営業マーケティングフォーラム2025
持続的に成果を最大化させるための、
社内部門間の連携、デジタルを駆使した戦略の策定と実行
開催概要
開催日時
- Online 2025年 2月25日(火)14:00~16:25
開催趣旨
あらゆる方面より事業の持続性が問われている昨今、企業が自社の収益の軸を担う営業活動において最大限の成果を残していくことは最重要事項の一つであると言えます。そのためのポイントとして、多くの企業では従来の営業主導のモデルから、マーケティングやCS、情報システム部門などを巻き込んだ部門間連携の必要性が問われており、これらを確実に連携させることが、業務の効率化や売上の拡大へと結び付き、顧客満足度の向上、さらには自社の価値を高めていくことにも結び付いていきます。
しかしながら、こういった部門間での連携を深めようとすると、部門ごとでバラバラなKPIやシステムに伴うデータのサイロ化などの課題が噴出し、共通の目的に向けたスタートラインにも立てないといったケースも多く見られます。これらの連携不足が顧客体験や生産性の向上を阻む大きな課題となっている企業には、速やかに対策に取り組んだ上で、一刻も早く、自社独自の戦略策定や定着を試みるなど変革を行っていくべきではないでしょうか。
今回のフォーラムでは、企業が自社内の連携強化を行った上で、営業部門と各部門との連携から、持続的に価値を創出していくための施策、その一環としてデジタルを駆使した戦略の策定と実行について、基調講演として営業部門とマーケティング部門連携の重要性、協賛講演として、営業DXは何からはじめるべきかについて、企業事例として、部門を超えた営業業務改革や社内ナレッジの活用と営業マーケティング組織の在り方など、様々な角度より検証します。
概要
参加対象者 |
企業の経営者・役員、営業・営業企画・マーケティング・経営企画・デジタル部門の管理職の方々など |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
200名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
開催形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
14:00~14:40 基調講演
マーケティングと営業の連携による社会的価値の創造
~AIとサステナブル時代の今、何を変え、何を変えないか~
- マーケティング部門と営業部門の役割の再確認とそれぞれの重要性
- 経済的価値と社会的価値の二兎を同時追求するための連携の意義
- 生成AI時代に効率性と人間性を両立する新たなマネジメントの探求

早稲田大学大学院
経営管理研究科(ビジネススクール)教授
川上 智子 氏
2015年より現職。マーケティング&サステナビリティ国際研究所所長、早稲田ブルー・オーシャン・シフト研究所(WABOSI)創設者。日本マーケティング学会理事、INSEAD・コペンハーゲンビジネススクール・ハワイ大学他の客員研究員を始め、国内外の要職を歴任。アジア・マーケティング研究者トップ100選出。複数社の社外取締役も務める。
講演のポイント
生成AIの活用による業務の自動化や効率性が追求されている昨今、企業には経済的価値と社会的価値の両立を前提とした事業の持続性が問われており、当然ながらマーケティング部門と営業部門のあり方や役割も変化が求められています。本セッションでは、このような背景の中で、それぞれ何を変え、何を変えなくてもよいのか、両部門の連携の意義や、新たなマネジメントの探求など、2017年にアジアのマーケティング研究者トップ100に選出された川上教授より、お話しをいただきます。
14:40~15:00 協賛講演
営業成果を高めるデータ活用術
~SFA・CRM・MAで顧客接点情報を最適化する方法~
- SFA、CRM、MAツールの運用課題
- Sansanを活用した顧客情報データベース化の特長
- 成功事例に学ぶ、データ活用による営業成果向上

Sansan株式会社
Sansan事業部 SMB東日本第1営業部
マネジャー
能勢 翔 氏
新卒で大手ドラッグストアチェーンに入社。店舗運営・マネージャー・商品仕入れなどに携わった後に、大手人材会社にて求人広告のプレーヤーとして従事。その後、人材・SaaSなどを展開する事業会社にて、マネジメント・営業拠点の立ち上げなどを経験。2022年にSansan株式会社へ入社。新規開拓営業に従事した後、現在は従業員200名以上の中堅から準大手企業を中心とした新規営業グループのマネジャーを担っている。
講演のポイント
近年、営業生産性の向上が注目される中、SFA、CRM、MAツールといったデジタルツールの導入が加速しています。しかし、デジタルツールを導入しても、実際に目に見える成果を上げている企業はまだ少なく、現場では多くの課題が残されています。
本セッションでは、Sansanを活用した顧客情報データベース化の特長を詳しくご紹介するとともに、デジタルツールを最大限活用して営業成果を上げるための方法を解説します。
15:00~15:10 休憩
15:10~15:50 事例講演1
今までの当たり前の先を見据えた企業変革への挑戦~部門を超えた営業業務改革~
- 営業部門を含めた、グループ全体の業務プロセスとシステム基盤の構築
- 部門間連携(情報共有とデータ共有)
- アジャイルな課題解決に向けた体制の構築と社内外との連携

株式会社明電舎
DX推進本部 業務改革推進部長
進藤 勝昭 氏
1992年に明電舎に入社。営業企画部門、経営企画部門を経て2002年に新規事業部門に異動。コーポレートベンチャーファンドの運営やベンチャー企業への出資、新規事業の立ち上げなどに携わる。2008年に経営企画部にて中期経営計画の立案、重点施策であるM&A・パートナーシップに取り組む。2013年より事業部門の統括部門に異動、業務改革に取り組む。2021年に全社「国内インフラ業務改革プロジェクト」の立案、とりまとめ。2022年から現職に従事、MEIDEN業務改革活動を先導し、事業・生産モデルに応じた業務改革を進めている。
講演のポイント
株式会社明電舎では、2018年から「営業業務改革プロジェクト」を立ち上げ活動していましたが、営業の業務効率化を営業部だけで進めようとすることは難しく、営業部門とその他の部門が連携できていないことで、効率化につながっていないということが課題となっていました。本セッションでは、営業部門が技術部門や工場などと協力することで、明電グループ全体の業務プロセスとシステムを見直し、お客様満足度と収益力の向上を目指す活動を中心にお話しいただきます。
15:50~16:25 事例講演2
社内ナレッジの活用と営業マーケティング組織の在り方
- 社内ナレッジ活用の課題
- 生成AIによる知識創造プロセスのハイサイクル化
- 新たな社内ナレッジ活用による営業マーケティング組織の在り方の変化

株式会社村田製作所
情報システム統括部 データ戦略推進部 部長
内海 克也 氏
1989年に村田製作所入社 高周波部品開発、研究開発管理、事業部商品技術、事業部マーコム等を経て2014年よりデジタルマーケティングに従事。2020年より全社のデジタル推進を担当。
講演のポイント
株式会社村田製作所では、社内全体でDXを推進するため、あらゆる業務へのAI実装の取り組みを進めています。営業活動領域においても社員のこれまでの成功体験事例や知見の共有など、現在進行形で生成AIによる知識創造プロセスをハイサイクル化し、社内コミュニケーションの活性化に努められています。本セッションでは、このような背景を元に営業マーケティング組織の在り方や変化について、今とこれからの観点を踏まえ、お話しいただきます。
※プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。