
開催概要
開催日時
- Online 2024年11月6日(水)〜8日(金)
開催趣旨
真のDXリーダーになる
日本社会が大きな変革を迫られているいま、
デジタルを活用して新しい価値を生み出し、日本産業の変革を導いていく
“真のDXリーダー”の誕生が求められています。
私たちは、日本を代表する企業・部門のリーダーたちが
DXの本質や実現に至るノウハウを短期集中で学び“真のDXリーダー”へと
成長する強化合宿(Camp)として、また、志を共にするリーダー同士が
熱く語り合い、成長する場所として、“DX CAMP”を提供します。
概要
参加対象者 |
大企業(社員1000名以上)の部長職以上の方 ※本イベントは事前審査制であり、上記の参加対象に該当する方のみがご参加いただけます。 ※営業・調査目的での参加はご遠慮いただいておりますので予めご了承ください。 |
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参加定員 |
800名~1000名(事前登録制) |
参加料 |
無料 |
参加方法 |
オンライン開催 ※視聴方法は主催( Eightイベント事務局 event+dxcamp@8card.net )より送付いたします。 ※ドメイン指定、迷惑メール設定によりメールが届かない場合がございます。お手数ですが、event+dxcamp@8card.netからのメールを受信できるように設定してください。 ※同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
EXECUTION ~DX推進の壁の乗り越え方~
14:10~14:30 基調講演1
DX から「AI トランスフォーメーション」の時代へ―日本企業における生成AI活用成功の方程式―
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日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 エバンジェリスト
西脇 資哲 氏
マイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝るエバンジェリスト。1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、1996年から約13年間オラクルにてエバンジェリストとして従事。その後、2009年にマイクロソフトにてエバンジェリスト活動を継続。TOKYO FM「エバンジェリストスクール!」パーソナリティ。J-WAVE「GLOBAL BUSINESS CHARGE」ナビゲーター。
16:00~17:00 基調対談 ※質疑応答あり
「価値共創リテーラーグループ」へ進化するJ. フロント リテイリングの挑戦
~DXストーリー、挑戦する風土、コミュニティ、デジタル人材育成~
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J.フロント リテイリング株式会社
執行役常務
デジタル戦略統括部長
兼 株式会社大丸松坂屋百貨店 取締役
林 直孝 氏
パルコ入社後、全国の店舗、本部及び、Web事業を行うグループ企業の株式会社パルコ・シティ(現株式会社パルコデジタルマーケティング)を歴任。2013年に新設された「WEBコミュニケーション部」にてPARCOのデジタルマーケティング及びオムニチャネル化を推進。2017年より「グループICT戦略室」にて、ショッピングセンターのDX(デジタルトランスフォーメーション)を具現化するため『デジタルSC(ショッピングセンター)プラットフォーム』戦略の推進を担当。2022年3月よりパルコ、大丸松坂屋百貨店等の持株会社であるJ.フロント リテイリングでグループ企業のデジタル戦略の推進を担当。

フジテック株式会社
専務執行役員
デジタルイノベーション本部長
友岡 賢二 氏
1989年 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。独英米に計12年間駐在。株式会社ファーストリテイリング 業務情報システム部 部長を経て、2014年 フジテック株式会社入社。一貫して日本企業のグローバル化を支えるIT構築に従事。早稲田大学商学部卒業。
17:00~17:30 基調講演2
人的資本経営の本質 ―対話がもたらす大きな効果―
人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。メンバーが有するスキル・知識・ノウハウ等の能力(人的資本)を高め、活かすことは企業としては当然のことですが、多様性やESG投資等の高まりにより、最近注目されています。ポイントになるのは、メンバー個々の力をどれだけ引き出せるか、すなわち、顕在力だけでなく潜在力をいかに引き出し、それらを経営戦略と連動させ、活かせるかだと考えます。本講演では、潜在力を引き出すには「気づき」が重要であり、「対話」が「気づき」を喚起させるのに有効であることを実例を挙げてお話ししたいと思います。

花王株式会社
特別顧問
澤田 道隆 氏
1981年、大阪大学大学院工学研究科プロセス工学専攻修士(博士前期)課程修了。同年、花王石鹸株式会社(現花王株式会社)に入社。以後一貫して同社の研究開発部門に携わる。素材開発研究所室長を経て、2003年 サニタリー研究所長に着任。ベビー用紙おむつ『メリーズ』の再生に寄与。2006年 執行役員に就任。2008年 取締役に就任。2012年6月 代表取締役社長執行役員に就任。2021年1月 取締役会長に就任。2024年3月 特別顧問に就任。一般社団法人日本衛生材料工業連合会会長、日本経済団体連合会生活サービス委員長、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)会長を務める。
PLAN ~DX戦略の立て方~
13:05~13:35 基調講演1
サイゼリヤ元社長が語る、企業変革に必要なマインドセット
「できる」と信じて行動すると、仲間が集まり技術開発が進む。米の直播をしたときも、山の上にレタス畑を作ったときも、想定外のことが起こりつつも笑い話に変えながら前に進む。海外事業所の視察時に「日本のオーダーエントリーシステムはガラパゴス方式だった」と気づき、グローバルシステムとしてメニュー手書き式を考案。突飛に思われるアイデアは、思いついた後から研究を始めて検証する。失敗も含めた数々の試行錯誤の裏にある考え方、見えている世界を13年の社長経験を元にお伝えします。

株式会社ホリノMIコーポレーション
代表取締役社長
(元サイゼリヤ 代表取締役)
堀埜 一成 氏
京都大学院農学研究科修了、味の素入社。ブラジル工場出向や発酵技術研究室長を経て、2000年サイゼリヤに入社。山の開梱から農場開発をはじめ、複数カミッサリーを立上げ。MD本部を立上げ、調達・生産・商品軸の強化・店舗作業軽減までチェーンストアシステムの強化を図る。2009年にサイゼリヤ代表取締役に就任。店舗省エネ、作業環境の改善、工場品質の安定化、食材加工技術の基礎研究、脳波による嗜好研究など、従来の食堂業の枠にとどまらない発想で変革を進める。2022年退任。著書に『サイゼリヤ元社長がおすすめする図々しさ』日経BP、『サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術』ディスカバー社がある。
13:35~14:05 基調対談1
日本発ボーングローバルスタートアップが目指す世界市場
最適な組織設計とプロダクトの磨き方
DX時代において、日本発のボーングローバルスタートアップがグローバル市場で成功するためには、組織の最適化とプロダクトの精緻化が不可欠です。本講演では、グローバル展開を目指す際に直面する課題とその克服方法について具体的な事例を交えながら解説します。リーダー層がDX推進の過程で必要となる企業文化の改革とイノベーションを促進するための実践的な知識や方法論についてもお伝えします。

ジョーシス株式会社
代表取締役社長
ラクスル株式会社 取締役会長
松本 恭攝 氏
1984年富山県生まれ。慶應義塾大学卒業。A.T.カーニーに入社。コスト削減プロジェクトに従事する中、印刷費が最もコスト削減率が高いことに気づき、印刷業界に興味を持つ。業界の革新を志し、2009年にラクスル株式会社を設立。2013年より印刷機の非稼働時間を活用した印刷のEコマース事業「ラクスル」を提供。2015年より物流のプラットフォーム「ハコベル」を開始。2020年には広告の新規事業「ノバセル」、2021年にコーポレートITのプラットフォーム「ジョーシス」を展開。「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」をビジョンに巨大な既存産業にインターネットを持ち込み、産業構造の変革を行う。

Forbes JAPAN
執行役員 Web編集部 編集長
谷本 有香 氏
証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカー後、米MBA取得。日経CNBCキャスター、同社初女性コメンテーター。オードリー・タン台湾デジタル担当大臣、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者スティーブ・ウォズニアック等、4000人を超えるVIPにインタビュー。現在、BS11「インサイドOUT」、J-WAVE「JAM THE PLANET」、ABEMA TV「FOR JAPAN」、MX「モーニングCROSS」、TBS「ビビット」コメンテーター他、TV出演多数。経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、ロイヤルハウジンググループ上席執行役員、WARPSPACE社外取締役、All Personal顧問等、企業役員としても活動。立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究所 アドバイザリーボードメンバー。2016年2月より『フォーブス ジャパン』に参画。2022年1月1日より現職。
15:00~15:30 基調対談2
データドリブン経営 2.0 ~ファイナンス領域から非財務領域、自社単独からステークホルダー全体へ~
サステナビリティやESG対応などの外部要請だけでなく、外部環境変化が常に発生する時代になる中、経営として従来の財務中心のデータだけでは足りなくなってきています。 DXが当たり前になり、各社でのデータドリブン環境の整備が進む中で、次の時代に必要な”拡張領域”とは何か。トップリーダーの2人が熱く議論します。

SAPジャパン株式会社
カスタマーアドバイザリー統括本部
シニアソリューションプリンシパル
中野 浩志 氏
大手精密機械メーカーにて、輸出・外為業務、海外営業、海外現地法人立ち上げと同社ERP 導入及び事業管理・財務経理マネジメントを担当。1998 年に SAP 入社後は、ERP (ファイナンス) 導入コンサルタントとして大手製造業、総合商社プロジェクトを担当し、ファイナンスソリューションマネージャーなどを経て現在は経営管理・経理財務領域のデジタル変革を支援するシニアプリンシパル。 日本CFO協会主任研究委員、早稲田大学大学院非常勤講師、公認内部監査人(CIA) 、公認情報システム監査人(CISA) 、公認不正検査士(CFE) 、米国公認会計士全科目合格。

日本電気株式会社
サプライチェーン戦略部門長 マネージングディレクター
NECプラットフォームズ・NECビジネスインテリジェンス 非常勤取締役
グロービス経営大学院 専任教授
井手 伸一郎 氏
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データ・AI活用で描く成長戦略
16:25~16:45 基調講演1
生成AI活用によるDX推進の本質「現場の内発的動機と経営のエンパワーメントの融合」
生成AIの普及が急速に進む中で、生成AIを企業の業務変革や事業成長に活かすことは思った以上に難しいという声を耳にすることが多くなりました。企業のDX化の鍵を握る生成AIの活用においては、経営と現場の両輪で取り組むことが肝要です。 オムロンでは現場の内発的動機を経営のエンパワーメントによって昇華させ、実践的な生成AI活用のプロジェクトを全社横断で推し進めています。 世の先駆けとなるさまざまなイノベーションを生み出してきたオムロンが、オムロン流の生成AI活用の取り組みについて解説します。

オムロン株式会社
イノベーション推進本部 DXビジネス革新センタ長
伊藤 卓也 氏
ソフトウェアを通じた価値提供が主なキャリア。オートモーティブからヘルスケア、医療など様々な業界で、オフショアを含むグローバルな業務に従事したのち、2016年にオムロンヘルスケアに入社。北米向けの世界初プロダクトのローンチや、同社の新規事業である英国向け遠隔診療サービスのUI/UXデザインから立ち上げまで一貫して携わる。2020年に現在の所属部門であるイノベーション推進本部へ異動。新規事業の顧客価値検証や事業化のためのリスク管理・体制構築など様々なアプローチから事業化プロジェクトを推進。2023年から生成AIを軸としたオムロン全社の業務変革をリード。
17:20~17:40 スペシャルコンテンツ
求められる次世代リーダーとは
~変わる勇気と変える力~
巨大な地殻変動が起きている世界。日本は「失った30年」を経て、これからの数十年の運命を決める岐路にいま立っている。ビジネスリーダーのみなさんは、売上や利益だけを追い求めるだけで満足してはいけない。みなさんが大いに活躍することで、日本を、心豊かな、躍動感あふれる社会にしていってほしい。そのためには、自社のパーパスを自分事とし、顧客と真摯に向き合い、人材を育てる。多様な個性を生かし、イノベーションを起こす。DXを活用したより良い社会を自社のビジネスを通じて実現していく。こうしたことが大切だ。 この変革する勇気と成し遂げる力を持ったヴィジョナリー・リーダーこそがいま求められているのではないか。

サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長
新浪 剛史 氏
ハーバード大学経営大学院を修了。三菱商事入社、その後、ローソン代表取締役社長CEOを経て現職。公職では2014年から内閣総理大臣が議長である経済財政諮問会議の民間議員として、安倍元総理、菅元総理、現在も岸田総理のシニアエコノミックアドバイザーを務める。2018年から2022年5月まで日本経済団体連合会 審議員会 副議長、2020年より2度目の経済同友会副代表幹事を務める。他、三極委員会アジア太平洋委員長、国際商業会議International Chamber of Commerce Executive Board、世界経済フォーラムInternational Business Council、世界経済フォーラム第四次産業革命センターAdvisory Board、Asia Business Council Chairman、米国外交問題評議会Global Board of Advisors、米国The Business Councilのメンバー。
顧客視点のDX 戦略 ~CX(顧客体験)を起点に事業変革に挑む~
13:05~13:25 基調講演1
元日本コカ・コーラCMOが語る、AI/CHAT GPT時代のDXの本質と顧客体験向上のためのDX戦略
AI/CHAT GPT時代のDXは多くの企業の重要課題になってきている。最先端のAI技術の理解やそのアプリケーション論も大切だが、まず何よりもDXで何を達成しようとしているのか。この本質を追及し社内で合意形成が出来ていないと企業も社員も迷走してしまう。AI/CHAT時代のDXの本質とは何なのかに迫ります。
5500万ダウンロードを達成したコカ・コーラのアプリCoke ONを使った顧客体験型DX戦略を説明。事例としてCoke On Walk・コロナ禍の#おうちでリフレッシュ・東京オリンピックメダル獲得バーチャル乾杯等を紹介予定。DXを推進するにあたり、今求められるリーダー像にも迫ります。

株式会社Jukebox Dreams
代表取締役CEO
(元日本コカ・コーラ CMO)
和佐 高志 氏
1990年同志社大学文学部、新聞学科卒業後、P&Gジャパンに入社。化粧品ブランド「SK-II」、洗剤、ホームケアブランド、紙製品、医薬品等のマーケティング、セールス、ジェネラルマネージャー職を歴任。2009年、日本コカ・コーラ入社。ティーカテゴリー統括責任者として、ティーカテゴリーのV字回復を達成。13年、同社副社長に昇格。14年より、コーヒー、ジュース及びニュー・グロース・プラットフォームを担当。コカ・コーラ社世界初のアルコールブランド「檸檬堂」などの開発責任者を歴任。19年7月に日本コカ・コーラのCMO就任。23年3月末退任後株式会社Jukebox Dreamsを設立、代表取締役CEO就任。
セキュリティ最前線
16:10~16:30 基調講演2
社会的責任から企業防衛にシフトしたサイバー攻撃への対策
近年のサイバー攻撃の質的・量的の増大から、多くの企業において社会的責任として「サイバーセキュリティ対策」を強化する流れが加速しています。しかし、サイバー攻撃者の視点で眺めると、侵入(Intrusion)および侵害(Breach)可能な余地が数多く残っており、組織活動と事業活動に深刻な影響を与える恐れになっている状況が少なくありません。これは、「サイバー攻撃対処」の努力不足または未実施(欠落)によるものです。本講演は、この状況について具体的に解説し、企業防衛のための対策プロセスを考えます。

株式会社サイバーディフェンス研究所
名和 利男 氏
海上自衛隊において護衛艦の戦闘情報中枢の業務に従事した後、航空自衛隊において防空指揮システムのセキュリティ担当業務等に従事。その後JPCERT/CC等での経験を経て、サイバーディフェンス研究所等に参加。専門分野である情報分析とインシデントハンドリングの経験と実績を活かし、サイバー演習やアナリストトレーニング等の能力向上支援を提供。近年は、サイバー脅威インテリジェンス(特に地政学リスク)、宇宙安全保障やアクティブディフェンスに関する業務に従事。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。