エグゼクティブ向け AI考察セミナー
“未来を切り開く”ビジネスとAIのポテンシャル
~ 生産性向上を実現した先にある、新しい企業価値の創造 ~
開催概要
開催日時
- 東京 2023年12月7日(木)13:30~17:00 (受付開始 13:00~)
開催趣旨
生成AI(人工知能)の台頭は、社会や経済の姿を一変させようとしています。
IT時代、デジタル時代の競争環境では、世界的な存在感を失った日本企業は、勃興したこのAI時代に巻き返しを図り、成長できるか否か、千載一遇のチャンスが到来しているといっても過言ではありません。
世界を見渡せば、先端テクノロジーがもたらす恩恵に期待が高まる一方で、プライバシー侵害や偽情報の拡散といった、リスク面も指摘され、先進国では規制や共存のため官民で安全確保への役割を話し合う場や、国際的な協力の枠組みの創設も検討され始めています。このリスク低減の動きこそ、まさに大変化が起こることへの予防措置ともいえるのではないでしょうか?
本セミナーでは、間近に迫る2024年に向けて、ビジネスで優位にAIを活用するためのヒントを、現状を整理してお届けします。
例えば、企業として『整理しておくべきポイント』や『今後に向けて何を押さえておくべきか?』を、有識者・専門家・ユーザー視点から考察・検証します。
最新の動向を整理し、AIの未来を考え針路を定めるきっかけとしていただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
企業の経営者、役員及び、CxO、経営企画、IT・情報システム、業務部門などの 責任者・リーダーの方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
リアル開催 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
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協力 |
プログラム詳細
13:30~14:30 基調講演
生成AI最新動向
~2024年に向け、企業が押さえるべきポイント~
- 生成AIの最新動向
- 欧米企業の動向
- 中国(企業)の動向
- 日本企業の現状と課題
- 分かってきた生成AIのリスクと活用方法
- 2024年のAI活用の展望

国立情報学研究所
情報社会相関研究系 教授
佐藤 一郎 氏
慶應義塾大学理工学部電気工学科卒、同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻修了、博士(工学)。国立情報学研究所・助教授を経て、現在、同研究所情報社会相関研究系・教授及び国立大学法人総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻教授(併任)。専門はシステムソフトウェア。この他、内閣府「メタバース官民連携会議」構成員、内閣官房・個人情報委員会・総務省(共管)「個人情報保護制度の見直しに関する検討会」検討会構成員、デジタル庁「政策評価に関する有識者会議」座長、経済産業省・総務省「企業のプライバシーガバナンスモデル検討会」座長などを歴任。
【講師共著書の紹介】
『AIと社会と法』 有斐閣 (2020)
宍戸 常寿 (東京大学 教授)、大屋 雄裕 (慶應義塾大学 教授)、小塚 荘一郎 (学習院大学 教授)、佐藤 一郎 (国立情報学研究所 教授)(編書)
『ChatGPTは世界をどう変えるのか』中央公論ラクレ(中央公論新社) (2023年12月10日発売予定)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 講演1
生成系 AI の現在と、日本企業のビジネス活用について
日本企業のイノベーションへの取り組みにAIの活用検討が広がり、様々なビジネスへの利用の方向性を見出そうとしています。その流れの中でアマゾン自身は「Amazon.com」、発送センターにおけるロボット、Amazon Alexaでのインタラクションなどに機械学習・AIの活用を続けています。特に生成系AIという分野では、生産性の向上や新規のビジネス価値創造に今までとは違う期待が持たれています。本セッションでは企業が生成AIを活用するためにどのようなユースケースが考えられるのか、そもそも生成AIの活用で成果を上げるための注意点や要点をご案内し、AWSが提供するAmazon Bedrockについてご紹介致します。

アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社
執行役員
技術統括本部長
巨勢 泰宏 氏
2016年11月よりアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社、エンタープライズソリューション本部の責任者としてソリューションアーキテクト組織を牽引。エンタープライズ領域のビジネス黎明期に入社し、同領域のアーキテクト組織の拡大と育成に従事している。製造業、流通業、小売業、金融業、サービス業、通信業、メディア業の大手企業のデジタルトランスフォーメーションの促進を支援しており、企業の新規事業におけるクラウド利用や、既存資産のクラウド移行の技術的な支援に始まり、組織のデジタル戦略のアドバイザーとして企業幹部との折衝を重ねている。
15:10~15:40 講演2
NTTデータにおける生成系AIの活用戦略ならびに事例紹介
生成系AIの登場により、今までのビジネスを破壊的に変革する可能性がでてきています。
特に、IT分野においては、人的リソース中心のビジネスが自動化・効率化され、より提供価値の向上が重視されることでしょう。
如何に生成系AIを活用し、業務効率化やサービス改善・創出につなげられるかが、企業競争力の重要な要素の一つになってきています。
同時に、誤情報や権利侵害など、生成系AIのリスクについても対処していく必要があります。
生成系AIの活用効果を最大化するためのNTTデータの活用戦略を事例とともにご紹介します。

株式会社NTTデータグループ
グローバルイノベーション本部
Generative AI推進室 室長
本橋 賢二 氏
クラウドに関する知見を有し、クラウド戦略策定、ビジネス開発、技術開発、人財育成等に取り組み、NTTデータの開発環境向けクラウド「統合開発クラウド」や商用向けクラウド「OpenCanvas」を推進し、グローバルも含めたクラウドビジネス拡大に従事。現在は、グローバルも含めた生成系AIの推進を担当。
15:40~16:10 講演3
NECが切り開く、生成AIが革新する「AIを活用したデータドリブン経営」の実現
~最新の生成AIやテクノロジートレンドを交えてご紹介~
データドリブン経営は多くの企業が取り組んでいますが、実現にあたって多くのお悩みをお伺いします。
本セミナーでは、「すごい」だけでなく「本当に役に立つAI」を目指すNECが、最新の生成AIやテクノロジートレンド、ユースケースを紹介します。
さらに、それらを実現するために求められるDX/AI人材育成への取り組みについてもご説明いたします。

日本電気株式会社
PFテックセールス統括部
ディレクター
伊藤 猛 氏
国内外のお客様に向けて、AI技術を使ったデータ利活用のコンサルティングに従事。顧客データ、SCMデータ、設備保全データ分析、音声認識・LLM(大規模言語モデル)活用、それらを実現するために必要になるDX/AI人材育成など、業界横断のサービスプランニングを推進。
16:10~16:20 休憩
16:20~17:00 特別ゲスト講演
生成AIの活用で進化するロボット製品、カチャカ(kachaka)のポテンシャルとは
生成AIは急速に進化し、すでに多くの事務作業を効率化しています。 今後はさらにその適応領域を広げ、ロボットと連携し、多くの物理的作業を担うことが期待されています。 本セミナーでは、ロボット分野における生成AIの活用に焦点を当て、最新の取り組みをご紹介します。 その中でも、当社プリファードロボティクスの製品であるカチャカでの最新の事例について詳しく説明します。 身体性を手に入れた生成AIがどのようなタスクをこなしていくのか、その可能性にぜひ触れてください。

株式会社Preferred Robotics
代表取締役CEO
礒部 達 氏
2003年、京都大学大学院工学研究科 機械工学専攻修士課程修了。吉川恒夫研究室にてロボット工学を学ぶ。
三菱重工で液晶ガラス基盤真空搬送ロボット開発、トヨタ自動車で生活支援ロボットHSRの開発などを手がける。
2019年に株式会社Preferred Networksに入社し、ロボットプロジェクトのビジネス開発およびエンジニアリングに従事。2021年11月より現職。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。