Data Management Seminar in 大阪
現場と経営 両輪デジタル変革
~企業の潜在価値を引き出し、成果を最大化させるポイント~
開催概要
開催日時
- 大阪 2024年5月16日(木)14:00~16:20
(受付開始 13:30~)
開催趣旨
【ビジネス環境の変化に適応し続けるために、データを基に考え、データを基に会話する組織を作る】
組織が大きく、組織構造が複雑になるほど、その実現は困難になります。
判断の基準となる「情報(データ)」が、“目的” “項目” “内容” “入力法”とそれぞれ異なり、各「情報(データ)」も部門・部署でサイロ化しデータの連携が取れておらず、またそういった課題を克服するためにツールを導入しても、社員の“データリテラシー”という次の課題に悩まされているご責任者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、ビジネス環境が大きく変化する現在、今までと同じ経営・現場・ビジネスでは、変化に適切に対応することは難しいでしょう。経営から現場まで全ての社員がデータにアクセス出来る体制を構築することは決して簡単ではありませんが、その壁を乗り越えビジネス成果に繋げている企業があります。
本セミナーでは、そういった変革を実現し、企業の成長へと結びつけられたキーマンにご講演いただき、企業の「データ活用」、「データ活用文化」の醸成の仕方まで考察して参ります。ビジネス環境の変化への対応と、そしてデータドリブン経営実現のための一助となれば幸いです。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
企業の経営者、役員及びCxO、デジタル部門、データ部門、経営企画部門、情報システム部門、マーケティング部門、 |
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参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
参加料 |
無料(事前登録制) |
開催形式 |
リアル開催 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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企画協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7階
四つ橋線「西梅田駅」より徒歩3分
JR「大阪駅」桜橋口より徒歩6分
JR東西線「北新地駅」より徒歩5分
御堂筋線「梅田駅」より徒歩7分
阪神「大阪梅田駅」西改札より徒歩5分
阪急「大阪梅田駅」より徒歩12分
プログラム詳細
14:00~14:40 基調講演
DXを加速する戦略的データマネジメントと仕組み化の実際
~ルール化・推進体制・人財育成とデータ活用事例~
- 経営環境
- 戦略的データマネジメントと仕組み化
- データ活用事例
- DX推進状況
- おわりに ~戦略的データマネジメントの要諦~

関西電力株式会社
IT戦略室 IT企画部長
上田 晃穂 氏
1997年関西電力株式会社入社後、関西電力グループのIT戦略、ITガバナンス、ITマネジメント推進、情報技術戦略策定等に従事。2016年に株式会社ケイ・オプティコム(現オプテージ)へ出向し、携帯電話サービス「mineo」の責任者として事業戦略、マーケティング推進に従事。2019年から関西電力株式会社 広報室でデジタル広報・広告業務に従事後、2021年から関西電力株式会社 IT戦略室 IT企画部長としてIT・DX推進や情報セキュリティマネジメントに従事。趣味は読書(ビジネス書)と資格取得(技術士[情報工学・経営工学・電気電子・総合技術監理]、中小企業診断士)。
講演のポイント
いかにDX(Digital Transformation)を加速し、そのための戦略的なデータマネジメントと仕組み化をどう実践するか。このような課題意識のもと、関西電力ではデータを戦略的資源として捉え、ビジネス上の効率的・効果的な課題解決に利活用し、判断や意思決定、行動につなげることで、新たな価値創出や生産性向上を図っています。目指すのは、DXの推進を通じた競争優位の確立や持続的成長によって中期経営計画に掲げる「KX(Kanden Transformation)」を実現することです。
一方で、鍵となる戦略的データマネジメントを実践することは決して簡単なことではありません。本講演では現場サイドのニーズ管理やデータを収集・蓄積・活用・廃棄する利活用サイクル、リスク管理などのデータガバナンスに必要となるルール作りや体制整備、人財育成などの仕組み化と、データ活用の具体的事例についてご説明します。
14:40~15:00 主催社講演
経営と現場を繋げる全社データ活用 〜Domoが実現するDXとは〜
- 社内の組織体制を変革し、全社的なデータ活用を実現するためのポイント
- データを共通言語することで、経営と現場のコミュニケーションを改善するメリット
- データ人材不足、データのサイロ化などの問題を解決する方法

ドーモ株式会社
セールスディレクター
鈴木 稔
2014年ドーモ株式会社入社。エンタープライズセールスの責任者として、20年以上のセールスの経験を活かして幅広い顧客の開拓とデータを活用したビジネス課題解決のための支援を行っている。ドーモ株式会社入社以前は、Dell、Omniture(現Adobe Systems)、Adobe Systems、SAP、Elasticなど外資系テクノロジー企業でリーダーシップおよびセールスポジションを歴任した。
講演のポイント
変化の激しい今日、企業の競争力を高めるためには、経営から現場まで全ての社員がデータにアクセスし、自ら考え・アクションを起こせる体制を構築することが求められています。しかし一方で、社内のデータリテラシーが低い、ツールを導入したが浸透しない、データのサイロ化など組織の壁が立ちはだかっている、といった課題を抱えている企業も少なくありません。本セッションでは、ツール導入に留まらず企業全体のトランスフォーメーションを成功させるために重要なポイントを、Domo紹介を交えてお話しいたします。
15:00~15:30 事例講演Ⅰ
企業成長を加速させる全社データ活用
〜経営層、ビジネス部門、データ部門が一丸となる組織へ〜
- 社内データを効率的に可視化・分析し顧客ニーズを正しく理解する方法
- 会議や意思決定のスピードをアップさせる、共通言語としてのデータ活用
- 社内への推進活動を成功させる組織体制のポイント

ソニー銀行株式会社
データアナリティクス部長
伊達 修 氏
ソニー株式会社に入社し、カメラ製品のハード・ソフトウェア開発、特許権利化、訴訟対応に関する業務を経験後、ソニー銀行株式会社へ出向し商品企画、マーケティング、経営企画業務に従事。現在はビジネスに貢献し得るデータ分析の実施、分析基盤の構築、データ人材育成に関する業務をリード。
講演のポイント
データにより顧客理解を深め、エンゲージメントを高めていくことは企業成長に欠かせない重要な要素です。ソニー銀行では、社内のデータを効率的に収集・可視化し、施策に活かすための共通言語として活用することを目的にDomoを導入しました。本セッションでは、同社においてデータ活用推進がどのようなビジネス成果をもたらしたのか、また経営層・ビジネス部門・データ部門が三位一体となってデータ活用文化を浸透させるために行なった取り組みについて、具体例を交えてご紹介します。
15:30~16:00 事例講演Ⅱ
現場から変革を起こし業務改善へ〜データの専門家でなくてもDXは推進できる〜
- システム、データの専門家ではない方が社内DXを推進するためのポイント
- Domoを選定したポイントと、導入後に起こった効果
- サイロ化した既存システムのデータ活用方法(データ結合、可視化、分析、意思決定)

オムロン株式会社
グローバル購買・品質・物流本部 主査
株式会社digil
シニアコンサルタント
大村 英一 氏
1992年オムロン株式会社入社後、技術本部、半導体事業部、生産技術センタなどで半導体関連プロセス及びデバイス研究・開発を担当。2020年グローバル購買・品質・物流本部 サプライヤ監査部に異動し、主要調達部品のサプライヤ監査、品質改善指導、そしてDX化推進・BIツール導入プロジェクトをリードしている。趣味は、陸上競技(マスターズ陸上競技、50mダッシュ王選手権、リレーフェスティバル等)アウトドア(バイク、釣り、登山)。リレーマラソン、奈良マラソンなどボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。
講演のポイント
組織内のDXを推進する一方、事業部門のデータリテラシー不足や、データ人材不足が課題となる企業は少なくありません。本セッションでは、データの専門家でなくても社内のデータ活用を促進する方法として、大手電子機器メーカーにおいて国内外の購買・品質・物流の管理を担当する中で、どのようにBIツールの選定、導入、活用を行ったのか、その道筋をご紹介します。各部門で蓄積されている大量のデータを有効に活用し、業務改善、意思決定のスピードアップを実現するためのヒントをお話しします。
16:00~16:20 ネットワーキング
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。