Future of Generative AI Forum
AIで飛躍する企業の未来像
~最新事例から学ぶ、今求められる成長戦略~
開催概要
開催日時
- 東京2024年10月23日(水)13:30~16:15
開催趣旨
生成AIの台頭により、ビジネス環境は劇的な変革期を迎えているものの、日本企業の実践的な活用が十分に進んでいない現状が続いています。
最新調査によれば、個人レベルの業務利用率は約50%に達しているものの、企業レベルでの導入率は19%と低く、多くの企業が活用事例やユースケースの不足により、具体的な導入戦略を描けずにいます。
一方で、生成AIが登場してから約1年が経過し、先進的な企業による成功事例が蓄積されつつあります。例えば、ある大手製造業では生成AIを用いた設計の効率化を実施した例や、またある金融機関ではカスタマーサポートに生成AIを導入することで顧客満足度を向上させるなど、成果が報告されています。
本フォーラムでは、こうした最新の実践例を通じて、生成AIがもたらす企業成長の可能性を探ります。元・東京大学松尾研究室所属 「生成AIで世界はこう変わる」著者である今井 翔太 氏や、各専門家をお招きし、彼らの経験から得られた洞察や、導入における課題とその解決策を共有します。さらに、組織文化の変革など、経営者が直面する重要な問題についても議論を深めます。企業の未来を左右する可能性を秘めた生成AI。その成功の鍵を握るのは、まさに皆様です。本フォーラムが、貴社の成長戦略を策定する貴重な機会となることを願っております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
企業の経営者、役員及び、CxO、経営企画、IT・情報システム、業務部門のリーダークラスの方 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
150名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
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協力 |
プログラム詳細
13:30~14:10 基調講演
生成AIが変革する日本の未来~成果をもたらす実ビジネスへの活用に向けて
- 生成AIの最新動向と未来予測
- 生成AIがもたらす、生産性向上と働き方の変革
- ビジネスに実装する生成AI活用の要諦

AI研究者、博士(工学、東京大学)
元・東京大学松尾研究室所属
「生成AIで世界はこう変わる」著者
今井 翔太 氏
1994年,石川県金沢市生まれ.2024年,東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 松尾研究室におけるAIの研究で博士(工学)を取得.人工知能分野における強化学習の研究,特にマルチエージェント強化学習の研究に従事.ChatGPT登場以降は,大規模言語モデル等の生成AIにおける強化学習の活用に興味.
生成AIのベストセラー書籍『生成AIで世界はこう変わる』(SBクリエイティブ)著者,その他著書に『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版』(翔泳社),『AI白書2022』(角川アスキー総合研究所),訳書にR. Sutton著『強化学習(第2版)』(森北出版)など.
14:10~14:40 講演Ⅰ
100 以上の生成 AI 事例に見るビジネスインパクト創出の方程式
生成 AI に関心がある企業が増える一方、具体的な活用方法がイメージできない企業は 6 割、さらに導入したものの社員の利用率が 1~2 割に留まる調査結果が報告されています。この結果は、生成 AI の敷居の低さに比べて価値創出の難易度が決して低くないことを示しています。本セッションでは、AWS の 100 社超える国内の生成 AI 本番導入事例から効果の高いユースケースと、事例化した企業に共通するビジネスインパクト創出の方程式を解き明かします。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
技術統括本部 機械学習デベロッパーリレーションズ
久保 隆宏
2021 年より AWS の機械学習領域専門のデベロッパーリレーションに従事。 AWS が機械学習をはじめるのに最適なプラットフォームになるよう、戦略の立案、コンテンツの開発、フィードバックの収集に基づくサービス開発チームへの提案まで一気通貫で活動。業務コンサルタント、自然言語処理研究者、またプロダクトマネージャーの経験を活かし特にプロダクト開発チーム向けの ML Enablement に注力して活動。
14:40~15:10 講演Ⅱ
AIエージェントが描く業務の未来像
NTTデータが描く生成AI活用の未来像についてお話します。 はじめにAmazon Bedrockを利用したマルチLLMのサービスを実際のデモを交えてご紹介します。利用者はLLMの精度やユースケースに応じて、最適なモデルを選択可能となり、より精度の高い業務遂行を実現することが可能となります。 次に複数の専門家AI同士が議論を交わし、AIエージェントがそれらの専門家AIを統括しながら、業務遂行する未来像の姿についてお話します。具体的な業務シナリオにおける、デモや動画を交えてご説明させていただきます。
- NTTデータが描く生成AI活用の未来像についてのご説明
- Amazon Bedrockを活用したマルチLLMの説明・デモ
- 生成AI同士のコミュニケーションが新たな洞察を導く、LITRON® Multi Agent Simulationのご紹介
- Agents for Amazon Bedrockを活用したAIエージェントの説明・デモ

NTTデータ株式会社
GenAIビジネス推進室 課長
柏原 豊
株式会社NTTデータ GenAIビジネス推進室 課長。入社以来、プロジェクトマネージャ、ITコンサルタント、クラウドアーキテクトとして多岐にわたるプロジェクトに従事。2014年からはデータ活用基盤やCDP基盤の推進をリードし、近年では生成AIプラットフォームの提供にも従事。2024年にAWS Ambassadors、2020年-2024年にAWS Top Engineers、2020年-2022年にAWS All Certification Engineersに選出。また、2022年にAWS DeepRacerにおいて、日本大会、アジア大会優勝、世界大会ファイナリスト。
15:10~15:40 講演Ⅲ
生成AIは実験段階から本格適用へ:攻めと守りの最前線
生成AIへの注目が高まっており、企業でもあらゆる業務の改善に向けて生成AIを活用しようとする動きが活発になっています。これまでの実証実験段階から本格適用段階にシフトしつつあると同時に、生成AIのリスクに対するAIガバナンスも無視することができない状況です。本講演では、社内外のデータを統合し、生成AIでインサイトを得ることで収益性を上げるという「攻め」の戦略と、生成AIへのリスクに備える「守り」の戦略をご紹介します。
- 生成AIがもたらすインパクトと攻めの戦略
- 生成AIに対する守りの戦略
- Accenture RAI Platform Powered By AWSについて

アクセンチュア株式会社
チーフ・フェロー
鈴木 博和
事業会社にてAIの研究開発・マネジメントおよびエネルギー・デバイス・メディカルなどの領域で研究企画に十数年従事。その後IT系コンサル会社にて主に情報通信・流通・メディカル業界のクライアントに対しNLPソリューションのPoC~導入・運用支援を多数経験。現在は、アクセンチュアにて生成AIを活用したチャットボットによるバックオフィス業務支援ソリューション、AI Powered Backofficeの推進リードを務める。Responsible AI日本リード。主な著書に「責任あるAI『AI倫理』戦略ハンドブック(東洋経済新報社)」(共著)、「レスポンシブル・ビジネス(日経BP 日本経済新聞出版)」(共同編著)、「生成AI時代の「超」仕事術大全(東洋経済新報社)」(共同編著)、「生成AI 協働・共生の時代(日経BP 日本経済新聞出版)」(共同編著)、Web記事寄稿多数。
15:40~15:45 小休止
15:45~16:15 特別対談
AIで飛躍する企業の未来像
~最新事例から学ぶ、今求められる成長戦略(仮)
- 事例起点で考える、生成AIの活用方法
- 成功と失敗から学ぶ、生成AI活用成功へのプロセス

AI研究者、博士(工学、東京大学)
元・東京大学松尾研究室所属
「生成AIで世界はこう変わる」著者
今井 翔太 氏
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アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
技術統括本部 機械学習デベロッパーリレーションズ
久保 隆宏
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。