製造業ラウンドテーブル 2024
【DXと脱炭素社会に向けたこれからの製造業経営】
ものづくりリーダーが集い、語らい、未来を共有する少人数制ラウンドテーブル!
開催概要
開催日時
- 東京 2024年4月19日(金)15:30~19:00(受付時間 15:00~)
開催趣旨
「新しい時代を生き抜く製造業であるために、何をすべきか」
本イベントのご案内をご覧になっている製造業のリーダーの方々は常に上記の問いを胸に抱き続けているのではないでしょうか。「人手不足」「人件費の高騰」「遅々として進まぬDX」「技術継承」「サプライチェーンの分断化」「設備の老朽化」…… 今、製造業に立ちはだかる壁は無数にあります。
そして、いま最も関心を寄せられているキーワードとして、やはり「DX」と「脱炭素化」が挙げられるのではないでしょうか。世界規模で推進されているこの波に乗り遅れることは、すなわちマーケットからの撤退を意味します。特にCo2規制において世界をリードしているEUでは、24年7月からカーボン・フットプリントの申告の義務化も開始され、この流れは確実に拡大していきます。今後の脱炭素化社会に適応し、今目の前にある課題を克服し、未来への道すじを描いていくためにも、「ものづくり産業のDX」は避けては通れません。
しかし、製造業の皆さまにとって、「DX実現の壁」と「脱炭素化」はリスクであるとともにチャンスでもあります。この高き壁を乗り越えた先には新たなマーケットも生まれてきます。
当イベントは、「 DXと脱炭素社会に向けたこれからの製造業」をテーマに、少人数制のラウンドテーブル形式にて、参加者の皆様とともに議論を進めてまいります。特別ゲスト講師として、ダイキン工業株式会社でR&Dの取り組みを主導されている米田裕二様をお迎えし、講演とディスカッションにご参加いただきながら、サプライチェーン上流に位置し脱炭素への影響も大きな製造業の経営・生産活動変革について考察していきます。また、株式会社オーツー・パートナーズからは、DXに先じて取組み成果を出している企業の先進事例と目指すべき未来像ついてなどご紹介します。
ゲスト講師を交え、参加者同士が各社の課題を共有・議論しながらプログラムを進めるラウンドテーブル形式は各社生産部門ご責任者のネットワーク構築の場としても、大変ご好評いただいております。ものづくりリーダー達が集い、製造業の未来について議論するこの場が、ビジネス・日本の製造業の活性化に繋がれば幸いです。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
大手製造業のCTO、生産、研究技術開発部門のご責任者の方々 |
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参加料 |
無料ご招待 |
参加定員 |
16名(事前登録制) ※対象を限定したイベントとなります。 |
開催形式 |
来場型 少人数制ラウンドテーブル形式 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
会場
赤坂インターシティコンファレンス 3F「Boardroom」
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩2分
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
(※14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)
会場MAP
プログラム詳細
15:30~15:35 オープニング
15:35~16:15 特別ゲスト講演
ものづくり産業のDX/脱炭素化
~課題に愚直に取り組むダイキンの軌跡と未来への取り組み~
- ダイキン工業は、グローバルで唯一、冷媒~大型空調機器までを一手に担う総合空調メーカー。
- 脱炭素化など、事業の成長・発展につなげるべく課題に真正面から立ち向かい、自社の成長戦略につなげている。
- また、事業にとって必要なデジタル技術は積極的に獲得・社内に取込み、次の価値を生み出している。

ダイキン工業株式会社
常務執行役員 空調商品開発担当
テクノロジー・イノベーションセンター長
米田 裕二 氏
1987年ダイキン工業(株)入社。家庭用・業務用エアコン、HP給湯機などの住宅設備商品等、全商品の開発経験を持つ。現地・現物・現実にこだわった品質重視の商品開発を推進してきた。2015年6月に空調商品開発担当役員に就任、同年11月にテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)設立とともにセンター長に就任し、世界中の企業・大学・研究機関・スタートアップとオープンイノベーションを積極的に行っている。モノづくり~空調コア技術開発~DX~環境対応まで全社のR&Dを統括する。
16:15~16:50 対談/リレー講演
製造業DXの現状と日本の製造業の目指すべき姿
- DXや脱炭素に取組む企業の先進事例
- グローバルで見るサーキュラーエコノミーの状況
- 目指すべき未来像についての提言
DXの真実と成功への道、製造業の生き残りと成長に必要となる戦略を語る20年の歴史を持つ製造業特化型コンサルティング会社の社長と設計工学がご専門でかつサーキュラーエコノミーのオーソリティーである東京大学大学院梅田教授の対談です。

東京大学院工学系研究科
人工物工学研究センター
教授
梅田 靖 氏
専門分野は設計学、ライフサイクル工学、知的生産システム工学。人間の知的活動としての設計や生産を支援する方法論を研究している。特に環境問題解決や持続可能社会実現といった社会的な課題のモデル化と設計による解決を実践的に目指している。人を知的に支援する生産システム「デジタル・トリプレット」構築方法論を提唱。2022年よりオーツー・パートナーズ技術フェロー就任。著作等:「サーキュラーエコノミー: 循環経済がビジネスを変える」勁草書房、「サステイナビリティ・サイエンスを拓く‐環境イノベーションへ向けて」大阪大学出版会、「都市・農村連携と低炭素社会のエコデザイン」技報堂出版

株式会社オーツー・パートナーズ
代表取締役社長
松本 晋一 氏
早稲田大学政経学部卒。旭化成、外資系ITベンダーのディレクター、コンサルティングファームのディレクターなどを経て2004年3月に製造業特化型コンサルティング業務を行う株式会社O2(現オーツー・パートナーズ)を設立。設計・製造DX、新規事業創出などを中心に大企業から中小規模の製造業向けにコンサルティングを行う。
16:50~17:05 コーヒーブレイク
17:05~18:15 DIALOGUEセッション
DXと脱炭素社会に向けた課題とこれからの製造業経営
ゲスト講演者、ご参加いただく皆様と共に、各社の課題解決に資する情報交換を実施いたします。「取り組むべき “ものづくり” のDXと脱炭素化」そして「これからの製造業経営」についてなど意見を共有し、今後取り組むべき方向性や施策などについて、ディスカッションを行います。

ダイキン工業株式会社
常務執行役員
テクノロジー・イノベーションセンター長
米田 裕二 氏

東京大学院工学系研究科
人工物工学研究センター
教授
梅田 靖 氏

株式会社オーツー・パートナーズ
代表取締役社長
松本 晋一 氏
18:15~19:00 意見交流会/カクテルレセプション
立食形式で実施
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。