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公共DXサミット2024
公共機関の未来を変革するDX実践アプローチ
~先進技術とイノベーションによる新時代の公共デジタル戦略~

開催概要

開催日時

  • Online 2024年3月22日(金)15:00~17:15

開催趣旨

人口構造と労働力不足、経営文化や働き方変革の遅れ、組織構造や煩雑な意思決定プロセスなど、日本の産業界が抱える課題は、公共サービス分野においても同様、との声をお聞きします。

本セミナーでは、先進技術であるAIを活用した社会の推進やガイドライン策定に携わり、また多くの団体において会長、理事、議長などを務められる中央大学 教授、ELSIセンター長 経済学博士、公益財団法人東京財団政策研究所 研究主幹 DX研究代表、東京大学名誉教授の須藤 修先生をお招きして、「公共機関の未来を変革するDX実践アプローチ」と題し、生成AI、マルチモーダルAIの社会インパクトを考察し、AIと仕事の未来を考察して参ります。

そして、須藤教授のご講演の後には、アクセンチュア株式会社と日本オラクル株式会社より、具体的に公共機関(特に独立行政法人、大学)に焦点を当てて、バックオフィス業務領域を、AIなどの先進的な技術の活用、クラウドベースのSaaS型アプリケーションの活用でDXの実践を加速し、コスト構造と業務効率改善を実践するのか、産業界におけるAIや、クラウドといったテクノロジーの採用トレンドを解説し、具体的なバックオフィス業務における実践的アプローチについてご紹介して参ります。

公共機関の未来への変革のために、“今”なにをしなければいけないか、新時代の公共デジタル戦略について考えて参りたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

概要

参加対象者

独立行政法人、大学、中央省庁等の公共サービス機関のバックオフィス業務部門及びシステム部門
(経理財務/企画管理/DX推進/情報システム部門等)の方々

参加料

無料

参加定員

80名(事前登録制)

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協賛

日本オラクル株式会社

区切り線

プログラム詳細

15:00~15:03 オープニング

15:03~16:00 基調講演

AI/先進技術が切り開く日本の将来展望

日本の労働生産性は主要先進7カ国(G7)では最下位。OECDでも23位と隣国の韓国よりも低く、産業界では人口構造の歪みと労働力不足がより顕著となり、また経営文化や働き方変革の遅れ、組織構造や煩雑な意思決定プロセスなども要因とされています。 またそれ以外には、生成AIなどの最新の技術やイノベーションに向けたDX推進への投資に慎重で遅れがちで、生産性の向上を妨げていることが、AI技術を取り入れた働き方が求められる背景とも言われています。 特に生成AIの業務活用は、日本の国際競争力の観点から極めて重要である一方で、様々な試用を試みる動きはあるものの、実用面では留意すべきポイントを押さえる必要があります。 本セッションでは、日本社会が生成AIを使って業務を進めていく上で考えるべきリスクやガイドラインの作成、アメリカ、EU、日本のAIガバナンスの動向と国際方針、OECDやG7で行われている先進AIと汎用AI(AIGI)に関するガバナンスの検討について紹介すると共に、生成AI、マルチモーダルAIの社会インパクトを考察し、AIと仕事の未来を考察して参ります。

中央大学 教授

ELSIセンター長 経済学博士

公益財団法人東京財団政策研究所 研究主幹
DX研究代表

東京大学名誉教授

須藤 修

東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(東京大学)。東京大学助教授などを経て、1999年4月より2020年3月まで東京大学教授。2020年4月―2023年12月まで東京大学大学院特任教授。2020年4月より中央大学国際情報学部教授(現在に至る)。この間、東京大学大学院情報学環長・学際情報学府長(2012年4月―2015年3月)、東京大学総合教育研究センター長(2016年4月―2020年3月)を歴任。さらに東京大学大学院特任教授(2020年4月1日―2023年12月)などを歴任。また、ストックホルム経済大学(Stockholm School of Economics)客員教授(1995)、東京大学総長補佐(1996年度)、参議院商工委員会客員調査員(1997)、筑波大学先端学際領域研究センター客員研究員(1995-1998)、NTTサービスインテグレーション基盤研究所リサーチ・プロフェッサー(1997-1999)、日本経団連21世紀政策研究所主幹研究員(2008-2009)、国立情報学研究所客員教授(2010-2014)、地方公共団体情報システム機構代表者会議委員(2014-2023)、一般社団法人次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)理事長(2013-2016)、Member of the OECD Global Science Forum Expert Group (2014-2016) 、Member of AI expert Group at the OECD (AIGO) (2018年9月―2019年3月)、UNESCO人工知能に関するハイレベル会合日本代表(2019年)などを歴任。

内閣官房「未来技術×地方創生検討会」座長(2019年)、総務省「地域IoT実装推進タスクフォース」座長(2016-2018)、総務省「個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進の在り方に関する懇談会」座長(2015-2018)、総務省「AIネットワーク化検討会議」座長(2016)、政府「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部地方創生IT利活用推進会議」有識者(2015-2016)、総務省情報通信審議会委員(2011-2019)、総務省情報通信審議会情報通信政策部会長(2011-2019)、総務省事業評価外部有識者(2013-2016)、総務省「ICT成長戦略推進会議」構成員(2013-2014)、総務省「地方のポテンシャルを引き出すテレワークやWiFi等の活用に関する研究会」座長(2014-2015)、総務省「2020年に向けた社会全体のICT化推進の在り方に関する懇談会」構成員(2014-2020)、総務省「地方公共団体における番号制度の活用に関する研究会」座長(2011-2015)、法務省法制審議会戸籍法検討部会委員(2017-2019)、法務省「戸籍制度に関する研究会」委員(2014-2017)、国土交通省「自動車関連情報の利活用にかかる将来ビジョン検討会」座長(2014-2015)、政府IT総合戦略本部「新戦略推進専門調査会電子行政分科会」委員(2013-2019)、政府IT総合戦略本部「新戦略推進専門調査会マイナンバー等分科会」委員(2014-2016)、内閣府「地方分権改革有識者会議雇用専門部会」委員(2013-2015)、「総合科学技術会議情報通信分野推進戦略プロジェクトチーム」委員(2006-2011)、内閣官房「次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチーム」座長(2007-2010)、政府「IT戦略本部評価専門調査会」座長代理(2009-2010)、政府「電子政府評価委員会」座長(2006-2010)、政府情報セキュリティ政策会議「情報セキュリティ基本計画検討委員会」委員長(2008)、文部科学省「先導的情報セキュリティ人材育成推進委員会」委員(2011-2012)、文科省・総務省・経産省連携「未来の学びコンソーシアム」運営委員(2017年3月―2020年12月25日)など長年にわたり多数の政府委員や自治体委員を歴任。

16:00~16:32 特別講演

独立行政法人、大学等におけるバックオフィスDX最前線

独立行政法人、大学等の公共サービス機関が抱えるバックオフィス業務の効率化、高品質化に向けたデジタル化の方向性と考え方を示しつつ、デジタルを用いて進めるバックオフィス改革における陥りがちな罠と対応策を解説します。 また様々なパッケージやサービスが乱立する昨今において、バックオフィスDXを強力に推進するためのプラットフォームやデータ活用の在り方、ソリューション選択におけるポイントを、事例などを交えてご紹介します。

アクセンチュア株式会社

ビジネスコンサルティング本部

マネジング・ディレクター

根本 武

2007年にアクセンチュア入社以来、教育・研究機関、および教育関連企業向けの支援に従事。同社において文科省・教育機関・教育サービス業界の統括として、教育機関、教育サービス企業の戦略策定からM&A、業務・システム改革、アウトソーシングまでプロジェクト責任者として多岐にわたり主導。

16:32~17:12 協賛講演

未来を拓くこれからのERP
〜財務会計DXを主導するクラウドERP

クラウド型のERPが急速に拡がっており、企業の変革を主導しています。その期待がどこにあるかをご説明し、クラウド時代の新しい導入アプローチについても解説します。最後に公共・大学におけるオラクルの取り組みについてもご紹介します。

日本オラクル株式会社

クラウド・アプリケーション統括

インダストリーSE本部

理事

中山 耕一郎

日本オラクル入社後、コンサルティング、プリセールスに従事。エンタープライズ・アーキテクトとしても活躍し、顧客の中長期IT戦略の策定、顧客システムの最適化やデータ活用の高度化に貢献。Oracle Cloud の日本ビジネス立ち上げに携わり、クラウド・アプリケーションの技術基盤およびセキュリティ担当部門の責任者を経て、現在は業界業種担当のSE部門の責任者を務めている。2023年8月に理事就任。

17:12~17:15 クロージング

※ プログラム内容・講演者・時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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