(エグゼクティブリーダー対象/来場型少人数制ラウンドテーブル)
CSCO(最高サプライチェーン責任者) Round Table 2025
「サプライチェーン変革の潮流と真のビジネスインパクト」
~プロセスの可視化/改善によるSCM/在庫の最適化~
開催概要
開催日時
- 東京 2025年 3月 5日(水)15:30~18:00/懇親会18:00~(受付開始 15:00~)
開催趣旨
グローバル市場や競争環境の拡大、地政学リスクや地球温暖化、そしてテクノロジーの進化。ほんの数年前なら理解不能に感じられたようなペースで世界は変化しています。市場環境の急速な変化は、サプライチェーンの様々な混乱を引き起こします。その職務にあたるサプライチェーンリーダーは、この激変の真っ只中に身を置き、コスト削減、キャッシュの最適化、サービスレベルの維持を課せられ、そのビジネス・プロセスを最適化することで、企業価値向上を牽引する責務を担い、日々奮闘されている状況かと存じます。
当イベントは、「サプライチェーン変革の潮流と真のビジネスインパクト」をテーマに、SCM領域に携わる担当役員、ご責任者の皆様にお集まりいただき、少人数制のラウンドテーブル形式にてプログラムを進めて参ります。特別ゲスト講師として、富士通株式会社 執行役員 SEVP システムプラットフォーム BG長 古賀 一司様をお迎えし、講演とディスカッションに参加いただきながら、CSCOやサプライチェーン部門の役割や責務、そして課題などについて考察していきます。また、Celonis株式会社からは、不確実性の時代におけるサプライチェーンの最適化へのヒントなどについてご紹介します。参加者の皆様も議論に参加いただく、ラウンドテーブル形式は、同じ立場で共通の課題認識を持ち、各社の取り組みや現状など、ここだけの話となるリアルな情報共有が展開され、また各社SCM部門責任者のネットワーク構築の場としても、大変ご好評いただいております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
事業会社においてCSCO、SCM、調達購買・物流、経営戦略をご担当されている役員の方々 |
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参加料 |
無料ご招待 |
参加定員 |
12名(事前登録制) ※対象を限定したイベントとなります。 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
来場型 少人数制ラウンドテーブル形式 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
、 株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
赤坂インターシティコンファレンス 3F「Boardroom」
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩2分
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
(※14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)
プログラム詳細
15:30~15:35 オープニング
Celonis株式会社
15:35~16:05 特別ゲスト講演
富士通社のサプライチェーン変革への取り組み
富士通の保守ビジネスでは、全国700拠点に約4,000人のエンジニアが2時間のSLA(サービス品質保証)のもと、お客様サポートしています。しかし、保守部材の配送においては、年間12万件に及ぶ「緊急配送」が全体の物流費43億円中約9億円を占めており、配送プロセスの効率化が重要な課題となっていました。この課題を解決するため富士通では、部品配送プロセスの改善、ガバナンス強化に着手し、初年度で1.3億円のコスト改善を実現しました。また、コロナ禍の半導体不足や部品不足を機に、調達のエコシステムにおける配給者と発注者のバランスが崩れ、調達や在庫管理に関する課題が大きくなる中、富士通ではサプライチェーン全体の業務プロセスにアプローチし、過剰発注抑制、正確なリードタイムを生産計画にフィードバック、納品予定を可視化し、余剰納入の抑制を実現しています。講演では、本取り組みについてご説明いたします。

富士通株式会社
執行役員 SEVP システムプラットフォーム BG長
古賀 一司 氏
1988年富士通株式会社入社後、保険業界を中心に20年以上、金融業向け営業を経て、ロンドン、シンガポールに駐在し、欧州での金融等業種向けソリューションの展開サポートやアジア10か国のセールスを責任者として推進。2021年執行役員常務として、保守・運用のマネージドインフラサービス、クラウド、データセンター、ネットワーク、セキュリティの国内のインフラサービスに加え、社会課題解決に向けたグローバルでのインフラサービス推進。2024年4月より執行役員SEVPとして、システムプラットフォームビジネスグループの責任者として、24,000人の技術者集団を率いて、ハードウェア、クラウド、ネットワークなど、すべてのインフラストラクチャ関連サービスをグローバルに展開している。
16:05~16:35 講演
不確実性の時代におけるサプライチェーンの最適化
〜プロセスマイニングによるデータを活用した”経験と勘”からの脱却〜
サプライチェーンは通常、複雑な調達・生産・物流・販売ネットワークを持ちますが、今日では不透明なリードタイム、幅広く複雑な業務を知るベテラン社員の高齢化・引退等、過去に行ってきた“経験と勘に頼る時代”は終わりました。ビジネスの根幹を担うため、最もクリティカルな経営上の課題と言えます。この中で多くのSCM担当者は需要予測の精度を上げ、在庫の最適化を狙う傾向にありますが、100%当たる需要予測を今の世の中で行う事は困難です。我々は、コントロールが可能な領域において、業務システムからのデータをベースにプロセスマイニングによるサプライチェーンの最適化を推奨いたします。本講演では、プロセスマイニング最大手のCelonisがSCM向けのテンプレートを活用し、如何にサプライチェーンの最適化を行うかを、事例も交えてご紹介いたします。

Celonis株式会社
代表取締役社長
村瀬 将思
2021年12月1日、Celonis株式会社の代表取締役社長に就任。2014年には日本HPのソフトウェア事業統括の役員、2016年からはServiceNow Japanを立ち上げ、急激な成長を推進した国内外のビジネスリーダーとしての経験を基に、日本の社会・組織のデジタルトランスフォーメーション(DX)を完成させるべく、プロセスマイニングをベースとした生産性の最適化、持続可能な社会形成に取り組んでいます。
16:35~16:50 コーヒーブレイク
16:50~18:00 DIALOGUEセッション
サプライチェーン変革の潮流と真のビジネスインパクト
講演者、ご参加いただく皆様と共に、各社の課題解決に資する情報交換を実施いたします。参加いただく皆様から、自己紹介、現在のミッションや課題などをご紹介いただきながら議論を進め、サプライチェーンにおける課題、今後の方向性や施策などについて、ディスカッションを行います。
会場:赤坂インターシティ/Boardroom

ゲスト
富士通株式会社
執行役員 SEVP システムプラットフォーム BG長
古賀 一司 氏

ファシリテーター
Celonis株式会社
代表取締役社長
村瀬 将思
18:00~19:00 意見交流会/カクテルレセプション
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。