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velo[city] Tokyo
サプライチェーンの戦略的意思決定の実現
エンド・ツー・エンドでの可視化とAI活用がもたらす価値創造

開催概要

開催日

  • 東京 2024年11月13日(水)12:30~18:00(受付開始 11:30~)
  • ※受付開始時から軽食(フィンガーフード)をご用意いたします

開催趣旨

予期せぬ事象が発生することは避けられません。

現在のビジネス環境は、自然災害、政治的・地政学的不安、原材料の価格変動、サイバー攻撃やシステム障害などの技術的リスクといった不確実性の高まりに加え、労働力減少、顧客需要の変化、新たな規制への準拠へのプレッシャーなど、サプライチェーンに影響を与える要因が多く存在します。そのため、企業はサプライチェーンを止めないために、在庫の積み増しや高額な緊急輸送といった対策を講じざるを得ず、コスト面でも多くの課題を抱えています。

そういった課題に対応するためにも、「サプライチェーンの戦略的な意思決定」はグローバルサプライチェーンを扱う荷主企業にとって極めて重要な経営議題になっています。そのためにまず必要なことは、グローバルサプライチェーンをあらゆる輸送モードにわたってエンド・ツー・エンドで可視することです。可視化を通じてグローバルサプライチェーン全体の予測可能性が向上することによって、例外事象への迅速対応やサプライチェーンの混乱の影響を最小限に抑えることができるのはもちろんのこと、リードタイムの精緻な分析・管理や、よりよい計画の策定・調整、緊急輸送費やディテンション&デマレージといったペナルティ費用の回避などコスト削減も可能になります。さらには、AIからの実用的な洞察を活用することで、プロアクティブかつサステナブルなサプライチェーンの構築の基盤を実現することができます。

本イベントは、こうしたサプライチェーンの課題や可視化のビジネスにおける活用方法および最新情報を共有する場として企画をいたしました。サプライチェーンの変革について多くの知見を有するproject44社に加え、ローランド社、カワサキモーターズ社のキーマンをお呼びし、サプライチェーンの最新トレンドやベストプラクティス、そしてグローバル企業の成功事例を通じて、サプライチェーンのイノベーションが企業の成長をどのように支えるかを皆さまとともに考察して参ります。また、サプライチェーンの効率化、リスク削減、そして顧客体験の向上を実現するための各種情報の共有も予定しています。

さらに、参加者同士のネットワーキングを通じて、業界内での貴重なつながりを築いていただける良い機会になると確信しております。サプライチェーン分野の最前線で活躍するプロフェッショナルの方々に最適なイベントです。

皆さまのご参加をお待ちしております。

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概要

参加対象者

経営者、役員、サプライチェーン・経営企画・情報システムなど、ご担当の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

100名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

開催形式

リアル開催

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協力

project44

会場

Kimpton Shinjuku Tokyo

東京都新宿区西新宿3丁目4番7号

JR「新宿駅」南口より徒歩12分

都営大江戸線「都庁前駅」A4出口より徒歩8分

区切り線

プログラム詳細

12:30~13:00 開会のご挨拶(30分間)  通訳あり

企業の効率化、敏捷性、成長を促進する次世代サプライチェーンの構築をするために何が必要か、ご説明いたします。

project44

創設者 兼 CEO

ジェット・マッカンドレス

project44の創設者兼CEO。ジェット氏の変革のもと、同社は27億ドルの「ユニコーン」に成長。現在は1,300以上の企業に対し、185カ国以上で年間10億以上の出荷を追跡。輸送およびロジスティクス業界で20年以上の経験を持ち、複数のスタートアップ企業をアイデア段階から起業、拡大、そして成熟まで導く。

13:00~13:30 主催社講演1(30分間)  通訳あり

※※※※※※※※※※

プラットフォームの進化と、サプライチェーンに新たな価値を提供する開発ロードマップについてご説明いたします。

project44

創設者 兼 CEO

ジェット・マッカンドレス

project44

プロダクトマーケティング

エリック・フラートン

13:30~13:55 ゲスト事例講演1

サプライチェーンDXにおける戦略的データ活用

住友ゴム工業株式会社は、乗用車用・トラックバス用・2輪車用・産業用タイヤの製造、販売を行うグローバル企業で、全世界に12の生産拠点を持ち、世界中のお客様に製品と届けるサプライチェーンとなっています。特にアジア地区にボリュームの大きな生産拠点を持ち欧米に輸出しているビジネスモデルの為、海上輸送に関わるコントロールやリスク回避は非常に重要なミッションとなっています。そこでproject44社様のソリューションを採用させて頂き、輸送の可視化と共に既存システムとのデータ連携をする事でロス費用の削減や在庫適正化を目指しています。本セミナーでは、プロジェクト全体の中でのproject44社ソリューションの位置づけと具体的な活用内容についてご紹介させて頂きます。

住友ゴム工業株式会社

タイヤ事業本部 SCM本部

SCM DX推進室 室長

山田 清樹

1986年に住友ゴム工業株式会社に入社。FAシステム開発及び製造設備制御を担当し、大規模な中間材料自動搬送装置の導入にも従事。その後、国内工場でのシステム部門及び設備管理部門の責任者を経たのち、海外工場の増産プロジェクトにてFAシステム及び製造設備導入に携わる。2016年から本社設備技術部門長、2017年には製造IoT推進室を立上げて室長を兼務。2022年からSCM本部へ異動し2023年からSCM DX推進室長としてDXプロジェクトを推進中。

住友ゴム工業株式会社

タイヤ事業本部 SCM本部 SCMDX推進室

プロジェクト リーダー

元木 邑

2023年に住友ゴム工業株式会社に入社。以前は国際物流に10年携わり、その経験を活かしDXプロジェクト全体に携わると共にトレース可視化のプロジェクトをリーダーとして推進中。

13:55~14:10 休憩&ネットワーキング

14:10~14:35 ゲスト事例講演2

リアルタイム可視化で実現する俊敏なサプライチェーン構築

電子楽器のトップメーカーであるローランド株式会社は、グローバルなサプライチェーンの複雑化に対応し、輸送計画の精度向上とロジスティクス業務の効率化を目指して、Movement by project44™を採用しました。北米、ヨーロッパ、アジアを含む世界中の港に年間約 4,000 個のコンテナを出荷するローランド社は、リアルタイムの貨物追跡や精度の高いETA情報を活用し、納期遵守率を改善しつつ、物流業務負荷の30%削減に成功しました。本セッションでは、パンデミックやブラックスワン事象に直面する中でのサプライチェーン可視化の重要性と、それがローランドのビジネスにもたらした具体的な成果についてご共有いただきます。また、サプライチェーンの俊敏性を強化し、次の混乱にも柔軟に対応できる体制を構築するための取り組みや、AIを活用したデータドリブンな意思決定の実例もご紹介いただきます。

ローランド株式会社

生産管理部 供給計画グループ

リーダー

中村 守寿

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1985年 ローランド株式会社へ入社。生産業務から製造技術、製造管理、購買管理及び生産管理を経て2017年より現在の物流業務に従事。着任時は物流HUBを日本からマレーシアへ移管とマレーシアを中心としたオペレーションの立上げ/運用の他、日本国内の物流体制の整備を実施。現在は本社の物流機能としてグローバル物流体制の整備と管理を中心とした業務を行う。

14:35~15:00 主催社講演2

※※※※※※※※※※※※※

サプライチェーン変革に関する同社サービスの最新機能をご説明いたします。

project44

ソリューションズ & バリューエンジニア

ディレクター

松田 薫

日系大手SIerのソリューション営業としてキャリアスタート後、コンサルティング部門にてAuto OEM、Tier1、F&B、電機等のグローバル製造業へのサプライチェーン領域のビジネスコンサルに従事。幅広い業務領域にて、BPR構想策定、計画系・実行系のITシステム導入等を多数経験。2018年より外資系サプライチェーン ”デザイン” ベンダーのプリセールスを担当。2021年より、project44 の日本進出にあたり初期メンバーとして参画、多くのお客様に対してリアルタイム物流可視化ソリューションの価値提案活動を実施中。

15:00~15:25 ゲスト事例講演3(25分間)  通訳あり

CNH製品の進化: 顧客体験のためのグローバルロジスティクス戦略と可視化テクノロジの活用

CNHインダストリアル社は、建設機械、農業機械、商用車、産業機械の製造・販売を行う多国籍企業で、30以上の生産拠点を持ち、世界中の顧客に製品を届ける巨大なサプライチェーンを有しています。本セッションでは、同社のCASEブランド製品が、複数の国と地域を跨いでどのように製造され、輸送され、顧客に届けられているのか、また、サプライチェーンの可視化をどのように推進し、戦略的にカスタマーエクスペリエンスと結びつけているかについてご説明いただきます。さらに、業務効率の向上や輸送全体のパフォーマンス改善において、サプライチェーンの可視化が同社のビジネス課題解決にどのように寄与しているかについても具体的にご紹介いただきます。

CNH インダストリアル社

グローバル・ロジスティクス担当副社長

セルマ・オリビア・マイア

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自動車業界のサプライチェーンに20年以上携わり、現在は4大陸にある30以上のCNH工場への入庫、出庫、通関、世界のマテリアルフローを担当。以前は購買、S&OP、パーツ・サービス領域でも従事。CNH以前は、ルノーとフォルクスワーゲンで工場ロジスティクス・マネージャーを務めた経験をもつグローバル・ロジスティクスの専門家。

15:25~15:40 休憩&ネットワーキング

15:40~16:00 主催社講演3(20分間)  通訳あり

顧客第一主義の実践

project44はお客様第一主義を掲げています。その理由と具体的な取り組みを共有いたします。

project44

社長 兼 最高執行責任者

ヴィヴェック・クンドラ

project44の社長兼最高執行責任者として、グローバルオペレーションを担当。以前はSprinklr社の最高執行責任者として同社のIPOを成功に導く。またSalesforceの執行副社長として、金融サービス、ヘルスケア、小売、自動車、通信、公共部門などの主要グローバル業種における成長および市場戦略を指揮し、売上を20億ドルから80億ドル以上への成長を牽引。2011年には世界経済フォーラムにて「ヤング・グローバル・リーダー」に選出され、世界の未来を形作ることにコミットしている若手リーダーの一員として評価された。

16:00~16:25 ゲスト事例講演4

Let the Logistics Roll ~コンテナ動静可視化がもたらす物流の未来~

モーターサイクル業界のリーディングカンパニーとして数十年に渡り革新と挑戦を続けてきたカワサキモータースは、日本、アジア、米州、欧州に生産拠点があり、グローバルなサプライチェーン・ネットワークを通じて世界中の顧客に製品を配送しています。

しかし、コンテナ物流の面では、各拠点間でコンテナの動静情報を一元的に管理できるシステムが存在していなかったため、昨今の変化が激しい物流事情に対して的確に対処することが難しく、課題となっていました。

本セッションでは、カワサキグループの各地域・拠点間をつなぐサプライチェーン業務を改善するためのデータ基盤として、 project44のサプライチェーン可視化プラットフォーム「Movement」の導入を検討した経緯や、決め手となった評価について、また、リアルタイム可視化データの活用についてご共有いただきます。

カワサキモータース株式会社

企画本部 コーポレートソリューション総括部 物流部

基幹職

藤井 伸一

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1991年 川崎重工業株式会社に入社。生産部門にて産業用ロボットや二輪車の生産技術エンジニア、企画部門での設備投資等の管理業務を経てインドネシア生産工場に赴任。インドネシア工場では生産管理や物流管理に従事し、2018年に帰任後から現職。現在は船社契約関連、二輪車生産用部品の物流企画・管理業務に従事している。

16:25~16:30 閉会のご挨拶

 

project44

日本地域ゼネラルマネージャー 兼 営業担当副社長

桑原 祐司

2021年12月にproject44 LLCに入社。22年2月に日本オフィス開設。20年以上に及ぶエンタープライズソフトウエアのビジネスに携わり、現職project44 Japanの販売、サポート戦略全般をゼネラルマネージャーとして担当し、日本企業のグローバル&国内ビジネスの支援を対応する。project44に入社する前は著名な外資系のソフトウェアソリューション企業においてマネージャ、VP職を歴任し顧客への価値の提供を通じ、ブランドの向上に努めた。強みは15年を超える複数のサプライチェーン/ロジスティクスソリューションプロバイダーでの多くの顧客導入・サポート経験をもつ。

16:30~18:00 懇親会

立食形式にて予定しております。
意見交換等の場として、ぜひご参加ください。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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