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サステナビリティ・フォーラム2023
CSRD(企業サステナビリティ報告指令)への備えと実践
~企業価値向上へのESG データの勘所と透明性ある情報開示~

開催概要

開催日時

  • Online 2023年11月30日(木)14:00~15:45

開催趣旨

近年、長期的かつ持続的な企業成長へむけた【サステナビリティ経営】に挑まれる企業が加速度的に増えていることは言うまでもありません。国策として2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標(ネットゼロ)を宣言され、社会全体がサステナビリティを重視する方向に大きく転換しております。

海外では、125か国と1地域が2050年までにネットゼロを実現することを表明しております。EUでは、【欧州グリーンディール】を掲げ、2050年までのネットゼロを実現するとともに、中長期的な戦略になるために企業サステナビリティ報告指令(CSRD)の開示を義務付けました。これはEU企業のみならず、2025年からはEU域内でビジネスを行う日本企業にも順次その開示を求められております。今後新たに発せられる欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の動向も注視しながら情報収集・開示に向けた社内体制整備を進めていく必要があるのではないでしょうか?

今回のイベントでは、ネットゼロへ透明性ある開示にむけたデータ収集の勘所とテクノロジープラットフォームのベストプラクティスを紐解いていきます。EU域内で活動する日系企業をはじめ、ESG/サステナビリティ経営に舵を切られている日本企業がさらなる企業価値向上へむけたESG報告書の開示内容の高度化やCSRDに備えた必要となる考え方や押さえておくべきポイントをご紹介していきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、経理/財務、ESG/サステナビリティ、業務他、各事業部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

100名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

開催形式

オンライン配信

本セミナーは オンライン配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

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プログラム詳細

14:00~14:45  キーノートスピーチ

サステナビリティ情報開示基準統合化の衝撃に備えよ
~CSRDとISSB*の相互運用性による日本企業への影響と未来~

  • 日本のサステナビリティ情報開示はガラパゴス化しミニマム要求水準を満たせば良しとする可能性がある。
  • しかし資本市場のグローバル化とESG投資の隆盛化に即応した開示体系を創ろうとしているのがISSBである。
  • ISSBは一方で他の設定機関(CSRD等)との相互運用性( Interoperability )を強く意識している。先行しているCSRD(具体的基準としてのESRS*)の動向はそれ故に見逃せないことになる。
  • この動きを逸早く日本企業は把握しプロアクティブに行動する必要について考察する。

ISSB*:IFRSサステナビリティ開示基準

ESRS*:欧州サステナビリティ報告基準

青山学院大学 名誉教授

東京都立大学 特任教授

北川 哲雄

野村総合研究所及びモルガン銀行(現JPモルガン・アセット・マネジメント)調査部等においてアナリスト・調査部長を経験ののち、2005年青山学院大学教授、2019年より現職。他に2020年より一般社団法人『ESG情報開示研究会』代表理事、日本IR協議会『IR優良企業表彰委員会』委員長を務める。全米IR協会(NIRI)会員、国際ガバナンスネットワーク(ICGN)会員。

14:45~15:15  トレンド セッション

各サステナビリティ情報開示基準における企業価値向上への備えと実践

サステナビリティ情報の開示要件は進化し続けています。国や地域、事業の性質や規模に応じて、対応が異なるため、企業は新しい挑戦とチャンスの両方に直面しています。このセッションでは、これらの変化に対応するための実務的な考え方、成功要因、そしてこれらに関連する手法やアクションについてご紹介します。

有限責任監査法人トーマツ

ディレクター

中島 史博

有限責任監査法人トーマツ所属。外資系大手コンサルティング会社、サステナビリティコンサルティング会社を経て現職。サステナビリティ経営や脱炭素戦略の策定、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)対応及び気候変動シナリオ分析などに従事。

15:15~15:45 テクノロジー・セッション

ネットゼロに向けて求められる透明性ある排出量管理と脱炭素化施策

欧米での規制整備の進展を背景に、日本でもサステナビリティ情報開示や第三者保証の法制化が検討される中、企業経営の透明性と信憑性の確保が求められています。グリーンウォッシュを避け、実際のサステナビリティ経営の実現のためには、質の高いESG情報が不可欠です。それが、投資家の安心した投資判断をサポートし、新しいビジネス価値を生む鍵となります。本セッションでは、企業が実施すべき施策を支えるテクノロジー・ソリューションに焦点を当て解説します。

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部

サステナビリティ・ソフトウェア事業部

金 曙伊

日本IBMに入社後、テクノロジー事業本部のメインフレーム事業部でテクニカル・セールスとして活動。その後、同事業部 サステナビリティ・ソフトウェア事業部に異動し、テクニカル・セールスとして継続従事。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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