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ビジネス・フォーラム事務局 × TECH+ EXPO 2024 Nov.for Leaders
DX FRONTLINE
いま何を変革するのか

開催概要

開催日時

  • Online 2024年11月26日(火)、27日(水)11:00~18:00

イベント趣旨

変革を担うリーダー層 (*) に向けて開催――
“DXのいま”を、有識者、先進企業が徹底解説します

DX(デジタルトランスフォーメーション)は企業価値向上において重要な要素となりつつあります。

多くの大企業を中心にDXへの取り組みが進んでいるものの、人材不足、レガシーシステムの制約、企業体質などが障壁となり、
期待された成果を上げられていない企業も少なくありません。

そこでTECH+では、DXの現状と課題を把握し、リーダー層の皆様に変革への手がかりを提供するイベント「DX Frontline」を開催します。

今回で5回目を迎えるこのイベントは、day1では「競争領域におけるDX」に、day2では「協調領域におけるDX」に焦点を当て、デジタル変革に取り組む先進企業のリーダーや専門家をお招きし、経営とデジタルのかかわり方について視聴いただく皆様と一緒に考えます。

(*)TECH+役職区分で「係長・主任クラス」以上に該当する責任ある立場の方

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プログラム詳細

DAY1 11月26日(火)

基調講演 攻めのDX(競争領域におけるDX) A-1

究極の目的は価値創造にあり ~「目的としてのDX」を脱するために~

DXの必要性が叫ばれてはや数年。DXが目的と化してしまって現場を苦しめ、利益を削ぐという声さえ聞こえるようになってきました。そこで今回は、あらためてDXは「手段」にすぎず、究極の「目標」は価値創造にあるという出発点から、日本式経営の過去を振り返り、現在を再確認し、未来を考えていきます。同時に、現在の日本の多くの問題が、価値有限志向に起因している可能性についてお話しします。さらに、価値無限志向に転換するカギとしての日本式経営の理想と現実について議論します。

慶應義塾大学

商学部 准教授

岩尾 俊兵 氏

平成元年佐賀県生まれ。東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了、博士(経営学)。2022年より現職。組織学会評議員、日本生産管理学会理事を歴任。第73回義塾賞、第36回組織学会高宮賞、第37回組織学会高宮賞、第22回日本生産管理学会賞、第4回表現者賞等受賞。主な著書に『世界は経営でできている』(講談社現代新書)、『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』(光文社新書)、『13歳からの経営の教科書』(KADOKAWA)、『イノベーションを生む“改善”』(有斐閣)、『Ambidextrous Global Strategy in the Era of Digital Transformation』(分担執筆、Springer)ほか。

特別講演1 攻めのDX(競争領域におけるDX)  A-3

利益を生み出すDXの仕組みとは

DXによって収益化=マネタイズができている企業とそうでない企業の違いとは何か。デジタルによってどのようにビジネスや業界に変革を起こし、収益をあげるのか。最新の実例ビジネスモデルをもとに、利益を生み出す仕組みを解説します。

株式会社ローランド・ベルガー

パートナー

小野塚 征志 氏

プロフィール: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士総合研究所などを経て現職。物流分野を中心に、長期ビジョン、新規事業開発、M&A 戦略、構造改革などの多様なコンサルティングを展開。近著に、『ロジスティクス 4.0』(日本経済新聞出版社)、『サプライウェブ』(日経BP)、『DX ビジネスモデル』(インプレス)など。

特別講演2 攻めのDX(競争領域におけるDX) A-6

お客様の資産価値最大化を実現する大和証券グループのデジタルIT人材育成と取り組み事例のご紹介

大和証券では、本年10月7日より、コンタクトセンターにおいて、音声による会話形式の応答で、マーケット情報から事務手続きに関する内容まで広範に応対可能な「AIオペレーターサービス」の提供を開始しました。

これを主導したのは、ビジネス部門から育成したデジタルIT人材です。

大和証券グループでは、公募選抜制のプログラム「デジタルITマスター認定制度」により、これまで約150名を「デジタルITマスター」として認定しています。昨年10月には、一部のデジタルITマスターが所属する「デジタル推進部」を立ち上げ、取り組みを加速しています。

今回は、大和証券グループのデジタルIT人材育成のあゆみと取り組み事例についてご紹介します。

株式会社大和証券グループ本社

デジタル推進部長

植田 信生 氏

1997年 大和証券に入社。支店営業・経営企画部・大和ネクスト銀行での業務の後、コーポレートIT部にてDX施策の企画・開発を担当。2021年4月よりデジタルIT推進室長として、デジタルIT人材育成施策の企画・運営を指揮。2023年10月より現職にて、全社的なデジタル推進を指揮。

特別講演3 攻めのDX(競争領域におけるDX) A-9

日本流DXという経営改革の道しるべ

DXという経営改革が経営の重要課題と提起され数年が経過する中、様々な要因で多くの企業が思ったようなペースで進められていない状況であるように思います。

複数のGlobal企業での経験を日本型に変え、日系大企業にて日本流のDXという経営改革を進めてきた経験を踏まえた、多くの日本企業の未来に続く道しるべを皆様へ共有したいと思います。

株式会社JTB

執行役員 CDXO

各務 茂雄 氏

VMware、楽天、Microsoft、AWSなどを経てドワンゴへ移籍。2019年にKADOKAWA Connected代表取締役社長就任。退任後、三菱UFJ銀行デジタルサービス企画部、経営企画部 部長としてMUFGのDXを行った後、GovTech東京 理事CTOとしてALL 東京のDXを推進、現在はJTB 執行役員CDXOとしてDXを推進中。著書は世界一わかりやすいDX入門、日本流DX 他。

DAY2 11月27日(水)

基調講演 守りのDX(協調領域におけるDX) B-1

あなたの会社でDXが進まないのは何故か?

今や「デジタル後進国」とも言われる我が国にあって、DXによる行政改革や経営革新は急務ですが、国や自治体、企業におけるDXの推進は必ずしも順調とは言えません。本講演では、ソニーやグーグルといったデジタル時代やクラウド時代の先頭を走り続けてきた企業での講師の豊富な経験をもとに、DXを推進する上でのキーポイントをわかりやすく整理します。また、DXの次のステージであるAIX(AIトランスフォーメーション)への備えについても言及します。

アレックス株式会社

代表取締役社長 兼 CEO

Google 日本法人元代表取締役社長

辻野 晃一郎

福岡県生まれ。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタル TV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。

特別講演1 守りのDX(協調領域におけるDX) B-3

三菱マテリアルが挑む"人中心"のIT戦略/DX戦略

三菱マテリアルでは、全社を挙げて4つの経営改革に取り組んでおり、その中核をDX戦略「MMDX(三菱マテリアル・デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション)」が担っています。”グループITガバナンスとシナジー”の実現を目指すIT戦略とともに、これらの戦略を遂行する中で、CIOの観点からキーとなる考え方と様々な気づき、そして従業員一人ひとりのパフォーマンスの最大化とDX戦略の関係についても紹介したいと思います。

三菱マテリアル株式会社

CIO システム戦略部長

板野 則弘

三菱マテリアル CIO システム戦略部長。1989年三菱化成(現三菱ケミカル)入社。生産技術部門を経て、生産技術拠点立ち上げのため、米国シリコンバレーに駐在。2000年の帰国後、情報システム部に異動し、IT活用を推進。2012年三菱化学(現三菱ケミカル)情報システム部長、2015年三菱ケミカルホールディングス情報システム室長、2018年三菱ケミカルの情報システム部長に就任。DX推進プロジェクトマネジャーも兼任。2021年4月1日に三菱マテリアルに転職し、現職。

特別講演2 守りのDX(協調領域におけるDX) B-6

生成AIを取り入れた日清食品グループの「デジタル武装」戦略

日清食品グループでは、2030年に向けた中長期成長戦略に寄与するためグループ全体でデジタル化施策を強化しています。新たなデジタル部隊を組成し、業務生産性の向上を目指した全社的な「デジタル武装」戦略と、その中でも直近で推進している生成AIを取り入れた具体的な施策の進捗についてご紹介します。

日清食品ホールディングス

執行役員 CIO グループ情報責任者

成田 敏博

1999年アクセンチュア入社。ディー・エヌ・エー(DeNA)、メルカリなどでIT部門のマネジメントを歴任し、2019年日清食品ホールディングス入社。2021年より現職。

特別講演3 守りのDX(協調領域におけるDX) B-9

アフターデジタルx生成AIがもたらすDX:効率化の先の変革

デジタルがリアルを包むアフターデジタル時代、生成AIが全てのUXに介在し、自動化効率化するだけでなく、顧客体験価値を最大化していきます。先進諸国で最も生成AI活用が遅れる日本の中で海外事例やフレームワークを活用しながら、リーダー層にとって大事な生成AI時代の業務改革とは、その先の価値変革、そして、それを支える組織について構造化していきます。

IT批評家

尾原 和啓

1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。内閣府新AI戦略検討、経産省 対外通商政策委員等を歴任。NHK「令和ネット論」にて「DX」「メタバース・NFT」「Web3」を解説。現職は14職目 シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。新刊「プロセスエコノミー」は「ビジネス書グランプリ2021」にてイノベーション部門受賞。著書「アフターデジタル」(日経BP)は経済産業大臣 世耕氏より推挙、10万部超え、製作協力の國光著「メタバースとWeb3」は半年で7刷と好調。「モチベーション革命」(幻冬舎Newspicks books)は 2018年Amazon Kindleで最もダウンロードされた本に. 中国・韓国・台湾で翻訳。「ITビジネスの原理」(NHK出版)は2014年、2015年連続Top10のロングセラー(2014年7位、2015年8位)。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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概要

参加対象者

主に企業の経営企画部門、経営層、営業部門、ICT部門の責任者の方々

同業他社、学生の方は参加をご遠慮いただく場合がございます。

参加料

無料 (事前登録制)

参加定員

200名

申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

参加方法

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

申し込み締切

2024年11月25日(月)12:00まで

お問い合わせ先

株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局

news-techplus-event@mynavi.jp

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