R&D Leaders’ Summit 2024 - 事業創出に挑む技術領域リーダーが集うサミット -
Guest Speakers
澤田 道隆 氏
花王株式会社
特別顧問
小倉 淳平 氏
カーライル・グループ
マネージング・ディレクター
株式会社ユーザベース
社外取締役・監査等委員
後藤 友尋 氏
株式会社ダイセル
研究開発本部
バイオマスイノベーション
センター
バイオマスラボ 所長
谷口 伸一 氏
株式会社日立製作所
研究開発グループ
生産・モノづくりイノベ-ションセンタ
センタ長
矢藤 有希 氏
ソニー知的財産サービス株式会社
コミュニケーションエキスパート
安藤 正道 氏
株式会社村田製作所 執行役員 博士(工学)
技術・事業開発本部
事業インキュベーションセンター センター長
株式会社PIECLEX 取締役
関西大学 連携大学院 客員教授
福岡 千枝 氏
株式会社IHI
常務執行役員
高度情報マネジメント統括本部長
山田 昭雄 氏
日本電気株式会社
Corporate SVP 兼 研究開発部門長
開催日時
- 東京 2024年6月11日(火)15:00~18:10 / 交流会 18:10~19:00
(受付開始 14:30~)
プログラム詳細
15:00~15:05 オープニング
15:05~15:45 スペシャル対談
ESGと経営とR&D
社会環境を配慮したものづくりが当たり前になってきた今、R&D部門はESGとビジネスをどうつなげていくのか?
さらに、ESGをどのレベルまでやるべきか各社が悩む中、今後はどうなっていくのか議論します。
花王株式会社
特別顧問
澤田 道隆 氏
1981年、大阪大学大学院 工学研究科 プロセス工学専攻 修士(博士前期)課程修了。同年、花王石鹸株式会社(現花王株式会社)に入社。以後一貫して同社の研究開発部門に携わる。素材開発研究所室長を経て、2003年サニタリー研究所長に着任。ベビー用紙おむつ『メリーズ』の再生に寄与。2006年執行役員に就任。2008年取締役に就任。2012年6月代表取締役社長執行役員に就任。2021年1月取締役会長に就任。2024年3月特別顧問に就任。一般社団法人日本衛生材料工業連合会会長、日本経済団体連合会生活サービス 委員長、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)会長を務める。
カーライル・グループ
マネージング・ディレクター
株式会社ユーザベース
社外取締役・監査等委員
小倉 淳平 氏
UBSウォーバーグ証券会社(現UBS証券株式会社)の投資銀行本部にて、主に金融機関に対するコーポレートファイナンス業務を担当。在職中、ニューヨークオフィスの金融法人グループに所属し、米銀、資産運用会社向けアドバイザリー業務に従事。2006年にカーライル・グループに参画。現在、マネージング・ディレクターとして国内のTMT(テクノロジー・メディア・テレコム)関連の支援業務を主導。AOI TYO Holdings株式会社の非常勤取締役。過去においてアルヒ株式会社、シンプレクス株式会社、ウォルブロー株式会社及び株式会社マネースクエアHDの非常勤取締役、チムニー株式会社及び株式会社ツバキ・ナカシマ非常勤監査役。2023年2月よりユーザベース社外取締役・監査等委員。
15:55~16:35 パネルディスカッションⅠ
環境テーマのプロジェクトを、いかに推進し続けるのか
環境テーマのプロジェクトをリードしているパネリストと、推進する上で壁となる2点を主に議論します。
1点目:異業界・異業種とのコミュニケーションをいかに円滑にして、産学官民との連携を加速させるのか?
2点目:プロジェクトの判断や評価など社内、特に経営層に協力をいかに得ていくのか?
株式会社ダイセル
研究開発本部
バイオマスイノベーションセンター
バイオマスラボ 所長
後藤 友尋 氏
2015年に株式会社ダイセルに入社し、ナノダイヤモンドの企画、マーケティングを担当。用途開拓のため全世界へのサンプルワーク体制の構築、Webを活用したデジタルマーケティングに取り組む。2023年からはバイオマスをとかす技術で価値を生み出すことをミッションとした組織バイオマスラボの責任者を務め、ダイセルが中期戦略で掲げるバイオマスバリューチェーン構想の実現を目指している。バイオマスラボの活動の傍ら、資源の新しいルートを探るメディア「Bipass(バイパス)」を立ち上げ。森林資源をはじめとした資源活用に向け、志を同じくする仲間が集まる場づくりとして、オウンドメディアの運営も行なっている。
株式会社日立製作所
研究開発グループ
生産・モノづくりイノベ-ションセンタ センタ長
谷口 伸一 氏
2004年に博士号取得後、株式会社日立製作所に入社。基礎研究所、生産技術研究所において、マテリアルサイエンスの知見を活用してヘルスケア関連の計測機器開発に従事したのち、計測・材料プロセス分野の研究ユニットリーダを務める。その後、研究開発グループ技術戦略室勤務を経て、産業ソリューション強化PJリーダー、加工・検査研究部長、サーキュラーインダストリー研究部長を経て、現在に至る。フィジカル技術とデジタル技術を融合するサーキュラーエコノミープロジェクトをリードしている。博士(学術)。
ソニー知的財産サービス株式会社
コミュニケーションエキスパート
矢藤 有希 氏
1990年慶應義塾大学理工学部計測工学科を卒業、ソニー株式会社へ入社。知的財産部門で特許権利化業務に8年間従事。その後、技術開発戦略部門へ異動して通信・ネットワーク技術開発戦略に携わり、事業戦略部門を経て、事業部門にてネットワークサービス事業立ち上げに携わる。2005年に知財部門へ戻り、権利活用業務に従事した後に知財経営戦略室にて知財分析を手掛ける。2017年、他社との知財協業と情報分析を担う知的財産インキュベーション部統括部長に就任、米の籾殻由来多孔質カーボン素材Triporous™の事業化も行う。2021年よりソニー知的財産サービス株式会社情報戦略部の統括部長を経て、現在はコミュニケーションエキスパートとして社外発信と情報分析を担当している。
モデレーター
株式会社ユーザベース
SaaS事業 知財・研究開発支援責任者
上級執行役員(SVP)
伊藤 竜一
2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後株式会社リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。
16:45~17:35 パネルディスカッションⅡ
環境に配慮した技術開発を、いかに事業としてスケールさせるのか
大手企業の執行役員をパネリストとしてお迎えし、R&Dリーダーとして事業判断する上で大切にしていることを伺います。
また、組織体制や人材育成など各社での改革やその意図に迫ります。
株式会社村田製作所 執行役員 博士(工学)
技術・事業開発本部
事業インキュベーションセンター センター長
株式会社PIECLEX 取締役
関西大学 連携大学院 客員教授
安藤 正道 氏
1988年関西学院大学理学部物理学科を卒業、同年4月株式会社村田製作所に入社。2004年まで移動体通信向け誘電体多重モードフィルタの開発と事業に従事、その後知的財産部を経て研究開発センター機能材料研究部に所属し主任研究員として有機圧電フィルムとその利用デバイスの開発を手掛ける。2015年より事業インキュベーションセンターにて部長に就任。2020年には、当初より開発に取り組んでいた有機圧電体の繊維製品を商品化する株式会社PIECLEX社を設立し取締役に就任。2021年より執行役員として現職に至る。
株式会社IHI
常務執行役員
高度情報マネジメント統括本部長
福岡 千枝 氏
1989年にお茶の水女子大学理学部物理学科を卒業し、同年石川島播磨重工業株式会社(現株式会社IHI)に入社。 技術研究所にて高温超電導材料研究や耐熱材料などの各種損傷評価技術の研究に従事し、米国留学等を経て1999年に博士号(九州大学)を取得。その後、2010年より事業開発部門にて新事業開発を担当し、米国におけるエネルギー貯蔵システム事業会社であるIHI Terrasun Solusionsの創業に携わる。2021年には広報活動を統括するコーポレートコミュニケーション部長、2023年には技術開発本部副本部長を歴任し現在に至る。現職ではIHIグループ全体のDX等を推進する。
日本電気株式会社
Corporate SVP 兼 研究開発部門長
山田 昭雄 氏
1993年NEC入社、デジタル放送方式の研究開発に従事。その後コンテンツ理解、メディア認識、ICTアーキテクチャ、データマイニング、自然言語処理と活動を広げ、研究戦略企画担当を経て、人工知能関連の研究活動を統括(研究所長)。2018年から新事業開発に転じ、エンタープライズ向けデジタル事業統括。2020年より研究開発担当役員。1990年代よりMPEG/JPEGの名前で知られる標準化に携わり、技術貢献に加え国際標準化会議運営等に従事。電子情報通信学会(IEICE)理事、日本オペレーションリサーチ学会(ORSJ)副会長、日本工業標準調査会(JISC)委員、NEDO技術委員他多数歴任。映像情報メディア学会(ITE)丹羽高柳論文賞、経産省産業技術環境局長表彰、情報処理学会(IPSJ)標準化功績賞他多数の受賞。博士(工学)。
モデレーター
株式会社ユーザベース
SaaS事業 知財・研究開発支援責任者
上級執行役員(SVP)
伊藤 竜一
2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後株式会社リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。
17:35~18:05 ラウンドテーブル
18:05~18:10 クロージング
18:10~19:00 交流会
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総合ナビゲータ
株式会社ユーザベース
SaaS Marketing Domain
知財・研究開発支援Division Leader
半澤 瑞生
大学卒業後、米国大学留学。帰国後、大企業役員向けのマッチングビジネスなどを展開する英系グローバル企業に入社。法人営業を経て、日本支社経営全般と売上/人事管理に従事。2016年、ユーザベースSPEEDA事業マーケティングチームにジョイン。2020年よりSaaSマーケティング横断組織の主メンバーとして、SPEEDA R&Dマーケティングの立ち上げ、SPEEDA R&D/INITIALマーケティングマネジャーを経て、2022年よりSPEEDA R&DとFORCASマーケティングマネジャーを兼務。現在は知財・研究開発支援Divisionと法人営業・マーケティング支援DivisionのDivision Leaderを兼任。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
ご招待 / 開催にあたって
2023年末に開催されたCOP28(国連気候変動枠組条約第28回締約国会議)にて岸田文雄内閣総理大臣は「脱炭素は日本にとって成長のチャンス」とし、日本の技術力を最大限に活用することに言及しました。まさに今、線形経済型のビジネスモデルや思考から循環経済型への転換期にあり、技術開発にとどまらず、経済発展へとつなげるイノベーションが求められています。
SPEEDA R&D事業では、2021年より研究開発領域を牽引するリーダーの方々をお迎えし、技術起点の事業化や環境テーマの社会実装に関するオンラインセミナーを開催、毎回1,000〜3,000名の方にご参加いただいてきました。そこで、志を同じく挑戦している同士で集まり、共に議論する完全招待制イベント『R&D Leaders’ Summit』を開催いたします。
業界を超えた技術関係者のリーダー同士、クローズドな空間だからこそできる議論を通じて、事業創出に向けた思考の転換やアクションを起こすきっかけとなる時間をつくります。
6月11日(火)に開催する『R&D Leaders’ Summit 2024』は、花王株式会社 特別顧問 澤田 道隆 氏を迎えたスペシャル対談「ESGと経営とR&D」よりスタートします。そして、新たなプロジェクトの立ち上げや既存の体制を変革している各社のリーダーたちによるパネルディスカッション「環境テーマのプロジェクトを、いかに推進し続けるのか」が続きます。2つ目のパネルディスカッションは、「環境に配慮した技術開発を、いかに事業としてスケールさせるのか」をテーマに、スケールする事業を創出するために研究開発体制を変革している各社役員の方々と議論いたします。
ゲストの方々の議論を受け、参加者の皆さま同士で自由に意見を交換していただくラウンドテーブル、さらに交流会にて会を締めくくります。
日常の業務から一歩離れて今と未来を考えて、ミッションやビジョンを共有できる同志とつながり、気づきや学びの刺激を受けて明日へのアクションへと昇華させていきましょう。
概要
参加対象者 |
経営者、役員、R&D(技術開発・研究開発)部門、新規事業開発部門の責任者の方々 |
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参加料 |
無料ご招待 |
参加定員 |
100名(事前登録制) ※ 完全招待制のイベントです。定員を超えるお申し込みをいただいた場合、抽選とさせていただきます。 |
参加形式 |
リアル開催 ※ 登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
申込締切 |
2024年5月31日(金) |
会場
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 6F
東京メトロ千代田線・日比谷線、都営地下鉄三田線「日比谷駅」直結
※会場参加にあたって補助が必要な場合のご質問・ご相談は、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。