JAPAN LEADERS SUMMIT 2024 夏 in 東京

現代の激動する市場において、マーケティング・ブランディングは商品の購買を牽引する重要な要素となっています。特にブランディングは短期的な売上だけでなく、長期的な顧客の購買意欲を喚起し、商品開発にも寄与する重要な施策と言えます。

しかし、日本はブランディング戦略において諸外国に比べ遅れを取っており、その要因は「ブランド育成を実際に行っている事例が少ないこと」、「持続的にブランド育成を行う人材が不足していること」の2つが挙げられます。経営者やCMOは、ブランド戦略の実践と将来の成功に向けた課題に直面している状況です。

本講演では日本人初の米P&G社のヴァイス・プレジデントを務め、「P&Gマフィア」の生みの親にして”総帥”と呼ばれる和田 浩子氏をお招きし、ブランドの持続的な成功に不可欠な「戦略」と「人材育成」についてお話しいただきます。

現代は、AIとデジタル技術が生み出す「計算中心の自然」、すなわちデジタル生態系の中で、日本企業がどのようにして生き抜き、さらには共進化していくかを問う時代です。従来のビジネスモデル、組織構造、価値創造のプロセスが、生成AIの波によって根本から揺さぶられています。

このセッションでは、ビジネスのあり方を一新するデジタルネイチャーの概念を軸に、落合陽一が独自の視点で解き明かします。従来のビジネス本やセミナーで語られがちな表面的な成功談や一般論ではなく、根底にある計算と自然の新たな関係性を探り、日本企業が直面する実質的な課題への対応策を提示します。

大手企業に対する人的資本開示義務化から1年が経過し、人材に対する企業の取り組みも進展を見せる昨今。テクノロジーの進化により、組織における仕組みづくりのあり方も日々変容を遂げています。

マネジメントスキルや従業員エンゲージメントの向上、イノベーションを創出する組織への風土改革など、本質的課題解消までの道のりは長く険しく、具体的かつ効果的なアプローチを模索している経営層・組織リーダーも多いことと思います。

Google Japanで人事をリードした経歴をもち、起業家・投資家のほか経営コンサルタントとしても国内外数多の企業戦略・人材育成をサポートするプロノイア・グループ 。同社代表取締役 ピョートル・フェリクス・グジバチ氏は、”人事の不要な組織”こそ企業が目指すべき姿であると提唱します。

企業事例や経験から、同氏が捉える「ヒトと経営」の本質に触れ、企業がチームとして最高の成果を生むために必要な要素・思考法を紐解きます。

グローバル化の進展やテクノロジーの影響など、目まぐるしく環境が変化する現代。 激化するビジネス環境の中、世界で勝ち続ける組織作りに向け、的確な経営理念の明示、 従業員のモチベーション向上、モチベーション維持に繋がるリーダーシップ力など 経営者・リーダー層に求められるものは様々です。

ソニー再生・変革の立役者、平井一夫氏が唱え、今もなおソニーグループのパーパスとして生きる「感動（KANDO）」。このパーパスは社員の姿勢をどう変え、経営戦略や企業経営にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。

またモチベーション維持のために求められるリーダーシップとはどのようなものでしょうか。

本講演では、経営の立て直しを牽引しながらも全世界の現場にも出向き、対話を重んじた平井氏だからこそ語れる ・感動をパーパスとして位置付けた背景 ・社員のモチベーション向上 ・モチベーション維持のためのリーダーシップ論 についてお話しいただきます。

市場競争、利益の最大化、新しい市場の開拓など、企業として成長し発展を遂げるために求められるものは多岐に渡ります。企業の将来の方向性を示す「成長戦略」。戦略の選択を適切に行い実行することは、企業の規模、フェーズ問わず経営者・リーダー層の命題といえます。

しかしながら、漠然とした課題を目の前に、成長戦略の考え方について悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

流通・食品・化学・建設・観光サービスなど多岐にわたる事業を展開し、多角化経営を続けるロッテホールディングス。現在、同社の代表を務める玉塚元一氏は、旭硝子、日本ＩＢＭ、ユニクロ、ローソンと大企業を渡り歩き、企業成長において「グループ全体でどういった成長戦略を描くかという視点がすごく重要だ」と語ります。2021年に同氏が代表に就任してからロッテHDは、この30年間成長できなかった日本での事業を成長させることを軸に戦略を描き続けています。その経営手腕には、経済界からの視線も多く集まります。

本講演では、各社で時代を築き上げた玉塚氏の、経営者としての挑戦と学びを交えながら

• 今後の日本企業が描くべき成長戦略
• 成長戦略においての掛け算の考え方
• 世界で勝てる経営者

について講演いただきます。