生成AI × イノベーションフォーラム2024
生成AIと共生し、創成される企業価値
~“既存ビジネスが進化する” 最新の活用方法とは~
開催概要
開催日時
- 東京2024年6月7日(金)13:30~16:30
開催趣旨
“生成AIを活用できる企業・組織かどうか?”
これは今後の企業の栄枯盛衰を決めるといっても過言ではありません。
しかしながら、日本企業の多くは生成AIがもたらす“可能性や期待”より“リスク・複雑性”の面が指摘され、消極的な企業が多い傾向にあります。それを裏付けるかのように、生成AI利用率は、主要国中でも最下位というデータもあります。
ただ、このような考えは“加速度的に進化を遂げるテクノロジー”への理解不足や“積極的に生成AIへの理解を深めるグローバル企業”から置き去りにされてしまうという、本質的なリスクを回避することはできていません。いま企業に求められるのは、生成AIへの積極的な姿勢です。また、それは“業務効率化”を例とした個人レベルでの取り組みではなく、AI活用人材の育成や、抜本的な現場のデータ収集を例とした企業レベルでの取り組みが求められます。
本セミナーでは、慶應義塾大学 理工学部 教授 栗原 聡 氏をお招きし、「企業の生成AIとの付き合い方」について、生成AIの最新動向を踏まえてお話いただき、続くセッションでは、各専門家より事例を交えた、最新活用方法についてご紹介いただきます。また、後半では『“効率化を超えた”イノベーションを生むための生成AI活用』について、対談形式の講演にて考察・検証してまいります。
これからの日本企業をけん引する皆様にとって、ビジネスレベルでのAI活用を定めるヒントとなれば幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
企業の経営者、役員及び、CxO、経営企画、IT・情報システム、業務部門のリーダークラスの方 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
150名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
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協力 |
プログラム詳細
13:30~14:10 基調講演
人とAIが共生するために~創造力の本質とイノベーション~
- AI研究における生成AIの登場したことの意味
- 人とAIの共生とは~AIが“できるコト・できないコト”
- 次世代AIは人と社会をどのように変容させるのか?

慶應義塾大学理工学部 教授
同 共生知能創発社会研究センター長
栗原 聡 氏
慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。NTT基礎研究所、大阪大学大学院情報科学研究科、電気通信大学大学院情報理工学研究科などを経て、2018年から現職.電気通信大学に国立大学では初となる人工知能先端研究センター(初代センター長)を設立させた。株式会社オムロンサイニックスエックス・技術顧問、株式会社オルツ・技術顧問、情報法制研究所・上席研究員など、人工知能学会理事・編集長などを歴任。人工知能、複雑ネットワーク科学、自律分散システム等の研究に従事。著書『人工知能と社会』(オーム社)、翻訳『群知能とデータマイニング』(東京電機大学出版)、編集『人工知能学事典』(共立出版)等多数。
14:10~14:50 講演Ⅰ
AWSで実現する、実ビジネスでの生成AI利活用
生成AIという技術が発表され、爆発的な注目を集めたことは今も記憶に新しいのではないでしょうか。今現在も、この単語を耳にしない日はないといっても過言ではありません。今日では、業務課題の解決や新しい価値提供のために生成AIをどう活用できるかを検討し、実行に移すフェーズに入りつつあります。このセッションでは、生成AI技術の活用に取り組むお客様に向けたAWSのサービスや支援について、お客様の先進的な事例を交えながらご紹介します。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
サービス&テクノロジー事業統括本部 技術本部長
小林 正人
2013年にAWSジャパンに入社。ひとりのソリューションアーキテクトとしてお客様のクラウド活用を支援する活動を経て、2017年よりお客様担当ソリューションアーキテクトチームのマネージャを務める。2024年より技術領域における専門性に特化したチームの技術リードを担当
14:50~15:20 講演Ⅱ
生成AI導入の本音と実例から学ぶ 既存ビジネス変革の鍵
- 企業の生の声から見る生成AI導入の課題と期待
- 業務効率化や新規事業創出など、生成AIの実践活用事例
- 生成AIを既存ビジネスに浸透させるポイント

クラスメソッド株式会社
代表取締役
横田 聡
クラスメソッド株式会社を2004年に設立、現在は同代表取締役。 23年に20期を迎えた同社はグループ従業員数700人を超え、年商約600億円の企業に成長。 「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」理念のもと、クラウド、データ分析、モバイル、IoT、AI/機械学習等の技術支援を行っており、現在までに3,000社以上、AWSアカウント数で20,000件以上の実績があります。社員による技術情報発信にも力を入れており、オウンドメディア「DevelopersIO」では4万本以上の記事を公開中です。
講演のポイント
ビジネスのデジタル化や人口減少が進む中、AIの活用は企業経営や生産性向上に欠かせない課題となっています。2023年は生成AIの実用化が急速に進展した年となり、クラスメソッドではお客様に向けた生成AI環境構築・技術支援を30社以上に提供してきました。本セッションでは、企業からよせられる課題感と支援実例を紹介し、業務プロセスの効率化や新規事業立ち上げなど、生成AIの実活用方法とその成功の秘訣についてお伝えします。社会構造の変化に立ち向かうため、生成AIの戦略的活用が不可欠です。ビジネスや業務において生成AIをどのように活用できるかのヒントを知りたい方はぜひご視聴ください。
15:20~15:50 講演Ⅲ
生成AI時代のデータ基盤 ~信頼できるAIを実現するデータのありかたとは~
- 生成AIを含むAIのビジネス活用の最新事例とは
- AIのビジネス活用で重要となる「信頼できるAI」とは
- 信頼できるAIに必要となるデータの要件とデータ基盤のあるべき姿とは

日本テラデータ株式会社
AIインダストリ・アナリティクス・マネージャ
堀込 哲也
AI Case-based reasoning Knowledge Base、AI Chatbotソリューションのローンチ、Algorithmic trading platform ApamaによるFX、Stock取引のアルゴリズムによる自動化・高速化を推進。CausalAI & 生成AIによるAIOpsソリューションを経て現職。
講演のポイント
生成AIというワードを見ない日がないといっても過言ではないぐらい、今、生成AIのビジネス活用に大きな期待が寄せられています。一方で、生成AIを含むAIに対する信頼性について、多くのビジネスリーダー、ITリーダーの懸念も高まりつつあります。本セッションでは、40年以上にわたりデータ活用を専門としてきたTeradataが、AWSの各種サービスと連携した活用事例を紹介するとともに、「信頼できるAI」を実現するために今データ基盤はどうあるべきなのか解説いたします。増え続けるデータの種類と量、解決しないデータのサイロ化、いっこうに本番運用できないAIモデルの山などの課題に対する解決方法について探っていきます。
15:50~16:00 小休止
16:00~16:30 特別対談
生成AIと共生し、創成されるイノベーション
~効率化を超えた、実践的なAIの活用方法~
- 生成AIをビジネスに活用する障壁
- AI活用のイロハ~企業が実践すべき最初の一歩~
- イノベーションに繋がる生成AIの活用

慶應義塾大学理工学部 教授
同 共生知能創発社会研究センター長
栗原 聡 氏

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
サービス&テクノロジー事業統括本部 技術本部長
小林 正人
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。