Marketing for Success vol.2

Marketing for Success vol.2

開催概要
開催日時
- Online 2024年 10月 24日(木) 14:00~16:30
(配信開始 13:45~)
開催趣旨
激しい市場競争を勝ち抜くため、近年、多くの日本企業がデジタルを活用した顧客/コミュニケーション戦略に力を入れ、様々なコンテンツ発信に工夫を凝らしています。しかし、こうした取り組みが進むにつれ、情報量が膨大になり、実際の顧客体験とブランドメッセージにずれが生じる例も増えています。
このようなずれは、企業成長を妨げ得る重要なリスクであり、ブランド全体のガバナンスを効かせることは、今まさに喫緊の課題となっています。特に、地域や顧客のニーズに応じたローカライズと、全体としてのブランドの一貫性の維持と全体最適化が鍵となります。グローバル企業では、市場ごとの文化に対応しながら一貫したブランドイメージを保つ必要があり、国内企業でも、多様な顧客特性に応じたメッセージ発信や、各部門やチームごとのバラバラな動きによって生じるコンテンツの不統一が、主な課題として挙げられます。
本セミナーでは、こうしたブランドガバナンスの重要性を再確認し、課題解決に向けた具体的なアプローチを検証します。特に、今や最も重要な顧客接点といえる“Web戦略”における課題を紐解き、ブランドと顧客体験の一貫性を保ちながら、顧客との信頼関係を深めていくためのヒントを考察していきます。
デジタル時代における持続的な成長と企業価値向上を実現するために、今こそこの課題に真剣に取り組むべき時です。さらに、このような壁を乗り越えられた各企業様の事例をもとに、改革の進め方や押さえておくべきポイントもご紹介します。
概要
参加対象者 |
企業における経営層、経営企画、事業企画、営業企画、マーケティング、DX、デジタル推進、広報宣伝、ブランド、CMS担当など、関連部門におけるご責任者の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
共催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 ・ アドビ株式会社 |
プログラム詳細
14:00~14:50 基調講演
持続可能な成長をもたらすブランドガバナンスとは
- 日本企業におけるブランド戦略の課題
- 企業業績とブランドガバナンスの関連について
~ビジネスへのインパクトやリスク~ - ブランドガバナンス強化へ向けた示唆
~今後の取り組みの方向性~

一橋大学大学院 経営管理研究科
国際企業戦略専攻
教授
阿久津 聡 氏
一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。 フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院に留学し、MS(経営工学修士)とPh.D.(経営学博士)を取得。同校研究員(1998-1999;2007-2009)。 一橋大学商学部専任講師、一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授などを経て、現職。日本マーケティング学会副会長。株式会社アダストリアなどで社外取締役を務める一方、企業ブランディングによって持続的に業績を向上させる経営のあり方に焦点を当てている。
14:50~15:35 事例セッションⅠ
グローバルWeb戦略とマーケティングオペレーションモデル
- トランスナショナルな経営モデルに合わせたWeb戦略
- 世界標準を目指すマーケティングオペレーションモデル
- 全体最適化の裏側

株式会社マクニカ
マーケティング統括部 統括部長
堀野 史郎 氏
インターネット黎明期は、グローバルなアドテク企業でウェブインフラエンジニアとして経験を積み、その後は、デジタルエージェンシー、国内外の企業向けソフトウエア・クラウドベンダーにてマーケティング・事業開発にマネジメントとして長く従事。2018年にマクニカへ入社し、現在は、コーポレート部門と事業部門の両方のマーケティング組織のマネジメントを担当し、企業価値向上と売上貢献の両面でマーケティング部門を運営。日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)表彰部会のリード役、皇學館大学特別招聘教授を務める。

株式会社マクニカ
マーケティング統括部
DXマーケティング部
マーケティングテクノロジー課
リーダー
嶋内 宏和 氏
SIerから現職の情報システム部門に転職後、CMSをはじめとするマーケティングに関するテクノロジーの知見を活かす形でマーケティング部門に異動。マーケティング業務に触れる傍ら、MA・WEBサイトに設置した3rdパーティ製品など様々なマーケティングテクノロジーの管理・運用を行っている。その他、プロジェクト発足時のマネージャー・リーダーや、課のメンバーの稼働管理や育成を進めている。また、アドビ製品に関わる啓もう活動を社内外で実施しており、その過程が評価され Adobe Experience Manager 部門 2024 Japan Adobe Advocates に選出される。
インタビュアー
アドビ株式会社
DXインターナショナルマーケティング本部
フィールドマーケティングマネージャー
松井 真理子
15:35~15:40 ショートブレイク
15:40~16:25 事例セッションⅡ
ソフトバンクのブランド価値向上のためのマーケティングの現在地
- 法人事業のブランド戦略とは
- ブランド価値向上に向けたマーケティング施策とは
- ブランド戦略の今後/未来

ソフトバンク株式会社
法人マーケティング本部 本部長
上野 邦彦 氏
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)後、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)にて 法人事業の事業戦略とマーケティングを担当。 2018年にインサイドセールスとB2Bマーケティング機能を有した法人マーケティング本部を設立。Web、SNS、メール等を活用したデジタルマーケティングによる案件創出や、ビジネスイベントである『SofrBank World』の企画・運営、書籍出版やプロモーション活動を通じた法人事業のブランディング等のB2Bマーケティング活動を大企業から中堅・中小のお客様にまで幅広く実践。
インタビュアー
アドビ株式会社
DXインターナショナルマーケティング本部
フィールドマーケティングマネージャー
松井 真理子
16:25~16:30 クロージング

アドビ株式会社
DXインターナショナルマーケティング本部
フィールドマーケティングマネージャー
松井 真理子
16:30 終了予定
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。