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金融リスクマネジメント & サイバーセキュリティーフォーラム2024

金融リスクマネジメント & サイバーセキュリティーフォーラム2024

金融リスクマネジメント & サイバーセキュリティーフォーラム2024

開催概要

開催日時

  • 東京 / Online2024年10月22日(火)9:30~17:50
    (受付開始 9:00~)

開催趣旨

第2次世界大戦後の国際秩序が崩壊しつつある不透明な時代になり、地政学リスク、世界経済・金融システムリスク、AIの登場により高まったデジタルリスク及び気候変動に代表される持続可能性のリスクなど金融機関のリスクはますます多様化し、対応が難しいものになってきています。

またサイバー攻撃は進化し、国家をも巻き込んでグローバル化し、その脅威は重要インフラである金融機関の最大のリスクになっています。

このような社会情勢の中、今回のフォーラムではこれら多様化するリスクへの対応と、進化し広がるサイバー攻撃の現状と対策について、第一線で活躍される専門家の方々に解説していただきます。

概要

参加対象者

金融機関の経営層及び情報システム、情報セキュリティー、リスク管理、監査・法務、経営企画、業務、研究技術開発、サステナビリティ部門の方々など

参加料

【来場参加】

〈金融機関(運用会社、年金基金含む)〉

無料 注)満席の場合は視聴参加のみになります。

〈金融機関以外〉

20,000円(お一人様/税別)

2名以上でのお申し込みの場合 18,000円(お一人様/税別)

★カクテル会場内、抽選で10名様にJTB旅行券(10,000円分)進呈

★別室での登壇者との名刺交換有り

ランチビュッフェ、カクテルパーティー有り

リモートワーク可能なお部屋有り

【視聴参加】

〈金融機関(運用会社、年金基金含む)〉

無料

〈金融機関以外〉

5,000円(お一人様/税別)

2名以上でのお申し込みの場合 4,500円(お一人様/税別)

事前のご登録が必要です。

参加定員

来場参加者:150名

オンライン視聴参加者:200名

満席の場合は視聴参加のみになります。

開催形式

来場 / オンライン視聴

【来場参加】

当日会場(丸ビルホール&コンファレンススクエア 7F)にお越しください。

【オンライン視聴参加】

ご登録後、主催よりマイページのご案内をいたします。
マイページより視聴ください(IDとパスワードが必要です)。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

お申込後の詳しいご参加方法につきましては、下記の主催事務局よりご案内いたします。

■お問い合わせ先■

金融リスクマネジメント&サイバーセキュリティーフォーラム事務局

Email: frisk@jtbcom.co.jp

主催

株式会社JTBコミュニケーションデザイン

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

丸ビルホール&コンファレンススクエア

東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 7・8

東京メトロ丸の内線「東京駅」直結

JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分

東京メトロ千代田線「二重橋前駅」直結

区切り線

プログラム詳細

9:00~9:30 受付&視聴準備(30分間)

9:30~10:00  基調講演1 (30分間)

「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン(案)」について

金融庁では、昨今の脅威動向及びこれまでのモニタリングの結果を踏まえ、サイバーセキュリティに関する監督指針等の改正案及び「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」案のパブリックコメントを2024年6月末に開始しました。

この講演では、監督指針改正案及びガイドライン案の作成の経緯、ガイドライン案の概要をご紹介します。

金融庁

総合政策局 リスク分析総括課

IT・サイバー・経済安全保障管理官室

金融証券検査官

山口 貴弘

システムインテグレーター、監査法人を経て、2022年金融庁入庁。金融機関のサイバーセキュリティ管理態勢の検査・モニタリングに従事。

10:05~10:35 S-1

未来のビジネスを守る:クラウドセキュリティとデータ保護の最前線

クラウドとオンプレミス環境をシームレスに保護するための最新のセキュリティ対策を徹底解説します。基本的なセキュリティの知識から、暗号化を用いたデータ保護の重要性までをわかりやすく解説。特にランサムウェア対策に焦点を当て、最新の脅威に対する効果的なデータ保護策を紹介します。金融機関のIT担当者がすぐに実践できる具体的な方法を提供し、複雑なセキュリティ課題を解決することで、ビジネスの信頼性を向上させる手法をお伝えします。

タレスDISジャパン株式会社

セールスエンジニア マネージャー CISSP

舟木 康浩

10:35~10:45 休憩

10:45~11:15 S-2

金融機関に求められる「包括的」な情報漏えい対策とは?

顧客情報などの重要なデータを取り扱う金融機関では、常に情報漏えいのリスクが伴います。しかし、その要因は多岐にわたるため、対策方法に悩む企業も多いのではないでしょうか。本講演では、国産のセキュリティメーカーである弊社の視点から、金融機関のインシデント事例をもとに、さまざまなリスクから情報を守る包括的なセキュリティ対策をご紹介します。情報漏えい対策の見直しを検討されている方は、ぜひご参加ください。

デジタルアーツ株式会社

マーケティング部

増田 健太朗

11:20~11:50 S-3

進化するサイバー攻撃への対策!組織のセキュリティレベルの向上を実現するには?

昨今、企業を狙ったサイバー攻撃が高度化・巧妙化しており、顧客情報の流出やシステム停止など、甚大な被害が発生しています。企業規模や業種問わず攻撃を受ける今、もはや対岸の火事とは言えません。本公演では、サイバーセキュリティ対策強化と攻撃に対するユーザーのリテラシー不足を解消する運用方法をご紹介いたします。ぜひこの機会にご参加いただき、自組織のセキュリティ対策強化にお役立てください。

HENNGE株式会社

Cloud Sales Division , East Japan Sales

浦野 裕太

11:50~12:30 昼食

立食ビュッフェ

12:30~13:10  パネルディスカッション

多様化する外部環境リスク ― 金融市場・政治動向・地政学

各国中央銀行の金融政策シフト、米国大統領選挙、中東やウクライナの地政学リスクなど、経済・金融市場を取り巻く外部環境は変動を続けている。本セッションでは、中央銀行、民間トップエコノミスト、リスクマネジメントの現場それぞれの観点から、金融機関が認識すべき主要リスクとシナリオを議論します。

日本銀行

理事

加藤 毅

1988年に日本銀行入行。主に、金融政策の企画立案、金融市場関係の業務に従事。リーマン・ショックや東日本大震災、コロナ禍での対応など、金融政策面からの危機対応を現場で指揮。また、システム情報局長として、日銀ネットのリスク管理も担当。2021年より日本銀行理事。現在、金融政策・CBDC(中銀デジタル通貨)関連等の担当役員。

BNPパリバ証券株式会社

経済調査本部長チーフエコノミスト

河野 龍太郎

1987年横浜国立大学経済学部卒業。住友銀行、大和投資顧問、第一生命経済研究所を経て、2000年より現職。2024年の日経ヴェリタス エコノミスト人気調査で4年連続、11回目の首位に選ばれる。日本経済研究センター ESPフォーキャスト調査 総合成績優秀フォーキャスター(予測的中率の高かった5名)に、2023年など、過去7回選出される。2023年7月より、東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員。近著に『成長の臨界』、『グローバルインフレーションの深層』(共に慶應義塾大学出版会)、共訳にアラン・ブラインダー『金融政策の理論と実践』(東洋経済新報社)等。

モデレーター

有限責任監査法人トーマツ

リスクアドバイザリー事業本部

リスク管理戦略センター

ディレクター

勝藤 史郎

2017年より現職にてリスク管理に関するアドバイザリーに従事、マクロ経済、国際金融規制、リスクアペタイト・フレームワーク構築支援等を提供する。2011年から約6年半に亘りメガバンクリスク統括部署で、統合的リスク管理とバーゼルIII当局協議を推進、2004年から6年間同行ニューヨーク駐在チーフエコノミストとして米国経済調査予測に従事した。

13:15~13:45 S-4

デジタル時代の金融リスクとデータセキュリティマネジメント

金融機関の業務が店舗窓口からサイバー空間に移行するにつれ金融リスクの姿も変化しています。また電子商取引の一般化により金融リスクは商取引全般に及ぼうとしています。こうしたデジタル時代ならではの金融リスクとその具体的な対策について、個人情報の可視化、クラウドセキュリティ、トークナイゼーションとPCI DSSのスコープリダクションなどの実例を挙げながらデータセキュリティマネジメント全般の視点からお話しします。

オープンテキスト株式会社

ソリューションコンサルティング統括本部

サイバーセキュリティ ソリューションコンサルティング部

シニアコンサルタント

高萩 華雪

13:50~14:20 S-5

AI時代に備える金融セキュリティ革命—ゼロトラストの最前線

金融業界では、ワークスタイル変革やアプリケーションのクラウド移行に伴い、従来の境界型防御やVDIに依存したネットワーク・セキュリティから、ゼロトラストモデルへの変革が急速に進んでいます。本セッションでは、実例を通じて、金融業界におけるゼロトラストの最新動向をご紹介します。また、AIの進展によって新たに求められるセキュリティ対策について、全体最適を実現するための具体的なアプローチをご提案します。

ゼットスケーラー株式会社

営業統括本部 金融事業本部 本部長

岡崎 修二

14:25~14:40 S-6

サイバーセキュリティにおける多要素認証の重要性 ~オンプレ環境にも対応~

巧妙化するサイバー攻撃対策として、金融庁でも「金融分野におけるサイバーセキュリティ」に関するガイドラインを発行しいます。その中でも、多要素認証(MFA)の導入が強く推奨されており、導入の義務化が進んでいます。

この度、ユーザーの利用シーンに合わせた様々な認証方式があり、またオンプレ / クラウド いずれの環境にも導入実績が豊富で、選択性の高い多要素認証セキュリティである「RSA ID Plus」をご紹介いたします。

テクマトリックス株式会社

ネットワークセキュリティ事業部

第3営業部 セキュリティプロダクツ営業3課

杉谷 祐也

14:45~15:15 S-7

レジリエントな企業経営に求められる戦略的外部委託先リスクマネジメントとは

企業成長のために外部委託先の活用が欠かせない中、委託先に関する情報漏洩やサイバー攻撃などのリスク顕在化が後を絶ちません。単に委託先のセキュリティチェックをするだけでなく、適切なリスク評価と分析、継続的なモニタリングを通したガバナンス体制の構築が不可欠です。持続的な経営と企業価値維持のために欠かせない外部委託先リスクマネジメントを、戦略的かつ実効性をもって実行するためのポイントをご紹介します。

株式会社GRCS

執行役員 MTシリーズ開発責任者

徳永 拓 氏

15:15~15:35 コーヒーブレイク

15:35~16:05 S-8

複雑化するIT環境のセキュリティ戦略 ~CX向上を支援する統合型セキュリティ~

金融業界はリスク管理や規制対応が課題となる中、デジタル化や既存システムのモダン化でオンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド/マルチクラウド環境へと複雑化しています。サイバー脅威が地政学的問題や新たなテクノロジーの導入などによって進化し、深刻化している一方、顧客ニーズにも応えなければなりません。本講演では、複雑化するIT環境でCX向上を支援する統合型セキュリティソリューションについて説明します。

フォーティネットジャパン合同会社

マーケティング本部

フィールドCISO - エンタープライズ

登坂 恒夫

16:10~16:40  基調講演2

金融機関におけるサイバーセキュリティの課題と対策

〈みずほ〉では、サイバー攻撃を経営のトップリスクの1つに位置づけ、サイバーセキュリティ対策にグループを挙げて取組んでいます。フィッシング詐欺やサプライチェーン攻撃等金融機関ならではの課題、対応に向けた組織体制、現在取組んでいる具体的な事例等をご紹介します。

株式会社みずほフィナンシャルグループ

グループ執行役員

情報セキュリティ担当(グループCISO)

寺井 理

新卒で銀行のシステム子会社に入社、銀行のロンドン支店でみずほ統合プロジェクトに参画。野村総合研究所へ転職、データセンター移転から デリバティブシステムの導入まで幅広く経験。みずほ証券に転職。IT基盤の部長、フィナンシャルグループのサイバーセキュリティ統括部署の部長を経て2022年4月よりグループ共同CISO、2024年4月より現職。

16:45~17:15  S-9

ソフトウェア・サプライチェーン・リスクの現状と対策

サプライチェーン・リスクは、IPAの10大脅威でも2番目に入る重大なリスクであり、ソフトウェア・サプリチェーンのセキュリティは米国大統領令14028やEU CRA、EU DORA等でも対策が求められています。本セッションでは、具体的なサプリチェーン攻撃の実例と規制要件の概要、および実施が求められているサイバーセキュリティ活動を概説し、その活動を支援するソリューションについてご紹介します。

日本シノプシス合同会社

ソフトウェア・インテグリティ・グループ

マネージング・プリンシパル

ブラック・ダック・ソフトウェア合同会社

マネージング・プリンシパル

大森 健史  氏

17:20~17:50 対談

【KYの時間番外編】不確実性の高いサイバーワールドをどう生き抜くか?

世界が混迷する中、組織の課題は増大し、サイバーセキュリティの重要性が一層高まっています。

ランサムウェア攻撃、影響工作、オペレーショナルレジリエンス、量子コンピュータの脅威、AIの台頭、サイバーセキュリティ経営など、多岐にわたる課題が山積しています。本セッションでは、こうした不確実性の時代において、サイバーセキュリティを通じていかに組織を守り、生き抜くかをディスカッションします。

株式会社Armoris

取締役専務 CTO

一般社団法人 金融ISAC

アドバイザー

鎌田 敬介

学生時代にITを学び、2002年からJPCERT/CCにてサイバーセキュリティのオペレーションを8年間経験。その後、三菱UFJ銀行のサイバーセキュリティチーム立ち上げに関わり、2014年に金融業界のサイバーセキュリティの共助の取組として金融ISACの設立に参画。2019年にArmorisを設立。金融庁参与、茨城県警アドバイザーなども兼務。

NTTセキュリティ・ジャパン株式会社

企画部 サイバーセキュリティ・ストラテジスト

結城 則尚

1984年東北大学工学部機械工学科卒業。新潟県庁において工業用水、水力発電の設計、運転、保守に従事。経済産業省転籍後は、主に火力・原子力発電所の安全確保業務に従事。2013年内閣官房内閣情報セキュリティセンター(現内閣サイバーセキュリティセンター)に着任。2022年3月定年退職。2024年4月から現職。 

17:50~18:50 ネットワーキングカクテル

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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