製造DX Forum 2024 in 名古屋
法規対応・生産現場でのAI・最新テクノロジー活用アプローチ
開催概要
開催日時
- 名古屋2024年11月21日(木)14:30~16:25(受付開始14:00~) /交流会(懇親会)16:25~17:10
開催趣旨
日本の労働人口が本格的な減少局面を迎える中、生産性向上が各社で喫緊の課題となり、大手企業を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進みつつあります。 しかし諸外国と比較すると、海外の先進企業ではDXによる企業の枠を越えた最適化が競争力となっている一方で、日本企業では、生産現場における高度なオペレーションや品質は維持しつつも、デジタル化はまだ部分的なものに留まっており、DXが進んでいる業務領域と、従来の手動プロセスに依存する領域との間には、進展度に大きな差が存在しています。
労働力不足に抗いつつ持続的な成長を実現するには、業務の効率化やプロセスの自動化をもう一歩徹底して、推し進める必要があります。より高付加価値な業務やお客様に寄り添う”ものづくり”に取り組む時間をどれだけ創出し得るかが、製造業の企業競争力向上の鍵となります。
本セミナーでは、製造業において特に自動化や効率化へのポテンシャルが高い業務領域に焦点をあて、生成AIや最新テクノロジーの活用可能性とそのポイントについて、考察していきます。具体的には、製品への信頼と確かな品質の基盤を支える法規対応業務や、生産現場のさらなる自動化・高度化を目指した実践的なアプローチを考察し、詳細の事例や最新のAIテクノロジートレンドを交えながら、課題解決へのヒントを探ってまいります。
本セミナーが、日本のものづくり産業を牽引する製造業リーダーの皆様にとって、今後の改革や企業全体の競争力強化に向けた一助となることを願い、皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
概要
参加対象 |
製造業における開発・製造・生産・IT・法務・コンプライアンス、他各事業部門・関連部門等の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
40名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
会場 |
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 JRゲートタワー16階 ※JR「名古屋駅」直上 ※名古屋市営地下鉄 「名古屋駅」/名鉄「名鉄名古屋駅」/近鉄「近鉄名古屋駅」/地下鉄東山線、地下鉄桜通線、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「名古屋駅」 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
14:30~15:05 基調講演
日本の製造業における課題と今後の取組みの方向性 ~よりよいモノづくりへ向けて~
- 日本の製造業における課題と法規認証
- 製品の価値と品質、基準のあり方・考え方
- よりよいモノづくりと競争力強化へ向けて ~今後の展望と未来像~

早稲田大学大学院
経営管理研究科 教授
長内 厚 氏
1972年、東京都生まれ。1997年、京都大学経済学部経済学科卒業後、ソニー株式会社入社。ソニーにて10年間、商品企画、技術企画などに従事、商品戦略担当事業本部長付を経て京都大学大学院に業務留学。博士号取得後、神戸大学准教授、ソニー株式会社外部アドバイザーなどを経て 2011年より早稲田大学准教授。2016年に現職。ハーバード大学客員研究員や国内外の企業の顧問も務める。ニュース、情報バラエティなどテレビ出演多数。ダイヤモンドオンライン連載中YouTubeチャンネル「長内の部屋」でもビジネスや経営に関する発信を精力的に行っている。
15:05~15:15 全体質疑応答セッション
*長内氏への質疑応答/講演内容に関する意見交換を、ご参加の皆様と実施いたします。
15:15~15:25 休憩
15:25~15:55 講演Ⅰ
法規対応におけるAIの関わり方
~“AI for レギュレーション / レギュレーション for AI”の両側面からAIを考える~
- AI for Regulation : 法務・コンプラ部門の方々の日常業務をAIで高度化・効率化
- Regulation for AI : 生成AIを活用していく上で必要になるAIガバナンス統制
- GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)ツールで実現する非財務リスクの統合管理

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
データ・AI・オートメーション事業部
プロダクトマネージャー
小山 政宣
国内SIerでSEとしてキャリアをスタート。その後、外資系コンサルファームで数年業務コンサルタントとして従事。IBM入社後も長く業務コンサルタントを経験し、2020年から現在のソフトウェア営業部門に異動。2021年からはAI製品に関する製品統括という立場で営業活動を推進、長年に渡りリスク・コンプライアンス領域のソリューションに携わる。
15:55~16:25 講演Ⅱ
生産現場へのAI適用の推進 ~AI for マニュファクチュアリング~
- 企業におけるAI活用の現在地 ~社内データの活用が鍵~
- 製造現場のデジタル変革の方向性
- 生成AIデモ ~保全業務での情報共有・ナレッジ活用~

日本アイ・ビー・エム株式会社
コンサルティング事業本部
製造・流通 統括サービス事業部
パートナー
田中 啓朗
専門領域は、事業戦略コンサルティング。15年以上のコンサルティング経験を持つ。その他、IBM Corporation (ニューヨーク)へ出向しIBM watson(人工知能)の新規事業立案や日本IBM社長補佐・社長室長として事業部横断の全社改革を立案、推進するなど、IBMのテクノロジーや組織マネジメントについても深い知見を持つ。

日本アイ・ビー・エム株式会社
コンサルティング事業本部
ファイナンス&サプライチェーントランスフォーメーション事業部
アソシエイトパートナー
増山 紀暁
事業会社を経てIBMへ入社。15年にわたりサプライチェーン戦略立案や業務改革、システム構想・導入に従事。近年は主に自動車OEM様向けのサプライチェーン改革や製造業様のスマートファクトリープロジェクトをリード。現在サプライチェーンコンサルティングの戦略チームリーダー。
16:25~17:10 交流会(懇親会)
*ささやかながら、ドリンク・軽食をご用意しております。講師陣や参加者同士交流のお時間としてぜひご活用ください。
(会場内には一部お席もご用意いたします)
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。