理解した上で、真のデータ民主化を目指すために組織が考えるべき4つのポイントを提示します。Dataikuが提供するソリューションの価値と活用事例をご紹介することで、組織のデータ文化醸成とAIの健全な活用に向けて、今後のデータ・AI活用戦略の参考にしていただければ幸いです。

Dataiku Japan株式会社
カントリーマネージャー
佐藤 豊
BIとビジュアルアナリティクスの専門家。データドリブン文化の醸成、DDDM(Data Driven Decison Making)の定着、データ活用の国際・地域格差を無くすことに情熱を注ぐ。Tableau Japan株式会社カントリーマネージャー、株式会社セールスフォース・ジャパン 常務執行役員 Tableau事業統括カントリーマネージャーとしての経験を経て2023年4月よりDataiku Japan株式会社にカントリーマネージャーとして着任。データサイエンス・機械学習、AIの民主化を目指す。好きな言葉は”Unleash (解き放つ)”。
データ分析とAIのための基盤とは、そしてその価値とは
データとAIの活用を促進し、人材育成、部門感のコラボレーション、企業全体への取り組みの拡大をサポートするプラットフォームをご紹介します。

Dataiku Japan株式会社
セールスエンジニアリングマネージャー
松島 七衣
専門はビジュアルアナリティクス。BIツールの書籍出版および雑誌メディアでの連載等でも活動。経産省主催データ分析コンテストでの第1回可視化部門で優勝。富士通株式会社、Tableau Japan株式会社を経て、2021年6月、Dataiku Japan株式会社の一人目として入社し、日本市場の立ち上げを推進。Sales Engineerとして、業界・業種・規模を問わずあらゆる日本のお客様に対して、製品のご紹介や技術支援を実施。
14:30~15:00 基調講演
加速するAI活用の時代、気を付けるべき全体戦略・ガバナンス・組織
近年のAIの躍進には目を見張るものがあります。特に一連の生成AI(Generative AI)の登場は、その驚異的な性能で世界中を驚かせており、日本企業においてもその業務適用のみならず、独自のLLMを開発する動きまで出てきています。本講演では、デロイトのグローバルでの調査も引用しながら加速するAI活用の状況やその先進的な事例について触れつつも、正しくAIの適用を進めるための全体戦略について解説します。どのような組織を作るべきか、また求められるマネジメントやガバナンスのありようについても洞察を提供し、さらには3つのスケールでビジネス価値の創出を考える 3 Dimensions フレームワークも紹介します。

デロイト トーマツ グループ
パートナー/
Deloitte AI Institute 所長
森 正弥 氏
外資系コンサルティング会社、グローバルインターネット企業 執行役員(研究開発統括)を経て現職。ECや金融における先端技術を活用した新規事業創出、大規模組織マネジメントに従事。世界各国の研究開発を指揮していた経験からDX立案・遂行、ビッグデータ、AI、IoT、5Gのビジネス活用に強みを持つ。東京大学 協創プラットフォーム開発 顧問。東北大学 特任教授。日本ディープラーニング協会 顧問、著書に『ウェブ大変化 パワーシフトの始まり』(近代セールス社)、『パワー・オブ・トラスト 未来を拓く企業の条件』(共著:ダイヤモンド社)、『信頼できるAIへのアプローチ』(監訳:共立出版社)がある。
15:00~15:50 グローバルトレンド講演Ⅰ
企業におけるAI活用 - これまで成功の法則と今後の成功の鍵
かつてAI/データ活用には優れたデータサイエンティストやエンジニアが必要でしたが、企業での活用を広げ進化させるには、民主化とコラボレーションが必須です。さらに、生成AIが民主化の勢いを加速させているいま、企業にはこれをサポートするテクノロジー、組織、プロセスの体制が求められます。本セッションでは、企業におけるAI活用の成功事例とその法則、また今後さらに重視される体制やプロセスについてお話しします。

Dataiku Inc.
Chief AI Strategist
Jepson Taylor(ジェプソン・テイラー)
元DataRobot社でチーフAIエバンジェリスト。自身が共同創業者ありCheif AI OfficerであったスタートアップZeff.aiのDataRobot社による買収により、同社に参画。HireVue社やMicron社向けに革新的なAIシステムを構築した経験を持ち、業界イベントでも頻繁に講演を行っている。イノベーションを推進し、AI、ディープラーニング、そして人間の魂を通じて可能性を高めることに注力している。
15:50~16:05 休憩/ネットワーキング
16:05~16:35 事例講演Ⅰ
カネカの生産現場におけるデータ/AI活用の取り組み - 現場の知見+データで価値創造を実現する
カネカの生産領域ではデータと分析による現場人材のエンパワメントが始まっています。現場の専門家がデータと分析の力を理解しその力を活用する機会について関心を持つことで、その力は広がり、生産の自律化や効率化として価値想像を実現する多くの機会を生み出し、やがて領域全体のDXへと繋がります。本セッションでは、現場とデータ/分析をつなげるカネカの取り組みと実例をお話しいただきます。

株式会社カネカ
信頼の生産センター生産DX・CNグループ生産DX・CNチーム
水野 勇渡 氏
2022年 カネカにキャリア採用として入社。前職はメーカー勤務で社内DXに関わるシステム開発に従事。現職では社内DX推進担当として、主に生産領域の変革とそれを支えるシステム基盤の企画・導入を実施中。取組の一環として、Dataikuを活用した生産系異常予兆検知も検討している。
16:35~17:05 事例講演Ⅱ
ENEOSマテリアルの研究開発におけるデータ活用の取り組み
株式会社 ENEOSマテリアルでは、実験データの活用による研究開発の高度化に取り組んでいます。従来はデータプラットフォームの拡張性の低さやデータ処理に当たって プログラミングなどの専門知識が必要で、活用の幅が広がらないことが課題でした。これを克服するためのデータ活用プラットフォームとしてDataikuの利用を開始しました 。 ここでは、弊社研究開発におけるデータ可視化ツール、 ETLツール、そして実験結果予測モデル構築ツールとしての Dataikuの活用事例、および今後の活用の展望について紹介します。

株式会社ENEOSマテリアル
研究開発本部 高分子材料開発部
中村 真一 氏
2006年、株式会社ENEOSマテリアルの前身であるJSR株式会社に入社。半導体向け材料、表示材向け材料の開発に携わったのち、2017年より高分子材料の研究開発におけるデジタルトランスフォーメーション、マテリアルズインフォマティクスの推進に携わる。2022年より現職。
17:05~17:25 グローバルトレンド講演Ⅱ
生成AIの活用をどう始め、どう拡大・管理するか
注目を集める生成AI。安全かつ企業としての信頼性を確保した上で、どう利用できるでしょうか。生成AIの利用には、従来のAIと同様あるいはそれ以上に、責任あるAIにするための取り組み、そしてガバナンスが必要です。本セッションでは生成AIの活用を始めるための基本かつコアとなる情報を共有します。

Dataiku Japan株式会社
セールスエンジニア
木邑 文彦
Sales Engineerとして、AI・機械学習の民主化を目指し、あらゆるお客様に課題解決に向けたソリューション提供・技術支援を実施。Dataiku Japan株式会社参画前はOracle Japanにて主に重要アカウントに対するセールスコンサルタントとして従事し、アクセンチュア株式会社参画後はビジネス戦略策定から実行支援・大規模SIなどの多岐に渡るプロジェクトをマネージャーとして推進。
17:25~17:35 クロージング
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。