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次世代マーケティング組織に求められる“経営視座”と“実務推進力”
【短期的な利益獲得】と【長期的な企業価値/ブランド価値向上】
を実現するマーケティング・セールスプロセス変革

経営学者

一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授

楠木 建

株式会社ファミリーマート

エグゼクティブ・ディレクター

CMO(兼)マーケティング本部長

CCRO(兼)デジタル事業本部長

足立 光

開催概要

開催日時

  • Online 2024年9月10日(火)13:00~17:30 (配信開始 12:00~)

開催趣旨

【長期的な利益獲得×短期的な利益獲得】
2つの命題を持つ、経営者/CMO/マーケティングリーダーが持つべき考え方と実践へのヒントとは? 
競争戦略の専門家/楠木教授、ファミリーマートCMO足立氏と徹底議論!

AIやデジタル技術の飛躍的進化、そして顧客ニーズや行動の多様化は、企業の経営戦略においてマーケティングの重要性をかつてないほどに高めています。【短期的な利益獲得】と【長期的な企業価値/ブランド価値の向上・差別化】の実現が求められ、CMO(Chief Marketing Officer)やマーケティング組織のリーダーの手腕への期待値が上がりつつあります。多くの企業は、既にDX推進や顧客解像度を高めて変化に対応しつつあり、今やデジタルやマーケティングを組織に埋め込み、競争力を高める取り組みへの関心・意欲は高くなるばかりです。

しかしながら、日本を含む世界のCMO任期は短くなるばかりで、他の経営陣・CXOと比較し、CMOの役割やベストプラクティスはまだまだ十分共有されているとは言いづらい状況です。マーケティング組織においても、販促においてはROIの厳密化やCookieの選択的規制など様々なプレッシャーがかかり、先例に捉われない取り組みが求められつつあります。

マーケティングリーダーは、広告宣伝・コミュニケーション戦略の幅を超え、組織全体にマーケティングを埋め込み、企業価値の向上に寄与すべく変革を起こせるのか、岐路に立たされているのではないでしょうか。こうした状況で、どのような考えを持ち、どのような戦略や施策を実践していくべきなのでしょうか。

本カンファレンスでは、経営・競争戦略の専門家である一橋大学ビジネススクールの楠木教授、ファミリーマートのCMOとして、同社の成長を牽引されている足立様、マーケティング変革を担うリーダーといった豪華ゲストをお招きし、経営視点から考える「これからのマーケティング」や「CMOの役割」について考察してまいります。今回、ゲストセッションすべてに対談形式を織り交ぜ、普段は聞けない秘話や具体的な実践事例などを深堀し、これからの経営を担うCMOやマーケティング組織のリーダーが持つべき考え方や実践へのヒントを紐解いていきます。

概要

参加対象者

経営層、役員、CMO、営業/マーケティング部門、経営企画、DX/デジタル戦略、事業部門等の管理職・リーダーの方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

300名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

開催形式

オンライン配信(配信環境:zoom)

本セミナーは オンライン配信となります。視聴方法はお申し込み後に info-micocloud@micoworks.jp よりご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

Micoworks株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

第1部:13:00~14:30

基調講演(40分間)

ストーリーとしての競争戦略

  • ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の著者/楠木教授が語る、経営者・リーダーが今考えるべき競争戦略
  • 変化やトレンドに惑わされず、長期利益を創出するための視座

経営学者

一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授

楠木 建

専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。著書として『絶対悲観主義』(2022、講談社)、『逆・タイムマシン経営論』(2020、日経BP、杉浦泰との共著)、『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(2010、東洋経済新報社)などがある。

講演ポイント

長期的利益を生み出し、持続的な成長を成し遂げるためには、あらゆるリーダーに競争戦略を理解し推進する視座が求められます。マーケティングの戦略設計や組織作り・評価においても、短期的な施策やKPIを重ねるだけでなく、長期利益を生み出すための知恵と組織づくりに向き合う必要があることは言うまでもないでしょう。

本セッションでは、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』などの著者で、一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授の楠木建氏をお招きし、変化やトレンドに惑わされず、長期的利益を創出する視座について学びます。

特別対談/インタビュー(30分間)

長期利益に向き合う、経営/マーケティング戦略・組織づくりとは

日本企業のマーケティング組織が抱える課題、目指すべき視座について楠木教授に伺います。優れたマーケティングの源泉や、オペレーションに偏りがちなマーケティング部門の業務の傍ら、さらに一歩踏み出し企業の長期的利益に貢献するためのヒントを伺います。

経営学者

一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授

楠木 建

Micoworks株式会社

取締役COO

八重樫 健

主催講演(30分間)

経営シナリオ達成と競争力を高める、マーケティング・セールス横断の新しい需要創造プロセス

  • 広告効率の伸び悩みや人材不足・販促費の引き締め等の限界のなか、
    改めて需要創出プロセスを見直す必要
  • 顧客インサイトをマーケティング・営業組織横断でリレーし、
    営業利益を向上させる本質的な需要創出プロセス
  • 1000ブランド以上のBtoC企業の支援実績から、売上に効く短期施策と
    中長期的な競争優位性の創出する新しい需要創出プロセス・マーケティングDXをご紹介

Micoworks株式会社

取締役COO

八重樫 健

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講演ポイント

人口減少や消費者の嗜好の多様化に伴い商品・事業のライフサイクルがますます短くなり、利益の拡大と持続的成長の難易度は上がるばかりです。不確実性が増す環境のなか、経営者は短期的な成果創出と同時に、中長期の経営シナリオを描き競争優位性を持続的に構築する必要に迫られています。

 

急速に変化するビジネス環境の中で、多くの企業が、競争優位性の創出や、持続的な事業成長を目指すべく、データやデジタル技術をもとにしたDX改革に取り組んできましたが、実際にはビジネスのエグゼキューション(執行)まで転換された例は少なく、経営にヒットする、実行力のある解を見出せていないのが実情です。

特にマーケティング・営業領域においては、広告効率の伸び悩み・Cookieの選択的規制・優秀な人員の採用競争の激化・販促費の引き締め等、従来のオペレーションの持続性が危ぶまれるなか、改めて本質的な需要創出プロセス全体を見直す必要があるのではないでしょうか。

 

本質的な需要創出プロセスは、顧客インサイトを組織的な資産に昇華させ、マーケティングから営業・サービス部門まで横断でリレーし、人材やオペレーションのポテンシャルを最大化し、営業利益へのインパクトを高めます。また、短期的な成果のみならず、持続的にアップデートする仕掛けを構築し、企業の競争力を高めることが可能です。

 

本講演では、当社が提供するマーケティングSaaS「MicoCloud」において、人材、金融、不動産、クリニック、カーディーラー、旅行、ECなど、1000ブランド以上のBtoC企業のマーケティング・営業支援の経験から、売上インパクトに即効性のある短期施策と、組織構築を含めた中長期的な競争優位性の創出の両面から、実行力のある需要創出プロセス・マーケティングDXについて事例を交えてご紹介すると同時に、Micocloudの新機能・サービス拡張のビジョンまでをご紹介します。

14:40~14:50 休憩

第2部:14:50~17:30

事例講演/インタビューⅠ・Ⅱ・Ⅲ (130分間)

BtoCマーケティング・セールスプロセス変革の最前線
~正しい課題設定とインパクトを生んだ変革プロセス~

3名のマーケティング・営業リーダーをお招きし、長期利益・LTV・顧客との信頼を高める取り組みをご紹介します。どのような課題設定を設け、社内を巻き込み、インパクトある成果を出したのか。今回は人材・不動産・旅行/店舗業界より企業様をお招きし、最新の取り組みを伺います。

ディップ、人材業界で競争優位性を築く「ユーザーファーストNo.1」の
ブランド構築と独自マーケティング戦略の裏側

 

ディップ株式会社

マーケティング統括部長

中村 大亮  氏

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月間売上4倍!LINEアカウントの全社統合による拡張性向上と、
顧客体験の個別最適化を追及する阪急交通社のDX体制

 

株式会社 阪急交通社

DX戦略事業本部 ウェブ戦略部

ウェブ戦略二課長

宇和川 匠

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福岡商圏着工数No.1も実現した悠悠ホームの顧客体験づくり
顧客に選ばれるためマーケ・インサイドセールスが活用するLINEチャネルの効果とは

 

元 悠悠ホーム株式会社

注文住宅営業部次長/

現 同社関連子会社 株式会社BePride

代表

大山 寛政  氏

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特別対談/インタビュー

ファミリーマート足立氏と語るこれからのCMO/マーケティングリーダーの役割

  • 既存店の売り上げ34カ月連続で昨対超え(2024年6月時点)を実現する
    ファミリーマートCMOの考え
  • マーケティング起点で変革を推進するために必要なこと
  • CMO/マーケティングリーダーの理想像

株式会社ファミリーマート

エグゼクティブ・ディレクター

CMO(兼)マーケティング本部長

CCRO(兼)デジタル事業本部長

足立 光

1968年生まれ。 シュワルツコフ ヘンケル 社長・会長、日本マクドナルド 上級執行役員・マーケティング本部長、ナイアンティック シニアディレクター等を経て、2020年10月より現職。I-neおよびノバセルの社外取締役、スマートニュースおよびコープさっぽろのマーケティング・アドバイザーも兼任。著書に『圧倒的な成果を生み出す「劇薬」の仕事術』。共著に『世界的優良企業の実例に学ぶ「あなたの知らない」マーケティング大原則』『アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40』。 訳書に『P&Gウェイ』『マーケティング・ゲーム』など。オンラインサロン「無双塾」主宰。

対談ポイント

昨今、他のCXOと比べ、CMO任期の短さが強調されたり、マーケティング組織に対し販促を超えて価値創出に踏み出してほしいという声が強くなりつつあります。CMO/マーケティング起点での変革リーダーは、どんな点に着目し、短期・中期でどのようなことに取り組むべきか。どんなゴールに向かって、どう課題を設定し、意思決定をし、人を導いていけばよいか。広義のマーケティングの役割や責任をどのように組織が果たしていくべきなのか。様々なことが問われ始めていると考えられます。

 

今回は、日本マクドナルドのV字回復やナイアンティック・アジア・パシフィックでの「ポケモンGO」のユーザー獲得の牽引など数々の企業で飛躍的成長を成し遂げ、現在ファミリーマートで既存店の売り上げ34カ月連続で昨対超え(2024年6月時点)を実現しながら、数々の企業の社外取締役・マーケティング・アドバイザーを務める、日本を代表するCMOである足立氏をお招きし、対談形式でマーケティング起点の変革者としての視座・行動規範や、昨今求められるCMO/マーケティングリーダー像を伺います。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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